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  • おいたが過ぎるわ子猫ちゃん

おいたが過ぎるわ子猫ちゃん

oita ga sugiruwa konekochan

太淘气啦 小猫咪

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作おいたが過ぎるわ子猫ちゃん

河西越郎 ,書道家,受けの再従兄弟
小森弓太,高校生,攻めの再従兄弟

その他の収録作品

  • おいたの後始末は任せましたよ狼さん
  • カバー下あとがき

あらすじ

「寝込みを襲うんじゃねー! この万年発情エロオヤジ!」
花の男子高生・小森弓太と、その親戚・河西越郎。
ちゃらんぽらんな越郎は女グセが悪く、弓太にまで何かとちょっかいをかけてくる。
そんなある日、越郎が弓太をかばって名誉の負傷!
弓太が住み込みで越郎をお世話することになったから、さあ大変!!
果たして弓太は越郎のエロエロ攻撃をかわしきることができるのか!?
ふしだら狼さん×なまいき子猫ちゃんのドキドキ同居ライフスタート♥

作品情報

作品名
おいたが過ぎるわ子猫ちゃん
著者
緒川千世 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
ISBN
9784813031314
3.9

(296)

(109)

萌々

(117)

(43)

中立

(12)

趣味じゃない

(15)

レビュー数
26
得点
1154
評価数
296
平均
3.9 / 5
神率
36.8%

レビュー投稿数26

甘くて切ない

最初、表紙とタイトルにちょっと気後れしちゃいましたが、読んでみたら安心の緒川先生ブランドで、甘さと切なさが絶妙な至高の一冊でした。

歳の差や親戚関係がときに気安いやりとりになり、ときに距離を感じて切なくなるのが萌えました。背徳感は感じなかったです。
ギャグみたいにエツローが何度も怪我しちゃうところと、エツローや家の孤独感と。この振り幅をどちらも描ききり、かつ絶妙なバランスなのがすごい。
お話と、日本家屋のひとつ屋根の下という状況の親和性が物凄かったです。設定に無駄がなく、全部が噛み合う完成度の高さ。

弓太の黒目がちの瞳やサラサラの黒髪が、普通でありながらも綺麗でかわいい。少年だけどめちゃ色っぽい不思議。
表情がいちいち可愛くて、男子高校生が不慣れな家事をこなし、頑張って料理を上達したり、これまでのエツローのことを深く考えたりするのが健気で。いい子。
とんでもなく魅力的です。エツローの心を揺さぶったのも納得です。

対するエツローは、だらしなく見えて、添えたメモの字の綺麗さや手際よく料理をする姿に、凛としたところや人間性の誠実さを感じさせるかっこよさがある。とりわけ、書に集中する張り詰めた空気のギャップたるや。
それら全てが家族を喪った孤独に基づいているので、狡い大人な面も沁みました。

懐に入れてもらえない弓太の寂しさも、大事だからこそ手放そうとするエツローにも、どちらにも感情移入しました。だからこそ、ふたりで乗り越える場面はじんときました。
依存ではなく、寄り添う生き方。最高の関係です。
おトメさんも、おうちの子として迎え入れられてよかった。

濡れ場もふたりの間にある心理的な一線というか、壁というかにリンクしてどんどん溶けていく感じが、色っぽいと同時に優しくてあたたかくて。素敵でした。

エツローの過去、ふたりの出会い、現在、そして未来と、単巻ものとは思えない深みと人生の重みを感じ、没頭しました。
幸せな余韻に浸れる読後感です。

最後に一つ。読み終わった後にめくったカバー下の幼い弓太に心臓を射抜かれました。油断した最後に特大級の可愛さが待っていました。

1

間違いなく可愛くて面白い

ずっと積んでいましたが、やっと読みました^^;
表紙の印象と内容が全然違うなと思います。
Hな受けなのかな?と思っていましたが、意地っ張りな純情DKだった!
可愛かったなぁ〜弓太♡

難儀なのは攻めの越郎の方ですね。
両親を亡くした寂しさを埋めるために弓太をそばに置き、
本気にもならず追いかけもしない……はずが……
気付けば弓太が越郎にとって、とても大切で必要な人になっていたというね。
そこまでの流れが可愛くて切なくて、越郎視点に変わると少しシリアスで、とても面白かったです。

緒川先生にしてはエロ少なめですが、ピュアな弓太と、一線引いてる越郎にはちょうど良かったかな。

相手に依存せず寄りかからず、支え合って生きていく二人になってほしい。
どの作品を読んでも面白いって、本当に凄いことですよね。
これからも作家買いしていきます!

