誰でもいいわけじゃない

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表題作泥沼 ~ビコーズアイラブユー~

翔吾,バーのマスター
充,フリーのゲームキャラデザイナー

同時収録作品泥沼~ビコーズアイラブユー~

光一 会社員,充の元彼,24歳
充 フリーのゲームキャラデザイナー

その他の収録作品

  • 鎮守の沼にも蛇は棲む
  • あとがき
  • 描き下ろし漫画「11/28」
  • カバー下漫画 「11/28」の続き

あらすじ

「結婚しても関係を続けたい」という元カレ・光一。
「都合のいい男を続けるのはキツイ」という今カレ・翔吾。
忘れられない想いと向けられた好意の間で揺れ動く充は、
再会した光一にカラダを許してしまって――。

不器用な男たちの傷だらけの恋物語、完結。

[収録作品]
ビコーズアイラブユー 第4話~最終話
鎮守の沼にも蛇は棲む

作品情報

作品名
泥沼 ~ビコーズアイラブユー~
著者
ともち 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
シリーズ
泥沼
発売日
ISBN
9784758076210
3.9

(52)

(17)

萌々

(23)

(6)

中立

(2)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
6
得点
197
評価数
52
平均
3.9 / 5
神率
32.7%

レビュー投稿数6

泥沼続刊

レビューを見ると充(受け 表紙)に違和感を持った方が多かったみたいですね。たしかに充は相当勝手なのですが、自分勝手である事を自覚していて、かつ翔悟(攻め)が許容してしまっているので、受け入れてしまいました。ビッチ受け好きですし。奔放型ビッチではなく、愛されたくて心弱いビッチの充。一度付き合うと重そうだな。

描き下ろしが良かったです。翔悟を単純ないい人、都合のいい男に描いていないのがとても。充をきちんと叱って手綱を握って、かつ愛を伝え続けた方ががうまく行きそうだ。

3

お馬鹿さんたちのごちゃごちゃ

いやー 私は好きですね
2冊まとめての感想ですが
充は確かに自分勝手で無責任で甘ったれですが大丈夫、許容範囲内です
いいじゃないですか、当人たちが幸せならば

3

ハピエンです

これな、
前作を読んでる前提で買って、前作読み直してから読むつもりで積んで、で、前作見つからないけどまあいいかと、ようやく読んだら、なんか、なんか、あれ、あれ、あれ?って感じで。
やー、なんか、コミックス1冊分、たっぷり尺使った割には、なんかあっけなくハッピーエンドだったな。
確かに、さらなる泥沼のまま闇堕ちエンドじゃ続かないっていうか、ちゃんと救済と未来への展望とかがあってこその結末っていうのはわかるんだけど、なんかなぁ。

未練まみれで不器用にしか愛し合えない、愛ゆえにどうにもならない。

他の方も書いてらしたけど、弱い男達の女々しい姿が描かれていて、ここまで女々しいと1周回ってBLでしかあり得ないと逆に納得しちゃうような、
まあ、エロはたっぷりあるから、深くつっこまずにこれはこれ単体でエロ補完と割り切って読めばいいと思う。

3

自分が悪いのに悲劇のヒロインぶる受け

うわ...これはないわ...

1巻見てドロドロで面白かったけど、続編のこれはない。
まず、受けがこれじゃあ、悲劇のヒロインぶってる感じで!
どう考えてもお前がワルイだろ。
あんなに今彼に大事にされてたのに、あっさり元カレとセックスしやがって。

浮気や流されてセックスするのは全然いいけど、
その後、自分がしたことなのに悲劇のヒロインぶるのやめて。
しかも、表面だけで、全然自分が悪いと思ってないでしょ!!
なのに、反省してるよう見せててムカつく!!
自分の責任は自分でとれ!

攻めもなんでこんなにコイツがいいわけ?
全然好きになれないこんな受け!
反省してるフリして泣いて謝れば許してもらえると思ういでほしい。

ビッチならビッチでいいけど、
表面上は一途っぽい感じに見せかけてて、周りも自分もだましてるとしか思えない。

攻めは優しすぎて受けにベタ惚れで。
こんなに簡単に許しちゃっていいわけ?
むしろ受けに怒ってもいないでしょ。
戻ってきてくれればいいって、そんなに優しくてどうするのよ。

続編買わなきゃよかった。
買わなければ好きな作品で終わったのに...

こういうのが好きなの人もいるとは思いますし、感性はそれぞれなのに
あまりに腹が立ったので文句ばっかり言ってしまった
ごめんなさい

3

泥沼三角関係の行方は・・・

前作はけじめをつけに会いに行った元カレと流されエッチしちゃうのか・・・!?
という思わせぶりなところで終わっていました(笑)

この作家さんの本は全部読んでいますが、ドロドロに描かれるゲス三角関係と
クズ男たちのお話ばかりでかなり私の好物です(←もちろんほめ言葉です)

読みながら「おまえっ!そこで流されるんかい!」「それはアカンやん!」と
場面場面で思わずひとりツッコミをしてしまうのですが、そこがまた弱い人間
らしくていいのかなと・・・。

今回の作品もそういった弱い男3人の心模様が女々しく、そうとても女々しく
描かれていた点が良かったと思います。
サブタイトルの「ビコーズアイラブユー」とあるように、愛しているからこそ
こじらせていろいろやらかしちゃうんでしょうねf(^^;

カバー下で光一と一緒にえらい美人さん(♂)が登場しているのが気になります^^
今度は光一のターンか?と期待しつつ・・・

絵もデビュー以来どんどん艶が増してきているし、今後も楽しみな作家さんです。

8

持ち味が消えてしまった

 前作『泥沼』での闇堕ちのメリバは、先が描かれていないまま終わっていたものの、あれでよかったと思っていたので、続編を買うのは迷っているとレビューしたのですが、やっぱり買ってしまいました。

 別れ話をしに来たはずが光一に無理やり抱かれて、そのことを電話と動画でバラされてしまった充は、翔吾に軽蔑されることを恐れて、光一の所に残ると答えてしまい…。

 再び付き合い始めた光一と充ですが、翔吾が好きだと自覚した充は前のように笑うことも無くなり、イラつく光一は充に暴力をふるいます。それでも笑顔を見せない充に光一はとうとう「もういい」と言ってしまいます…え?もういいんだ??あっさりしてない?
 光一にそう言われた充はいそいそと出て行きます。そして翔吾の元へ…。え?簡単に出て行くんだ。なんだこれ…。こんな成り行きな展開でいいの!?

 翔吾と充との出会いのエピソードもあり、そこには一途で明るくてワンコな翔吾と、うぶで可愛い充が描かれていて、あまくきゅんとするシーンもあるのですが、あんなに狂った執着を見せてた光一は「もういい」の一言で引きさがり、軽蔑されるのが怖いとぐずぐず泣いていた充はあっさりと翔吾に逢いに行き、翔吾は優しく充を受け入れる。光一と充の別れ方も、充と翔吾の結ばれ方にもなんの重みも深みも感じられなかったです。
 
 読んで損したとまでは思わないですが、やっぱりメリバのままがよかったと思います!ちょっとダークな色がともち先生のいい持ち味になると思っているので、こねくり回してハピエンにしてしまったことで、その持ち味が消えてしまい【普通の話】になってしまいました。普通にしないとハピエンにならなかったのかもしれませんが、それならそれで、光一の所から充が逃げ出すとか、翔吾が奪いに来るとか、二人にもっと努力して欲しかったし、光一にももっと病んで執着して欲しかったです。
 

13

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