黒王子はいじわるに溺愛中

kuroouji wa ijiwaru ni dekiaichu

黒王子はいじわるに溺愛中
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神5
  • 萌×210
  • 萌5
  • 中立2
  • しゅみじゃない4

101

レビュー数
7
得点
82
評価数
26件
平均
3.4 / 5
神率
19.2%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784344838567

あらすじ

大学生の伍夏が泊まり込みのバイトで同室になったのは、イケメンだけどいじわるな和臣。一ヶ月も一緒に寝泊り出来るのかな!?

表題作黒王子はいじわるに溺愛中

黒沢和臣・大学生カフェで住み込みのバイト・23才
八野伍夏・大学生(攻めと同じバイト)・20才

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数7

フラレ方が半端ではない

「BOOK」データベースのあらすじの方が詳しいので貼っておきます。

──────
カレシにフラれた大学生の伍夏は、ダメな自分を鍛え直そうと泊まりこみのバイトへ。オシャレなカフェ、美味しいパンケーキ、可愛いわんこ―素敵な職場なのに同室になった和臣が怖い。誰もが振り向くイケメンなのに仕事に厳しいし、伍夏が同類なのを見抜いて「でもお前には興味ないから」と最低な一言。これから一ヶ月、同じ部屋で耐えられるの!?
──────

受けは、彼氏にフラレてネガティブ人間になってしまっているのですが、このフラレ方というのが酷くて、モラルハラスメント以外のなにものでもない。
そりゃ受けも人が変わるよ!と思ったところから、一気に作品に惹き込まれていきました。

ただ、そんな受けにも問題点はあって。
笑っちゃうくらい仕事ができない。バイトに来ているのに。
攻めはそれにイライラして、容赦なく非難します。
あとがきで小中先生は、先生の中の「『カチンとくる攻めランキング』の上位にランクイン」していると書かれていましたが、私はむしろ読んでいてスッキリしました。
モラハラ元カレのことは可哀想続きだし、それで人間不信&極度の緊張にあるのはわかるけど、それでもお金を貰って働く以上はがんばらなきゃ。
そんな攻めのキツい言葉と態度に耐えてがんばる受けを見て、受けを好きになれたような気がします。

そんな受けを見て、攻めもだんだん変わってきて……という以降の展開がとても滑らか。
最後までとても楽しく読めました。

1

天然ほわほわちゃんと黒王子が成長するお話

傷心真っ最中の大学生ほわほわ天然ちゃんが、
夏休み中のアルバイト先(泊まり込み)で
ずばずばいいたい放題言うイケメン大学生と知り合い、
アルバイト先の人とワンコに癒されて成長し、恋愛成就する 
ちょい甘めなお話でした!
ちょっと読むのが辛いと思う部分もあるかも です。
私はちっぴりきついな と思う部分あったので、萌2でお願いします。

・ツライ or キツイ 部分
 受けさんが恋人から酷い仕打ちを受けて失恋するのですが、
 その時に言われた言葉がきつかったー。
 「常識ってものがないんだよ」という言葉等なんですが、
 耳が痛い・・凹む。
 それを受けて、前半、受けさんがかなり普通じゃなく落ち込んで
 いじいじしてて、いや確かに凹むよ とは思いつつ、
 読んでて かなり苛々したのも事実。
 前半読み進めるのが ちとキツかったです。

後半は、受けさんが頑張って前向きになったので良かった!と思ってたら
もう一回ずがーーーーーんと落とし穴におっこっていくのですが
こちらには もう甘々なエンディングが見えてるので、
なんとか読み切れました。
受けさん続きもたくましくなってたので、尚よし!でした。  

ゴールデンリトリバーの飼い犬が2匹でてくるのですが、
この2匹ももっふりと癒してくれて、読後感よかったですー!
大学もどった二人の話を読んでみたいー
溺愛されてる末っ子受けがカミングアウトして、
天地ひっくり返したみたいになる受けさん家のお話とかも
楽しそうな気がするけど、どっかにないかな?

