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最初、今号は買わないつもりだった。
毎回雑誌を買うとき思うのだが、雑誌は場所を取るし、この号に掲載された作家さんに今はハマってないけど後々ハマるかもしれない、その時にこの号買っといて良かったー!!ということが度々あるため、私は捨てられないのだ。
という心配があるので雑誌はたまる一方。
だから本当に欲しいけど、買いたくない。
今号も「カーストヘヴン」しか目当てでないので、単行本になるのを待とうと思っていたのが、ネットでこの最終話を読んだ担当氏が手が震えたというコメントを目にしたり、たまたま雑誌が電子で出ているのを見つけて、もう自分の読みたい読みたいという欲望が抑えられなくなって、購入してしまった。
電子って本当に恐ろしい…。
仙崎は妖精か?
この仙崎×巽編になった当初、私は仙崎のキャラが掴めずにいた。
この人は本当に巽のことが好きなのだろうか。
仙崎なりでいいから本気で思って思ってくれているのだろうか。
なので、この二人についてあまりハマらなかった。
しかし8月号を読んで(こちらも欲に負けて買ってしまった…)仙崎は本当に巽のことを思ってくれてたんだ…ということを感じて、そこからこの二人にドハマりした。
そして今号。
仙崎も巽も子どもだった。
二人の純粋な好きという気持ちが綺麗という言葉より、美しいと感じた。
お互いに愛してるというけど、無償ではない「愛してる」という気持ち。
私は仙崎に人魚姫の泡になったヒロインような印象を受けた。
昔、人魚姫を読んだときによく思ったことがある。
王子には後悔してほしい。
あなたを本当に助けたのは誰だったのか、知って後悔してほしい。
後悔して泣いてほしい。
とても美しい、純粋な気持ちを持った子供な仙崎。
仙崎という存在は本当にいたよね。
妖精じゃないよね。
早く巽の息の根を止めに戻って。