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表題作仮装祝祭日の花嫁 砂楼の花嫁3

イズディハール・元皇太子・28歳
秋成・エリス・K・ローウェル 妃殿下 26歳

同時収録作品禁忌の恋 無償の愛

ハミード 皇太子 28歳
サニヤ 秘書官 25歳

あらすじ

誰もが素顔を隠し、思い思いの仮装で別人になりきるカーニバル──。欧州での公務の傍ら、街の祝祭をお忍びで訪れた秋成。そこで出会った育ちの良さが覗く人懐こい美青年から、一目惚れされてしまった!? 名前も教えず帰国したひと月後、イズディハールの屋敷でとある公国のVIPを接待することに!! ところがその客人こそ王子アヒム──秋成を捜し出すために来訪した、祭りの青年その人で!?

作品情報

作品名
仮装祝祭日の花嫁 砂楼の花嫁3
著者
遠野春日 
イラスト
円陣闇丸 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
砂楼の花嫁
発売日
ISBN
9784199008580
3

(31)

(6)

萌々

(6)

(11)

中立

(0)

趣味じゃない

(8)

レビュー数
4
得点
87
評価数
31
平均
3 / 5
神率
19.4%

レビュー投稿数4

攻め様の独占欲っていいわ〜(*´∇`*)

シリーズも3作目。

2人での外遊の際、最後に訪れた国にて、イズディハールと珍しく別行動になった秋成。
仮装のお祭り真っ最中で、秋成も怪盗紳士に仮装してお祭りを楽しんでいる途中、カフェで相席したファントムに扮した青年に一目惚れされてしまう。

その青年は、実はとある小国の第二王子のアヒム。
怪盗紳士が忘れられず、シャティーラの身分のある人であろうと探しにやってきちゃう。

秋成が女性だと信じてるアヒムは、秋成に会ってもあの時の怪盗紳士とは気付かない。


未練ありありのアヒムのため、帰国前日のホームパーティにて、秋成はもう一度怪盗紳士に扮して事実を明かし、きっぱり諦めてもらう。


この3巻。
何がきゅんだったかって、最後のえちシーン。
出来上がった2人のお話だけに、えちシーンはけっこうあったのですが(///∇///)
アヒムまで男性としての秋成に一目惚れしていたと知って、冷静でいられないイズディハールの嫉妬心や独占欲ですよ( ☆∀☆)

お互い気付いていながら、ないものとしてきたハミードの秋成への恋情。
「ハミードにもだ」と思わず出た言葉に、イズディハールの想いが見れて、とっても興奮でにまにまでしたσ(≧ω≦*)


ハミード視点のお話も最後に入っていて、どうしようもない秋成への気持ちをもてあますハミードにも胸きゅん。
もうホント、ハミードの苦しい胸の内がたまらなく胸きゅんきゅんΨ( ̄∇ ̄)Ψ

だもので、ハミードがこういう形で身を固める方向に行くとは、とちょっとビックリな展開でした。
いやもちろん、ハミードにも幸せになって欲しいので、いつまでも秋成に気持ちを引きずっている訳にはいかんですけど。


イラストは、もちろん円陣闇丸先生。
毎回、麗しいイラストです。
口絵の、下着姿の秋成がイズディハールのネクタイを解いてるイラストが、色っぽくて甘くて幸せそうで、めっちゃステキです(*´∇`*)


2

ハミードっ

なんとなく呼ばれて本屋で探したら、もう売ってたではないですか!!!
うきうきうっきんで読み始め、今読み終わったところ。
興奮のあまり抑えきれず、絶叫。「ハミードっなにすんのーーーーっ」
何を書きなぐるかわからないのでネタバレつけておきます。
女子が出てくるのは嫌だという方は、今回難しいかも。
でも読み続けている方なら、しょうがないよねー
あきらめて読んでくださいまし。

砂楼の花嫁から始まる3冊目。
さすがにこの巻だけではもったいない。
読めなくはないけど、これだけ読んでもちっとも面白くないと思います。
前2冊はぜひお読みくださいまし。

先生は、アラブ版〇熱シリーズにでもされるおつもりではないかと。
てか、次だけでも絶対書いていただかないと私暴れる。
ここで終わるか?!という終わり方だったので。
萌2にしましたが、今一つピンとこない巻でした。