1

甘くて優しい日常系。でもケガはする。

個人的にオッサン×お兄ちゃんて構図は大好物なので、今回もおいしくいただきました。

早くに家族を亡くしてトラウマになってるオッサンと、家族に愛されて育った高校生男子のお話。

悪いオッサンに悪戯されて、戸惑いながらも恋を自覚する高校生。
未成年に指を突っ込むとこまでやっといて、それでも煮え切らないオッサン。
もう失くしたら立ち直れなくなるようなもんを抱えたくない。でもキュー太は可愛い。ゆれるオヤジ心は大人なぶん大変で。

大きな事件は起こらないし、悪い人も出てこない。

疲れてる時や凹んでる時には、こういう安心して読める作品に癒されたくなりますね。

0

いいね!

ほのぼのしている雰囲気が好きですね!
キュンとしたり、胸が切なくなったりと、感情移入して読めました!ただ、もっとエッチなシーンがあってもいいですね〜

1

一歩踏み込むこと VS 手放すこと

〖DMM電子書籍〗
修正:白抜き
カバー折り返し:あり
カバー下:なし
帯:なし
裏表紙:なし
備考:電子限定おまけマンガ(1P)あり。

〖紙媒体〗
未読

0

一緒に生きていきたいと想い合える人。育んできた気持ち。

そう、弓太の呼ぶ「エツロー」は、「エッロー」に見えてしまう。このエロ親父‼︎
見るからに手練れで、モテて。見境無く手を出してそうな色男、越郎。
事故で腕を骨折し、蹴られて肋を折り、転んで脚を折る。お世話係を仰せつかった弓太との
エッチな同居生活は…⁈ と、エロきゅんドタバタコメディかと思いきや。
雰囲気ある佇まいの、あちこち旧くなった、日本家屋でひっそりと独居してきた越郎の、
心の傷が癒えるまでを描いた、意外にもしっとりとしたハートフルな物語だったのです。
両親を亡くした9年間。たった独りで生きて行ける、もう大事なものを無くすなんて。
あの喪失感を決して受け入れる事は出来ないと、弓太に惹かれながら、手放そうとする気持ち。
活き活きとして、懐っこい弓太に救われもし、またその瑞々しい色気に抗えなくもあって。
弓太は綺麗な子なんですが、抱かれている時の色っぽさはまた格別です‼︎
折れそうで軽そうなその躰を軽々と抱き上げる座位。緒川先生らしさ、全開です!

弓太の家族がまた、いいですね。越郎のモノローグにもありましたが、「愛されて育った子」
っていうのが滲み出る様な。越郎は一応覚悟してるみたいですが、やはりグーパンの2〜3発は覚悟すべきだと思います。
越郎が書道を通して、心を鍛えて来たというのも素敵ですね。
本当は熱中出来れば、何でも良かったんだとも思いますが、越郎が他者から認められるその
才能を自分で開花させる事が出来た、というのもとてもいい。
弓太もそんな越郎に幼ない頃から何となく惹かれていたんだと思います。

弓太が通っている高校のクラスメイトたちが「このおれが おまえなんか好きなわけない」の主人公、
御徒町や大成、双子の兄妹、安吉と徳子だったりと。(しかも徳子は越郎の書道教室に通っている!)友情出演的に顔を見せていて楽しい。成績の悪い大成が泣きながら「御徒町がいないと生きていけない」と言っていて。大成に甘い御徒町は勉強を見てやると話しているのだが、それを見て弓太は、『エツローには俺が必要なんだ。』と思っていたりする。健気。

一緒に生きていきたいと、想い合える人。それを見つけるまでの、とっても温かいラブストーリーでした♡ ヤンデレが多い先生の中では異色かも。ホッとさせてくれます。

しかし、エツローのエッチさは、そんな気持ちを台無しにさせるよ。なんで、エロい下着をわざわざ履かせようとするかな。弓太はそのままでも相当エロいよ。(履いちゃう弓太も弓太だけどね。)

0

じつはデキるおじさんと可愛いDKに萌え

狼さんと子猫ちゃんの同居ライフですね。

なんと!「このおれがおまえなんか好きになるわけない」のカップルと双子も出てます!

こういう親戚のおじさんと甥(本当は違うけど)物を読むたびに、自分にもこんなかっこいいおじさんがいたらなあと思ってしまいます。いや、こっちはBLですけどね。

途中までは越郎がどこまで本気かわからずこのままいっちゃうのかと思ったら、途中から越郎視点のお話が始まって越郎の気持ちもわかって安心しました。
弓太は可愛くて優しくていい子ですね。
そして越郎は節操なしのぐうたらオヤジかと思いきや苦労を乗り越えて一人で生きてきたんですね。

越郎が弓太を庇ったり手を出そうとして三回も骨折して医者から最後はお祓いしたら?って言われるのが面白かったです。

弓太がどんどん越郎を受け入れていきでも決定的には求めてくれず傷つきますが、弓太の事故で越郎は心を決めますね。
ビシッと決めて弓太の家に挨拶に行きますがなかなかこれまでの行いのせいか息子さんを下さいまでは挨拶できませんでしたね。

