虹色のうさぎ

nijiiro no usagi

虹色のうさぎ
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×23
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
1
得点
17
評価数
5件
平均
3.6 / 5
神率
20%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥870(税抜)  ¥940(税込)
ISBN
9784344838499

あらすじ

恋人の聖の一途な愛情によって少しずつ過去のトラウマを克服しはじめる響太だが、「普通の恋人」の振る舞いに悩んでしまい…。

表題作虹色のうさぎ

伊旗聖・パティシエ・24才
利府響太・イラストレーター・24才

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数1

新しい世界を開いていく二人が素敵です

『箱庭のうさぎ』続編です。
もう出来上がってるカップルだし表紙も甘いしね、と思って安心していてはいけない内容。序盤はしっかり甘々でほのぼのですが、結構なシリアス展開も来ました…。主役二人の成長がメインになる作品です。そういえば、前作でも表紙が甘くて油断したんでした…!!

内容としては、二人の交際をカミングアウトした事で、攻めと攻めの家族がぎこちなくなった事に心配した受けが、なんとかしようと奮闘する、といったもの。攻めの家族を安心させるために、攻めに甘え続けるのはやめ、頼れる恋人になろうとするんですね。

最初は本当に甘々でほのぼのなのです。恋人になった二人の、甘えて、甘えさせてというイチャイチャ生活。新婚のバカップルそのものです。しかし、そこから受けが成長しなきゃと頑張りだす事で歯車がどんどん狂い始めます。恋人の事を思ってしっかりしようと頑張るのって、普通はすごく前向きでいい事のはずなのに、共依存っぽかった二人だと非常に苦しい事になる…。依存していた相手に依存するのを止めようとすると、こんなに苦しまなきゃいけないの…と読んでいてかなり切ない…(つд`) お互いを思う故のすれ続き違いが深刻すぎるんです。少しずつ外の世界に目を向けていけばよかったんでしょうが、一気に頑張りすぎて、もうパンク寸前になっちゃうんですね。

攻めも当然そんな受けに気付いていますが、受けよりも周りが見えているので、「頑張らなくていいよ」とは言えない…。本心としてはいつまでも自分だけに依存していて欲しいけど、それじゃダメだと言う事もよく分かってるんですね。自分の気持ちに折り合いを付けながら、見守るしかないのも切ないですよね。

そんな時に攻めが事故で足の骨にひびがはいって…という展開で、もう徹底的に受けが追い詰められます。読んでるこっちもしんどくて仕方ない…!!

しかし、最終的にはちゃんと二人らしい形を見つけ、とハッピーエンドです。ちょっと後戻りした感もありますが、まぁ、あんまり頑張りすぎず、自分達のペースでいくのが一番いいよね…という感じで。

絡みは最初と最後の2回です。まぁ、出来上がってる二人なのでしょっちゅうベタベタはしていますが。(笑) この作者さんの書かれるエッチって、結構濃厚でお気に入りなのですが、今回も足舐めから入る等、濃厚です!!

閉じていた世界から、少しずつ踏み出す二人…と、とてもさわやかな読後感でした。

4

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