罪つくりな契約

tsumitsukuri na keiyaku

罪つくりな契約
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
6
評価数
2件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
シリーズ
ラピス文庫(小説・プランタン出版)
発売日
価格
¥533(税抜)  ¥576(税込)
ISBN
9784829652787

あらすじ

利哉は事故に遭って入院中の妹のために鷹津川医師を訪ねる。妹が主治医に拒否反応を示したので、筋金入りのシスコンの利哉は最初に手術してくれた鷹津川に担当を代えてくれるよう頼むが、鷹津川は利哉の献身的な態度に不信感を持ち断られてしまう。食い下がる利哉に苛立った鷹津川は諦めさせようと「君を抱かせろ」と、あえて酷い言葉を投げかけるが、悩みぬいた末に利哉は取引を受け入れてしまった。鷹津川も後に引けなくなり、ふたりは関係を持ちはじめるが―。

表題作罪つくりな契約

医者 鷹津川弘秋
入院中の妹の兄 シスコン 利哉

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レビュー投稿数1

「契約」からカラダの関係が始まっていくお話。

タイトルからドス黒い雰囲気を想像していたんですけど、意外と恋の駆け引きや、甘さもおびたストーリー展開も楽しめて読み応えもありました。

受攻共に、トラウマというかコンプレックスを抱えているので、シリアスでせつないストーリー展開ではあるものの、悲痛なお話にはなっていません。
陵辱から始まる関係ですけど、そのシーンは明示されていないので、苦手な方も大丈夫だと思います。

鈍いキャラ達なので、本当に焦れったかったです。
恋心に気がついてからも、なかなか素直になれず「契約」の関係を続けていく2人を、結城先生の文章力で、うまく駆け引きさせながら進めていってくれるので、結構さらりと読みやすいお話でした。

外科医の鷹津川 (28歳)× 会社員の利哉(25歳)。

2人きりの家族である利哉の大切な妹が、交通事故にあい怪我をおいます。
その妹の手術を執刀したのが鷹津川。
ある事情から自家中毒を起こしてしまう妹の希望を叶えるため、中年の主治医から鷹津川に主治医を変えて欲しいとお願いするも…。

育った環境がもたらした、2人のトラウマ部分の対比が面白かったです。
利哉は、年続きの離れた妹を溺愛し、失うことへの恐怖心が人一倍強く。
鷹津川は、医者一家で、兄妹も沢山いて、皆権力を欲する人種ばかり。
幼い頃から常に競い合わせられるような家庭環境だったため、家族愛や兄弟愛というものは否定的。
だから、妹思いの利哉の申し出に嫌悪感を抱き、イライラさせられて断るであろうことを前提に「契約」を迫ります。
でも結局は、戸惑いながらも持ちかけられた「契約」を利哉はのんでしまうと…(笑)

鷹津川は鬼畜系のようで、鬼畜にはなりきれない優しさがあるというか…ヘタレたタイプ。
それに鈍いものだから、利哉が本当に何を望んでいたのか、なかなか解らないんです。
だから余計に焦れったく感じる恋路でした。

大人の焦れったいすれ違いラブを楽しみたい方にはオススメです。

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