エロ魔人のおじさんと可愛いDKがとうとう致してしまうところはとっても良かったです!
こちらも弓太が可愛くて仕方ありません。
同居ライフが続けられるといいですね。

0

弓太かわいい

越郎の一言に一喜一憂する弓太がかわいくてしょうがなかったです。健気で天然な受けが好きな方は是非とも読んで弓太のかわいさを知ってほしいです。緒川先生の作品はどこか暗い雰囲気のものが多く、この作品もシリアス展開なのかと思っていたら、想像以上に明るく楽しいお話でした。女癖の悪かった越郎ですが、弓太と過ごすうちに弓太に本気で惚れていくのが読んでいて伝わってきてとってもきゅんきゅんしました。越郎の過去など、辛い部分もありますがベースがコメディなので楽しく読めました。続きが出たら読みたいです。

0

ラブコメだけど骨太なストーリー

緒川先生のコメディ作品を初めて拝読しました。
コメディではありますが、さすがに力のある作家様だけあって、全体を通してぶれないテーマと設定を感じることが出来ました。

ストーリーとしてはとても軽やかに楽しめるラブコメです。
だらしなくもカッコいいエツロー、しっかり者に見えつつどこか幼さを残した弓太。古びた家の中で展開していく二人の物語は素敵でした。

緒川先生の作品はいつもどこかヒリヒリした緊張感に包まれているものが多いですが、こちらの作品ではそのヒリヒリが物語を引き締めるスパイス的な感じで描かれていたと感じました。
エツローの悲しい過去と恋愛観。いい加減で適当に見えるエツローの厭世的な考え方が中盤に描かれていますが、ただただ可愛らしいラブコメで終わらせない緒川先生らしさがあってよかったです。
ちょっと話はずれますが、別のBL作品に「甘めのお酒が出来上がる米を使っているのに、辛口ばかり作ってる酒蔵が作るとやっぱり辛口のものが出来上がるっていう」という台詞があるのですが、私は「おいたが過ぎるわ~」を読んでいるといつもこの台詞を思い出してしまいます。緒川先生にかかると、ただのラブコメで終わらせないな~って思いますね。

小路の奥に隠れるように建っている古い家、書道家。
小さな設定も含め、なにひとつ無駄打ちがない、という素晴らしさ。そしてそれをすべて表現できる画力と構成。本当に素晴らしい作家様だと思います。

1

萌え所をしっかり抑えたラブコメ

 緒川先生の作品は『カーストヘヴン』ほど突き抜けていなくても、どことなく闇や静けさを感じさせるものが多いですが、こちらは珍しくラブコメに徹していました。結論から言いますと、緒川先生の描かれるラブコメも素敵!受けの弓太に若干の流されやすさは感じたものの、攻めの越郎とは長い付き合いでもありますし、元々好意の芽みたいなものは既に心の中に持っていたんだろうなぁと感じられたので気になりませんでした。

 弓太という名前の響きも可愛いですし、ちゃらんぽらんに見える越郎が実は書道家という設定も素晴らしいです。越郎のギャップにときめく弓太の気持ちに大変共感できました。越郎の弓太への手の出し方もきちんと段階を踏んでいたので、女癖の悪い彼が弓太をちゃんと大切に考えてくれているんだなと安心して読めました。停電の時の2人のやりとりや、越郎が買ったセクシーな下着を弓太が律儀に履いてしまうシーンなどがお気に入りです。

1

コメディタッチだけど、読み応え充分!

カーストヘヴンでも話題の緒川先生ですが、こちらの作品は打って変わって表紙からも分かるように、明るいコメディタッチのお話です。

帯に、ひとつ屋根の下でいたずらし放題とか書かれていたのですが、読んでみて納得の内容でした(笑)笑いありですが、エロも有ります!というか攻めがそんな感じのキャラです。ただ、そういう雰囲気になりそうな時に限って攻めが負傷すること山のごとし・・・。まあ、そのおかげで受けが攻め宅にお泊まりできてたので良かったのかな。ただ、二話目のお医者様の「お祓いしてもらったら?」には笑ってしまった。。。

全体を通してコメディタッチなので、途中何度も、そんな馬鹿な!とツッコミを入れたくなる場面もありました。(本当に攻めがよく怪我したり風邪引いたりするので笑)シリアスなお話が読みたい人よりかは、笑って元気が出る、それでもってエロも有りのBLが読みたいんだ!という人におすすめしたいです。ただ、後半は受けの攻めに対する切ない思いとか、攻めの過去のトラウマとかも出てきたりと、二人の心理描写はしっかり描かれているので読み応えは充分あると思います。

普段は私生活も女癖もだらしのない攻めなのですが、急に真剣な表情を見せたり受けに真面目に迫ったりと、そのギャップに受けがたじたじな様子が良かったです。受けは受けで、無自覚に攻めに甘えたりとお互い惹かれあってるのがよく分かる描写です。