今回一番お気楽ハッピーだったのはイズディハールかも。
一粒で二度おいしい状態の秋成を
堪能している姿しかなかったような気がするー
おっさん、エロさが増してないか?(とうとう、おっさん呼ばわり)

秋成は今回も大活躍。円陣先生、黒髪姿を描いてくださいました~
うっそ、まじ秋成?ってぐらい印象が変わる・・・
カラー口絵は女性よりの秋成。美しい・・羽衣もたせたら空飛びそう。
脂下がった(笑)イズディハールと二人、めちゃ幸せそう~とけるー
な絵です。
もう一つのカラー口絵が、これまたたまらん。
王子二人いて、一人の腕に留まっている青い小鳥。手を伸ばすもう一人。
せつない。

その他登場人物。
新しい秋成の護衛官が出てきます。今度は忠犬ハチ公タイプで大丈夫そう。
(いや前回もそうだったはずなんだがな)
アヒム(小国第二王子):こいつがねー。とっちゃんぼうやというか 
すっとこというか
お調子者というか。。。。お前何のために出てきたん。てな感じ。
こいつとのエピソードは添え物としておこう!
やっぱり、この巻は 迷える皇太子 ハミードの巻だわ!

もういっそイズディハールもあきらめて3Pにしちゃえばいいのにー
とつい思ってしまう私でした。ひどすぎ?
とっちゃん坊やカットして、ハミードを前面に出しても ツライしなあ。
大好きなシリーズですが、この巻はやっぱ微妙な位置づけです。
内容はこれ以上書きたくないーお許しください。

まとまらないレビューで本当にごめんなさい。
やっぱかなり興奮してるわ。

10

意外だったな…

相変らずラブラブなイズディハールと秋成です。 ですが今回はその秋成の美しさに落ちた男がまた一人? 最後のネタばらしまで気づかないものなのか?とも思いましたが恋は盲目。 まぁ、ハミードにも無理だったんだから、アヒムが秋成を手に入れられるなんてことはないわな。 それよりもハミードに子供ですか? いやまぁ成人男性ですし、秋成が好きだからと言って他の女性を抱かないとは思いませんが、ああそうですか妊娠させちゃう? BLだからって主人公以外も同性でカップルになるのが当たり前ではないのですが、まさか女性を持ってくるとは思ってもみなかった。

2

第2の当て馬登場!?

2016年刊。
もうじきこの物語の4巻が発売されるのでこの機会にと3巻も入手した。
それにしても『砂楼の花嫁』がシリーズ化するとは意外だったな。
結婚したその後も読める花嫁ものってのは貴重なのだが、主人公・秋成が抱えている性の秘密設定って大衆受けするものではないのでは?と感じていたので…

外見を切り替えると男性的にも女性的にも心情が切り替わる主人公ってのは興味深いが、いくら受けキャラの中性的、美形設定が好みでも"何か違う"感はある。
秋成の妃殿下としての立ち振る舞いが板に付いてきたのを実感できるってのもちょっと複雑だな。
…と思いつつ、男性の身なりで颯爽と活躍するシーンは麗しく、挿絵の眼福効果と一緒に楽しませてもらったが。

公務の合間にプライベートで訪れたエンデでの祝日カーニバル、皆が仮装姿で沸く中でよその男に一目惚れされてしまった秋成。
素性は明かさなかったにも関わらず、恐らくはあらゆる手段を講じてシャディ―ラまで辿り着いたその男の正体は、トゥルンヴァルト公国のアヒム王子だった。
良く言えば情熱的、悪く言えば青臭い執念で王族の特権を濫用して…だけど、育ちの良さ故に憎めない。
ここで第2の当て馬が登場するとなると大抵は波乱を呼ぶ展開となるのだが、う~ん、いつもの遠野さん作品らしい詰めの甘い恋敵で終わってしまっていた。

話全体もロイヤルな雰囲気の中でイズディハールとも男女の夫婦らしくなっていく様子は、何だかハーレクインのようだった。

ところで、第1の当て馬ハミードにも遂に身を固める相手が出現したかっ!?
…の割りには呆気ない展開だったな。
ハミードの相手は男性でも女性でも構わないが、行動力があったりとか考え方が懐深いとか、度量の大きい人物であってほしいとは思っていたのだけどね。
今後の展開は定かではないが、サニヤには単に古風なだけでなく秋成とは違う女性像を築いていってほしいと思うのだがどうなる事やら…

1

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