ボタンを押すと即立ち読みできます!
人狼は「番」と出会い発情期を迎える――。
『BE・BOY GOLD 2017年8月号』でシリーズ3作目『蜜情』のコミカライズが始まりました。
鳥海先生の絵、2作目は1作目より艶っぽさと綺麗さがアップしてるので、新連載も楽しみにしてます。
『発情』で男の伴侶を見つけた峻王、今作はその兄・神宮寺迅人の話です。
神宮寺家の裏の顔は守護する一族までいる由緒正しい人狼の家系、そして表向きはヤクザで、対立組織に迅人はさらわれてしまう。そして迅人に発情期がおとずれ、さらった下位組織の組長・士朗と…
前作で峻王の伴侶の教師が快楽に引きずられてしまうのも、今作で清廉な迅人が士朗に快楽を引きずり出されるのも、鳥海先生の絵はエロティックで見物なのだけど、今作は伴侶に出会ったから発情期がきたのだと、迅人の欲情に意味があるように思えたのが良かったです。
弟の峻王がワイルドなのに対して、兄の迅人は純真な血筋の良さを醸していて、そんな迅人が乱れてしまう絵は本当に見物です!
ただ朝チュン場面で、「満足したか?俺のをくわえただけで感じてたもんな」と、士朗に茶化されて照れる迅人。かわいいけど、その場面を漫画で見たかった…カバー下のラフ画にそれっぽいシーンがあるので、それで補完してます(※電子にもカバー下はついてました)
由緒正しい人狼の血筋には跡継ぎが必要だろうに、兄弟そろって男を伴侶にしてしまって、跡継ぎはどうなるのか不思議でしたが、小説続編のあらすじを読んで謎が解けました。
個人的に気になってるのが、兄弟二人の父親でヤクザ組長の月也さん。
月也さんは物語のここぞって時に出てくる印象の強い人。物静かなのだけど、内に秘めた激しさを隠しきれない魅力があって、そんな月也さんが恋に狂って、激しさが解放されていくのを鳥海先生の絵で見たいです。
Twitterによると、岩本先生とお会いした鳥海先生も月也さんの魅力を熱く語っていたようで、きっと鳥海先生も月也さんを描きたいと思ってるはず。
岩本先生が願いを叶えてくれますように。
発情に続いてお兄ちゃんのお話です。
事件で連れ去られた迅人ですが、見張りについていた士郎と番に…
オラオラな弟と違って兄の方は聡明で真面目な人なので、発情して乱れるのがたまらないんですが、そうさせる士郎の色気もかなり萌ました。
救出されてから、士郎が組長である月也のところに行くシーンは萌えました。やっぱり月也が男前すぎて(しかもヤクザの組長という設定がイイ)、月也のお話が出てきたりしたら良いのになぁと思ってしまいます。
しかし息子が二人とも男性と番になってしまったら、どーなるんだろう。
個人的には弟CPよりもこの作品のCPの方が好みだなぁ。
岩本先生の原作が面白かったので、こちらも読んでみました。
原作と同様、私はシリーズ前作の弟×先生編よりもこちらの方が好きです。先に原作から入ったせいか、人狼という特殊設定にもあまり違和感なく入り込めました。
弟編よりこちらの方が好きだと思った理由は、せっかくの人狼設定なら、受けがもふもふされる側の方がより可愛く思えるからです。現に、久々の賀門とのエチ中、迅人が気持ちよすぎて尻尾を出してしまって、その尻尾にすりすりされる場面に一番萌えました。ちょっと落ちぶれた893の親分という賀門の設定も私のツボでした。
原作未読でも十分に楽しめると思いますが、ラストが小説と漫画では少し違うので、できれば両方読んで頂くことをお勧めします。ちなみに私は漫画のラストの方が断然好きです!
前作「発情」の主人公・峻王の兄・迅人の話です。
ワイルドな峻王とは対照的な穏やかな雰囲気を持つ迅人。
こちらのCPも大好きです。
対立する組と手を組むか組まないかで揉めている中、迅人が拐われてしまう。
この誘拐が、迅人のその後の人生を大きく左右することになって…。
士郎がカッコヨクテナー。
思わず片言になるくらい男の色気を纏ったワイルドイケメンです。
運命のつがいに出会ったら特別なにおいがする、さらに発情するという辺りがオメガバースを彷彿とさせますが、対立する組の傘下に入っている小さな組の組長が相手とは、運命とは皮肉なものです。
ただ愛する人と生きるために、行き場のない少年だった士郎を拾ってくれた恩人組を解体するのは、恩義とか仁義に篤い世界で生きてきた士郎には簡単ではなかっただろうな、と思うのです。
それこそ命をかけて守ってきたものと引き換えに手に入れるわけだから、どれだけ深い愛なんだ!!と感動しました。
結ばれるまでに苦労した分、このしあわせが永く続いてほしいのに、次作はやつらが出て来ますよ…。
もう絶対全部読んでほしい。
小説のシリーズは読んでいてコミックも見つけて読んでみました。
あのシリーズはみんな攻めが怖くてエロエロでびっくりしたなあ。挿絵の攻めも怖かったし。
欲情は兄の番が見つかって発情期が来てと。
いつも思うのですが運命の番ってわりと身近にいたり、出会うべくして出会うようになってるんですね。それか王道的な?
兄は受けでした。そして組同士の問題で拉致され雪山の中で攻めと二人きりで監禁され。
兄の掟に逆らえない人狼として生まれてしまったところに攻めも自分の境遇と合わせて共感し愛してしまったんですね。
兄も運命の番にはとっても情熱的ですね。大人しいおぼっちゃんだったのに強くなりました。
エッチも積極的で。
コミックになるとやはり性急な感じが否めないですがよくまとまってました(何様?)
小説は読むのに大変で敷居が高いという人にはオススメです。