四話目終わりから五話目は何度も読み返したくなる場面です。一人でも平気だと、過去の辛い経験からそう思い込もうとする攻めですが、受けが怪我をしたと聞き、左右の履物があべこべなのも気がつかずに慌てて病院に駆けつける様子はとても印象的です。一緒に家へ帰るところは、受けと一緒にウルウルっとなってしまいます。

その後のおまけもちょこっと付いています。攻めは頑張って受けのお兄ちゃんを説得しないとですね〜しかし、気づいているのかいないのか、あの笑顔は怖い!(笑)

それから、個人的に『このおれがおまえなんか好きなわけない』の登場人物がまた見れて嬉しかったです。大成の美少年キャラはどこへ・・・。と思いつつも御徒町と仲睦まじい様子も見れたし良かった良かった。^ ^

2

受けの可愛さに負けました

‪「おいたが過ぎるわ 子猫ちゃん」緒川千世先生 読了‬
きゅーたの可愛さに負けました。まじで、本当に、こういう天然健気受けには弱い。寂しくて臆病で一歩踏み出せない攻めを癒しているうちに、だんだん二人が恋に落ちていくというお話。全体的には予想どおりあまあまで読んでいていい意味でしんどい。
BL漫画としてはすごく萌えるし、起承転結もあって良いストーリーになったけど…個人的にいろいろタイミングが良すぎて(攻めの途切れない骨折とか、受けの交通事故とか)、あまりにも都合の良い童話に見えてしまう。
でも癒されるし、見ていてほわん〜となるし、たまたまこういう儚いのもいいなと思う。まして緒川先生の繊細な筆触もすごく好みで、ストーリーの雰囲気にすごく似合ってる。(あと「このおれが〜」のキャラが出てきて思わず笑った。)
私ごとだけど最近めったにBL漫画読んでなくて、木◯先生の小説ばかり漁ってるせいで余計にこういうほのぼの系が読みたい(笑)。素敵な作品、本当にありがとうございました!

2

書道家って素敵

緒川千世先生の甘系のお話でよく登場するイケメン&長身という攻めと
少し小柄で細めの受けという組み合わせがだーい好きなので、こちらも内容を読まずに購入しました。
(カーストヘブンは病み系だというので、手を出していません。おそらく今後も。)

35歳 独身で身持ちのゆるいちゃらんぽらんな書道教室の先生 エツロー(攻め)と、はとこの男子高校生 弓太(受け)という組み合わせ。
弓太をかばってエツローが怪我してしまったので、快復するまで身の回りのお世話目的で同居を始めます。
エツローは普段、色々ゆるくていい加減なダメな男って感じなのに
いざ書に向き合ったときの研ぎ澄まされた眼差しと姿勢がたまらなく素敵。

今回の「書道家」という設定。
これだけでご飯3杯いけます。(私のスイッチの一つが字の綺麗な男性というところなので)
お弁当に添えられたメッセージの字が綺麗なこと。
普段はだらしないのに、達筆。この意外性がいいっ!!!!
ご両親を亡くされた後、孤独を埋めるかのごとく、書いて書いて書きまくって、独りで書に向かう真摯な姿。

同居開始して弓太は貞操の危機を覚悟しつつも少し期待しているようですが、
エツローはそういうそぶりを見せてこず、ちょっと拍子抜け。
お互いなんとなく気持ちはわかっているのに、一線を超えてこないエツローはやはり優しくて分別を持った大人です。
そこを刺激してしまった弓太に対し、エツローは本気宣言を出します。
でも本気宣言出した割には、弓太に「手をだしたら実家に速攻帰る!」と言われてしまい、それを健気に守るんです。

手に入れたいけど、弓太を失った時の怖さを知ってるエツロー。
自ら弓太を選ぶことができないエツローの本当の気持ちを、まだ若くて家族に囲まれてすくすく育った弓太は読み解くことができません。

一線を超えてきそうで超えてこないギリギリのところで攻防を繰り広げて、最後に結ばれたときの弓太はエロエロトロトロで可愛くて・・・。これはもう永遠に手放せないでしょう。

はとことはいえ親戚という事と、17、8近い年齢差が背徳感があって引っかかったのだけど、弓太の可愛さ勝利です。
神と萌萌の間で長らく悩んだのだけど、読めば読むほど二人のキャラが好きになるので神へ着地。

3

太平洋に沈められてしまぇ!

