特典

  • 齧歯という字はどう読むの「恋という字はどう書くの」番外編

齧歯という字はどう読むの「恋という字はどう書くの」番外編

gesshi toiu ji wa douyomuno

商品説明

文庫発売記念・アマゾン購入限定特典かき下ろしペーパー
本編後、有休なはずの月曜日に半日仕事をこなして帰宅した昇。有翔を探していると…

作品情報

作品名
齧歯という字はどう読むの「恋という字はどう書くの」番外編
著者
鳩村衣杏 
イラスト
亜樹良のりかず 
媒体
特典
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
恋という字はどう書くの(但アマゾン購入時のみ)
3.6

(3)

(0)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
11
評価数
3
平均
3.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

恋人が絡むと心が狭いのです

本品は『恋という字はどう書くの』の
アマゾン限定配布の特典ペーパーです。

本編後、昇視点で
半日仕事をこなして帰宅した日の出来事です。

昇は恋人の有翔の休みに合わせて
月曜日に休みを取ります。

しかし、経営者ゆえ
週明けの会議に出席せねばならず
その後は即退社するはずが
ここぞとばかりに部下に群がられ
半日出勤になってしまいました。

仕事が無ければまったりと
過ごせたはずの時間を取り戻そうと
昇は有翔の家に急いで「帰宅」します。

実家の呉服店が改装中の
間借りとして転がり込んだ昇ですが
まんまと恋人関係に持ち込んで
そのまま住み続けていたのです(笑)

いそいそと帰宅した昇でしたが
玄関を抜けて居間、教室、
有翔の自室と回っても姿が見えません。

昇はスマホを取り出しますが
こんな事で連絡すれば
直情型の有翔を怒らせる事は明白です。

最も昇にとっては
そんな有翔が愛おしいのですが
貴重な時間がぶち壊される可能性も
なくはありません。

買い物ならばすぐ戻るかと
自分の部屋に向かった昇は
開いた自室のドアの向こうに
求めていた姿を発見します。

どうやら有翔は昇の部屋の
掃除をしてくれていたようです(笑)

そっと近付いて背後から抱きしめて
ベッドに押し倒してやろうと
昇が決意した時

有翔の「くふふ…」という含み笑いが
漏れ聞こえてきて?!

B5サイズペーパー両面を使った
文庫頁7枚分の番外編です。

有翔が帰ってきた事を知らず
昇の部屋を掃除していた有翔を
見つけた昇ですが

有翔が思ってもみない事をしていて
思わず見入ってしまいます。

有翔は日頃ぶさいくと連呼する
カピパラのぬいぐるみで手にして

顔を拳で軽く殴ったり、
両手で横に延ばしたり
鼻先を摘んでひっぱたりしつつ
変顔にして楽しんでいたのです(笑)

昇にとっては宝物同然なカピバラが
酷い扱いをされていてびっくりする昇ですが

存分に遊んだ有翔は
いじり倒した顔を指で撫でて毛羽を整え
ぎゅっと胸に抱きしめてほおずりする始末。

お前が可愛いから、好きだから苛めたんだ
と、有翔がいっているようで
昇は胸をキュンとさせてしまいます。

しかし、
いいものを見たと思いつつも
昇は有翔に抱き締められる
カピバラに嫉妬してしまい

有翔を押し倒す!というオチまで
MYツボ押しまくりなSSでした (^o^)丿

恋人の意外な言動に
胸キュンする攻様は大変美味しいですが

自分が相手じゃないってだけで
嫉妬心をメラメラされては
愛されてても受様にはいい迷惑ですよね♪

更にこの数日後
昇は有翔にあるプレゼントをするのですが
それもまた昇の牽制なのか?!と思うと
更に笑えて楽しかったです。

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