美味しいオカズをいただきます。

oishiiokazu wo itadakimasu

美味しいオカズをいただきます。
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
26
評価数
8件
平均
3.3 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
シリーズ
プラチナ文庫(小説・プランタン出版)
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784829626207

あらすじ

小料理店の味に魅せられ、通い詰める内に店主の作元が気になり始めた天羽。タチなはずなのに、作元の逞しい腕を思ってシテしまい!?

表題作美味しいオカズをいただきます。

作元士郎、天羽の自宅近くの食事処(会社顧客)店主
天羽雄希、オールラウンドのフィールドエンジニア

その他の収録作品

  • あまいデザート、いただきます
  • あとがき

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レビュー投稿数4

受けのオカズと攻めのオカズ

フィールドエンジニアの受けは、ある日飲食店のレジの修理に行ったところ、空腹のあまりふらついてしまい、そこの店長にご飯を食べさせてもらうことに。それ以来、美味しい料理目当てに店に通うようになったが、タチで美青年好みのはずなのにガッシリ系の店長に見とれてしまい、果てはオナニーのオカズにしてしまうようになって…。


フィールドエンジニアと横文字ですが、顧客の元を回って機器の修理などをする、いわば機械屋さんな受けです。機械いじりが大好きなせいで、かなりの激務なのに楽しく仕事をしている好感の持てるキャラ。ゲイでタチですが、大学時代にだまし討ちでヤられてしまったトラウマで恋愛ごとが面倒くさく、もっぱら右手が恋人のオナニスト。
攻めは、野菜メインの家庭料理を食べさせる飲食店の店長兼料理人。レジの修理に来てくれた美人受けが、自分の料理を美味しい美味しいと食べてくれる姿にノックアウトされ、完落ち。必死で「今後も個人的に食べに来て」と勧誘し、受けがめでたく常連客になってくれてホクホクなヒゲのガチムチです。
お互いに意識し合っているゲイ同士、デキてしまうのは割とアッサリでした。

当初のキャ続きラ設定がタチ同士だったので、マウントポジション争いが始まるのかと思えば、受けはネコでもいいよ、と。というのも、大学時代に可愛い男の子とヤってる最中に別の友人にバックを取られ、だまし討ちでヤられたのがトラウマだったせいで、恋愛感情のある相手とだったら受けてもいいらしいです。
でも激務の受けと、飲食店店長の攻めなので、なかなか時間が合わず、くっついてからも身体の関係はなかなか持てません。その寸止め状態には割と萌えました。
本懐は遂げられないながらも、ご飯を食べさせてもらったり店で話したり、ほのぼの順調に関係を育んでいたところ、受けが昔だまし討ちで掘られた相手が登場。

その後の展開はあまり萌えなかったな。受けも当て馬も、思考能力が足りないのかと思う。恋人の前で他の男としゃべったり他の店に行ったりして、問題がないと思えるのが疑問。なのでその後誤解され、事態がこじれても、同情するどころか「そりゃそうだろ」みたいな気持ちになりました。

あと、絵がちょっと…。美人設定の受けは美人に見えず、攻めは角刈りヒゲという外見で、ホモでオネエな脇役、的なビジュアルでした。

2

食事メニューが凄く美味しそう


フィールドエンジニアの天羽(受け)は臨時の仕事先でとても美味しいごはんを食べさせてくれる定食屋を見つけます。毎日のように夕食に通うようになり、店長の作元(攻め)にすっかり胃袋を掌握されます。
天羽はゲイですが過去の経験により’誰かと'より’一人で'を選んでいて右手が恋人を長らく続けていたのでしたが、最近好みではないはずの作元を思い浮かべることが多くなっていて自分でも不思議に思っています。
作元との読みあいのような穏やかな関係も作元の告白によって終わり、二人はお付き合いすることになるのです。
作元は天羽の受けた傷について理解してくれており、急がずゆっくりと穏やかな付き合いが続くのですが、作元の店のオーナー黛と再会したことから、ぎくしゃくし始めます。

天羽はタチもネコもどちらも経験あるけど一応タチがメインという男ですが、性格は男前で、就寝する前にその日のことはリセットして次の日を迎えられるサバサバしたタイプです。でも、読んでる感じどう見てもネコなんですけどね。
そんな天羽が黛の一件以来、もてるにもかかわらず一人でいるというのは、本当に人を信じるのが怖くなったのだろうなと思続きいます。

作元は体育会系というった感じの男で、やさしく天羽を包み込んでくれているような人でした。でも、嫉妬は普通にするのでオーナーである黛にはあまり強いことが言えないけど、天羽と一緒にいるところを見ていてイライラしていたんだろうなと思います。

黛は一番たちが悪いタイプですよね。こういう男は出てくるだけでイライラします。ただ楽しそうだから、興味があったからと他人の迷惑は考えずに生きてきて、また成功もしてきているんでしょう。邪気がないから、どんなに腹が立っても「仕方ない」で皆に許されてきてる得な性格なせいで、全く矯正されないまま無自覚に迷惑を振りまいてしまう。こんなのにそばにいられたらおちおち恋もできやしない。いつ無自覚に邪魔されるかわからないんですから。今回は黛にも本命がいて安心かと思ったらうまく行かないからって、やっぱり無自覚に引っ掻きましていきました。
こんなやつは一回どん底まで落ちてしまえばいいんだ。と思うのはわたしだけでしょうか。今の本命にでもこっぴどくやられて今までのことを大いに反省したらいいんです。この主人公たちはほんと人が良すぎます。
あて馬もどきの黛の出番はそんなに多くはなかったのに印象がやたらと強かったです。