だらしない大人・エツローと、天然でかわいい高校生・弓太の、年の差ラブコメ。
ケガしたから面倒みてーの同居はセクハラ三昧。まさに子猫ちゃんの弓太がいちいち驚くのがかわいい!
愉快でエッチなオッサンのエツローだけど、両親が死んで一人になったことを周りに気づかわれるのは煩わしいし、表面上の明るさとはウラハラに”命が消えること”に敏感で、人と距離を取っているように見える。
そんな時に再会したのが友達の弟・弓太。届け物のおつかいにきてモジモジしてるから、また一人を心配されるのかと思ったら…
涙ぐみの土下座で「つまみぐいしてごめんなさい」と、届け物のぶどうを3粒食べちゃったことを謝る弓太がもうかわいすぎるー!
そんな弓太にエツローは救われていく。

エツローと弓太は年齢が倍くらい違うので、エロいことはイケナイコトに見えちゃうんですが、年上に翻弄されちゃってる弓太はやっぱりかわいい。

描き下ろしはエツローがスーツ着て、弓太の家族にご挨拶にいく話。
結婚前の定番ですね。でもエツローの悪行の数々を知ってる弓太の兄に「弓太に手を出してたら太平洋に沈めるとこだった」と言われ、弓太のことを話せずw
こんなかわいい子猫ちゃんに手を出したんだから、一度、太平洋に沈められるといいよ。

2

萌える笑える泣けるラブコメ

っはぁ~こういうラブコメ大好きです!個人的に緒川千世さんのヤンデレが苦手だったので構えて読んだんですが、今作のゆるい変態大人×年下ツンデレはものすごく好みで最初から最後までずっと楽しく読んでました。
もう最初の、エツローが家の前に落ちていた女物のパンティーを持っていた弓太に言った「くっそエロい顔にくっそエロい下着つけてやがんのかヤるぞてめえ(バッ」で、あっこの話好きなやつだ(^ω^)って確信持ちました(笑)エツローに激しく同意!!

二人の体を張った(主にエツローが)やりとりで笑えるのは勿論、エツローの世話をすることになった弓太の健気な頑張り具合や素晴らしいツンデレっぷりにも、普段ふざけているエツローの何気ない優しさや年上の包容力に萌えまくっていたのでラブコメが好きな方には是非手にとって頂きたいくらい私的にはおすすめです。

しかも萌える笑えるだけでなく、切ないところも上手く描かれているんですよね。完璧ですかありがとうございます…(拝)
過去の経験から大事な部分で臆病で押せない性格になってしまったエツローが、弓太の言動で吹っ切れて自分の想いを伝えられた時は本当に感動しました。また失うかもしれないという怖さよりも弓太とずっと一緒にいたいっていう気持ちが強くて本当に良かった;;;
濡れ場の甘々な雰囲気もすっっっっごく萌えました!弓太の可愛さと色気が融合したとてつもないエロさと、エツローの思う存分弓太を甘やかしつつ溢れ出る包容力がそれはもう大変なことになっていまして………濡れ場のニヤニヤだけで軽く3日分くらいの表情筋は使いました確実に。自分でもよく分からないくらい幸せになった。

緒川千世さんのこういう作品もっと読みたいなぁ。
すごくお気に入りの一冊になったのでこれからも何回も読み返して幸せな気持ちになりたいと思います。

10

花のDKと独り身ダメ男

緒川千世さんの読んでいてハラハラするようなストーリーも好きなのですが、やっぱりこういうほのぼの甘々なものが一番好きです。
築60年の昭和の面影ある大きなお家が舞台。そこは攻めのエツローの家で、エツローはそこで両親の他界した12年前から一人暮らしをしています。あらすじにもあるように、受けでエツローのはとこ、弓太を庇ってエツローが負傷したことからお世話をするという名目で同居生活が始まります。
エツローがまあ狡いわダメだわ…下半身ユルユルなエツローのセクハラを冗談として流していた弓太がエツローの本心に薄ら気付いて、どこまでが冗談かと問うと、どこまでがいい?と言うのです。こんな調子で二の次をひと回り年下の弓太に踏み出させてばかりで、決定的な一言もお互いに言わずに二人の日常はどんどん過ぎていきます。「俺の本気が見たいんだろ」と言いながらも相変わらず冗談みたいなやり取りをするエツローですが、その冗談が彼の言う予防線というもので。両親が他界してずっと一人でのらりくらりと特定の相手を作らず生きてきたように思えるエツロー。でもそれは自分が傷つきたくない為の予防線であり、大切な人が自分より先に死んでしまうということがずっとエツローの中で半ばトラウマと化していたからです。だから弓太との関係も曖昧なままで、弓太が出ていっても追いかけもしません。失うのが怖くて自分のモノにもできないこじらせまくりのダメ男、それがエツローのちゃらんぽらんな皮の下の顔。それを弓太は「しょーがねぇ大人だな」って全部ひっくるめて支えようとするんです。なんだかお互いどちらが世話をしているのかわからないような感じですが、二人にはそれがきっとちょうどいいんだろうなぁ。
エツローが一人ぼっちになって弓太と出会うまでの9年間の回想で、いかにエツローが9年間一人でなるべく誰とも関わらずにいたかというのが垣間見えて、とても切ない気持ちになりました。「昔はえちゅろーって…」という一話の台詞がありながら回想で中学生の弓太と対面した時、「そういえば真弓に弟がいたな」と思い出すシーンがそのひとつです。その後に「この家に篭って9年かぁ」と続くところが両親がいなくなってからの日々をエツローがどう過ごしていたのかと考えてしまいますね。そんなエツローと弓太が関わっていくなかで、大きな家に一人ぼっちで暮らす両親のいない男への同情なんか微塵もない弓太にエツローが惹かれてしまうのは仕方ないことだと勝手に納得してしまいました。面倒臭いこじらせダメオヤジも結局はまっすぐでかわいい子どもには敵わないってことですね。
長々と続けてしまいましたが、始めから終わりまで終始楽しく読ませていただくことができました!緒川千世さんの描くラブコメは受けがとにかくかわいい…
きっと万人受けする内容だと思うので、もし気になっているのならば一度手に取ってみてはいかがでしょう?( ˊᵕˋ )