0

「はなカフェ」に行ってパンケーキが食べたくなりました

 元彼の自分勝手な心無い言動で、一方的に別れを切り出されて以降、自分がどこかおかしいんじゃないかと自分に自信がなくなって、すっかり対人恐怖症になってしまった受け様の伍夏。
兄の紹介で夏休みの1ヶ月間、住み込みでのバイトをする事になり、攻め様の和臣と同室で頑張ることに。

 初めは不慣れな事におたついて萎縮しちゃいまくりの伍夏だったけど、元彼とのいきさつを和臣に話して、お前は悪くなくて男を見る目がなかっただけだ、と言われ、やっと本来の自分らしさを取り戻していけて。
そうなると、素直でかわいくて頑張り屋さんな伍夏ちゃんでした。
 和臣とオーナーの怜司の駆け引きめいたやり取りを聞いてショックを受けて落ち込んだ時も、このままじゃ嫌だとちゃんと話そうと思った所も、人として成長を感じてとても好感度アップです。

 和臣は、家族と離別してるので学業と生活の両立でいっぱいいっぱいで、本気の恋愛なんてしてられない、というスタンスだったのに、本気の恋愛で傷ついてそれでも立ち直っていく伍夏を見ていて、自分も伍夏と真面目な恋愛をしたいと思うようになっていって。
デリカシーなくてホントは寂しがり続き屋で好きになった相手には溺愛してかわいがりたい。
これから2人、お互い甘えて甘やかして幸せにね、と思いました。

 カワイチハルさんのイラストがまたいい。
酔っ払ってる伍夏の無自覚な煽りに汗だらだらの和臣とか、えちしーんの気持ちいい顔の伍夏のうなじに顔を寄せてガン見してる和臣とか…。

 ゛はなカフェ゛に行って、伍夏に給仕してもらって怜司さんの作ったスフレパンケーキを食べたい。
レジでは「おいしかったです」とか言って和臣に満面の笑みを見せて欲しい。
いや、それよりは伍夏を優しーく見守ってる和臣が見たいかな。
帰りはゴールデンレトリバーのれんげをもふらせてもらいたい、と妄想が広がるのでした。
 
 

2

寂しがり屋の無自覚溺愛×意外に男前な一途で健気

読後感のほわほわ感が抜けないくらい、癒されました(^^)

小中先生があとがきに書いていらしたのですが。
受けさんの伍夏にいらいらしたかも…とありましたが、確かに序盤あたりの伍夏はなよなよウジウジ鬱々としていて、『嫌いなタイプの受けが来たかも…』と心構え新たに読み進めましたが、元彼によるトラウマ(呪いと言われてましたが笑)によって人間不信に陥り、本来の伍夏に戻っていく様を見ていると、可愛いだけじゃなく自分から告白してスッキリさせよう!とか、話し合わなきゃ前に進めないと自分自身を鼓舞するシーンがあったりだとか、意外に男前なとこもあり、素直でハッキリした本来の伍夏に戻ってからは、一つ一つ乗り越えようと頑張る伍夏を応援したくなるくらい好きなキャラクターでした。
タイトルで黒王子と付けられた攻めさんの和臣は、初めっから最後まで黒王子???と疑問に思うほど、性格もハッキリしていて気づかないとこでフォローする優しいとこもあり、実は家庭環境のせいで寂しがり屋だったりとギャップ萌えする可愛さを持ち合わせた将来的にも高スペック高スキルを期待できるかっこいい印象しかありません。
周りの人に2人の続き関係がバレた後は開き直ってイチャイチャする和臣にきゅん!
帰りの電車の中で自分が初めて重いくらい好きだと気付いて不安になる和臣にきゅん!
早くイチャイチャしたくて2時間の道程が長いと唸る和臣にきゅん!
と、最後の怒涛の和臣にきゅんきゅんさせられる2人のシーンは、読んでいて幸せになれました。

