おやすみなさい、またあした。

恋と小梅とご主人様

koi to koume to goshujinsama

恋と小梅とご主人様
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×22
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

284

レビュー数
3
得点
40
評価数
11件
平均
3.7 / 5
神率
36.4%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
シリーズ
クロスノベルス(小説・笠倉出版社)
発売日
価格
¥890(税抜)  
ISBN
9784773088366

あらすじ

小梅は「おばあちゃんが最期に漬けた梅酒」の精。
時が止まったような蔵の中で、いろいろな酒たちや、唯一の人間であるおじいちゃんと幸せに過ごしていた。
しかし、小梅を可愛がってくれていたおじいちゃんが亡くなり、蔵が哀しみに包まれていた頃。
一人の青年が、その扉を開けた。
正体を知られてはいけないと、こっそり様子を窺っていた小梅だが、寝酒として寝室に連れていかれてしまう。
そして酔ってまどろむ彼に、人の姿をしているところを見られた小梅は、そのまま抱き寄せられ、優しく口づけられてしまい――!?

表題作恋と小梅とご主人様

藤木和鷹,ニート?
小梅,梅酒の精

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数3

アイディアは面白いものの…

あらすじ:
「おばあちゃんが最後に漬けた梅酒」の精・小梅(受け)のもとを訪れたのは、和鷹(攻め)という一人の青年。
亡くなったおじいちゃん(酒蔵の主)の孫である和鷹は、遺言書が公開されるまでしばらく祖父宅で暮らすことに…

お酒の精というコンセプトがなかなか面白いファンタジー。
梅酒の精である小梅を筆頭に、ウイスキー、日本酒、発泡酒…と様々な酒の精が登場します。

和鷹はキャラとしては男前攻めですが、登場時はなかなかのダメ男。
酒蔵で酔っ払い、見ず知らずの青年(小梅)を無理やり抱くという大失態を犯します。
その後、他の酒の精たちにどやしつけられ、酒の精の存在を信じてからは真摯に謝罪しますが、酔っていたとは言え節操なさすぎるだろという感じも。
しかし攻めが強引なのは松幸さん作品のお約束なので、その中では和鷹は謝罪するだけでも比較的マシなタイプと言えるかもしれません。

その後、小梅と和解した和鷹は、他の酒の精たちと一緒にしばらく祖父宅に住むことに。
皆で一緒にスーパーに行ったり、料理を作ったり…といった日常描写に癒やされます。

物語後半明らかになる「酒の精続き」の細かい設定もなかなか工夫されています。
他の酒の精はそれぞれの酒のブランドをアイデンティティとするため、瓶の中身がなくなっても問題ありませんが、小梅は「おばあちゃんが最後に漬けた梅酒」の精。
その瓶が割れたり、中の酒がなくなったりすることは小梅の消滅に繋がります。

したがって和鷹も小梅の宿る梅酒はあまり飲まず大事にしていたのですが、ある日、モブがあやまってその梅酒瓶を落としてしまい…というのがクライマックスの流れ。
中身が零れたことで、身体が小さくなってしまった小梅ですが、思わぬところから救いの手がやって来るという展開も(都合が良いですが)面白かったです。

和鷹がニートかと思いきや実は…な展開は予定調和的でいまいち。
ちゃらんぽらんなようで実は切れ者というキャラだと思いますが、大して努力もせず、仕事もしているように見えない彼のスゴさやカッコよさは作中の言動からはいまいち伝わってきませんでした。

ファンタジーとして設定は面白いだけに、和鷹のキャラにもう少し魅力や個性があれば更に素敵な作品になったのではないかと思います。

3

ショタ風味の梅酒の精

おばあちゃんが漬けた梅酒の精である小梅(受け)と、おじいちゃんが亡くなりその梅酒を引き継ぐことになった孫(攻め)のお話です。

お酒の精が受けという、今まで読んだことのない独特の設定で、大変楽しく読めました。
受けが漬けられて20年近くになるのですが、人型になった受けは見た目は上方修正して15歳くらい。イラストでは小学校高学年くらいです。これは合法ショタですか、と最近めっきり少なくなった淫行年齢の受けに一瞬滾ったり。
おじいちゃんは古く価値のあるお酒を何本も所有していて、それぞれに名前の付いた人型の酒の精がいます。ビンテージワインの紫は小梅大好きなモンペだったり、焼酎のショウちゃんは小梅のお兄ちゃん的な立ち位置だったり、そういう脇役のキャラも楽しかったです。

攻めの和鷹は、おじいちゃんの遺産を相続した「にぃと」で「ねとげ廃人」(小梅談)。一見おっとりした穏やかな人間ですが、料理もお菓子も作れるハイスペックなニート。攻めの作ったホットケーキをニコニコ食べてる受けはただただ微笑ましかったです。
ニート攻めにももちろん裏の顔というか真実の顔はあり、それは最後に判明するのですが続き、伏線でちょこちょこ出てくるのでいきなり感はありませんでした。

お初のエッチは、受けの本体である梅酒を飲んで酔っ払った攻めが、酩酊状態で受けを見つけ、性的な知識皆無の受けをやっちゃうというなかなか酷いシチュエーションです。めっちゃ丸め込まれて無理やりやられちゃう受けですが、酔ってる割にはきっちり受けをとろかして、tnkも半分しか挿れなかったりで、悲壮感はまったくありませんでした。ちなみにこの「半分しか挿れない」パターンが新鮮で、個人的にかなり萌えポイントでした。

ほのぼのまったり微笑ましく終わるのかな、と思っていたら、最後にとんでもない展開が待ち受けていました。
ネタバレにつきその展開については書きませんが、残りページ数も少ないのにどうなるの、とハラハラしてしまいました。
ところで攻めにはちょっとショタ属性があるのかな?

1

さ〜らりとした…

小梅はとても可愛かったです。が、和鷹の方が私としてはあまり好きになれず…。
ニートと思っていたら実は…な設定は結構序盤から予測できましたし、どうも性格の軽さが気になって仕方なかったです。
『なんか学生時代にノリで色々やってたらいつの間にか稼げたんだよね〜。あと祖父さんの遺産も相続できたし、可愛い恋人もできたし、人生チョロすぎっしょ!』
といった感じにしか見えなかった。
まぁ、本人も努力はもちろんしているでしょうし、小梅が消えるかもしれないとなったときの必死さは伝わりましたが…。

ストーリーもいまひとつ盛り上がりに欠けたかな?お酒の精という設定は面白かったです。泡盛の精とかテキーラの精とかもいるのかしら?

1

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