1

持ちつ持たれつのいい関係

表面チャラくて内面こじらせイケメン×ある意味純粋培養なかわいこちゃん。
攻めのこじらせ具合がもう少し頑なだったら神だったなぁ・・・

しかし、そこは元々受ちゃんに溶かされかけていたところで
溶けきる直前からコンプリートするまでを切り取ったお話なのだから
そんな感想自体お門違いでしょう
ということで神評価です。

攻は頑なな心を溶かされて
受は文字通り心も体もトロットロにされて
イイ大人がDK相手にこの扱いでいいのか?という一抹の不安を抱えつつも
持ちつ持たれつのいい関係です。

7

エロい大人だー

『カーストヘブン』が強烈すぎてうっかり忘れていましたが、緒川千世さんてこう言う物語も書かれるんですよね。個人的にはこっち系の方が安心してにやけられます。

まず、1ページ目のエツローの住んでいる築60年の古いおうちの設定が素敵でした。あー、こーゆー穏やかなお話好きだなぁ、さぞかし大人な主人公がーと思っていたら、あれ?意外にも駄目な大人。ちゃらんぽらんで、だらしなく、婚期を逃した男なのですが、やはりそれだけじゃないんですよね。高校生の弓太が垣間見たエツローの陰の部分にこちらもきゅんきゅんしてしまいます。読んでいて、弓太と一緒にエツローを好きになっていく感じです。

高校生の親戚に手を出すコトへの罪悪感みたいなものがあまりないのも、逆に刹那的と言うか、エツローらしくて良かったです。

1

年の差あれど

ちょっとずつ重ねていく感じが好き。
じわじわくるお話でした。
セクハラコンチクショウなんて思ってたのが、
いつの間にか嫌じゃなくなって。
いつしかもっと触れてほしいと思うようになる。
二人の距離感がいいですよね。
引き留めてくれなくて、やきもきする受。
そのあとの事故~から~な流れがまたキュンとした。
猫も先に死んでしまうでしょ。
そうい言っていたのも長い年月を経ても消えない傷なのかなと
思うのです。
癒し癒されいい夫婦になってくれるとよいですなw

久しぶりな年の差BLというトコにも萌え。
出会った頃はマトモに名前も呼べなかった子を。。
ておもうと少々の背徳感を感じてしまうのは私だけだろうか。

ほのぼの優しい一冊でした。

4

"はとこ"っていうのがいいな

作者の本を読むのは少し久しぶりです。同居ものが好きなのと、らくがきがたくさん入ったキュートな表紙に惹かれ手に取りました。読んでみて...エロありキュンあり、彼らの気持ちもよく伝わってきたし、それが自分にもわかるものだったりと、切ない部分も含め素直に楽しめた一冊です。足りないものは互いの存在で補いながらしっかりと歩んでいくのを予想できるラストまで、すっかり物語に入り込んでいたと思います。「大胆さと細やかさの同居」という、ある人物の説明が作中にあるのですが、この作品自体からそんな印象を受けました。

『エツロー!』が毎回「エッロー」に見えちゃうのも(狙っていらっしゃるのか?)、笑っちゃうほど怪我を連発するのも、表紙の子猫ちゃんが既刊コミックス『このおれがおまえなんか好きなわけない』の彼らと同級生なのも、お気に入りポイントです。なにより"はとこ"という、あまり近くはない関係なのに彼らは近いというのがいいなと思いました。描き下ろしはとても彼ららしい。カバー下の、チビ弓太の可愛さも必見です!


