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表題作オトコのオキテ

高野斎昭, 食品企画開発部勤務, 28歳
友永三弥, 首都圏営業課勤務, 26歳

その他の収録作品

  • 華やぐ二人の時間
  • あとがき
  • 小山田あみ先生スペシャル漫画

あらすじ

老舗化粧品メーカーに勤める高野斎昭は、ある朝、通勤の電車内で、同僚の友永三弥がチカンに遭遇しているところを助ける。その後、偶然にも同じプロジェクトチームに抜擢されたことを きっかけに、ベッドを共にする仲になる二人。しかし、あくまで クールな男でいたい高野は、友永に溺れるほど惹かれている事実を認めようとしない。そんな高野の態度に、友永は自分の気持ちを封じ込めてしまい……。潔癖白衣×童顔スーツ、社内で噂のイケメンたちは、面倒ごとが嫌いなせいで本気の恋を知らなくて!?

作品情報

作品名
オトコのオキテ
著者
水無月さらら 
イラスト
小山田あみ 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
ISBN
9784062869225
2.8

(6)

(0)

萌々

(2)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
15
評価数
6
平均
2.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

モテる男の気になる彼もモテる男☆

化粧品会社・食品企画開発部のモテ男・高野は
少々潔癖症気味で手作りチョコはいただけないタイプです。
首都一営業二課の甘いマスク・友永と
共同で商品開発するプロジェクトチームに配属されます。
物腰が柔らかく、女性社員のウケが良い友永は
人の懐にすっと入り込むのが上手いのに
決してお調子者ではなく芯のしっかりした面を持っていて
年が近い事もあり、思いのほか息の合う仕事ぶりになりますが…。

高野と友永、両視点でお話が進みます。
プロジェクトチーム内が一致団結するように
わざと二人がくだらない言い争いをして
周りに「まぁまぁ」と諌めさせる案で
お互いの情報交換をこっそりしながら楽しんでいるようなシーンが
とても微笑ましかったです。

宅飲みでキスしちゃって同じベッドで眠った出来事から意識するとか
ノンケ同士の距離の縮み方はいつ読んでも大好きですww

友永のふとした表情を可愛く思ってしまう高野が
そんな自分を否定したりとかもう手遅れなんですが
「一回でいい、試しに抱かせてくれ」という申し出はちょっと…
モテ男なのに余裕が無かったって事でOKでしょうか。

友永が、童顔だからって言うのはわかるんですが
喘ぎまであんまり可愛くなくてもいいのではと個人的に気になってしまいました。
「ダ、ダメッ……あっ、あぁん、出ちゃうっ」
高野は達する時に「お、おおぅ」って低い雄叫びをあげちゃっていましたし…。
すみません、こういう所が気になるのは私だけかもしれません。

友永は高野を好きだと自覚して言葉にして伝えたのに
“彼女が出来ても男同士で遊ぶのはアリ”って
考え方の違いにしてもヒドイなー…。
ちゃんと付き合いたいと思う友永に「まさか、ウザい女みたいに」なんて
がっかりしてしまいました。

とは言え、のちに独占欲を覚えたのは逆に高野っていう
これはいわゆる攻めザマァな展開…??
それまでの自分を変えてしまった愛おしい存在に出逢えてよかったね!です。

小山田さんのイラストがやはり素晴らしかった!!

5

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