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表題作仮面の獅子王 隠された花園

嵐王(獅子王), 仮面をつけた謎の男
李紫香, 死人として離宮に隠れ住む前皇帝, 18歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

「おまえの唇は甘い…綻び始めた花の蕾の蜜さながらだ」
満月の夜、咲き乱れる花園に現れた
獅子の仮面の男―獅子王は、隠れ暮らす紫香の唇をふさいだ。
生きていてはならぬ、存在を悟られてはならぬと孤独に過ごしていた
紫香の毎日は彼の訪問により一変する。
無礼な男と言いつつも獅子王の愛撫にもどかしくもたまらない気持ちを育てる紫香。
一方、都の盗賊の噂に紫香の護衛が強化される。
獅子王を疑いつつも信じたい紫香の心は千々に乱れる--!

生きていてはならぬ、存在を悟られてはならぬと孤独に過ごしていた紫香。満月の夜に現れた獅子の仮面の男―獅子王は、そんな紫香の心を乱し唇を甘く塞ぐ。紫香の毎日は彼の訪問により一変した。無礼な男と言いつつも彼を待ち、彼のキスや愛撫に我を忘れる自分に惑う。都を騒がす盗賊が処刑との噂に、獅子王を案じた紫香は取り乱す。たった二度抱かれただけなのにこんなにも自分は獅子王に心奪われていたなんて―!

作品情報

作品名
仮面の獅子王 隠された花園
著者
秋山みち花 
イラスト
Ciel 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
シリーズ
仮面の皇帝・後宮の花
発売日
ISBN
9784799730614
3.7

(7)

(0)

萌々

(5)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
26
評価数
7
平均
3.7 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

仮面っていいよね…

前作、『仮面の皇帝・後宮の花』のスピンオフです。
今作は、病弱だったかつての皇帝、子明(紫香)のお話となっております。
前回、毒殺未遂の憂き目に遭いながらも、鴻琰の助けにより一命を取り留めた紫香。恙なく暮らしてはいたものの、たまに訪れる鴻琰と琇蘭に会うのを待つ他は琴を奏でるのみの毎日。そんななか、満月の夜に忍び込んできたのは、獅子を思わせる風貌の仮面の男。以来、頻繁に忍んで来る仮面の男、嵐王に紫香はやがて惹かれてしまう。彼に離宮を出て共に来るよう言われるが、紫香は踏ん切りが付かずにいた。
私は前作の方が好みでしたが、子明(紫香)が大人になり、恋をして、自分の生きる道を自分で決めるようになったのは、感慨深いものがあります。

まだ感想やレビューは少ないようですが、この作品はシリーズ化してほしいです。もちろん、鴻琰と琇蘭のラブラブっぷりも交えつつ!

4

新しい人生を自分でちゃんと選ぶ話!

Ciel先生おっかけでget。
元皇帝さんが仮想中華と西域の国の架け橋になるお話。
前作読んでなくても読めると思います。読んでた方が楽しさup。
大好きな終わり方でしたので萌2!

1.書くの忘れちゃうので先に挿絵話
カラー口絵は着衣のキスシーン。
私的神絵は、「忍び込んできた攻めさんに背中から抱きしめられつつ
イタされて半泣きになってる受けさん(かわいー)」+「なだめるべく
涙をなめてる攻めさん」の図。
不埒な手がある以上、ちっとも なだめてないし(笑)

それと夢の中と受けさんが思ってるシーンの絵。
柔らかいタッチになってて素敵でした。

衣装は、受けは脱いでるかそんなに華美なものではない、
攻めは鎧的なものなので、ちょっと残念。しょがないか。
皇帝の寵姫じゃないし。

2.登場人物
前作の攻めさん、受けさんは重要な役どころで登場。幸せそう。
(私は読んだはずなのですが、キレイさっぱり忘れている(涙)
 失敗した。。。スピンオフが出るとは思っていなかった、くー。)
攻めさん:受けさんのいる離宮に忍び込んだ。
     獅子の兜(半分顔をおおうサイズ)をかぶってて
     めちゃ身軽→どう考えても悪いことする人やん。
     最初は琴の音に惹かれてとかいってたけど、夜這いを重ね、
     好き放題。
受けさん:前作で死んだことにされた前皇帝。
     さすが前皇帝、凛々しい、責任感満点。が如何せん、体力無し。

3.好きな所
前は宮廷、今は離宮に籠らざるを得ない受けさん。
西域の乾いた風のようにふらっと自由気ままに訪れてきて
好き放題する攻めさんに惹かれるのはとっても良く分かるー。
その攻めさんがしがらみ一切ぶっ飛ばして、連れていくから!
と連れていってくれるところが好き。
ただ体力なし免疫なしな赤ちゃん状態受けさんだから、
半月も馬に乗ってたらそれだけで死んじゃうで と思うのは気のせい?
くれぐれもお大事に(笑)

攻めさん、受けさんともに思い切りのいいところが素敵でした!

2

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