メモ「デザイン:楠目智宏(arcoinc)」

4

可愛い高校生は大人を救う

小生意気なことを言ってはダメダメな大人の攻めを叱りつける受けくんが、それでも少しえっちなことをされるとぐずぐずと泣きだしてしまう可愛らしさが、さすが緒川千世さんだなあと思いました。
強がっておきながらすぐに「もうだめ、やだ」と溶けてしまいそうな泣き顔を見せる受けくんは最早「お見事!」と手を打ちたくなるほどの可愛さです。

ダメな大人が終盤までずっと受けくんに対してずるい問答を続けて、似たような流れを何度か繰り返すコミカルで軽い展開の中で、はっきりと二人の関係に名前のつかない、冗談の延長線上のやりとりで話が進んでいきますが、その途中、受けくんがノラ猫を飼ってもいいかと問いかけたときにダメだと言った攻めのその理由「先に死ぬ」の一言がとても印象に残りました。
攻めの過去から現在に至るまでの乗り越えてきたことや諦めてきたことがあのシーンに凝縮されているように感じました。

一回り以上も歳の違うこどもを捕まえて、なに言ってんだこの大人は。。。と思わなくもありませんでしたが、いつだって一生懸命でばかで単純で可愛くて可愛い子の愛が世界を救う。
病院の待合のシーンも見開きで一言も台詞がなく、とても素敵なページでした。
受けくんの表情の変化でどのくらいの時間が経ったのかを想像すると微笑ましい気持ちになります。

それにしてもえっちのシーン、自分で自分のこと実況しちゃうきゅーちゃんがめちゃくちゃにえっちで、間違いなく彼は天才でしたね。

4

完成されてる!

錚々たるメンバーが素敵なレビューを挙げておられて、なんだか腰が退けますが…。すごく面白かったので感想だけ書かせて下さい!

とにかく完成度が非常に高いです! はとこ同士のほのぼのとした日常BLですが、笑いあり、涙あり、キュンと来る展開ありで、難しい事は考えずに純粋に話を楽しめました。エンターテインメント性が高いという感じでしょうか?

なんといっても萌えたのが、数々のシチュエーション! 寝ている所を耳元にチュッだったり、水に濡れてしまった受けのシャツから乳首が透けて見えて、攻めが煽られる等、挙げるときりが無い程です。一話に一エッチとかよく言われますが、一話に誰しも必ず萌えるシチュエーション装備です!
そしてしっかりと2人の心情にも踏み込んだ、シリアスで切ない展開もありで、ウルッともさせてくれるんですね。ただキャッキャウフフと読んでるだけでは心に残りませんが、この部分が作品に重みを持たせてくれて、読み終えた後に深い感慨を持たせてくれてます。

そんな感じで読み終えた後に、趣味じゃなかった、と感じる方は極めて少ないと思うのですが…。
まさに王道なので、ちょっと気になるな〰という方は読んで損は無いとお薦めします!

5

ノスタルジックさの漂う切ないストーリー

大好きな緒川先生の新刊!
先生の描くエロかっこいい攻めが大好きなんです。
今作の攻めはちょっとダメ男よりでしたが。
ポップな表紙から受ける印象とは違って切なくてどこかノスタルジック。
いつも調子良くてふざけてて本心が見えない攻めの本当の心に受けが気づいた時、胸がぎゅっと締め付けられました。
そして、受けが無事だと分かって、攻めが安堵から言葉なくうずくまってしまった時、攻めの気持ちが痛いほど伝わってきて、思わず涙してしまいました。
大切な人を失うのは本当に辛いことで、またあんな思いをするくらいならもう大切な人を作らなければ良いという気持ちもとてもよくわかります。
それでもやっぱり1人は寂しくて、誰かと寄り添いながら生きていきたいんだと思います。
派手さはありませんが、読んで良かったなーと思える作品です。
あと先生の別の作品のキャラも脇役で出てきて懐かしかったです。

4

落ち着くレトロな背景と甘さに癒される

POPなカバーで甘さは伝わるけど(個人的にはデザインが好みでない為)どうかなぁ…
と考えたアホな自分に平手打ち( `д´)⊂彡☆))Д´) パーン

8割ほどを占める甘々な日々にキュンキュンし
2割ほど差し込まれる切なさにウルっときて
ガッツリ萌えを楽しみました♪

攻めは35歳。年の差オッさん攻め。旨し。普段ののらりくらりとした緩い性格と書に向き合ってる時の怖いくらい真剣な眼差しのギャップがカッコ良いです。んで、オッさん攻めらしく『狡い大人』な切り返しをするのですが、それがまた大人の香り(フェロモン)が漂うw(∩´///`∩)そんなオッさんが受けに完全ロックオンして、好き好きアピールしまくるのにニヤニヤしちゃいますw

受けはDK。ちょいと意地っ張りなトコはあるけど、ツンデレというほどツンツンしてないかな?思ったコトは口に出して、素直に「ごめんなさい」が言える普通の子。それがとにかくか・わ・い・い!ギャーギャー言いながらも、怪我を負わせた責任で真面目にお世話をこなし、最初は料理すら出来なかった子が攻めの為に料理を覚え・掃除して・洗濯して…と家事スキルアップに胸キュン(∩´///`∩)
そしてエッチ度もどんどん増していき、グズグズになって徐々に体を開いていくのがエロい!
攻めの手管もあるんだろうけど(経験値が違うもんね…)、敏感な体がエッチぃですw

