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表題作皇帝と宦官

泰藍,宦官嫌いの皇帝陛下
海燕,楽天家の宦官,陛下の情人

同時収録作品皇帝と宦官

文昌,陛下の息子,太子
麗琳,学芸官,花形役者

その他の収録作品

  • 宦官小噺-春の徒然夢うつつ-

あらすじ

昼はあどけない顔。夜は後宮の妃より魔性。
海燕は歌や踊りを披露する宦官。
仕事の要領が悪く叱られてばかりだけど、前向きで元気いっぱい(楽天的とも言う)。
ある日、皇帝の夜伽を命じられ、そこで待ち受けていたのは――!?
話題沸騰・嫉妬と欲望が渦巻く淫靡な宮廷ドラマ、遂にコミックス化!
描き下ろし30ページ収録!
「ち●こ帯」が宮廷で大流行海燕も興味津々で…。

作品情報

作品名
皇帝と宦官
著者
日野晶 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
シリーズ
皇帝と宦官
発売日
ISBN
9784799730799
3.9

(103)

(41)

萌々

(32)

(20)

中立

(7)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
12
得点
400
評価数
103
平均
3.9 / 5
神率
39.8%

レビュー投稿数12

鉄板すぎて…

主人公の海燕は宦官なんですが、なんというか、普通宦官と聞けばクールビューティとか想像しそうなんですが、とてもあほのこちゃんです。(能天気)

題名の通り皇帝の宦官のラブストーリーなんですが、
私的にクールビューティの主人公の兄貴分のキャラの宦官が好きだったので、彼のストーリーのお話もあり内容的には満足なはずなんですが、
何故か自分の中では萌えが今一つ足りず、どうしてなんだろうとひとしきり考えたのですが、多分主人公が宦官ということでビッチよりで性に奔放なせいなのかも…と思ったりしました。

鉄板なストーリーすぎて萌えが足りないのかも…

0

宦官のこと、もっと知りたい!

先に『帝國の宦官』を読みましたが、
そちらより全然好きでした!
とても良かったです!!

去勢された宦官の海燕が、
一人のおじさん?として出会った泰藍が、
実は皇帝だった……という展開なのですが、
もう一人の宦官・麗琳が絡んできて一悶着あります。

海燕と泰藍が相思相愛に、
そして、麗琳は皇太子の文昌と良い仲になります。
私は後者のカップルにとても魅力を感じました。

掴み所のない文昌と性格の悪い(笑)麗琳の、
一言で言い表せない関係性にワクワクしました。
海燕が好きだった麗琳が自分に性器がなく、
海燕と一つになれないことを悔しく思う姿も良かった。


年老いてもそのままの関係でいてほしい……
そう思える2組のカップルでした。

1

天真爛漫な受け様が可愛いです

分冊版で1話目を読んでから気になっていた作品です。
中国の宮廷にまだ宦官がいた頃を舞台にして、宦官の少年や青年が主人公です。
史実の誰かをモデルにした登場人物ではありませんが、中国風の衣装、建造物等、中国風の雰囲気を堪能できる作品です。
この頃は皇帝が何人もの妃たちを持つのは普通だったので、この作品もそういう状況なのですが、一夫多妻制が苦手な方は要注意かもしれません(そしてお遊び的にまぐわいを楽しむような雰囲気もあります)。
2組のカップルが登場しますが、タイプの違うカップルで私はそれぞれのカップルのお話を楽しめました。
でもやはり印象深いのは最初に登場した海燕の天真爛漫さ。
ちょっとアホっ子で宦官らしくないのですが(笑)、その明るさが魅力的。
野心家たちが大勢いる宮廷で疲れた皇帝が癒されるのも分かる気がしました。

後半は海燕の幼馴染で同じ宦官の麗琳のお話。
こちらの麗琳は強かで、腹黒とまではいきませんが計算で動くことも出来て、宦官のイメージに近い。
美人でツンデレというのも良かったです。

0

地雷注意!

設定としては色々と地雷があってしゅみじゃない評価なのですがその時代背景とキャラそのものに悪意がないのでキャラたちに救われて読めました。

まず、一頁目から、ショッキングなシーンで、ダメな人もいるんじゃないでしょうか?実際に中国に史実として残っていたことらしいのですがやはりちょっと受け付けなかったです。
ただ全体的に主人公の海燕がバカなのか、根アカなのかあっけらかんと物語が進んでいくんですね。テーマも置かれている状況もとてもシリアスでヤバイ状況なのにそこまで鬱々としないんです。実際、友達の麗琳は海燕の無邪気さのお陰で助かってますし、海燕は陛下に友達みたいな口を利いて愛されてます。こう言う設定じゃなければ、地雷だらけのこの作品、私は読めなかったので無邪気な海燕に感謝です。

エッチなシーンはかなりありましたが、海燕がロリっぽいのでそちらよりも、太子と麗琳のカップルの方が萌えはありますね。

0

中国宮廷の皇帝と宦官

中国の宮廷を舞台にした、宦官(tnkを切り落とされた男の文官)がテーマのBLです。
作品のカラーはコミカルな部分とシリアスな部分が渾然一体となったかんじ。
登場するカプは、ヤンデレ皇帝×おバカワンコキャラの宦官海燕、皇帝の息子×美人宦官の麗琳。麗琳×海燕という宦官同士の絡みもあります。

タイトル通り、メインカプは皇帝×海燕です。このカプが個人的にもいちばん好きでした。
皇帝がお忍びで街に行く際、近くにいた海燕を案内人と間違って街まで連れて行ったのが馴れ初めです。相手を皇帝だと知らないアホアホ天然な海燕は、無理やり連れてきたくせに人違いだと知って怒る皇帝に「エラそー」だとか「人の話を聞かない」とか言いたい放題。それにムカつきながらも、一緒に街で過ごすうちにその天然さ、明るさ、自分に対して物怖じしない態度に惹かれる皇帝。
結局、宮廷に帰ってから海燕を愛妾にした皇帝。攻めの正体が皇帝だと知ってビックリしながらも、まったく態度を変えない傍若無人な受けの大物っぷりがおかしかったです。


その海燕のことが好きな先輩の宦官・麗琳。海燕とは宦官仲間であり幼なじみです。宦官なのでtnkはないけれど、嫌がる海燕を言いくるめて擬似エッチみたいなことをしています。
このカプが個人的にはあまり…でした。宦官同士でイチャつくことはよくあるらしいですが、子供っぽく天然、という海燕のイメージが崩壊するみたいで嫌でした。
海燕ラブなあまりに拉致ろうとした麗琳は、怒り狂った皇帝に処刑されそうになります。その麗琳を救ってくれたのが、皇帝の息子である文昌。カプは文昌×麗琳です。
クールに見えて情の厚い文昌と、ツンデレで野心が強く、幼なじみラブ! な麗琳で、そこに愛はあるのか…と思っていましたが、いつの間にか互いに愛は芽生えていたようで、最終的にはラブラブカップルになっておりました。

全体的に楽しめましたが、皇帝×海燕カプだけでも良かったなと個人的には思ったり。
キャラ的、外見的に、何となくマギのシン○バッド×ア○ババのパロ同人誌みたいな雰囲気でした。(原作しか読んだことないですけど)

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