この2人を取り囲む脇キャラの怜司さん・花山さん・れんげが、またいい持ち味を出していてこの2人と1匹が居なければ成り立たないお話だったと思います。
それくらい、出番は少なくても存在感の大きい素敵な脇キャラでした。
元彼と元彼を奪った俊だけは、ただただ不幸になればいいと思ってしまいますが。
夏休みの間にこの2人に何があって元彼が伍夏に会いに来たのかだけは気になるところです。

主人公2人が、出会ってから少しづつ少しづつ距離を縮めて気持ちを育んでいく、ほのぼの幸せストーリーを読みたい方には、是非オススメです( *´︶`*)

1

レトリバーのれんげがかわいい


元彼にひどい言葉で振られてしまった伍夏(受け)。真面目なだけにひどく落ち込んでしまい人付き合いもうまくできなくなってしまいます。心配した家族に紹介されて夏休みのひと月だけカフェに住み込みバイトに行くことになります。
同室で同じバイトの和臣(攻め)は仕事はできるのですが口が悪いため、もともと萎縮してしまっている伍夏は、甘やかされていて働いたことがなかったこともあって失敗に失敗を重ねてしまい、負のスパイラルに陥ります。
逃げ帰ろうとしたところ、和臣に失敗してもいいから引きずらないようにとアドバイスを受けます。

溺愛ものは大好きなのとカワイチハルさんの絵に惹かれて読んでみました。題名からどれだけ溺愛してくれるのかと思ったら・・・拍子抜けでした。

伍夏は5人兄弟の末っ子で家族に愛されて育ったため素直で鈍感なかわいらしい子です。酷い言葉に傷つき気分が下がったままバイトをしているところが1/3くらいあり切ないです。でも、和臣に話を聞いてもらって肯定してもらってからは早々に和臣のことを好きになってしまい、そんなに早く落ちないで欲しいと思いました。

和臣はデリカシーがなくオブ続きラートに包んだりせずに言葉を発してしまう人で、家族にゲイばれし家を追い出されてしまったせいで、寂しくて延ばされた手をすぐに掴んでは別れるを繰り返しています。自分で学費も生活費も稼がなければならないので恋愛に時間が割けないため、本気の恋をしたことがありません。境遇としては気の毒ですが、どうもあまり好きになれないまま終わってしまいました。

溺愛というからにはもう少し和臣が大人な人かと思っていました。
本人的には構っていたという時点で溺愛なのかもしれないけれど、私的には普通?。大人同士の内緒話でも一途で真面目な伍夏の話をネタにするのもいただけない。
これはカフェの店長の方が罪深い。恋の駆け引きのような会話に純粋な伍夏を巻き込むなって思いました。悪気はないだろうと思っても、一気に好感度が下がってしまった。
それを聞いてしまって誤解した伍夏を傷つけたことも許せないし、伍夏がそれでも和臣が好きなままなのもイライラしました。ちょっとは幻滅すればいいのに。
そして和臣はもっとおろおろして振り回されればいいんです。

元彼はもっと意味不明な最低男。あんなにひどい言葉で傷つけたのに、どの口がやり直そうなんて言葉を発するんだろう?記憶力ないのかな。というか友達として付き合っていたころも合わせたら5年くらいにはなるだろうにの今までやってこれたのかちょっと理解できない。伍夏が鈍感で気づかないにしては酷すぎるような。逆にこの話のために急にクズにしたみたいに感じてしまう。


両想いになってバイトも終わって皆に見送られながら二人は家に帰るのですが、これからもっと溺愛するのかというところで話は終わってしまい、正直がっかりしてしまいました。
もっと、伍夏を溺愛しているところが見たかったです。私はここからが読みたかった。

伍夏が失恋を乗り越えて立ち直り成長する話として読むなら良い話だと思いました。基本、悪い人はクズ元彼だけだったし。
ただ私は表題作から、溺愛を期待していたのでイマイチだと思いました。

