浅草 × 陶芸 × 恋慕情

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表題作ゆずくろ

伊佐治柚彦,陶芸家
小早川茶織,旅館跡取り

その他の収録作品

  • 描きおろし
  • 後書

あらすじ

老舗旅館の跡継ぎでありながら毎日遊んで暮らす茶織(さおる)は、
ある日高校の同級生だった陶芸家の柚彦(ゆずひこ)と偶然再会する。
穏やかで天然な柚彦にかつて抱いていた恋心が再燃し、柚彦が浅草に
構えた陶工房へ足繁く通うようになる。

しかし茶織には新鋭棋士の仲村という、とある事情で体の関係を持っている男が
存在していた。
茶織の弟であり番頭の華織(かおる)、御用聞きの黄平(こうへい) も交えて、浅草を舞台に繰り広げる恋の結末はいかに―――!?

作品情報

作品名
ゆずくろ
著者
coco 
媒体
漫画(コミック)
出版社
道玄坂書房
発売日
ISBN
9784866250106
3.5

(15)

(6)

萌々

(0)

(6)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
50
評価数
15
平均
3.5 / 5
神率
40%

レビュー投稿数2

江戸っ子気質がいい!

初読み作家さんです。
和風な表紙に惹かれました。
主人公の茶織は旅館の主人だった祖父の教えを受け継いで、「義理欠く 恥欠く 人情欠く」の三欠くはするじゃねえぞという守りを堅く守っている生粋の江戸っ子。
遊び人という所も祖父と似ています。
浅草近辺を舞台に、下町の情緒や市の様子が描かれていて、これぞ日本!という感じがしました。
着物も沢山登場します。
柚彦と茶織は高校生の同級生で卒業後はそれぞれ陶芸家と旅館の若旦那という別の道を進んでいたのですが、ある日ひょっこり再会します。
茶織の義理の従兄との三角関係も絡みながらの展開なのですが、私はこの従兄が好きになれませんでしたね(汗)。
茶織のしっかりした弟の華織や旅館に出入りしている米酒屋の息子の黄平も面白いキャラで、お話がコミカルになっています。
全体的にほのぼのと温かみのあるお話でした。

1

過不足なく?

旅館の跡取りなのに、毎日遊んでばかりいる茶織は、高校の頃の同級生の柚彦と偶然再会する。陶芸家になる夢を叶え地方で修行していた柚彦は茶織が修行先に遊びに来てくれたのを機に浅草で陶房を持つことにする。浅草で酉の市が開かれて二人で見物していると、茶織の秘密の関係である従兄の仲村が声をかけて来て‥
絵柄は見やすくてストーリーも分かり易い、アッサリしているが山場もあったような気がした‥でも、何だろう?可もなく不可もなくっていうのかな?本当に普通って感じでした。
従兄の仲村との関係もHをしてない身体を触るだけの間柄を、体の関係っていうのかな?
攻めの柚彦は可愛い顔してノンケの童貞かと思っていたら、男経験ありって‥ちょっと似合わないかなぁと‥
茶織の弟の華織と黄平もいずれはカップルになるんですよね?黄平、可愛い顔しているがちょっとウザい‥
カバー下に4コマ漫画ありました。

4

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