作元に信用してもらえなかったショックも手伝ってとうとうEDになりかけてしまった天羽でしたが、ちゃんと仲直りできて本当によかったです。
ただ、仲直りエッチでなし崩しになってましたが、黛との誤解はちゃんと解けたんだろうか。気にしてないみたいな感じだったけど。
これからも、作元にはたくさん天羽を食べさせて、美味しそうに育ててもらいたいと思います。
作元視点のSSは本編と違ってラブラブで、作元の妄想全開で凄く楽しいです。書かれていませんが、本編でもそんなことばかり考えてたんですかねー。想像するとニヤニヤしてしまいます。

0

冬瓜のあんかけ食べたい

ご飯やさんのおいしいお料理の「おかず」と、独り寝の右手の友の「オカズ」をかけた、胃袋掴みラブ。

自分では、ずっとタチのつもりでいた天羽が、作元に出会って、餌付けされて、やさしくされて、作元を自慰のオカズにしていくうちに、だんだんと…。

天羽の、迷いつつも快楽に素直なところがいいな。
この辺までは、おいしそうな料理に、天羽と一緒にうっとりしながら楽しく読んでいたんだけど、それだけじゃ、おはなしは上手く盛り上がって展開しないわけで、、、

中盤、二人が両思いになってもほぼキスどまりで、会える時間が限られる事を言い訳に、なかなかセックスに踏み出せず、そもそも、天羽が、なぜ自分が抱かれることを受け入れられないでいるのかが語られるのだが、その元凶となる出来事と、その当事者が登場したあたりで雲行きが怪しく…。

展開上、こういう当て馬が登場するのは凄く当然で、納得はできるんだけど、理解できるのと好き嫌いは全く別物。
この黛みたいなキャラが個人的にホントに苦手なので、せっかく盛り上がった萌心が、黛が登場するたびに萎えに萎えまくり。
それでも最後の、作元視点のだだ甘ストーリー続きでなんとか気を取り直して、最終評価は、萌2に近い萌1つで。

1

面白かった!

栗城偲先生の作品が大好きでいつも新刊を楽しみにしてますが、今作も大変面白かったです!!
強面のオカン系攻め×やんちゃで豪快な美人受けの日常系ごはんものBLです。受けの視点で進みます。

フィールドエンジニアをしている天羽(受け)が、「食事処・野菜亭」にレジスターの修理に出向き、そこで店長をしている作元と出会います。ちなみにフィールドエンジニアとは、パソコンやコピー機、レジスター等を保守点検、修理する仕事との事です。修理が終わった後、忙しくて食事を抜いていた天羽が立ちくらみを起こした為、心配した作元が料理をごちそうするんですね。それがあまりに美味しかったので、天羽は野菜亭の常連になり、通ううちにお互い惹かれ合ってる事に気付き恋人になります。ところが天羽が逃げ腰でなかなか一線を越える事が出来ず…という展開です。

まず天羽が大胆で豪胆というか、てらいの無い性格です。「俺はこのところオナニスト極めてました」とか平然と言っちゃいます。作品紹介では「タチなのに作元に惹かれて戸惑ってしまい」というような事が書かれてますが、どちらかというとタチ寄りで過去の苦い経験からネコをやるのを恐れてい続きるといった感じで、私の印象では最初からバリバリ受けです。ですので作品紹介を読み、上下の攻防だったりネコをする事に苦悩するといった展開を想像されると肩すかしになると思います。

そして作元が強面ながら非常に面倒見が良く、オカン系ですね。包容力があり、一線を越える事を恐れている天羽を思いやって、じっと我慢しています。野菜亭がメインのごはんものでもあるので、作元が作る料理がめちゃくちゃ美味しそうです。グルメ本を読んでるみたいで、読んでいて美味しい野菜料理が食べたくなりました。

それと当て馬として出てくる黛がとても魅力的です。野菜亭のオーナーなのですが、元々天羽の知り合いで、過去に天羽を騙して抱いています。天羽のトラウマの原因で、今回も二人を引っかき回してくれますが、なんだか憎めないタイプなんですね。大人なのに子どものように無邪気な所を残しており、悪気は無いのに周りに迷惑をかけちゃうという。彼のスピンオフをぜひ読んでみたい!

絡みは最後に一回だけですが、前にさわりっこはしていて、結構エロいです。この作者さんのエロ描写がすごく好みで、なんといっても受けがエロカワイイのです!! トロトロになっちゃった受けと、その受けに煽られる攻めの描写が抜群に上手いんですね。今回も、エッチになったとたんちょっと強引で意地悪になる攻めと、恥ずかしがりながらも最後は訳が分からなくなり、色々素直にねだっちゃう受けを堪能させてもらいました。( ´艸`)

最後に作元視点の短編があり、そちらもとても面白いです。天羽が食事をしている所を、色々妄想を膨らませて見ているという内容ですが。チョコバナナを食べさせながら中学生男子のような妄想をしていて、アホかと思わずツッコみたくなりました。

余談ですが、「Stand up,please!」に出ていた楽がちょっとだけ出てます。売れっ子AV男優『蒼空くん』として天羽が見ているゲイビに出ているだけですが。脇役ながらかなり魅力的なキャラクターだったのですが、新作も発売されたりしていて、頑張ってるのねとちょっと嬉しくなりました。

3

この作品が収納されている本棚

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