3

ワンコ可愛かった

付き合っていた男に人格を全否定するような捨てゼリフで振られ、精神的に参っている受け。落ち込んでいる受けを見かねた兄からの紹介で、夏季限定の住み込みカフェバイトを始めることになったが、同室になった攻めは厳しくて…。


23歳×19歳という若いカプということもあるのか、どちらも子供だなぁ…という印象を受けました。受けは、元彼にひどい振られ方をして人と付き合うのが怖くなっています。同室になった攻めが怖くてビクビクしてしまい、バイトでも失敗続き、余計に怒られて萎縮してしまうという悪循環。
かなりのページまでおどおどビクビクしている受けにも、受けの失敗に舌打ちしたりする攻めにも好感が持てず、最初は萌えないなぁ…と思いつつ読んでいたのですが、2人が和解して打ち解けてきてからは少し持ち直しました。甘い雰囲気には少し萌えました。

それでも、萌えきゅんするようなところまではいかず、攻めはデリカシーがないなぁとか、受けは打たれ弱いなぁとか、受けの元彼はキモうざいなぁとか、そんなふうな感じでした。
イラストは可愛らしかったです。頼りなげな受けの雰囲気がよく出ていたし、攻めはカッコよくて、イ続きラストの力で魅力ちょっと増していました。

1

どんどん甘くなります!

避暑地でのカフェバイトを舞台とした、大学生同士の同居モノです。
タイトル通り、攻めが受けを「いじわるに溺愛」してます。前半は特に攻めのキツい所が強調され、恋愛のトラブルで傷付いてる受けとのすれ違いが大きいのですが、その分後半からの甘々ぶりにはニヤニヤが止まりませんでした!(*´ω`*)

伍夏(受け)は彼氏に振られ、立ち直ろうと避暑地での泊まり込みのバイトを始めます。バイトでは失敗ばかりで、しかも同室になった和臣(攻め)とは上手くやれず…という展開です。

攻めの和臣は我が道を行くといったタイプです。アルバイト先のカフェでは先輩になるのですが、努力家で仕事が出来、自分にも厳しい分他人にも厳しいのです。話し方もキツいので最初はイラッと来るのですが、話が進むにつれてその芯の通った強さや優しさが分かり「いい奴じゃん」となるのですね。

受けの伍夏は、本来は明るく素直で、ちょっと勝ち気な部分もあるいい子です。しかし、友達であった期間も含めて長く付き合った彼氏に「伍夏はおかしい。おかしいという事に気付かない事が異常だ」と振られてしまい、自分に自信を無くしてしまっています。自分の言動続きが人を傷付ける事を恐れて、人と上手く関われなくなってしまっているのですね。

序盤は読んでいて切ないです。受けが萎縮しちゃっているので、働いていても失敗ばかりなのですね。そして攻めの言動がキツいので、ますます受けが萎縮する。溺愛の「で」の字も出て来ない状態。しかし一緒に過ごすうち、攻めの面倒見の良さや、攻めによって癒された受けの本来の人懐っこい性格が出て来て、どんどん甘々な展開になるのです。受けがバイト仲間に言い寄られて、攻めがヤキモチをいたり、同居中なのでお風呂でバッタリとかのハプニング。そして酔っぱらった受けの色っぽさに、攻めが煽られちゃう等の萌え所がたくさんでした。

ちょっとしたすれ違いも乗り越えて二人は結ばれますが、絡みは最後に1回だけです。落ち着いていつも動じない攻めの「予定ではもうちょっと、かっこつけられるはずだった」という年相応の余裕の無さを見られたり、結構ムッツリな所が見られてニヤニヤしちゃいました。

ひと夏のバイトを終え、バイト先のメンバーに見送られながら列車で帰る二人が、寂しさをかんじつつも希望に満ちていて、大変さわやかなラストです。そして、受けがひと夏の体験を通して、癒されながら本来の自分を取り戻していくという過程も非常に素敵な一冊でした。

4

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