絡める首輪

karameru kubiwa

絡める首輪
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神6
  • 萌×25
  • 萌5
  • 中立4
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
69
評価数
20件
平均
3.7 / 5
神率
30%
著者
 
媒体
コミック
出版社
一迅社
シリーズ
GATEAU ガトーコミックス(コミックス・一迅社)
発売日
価格
¥680(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784758075947

あらすじ

「何をされてもOK」なウリ専デリヘルのみよしと
DV持ち人気モデルの鈴は体だけの関係を続けていた。
鈴がどんなに夢中になっても、みよしの心は読めないまま。

アッチの相性は最高のはずなのに…。

そんなある日、鈴がドラマの撮影で訪れた屋敷が
みよしを買い続けている客の家で――!?

表題作絡める首輪

鈴(モデル)
みよし(ウリ専)

その他の収録作品

  • 欲しかったもの

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レビュー投稿数3

二人の心の機微に注目

他人の感情に向き合えない ウリ専のみよし
行為や、自分の上で人が豹変する姿を見るのが楽しく、『好き』『独占』という感情が一切分からない。
事情があって嫌々ではなく、好んでウリ専をしているような人です。
対して
嬉しい、楽しい、気持ちいいの『好き』が全部同じ感情で、やっぱり他人の感情とはうまく向き合えない鈴。
この二人の心の機微がこの巻の見所です。

他人とHして 平気でその合間に自分のところにやってくるみよしに対して、鈴は初めて独占欲を持ち始める。
いつもなら、そんな感情を持たれた時点で即関係を切っていたみよしだか、
みよしも初めて鈴に対して『好きになってあげたい』『好きになるよう頑張りたい』と思えるようになる。
相手の事を考えられた事がみよしにとって最大限の成長で、
『好きだったんだ』『僕もだよ』と、綺麗にまとまらず、
『好きになってあげたい』『頑張る』程度の気持ちの通じ方で終わる所が絶妙だった。
そして描き下ろしで、
みよしが人肌の心地よさを知って、
鈴の笑顔を見て赤面する姿がとても人間らしくなり、
今後は明るい未来があるだろうと思わせるラストがとて続きも良かった。
が、如何せん、みよしは鈴の事を『かわいい』としか言っておらず、
他人の感情が分からない程凍りついたみよしの心を動かした 鈴の魅力はいったいなんなのか。
そこが全然分からなくてイマイチ入り込めませんでした。

1

綺麗で残酷な人形達に心が宿る。

『甘える首輪』の続編。
好きという気持ちがなんなのかわからない、モデルの鈴とウリ専のみよし。
前作は攻めの鈴視点で、「みよしに離れてほしくない」という気持ちが鈴のなかに芽生えたことが描かれていました。
今作は受けのみよし視点。あいかわらず好きという気持ちがわからず、客の気持ちが愛情に変わると逃げてしまう。
でも鈴のことは「素直でかわいい」と感じ、客に囲われてる間も隙を見つけて鈴と会い、感情を自分に向けないでほしいと願う…それってみよしも鈴を手ばなしたくない、特別な感情じゃないか?

そして鈴はセックス中に首を締めなくなり、みよしへの独占欲もでてきて恋を自覚する。たいして、みよしもSM客とストーカーの諍いから鈴の元に逃げ、ウリとは関係無く「抱いて」と迫る。
鈴の気持ちを聞いても「好き」がわからないままのみよしだけど、「鈴の気持ちに応えてあげたい」と…
いままで感情を動かしたことがないから自覚がないだけで、それってもう好きになってるから!

綺麗で残酷な人形達に相手を想う心が宿りました。

好きがわからなかった二人、鈴は素直(ちょっとバカ)で理由もないただの性質だと続きわかるけど、みよしのミステリアスには生まれ育った環境に謎がある気がする。
描き下ろし「欲しかったもの」で、相手が自分を求めて豹変するのが見たいと思うようになった、みよしの過去エピソードが描かれています。でもこれだけがみよしを作ってるとは思えず…髪が白い理由とか、過去編も読んでみたいです。

今作も、作者さんが丁寧に仕上げたのが伝わってくる綺麗さです。

3

絵柄はとても綺麗なのだけれど

初読みの作家さまでしたが、本屋さんでお見掛けして表紙のあまりの美しさに購入。はだける着物、紅い紐で縛られる彼。何とも印象的。

読み始めてすぐに「んん?」と。話がよくわからないなあと思ったら、『甘える首輪』の続編だったんですね。『甘える~』は未読ですが、読み進めるうちに人間関係は理解できました。

『甘える~』が未読なので、話に入り込めなかった部分はあったと思います。が、それ以前に、鈴とみよしの、なんとも言えない不気味さがちょっと受け入れづらかった。

おそらく、この二人に欠如しているものは「人間らしい感情」なんですよね。人を愛する気持ちとか、思いやる気持ちとか、他人に不快感を与えないように配慮する、といった「気持ち」。
それが、お互いに「相手」という存在を得て、そういう感情が徐々に育っていく、というのがこのストーリーのキモなのでしょう。

それはすごく良く理解できる。
できるし、そういうストーリーは個人的にとてもツボ。
なのですが。

でも、なぜそれがみよしにとっては鈴だったのか。
鈴にとってはみよしだったのか。

というところが読み取れない。
読み続き取れないので、二人の恋愛感情が上滑りしてしまって感情移入できなかった。むしろ、鈴に好きだと言われたみよしが、その気持ちを受け入れないまま終わったほうが、この話には合っていたように思いました。
最終的には両想いになるハピエンを望む需要が多いのは理解できるので、仕方ないとは思うのですが。

みよしも、鈴も、そして当て馬のユウジや木村さん。
病んでるキャラが多いので、それも重かった。
病みキャラが多い中、緑や藤木といったナイスアシストする登場人物も出てきますが、病んでるキャラと、そうではないキャラの落差が激しく、そこも話に入り込めない要因だったかも。

『甘える~』を読んだらまた感想も変わるのかな。そちらも読んでみたいと思います。

が、絵柄が超絶にキレイ。
この綺麗すぎる絵柄が、病んでいる話によく合っていてそれはとても良かったのだけれど。

こういう評価でごめんなさい。

4

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