そんな2人の同居生活。
受けは最初自覚がなかったものの恋が芽生え。両想いだとお互い分かってて甘々な毎日を送ってるのに、関係は中々進まないもどかしさに萌えで床ローリング///(ゴロゴロ)甘々なもどかしさは堪らんぐらい好きなので、恋人一歩手前でイチャついてるのを見てテンション上がりました(∩´///`∩)

とニヤニヤしてたら、攻めは大事な場面で『狡い大人』を発動。
失う痛みを知ってる者は臆病になって仕方ないんですよね。
でもそういった痛みと無縁で育った受けには攻めの笑顔の裏の臆病を読み取るコトは出来なくて。

2人が一線を超える山場には泣きました。左右違うサンダルを履いてるだけで泣いたのは初めてです。画面から攻めが持つ愛情・淋しい・怖いetc.の言葉にならない感情が溢れ、それを優しい目で見てる受けと流れる空気。このシーンはダイレクトに涙腺を直撃し、一旦本を閉じて余韻に浸りました。

当て馬はおらず、大きな事件もなく、昭和の香りがするレトロな背景の中で流れる甘々なストーリーは刺激こそ少ないものの萌えは詰まってて、キュンキュンを楽しめて大満足です(﹡´◡`﹡ )

9

ほのぼの、可愛いお話です。

緒川さんは「ほのぼのなお話」と「痛いお話」、両方描かれる作家さまですがこの作品はほのぼの系のお話。表紙が超ポップで可愛らしいですが、内容もとっても可愛らしいお話でした。

主人公はDK・弓太。彼視点で話は進みます。
弓太は緒川さん作品の『このおれがおまえなんか好きなわけない』に出てくる御徒町×大成と同じ高校に通っています。なので、御徒町×大成や浦田兄妹(姉弟かな?)も特別出演してて思わず笑ってしまいました。

弓太をからかってちょっかいを出すのが弓太のはとこの越郎(エツロー)。
下半身がゆるゆるで女性の影が常にあるような男性ですが、このエツローがね!いい男でした。
ちゃらんぽらんでいい加減な男に見えて、早くに両親を亡くし、そのため一人になるのが怖く、ゆえに本当に大切なものには手を出せない。
弓太を手に入れたいと思いつつも、大人としての分別や、弓太をなくす怖さから、おちゃらけてしまうエツローが、なんとも健気に見えました。
そんなエツローが、ふと見せるオスの顔とか仕事中に見せる顔に、激萌えしてしまった…。めっちゃカッコいいです。

弓太とエツローの、少しずつ進む恋。うん、とても可愛かったです。
カバー下の「えちゅろう」がこれまたかわいい!ぜひともカバーをめくって、弓太の可愛さを堪能してください。
あとカバーも。
落書きっぽい「描き込み」が、内容にマッチしてます。読後、改めてみると爆笑必至です☆

緒川さんは痛い話もとても好きですが、やっぱり、こういうほのぼのなラブいお話がツボに入るなあとしみじみ思ったりしました。

9

年の差同居エロきゅんマンガ

35歳独身のちゃらんぽらんな書道教室の先生と、そのはとこのややツンデレな高校生のカプです。
高校生受け・弓太をかばって、攻めが腕を怪我したことから、身の回りのお世話をするという名目で2人の同居が始まります。

別途連載中の『カーストヘヴン』が「非日常&痛い」作品なので、こちらは「日常&甘い」を目指されたそうです。そのとおりのコミカルでたまにちょっと切ない、甘々ほのぼのな作品でした。
『このおれがおまえなんか好きなわけない』と同じ世界のようで、一瞬だけそちらのキャラが出てきたりしています。

攻めは下半身が無節操なちゃらんぽらん男で、受けはツンデレだけど素直で単純なタイプ。そんな2人が同居して、だらしない攻めを受けが叱ったり、叱られつつも大人な攻めが頼り甲斐のあるところを見せたり、仲良く暮らしています。怪我が治ったと思えばまた負傷したり、そのあたりの偶然の連続はちょっと突っ込みどころだったかも。

ドタバタかつ和やかな生活の裏には、お互いの気持ちは薄々知っている、でも口には出さないという緊張感があります。お互いの恋情は、突発的な出来事のせいでちょいちょい顔を出し、そこが萌えどころ。
女性関係の激しい攻めが、受けのためを思って女性に家事を手伝ってもらったときの受けの様子が、切ないやら萌えるやらでうるっとしました。

健康的な普通の男子高生なのに、妙にエロい受けくんが素敵でした。普段はしっかりしているのに、キスだけでトロトログズグズになっちゃうのが可愛い。
とっても可愛らしいお話でした。

5

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