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本日中にお召し上がりください

honjitsuchu ni omeshiagarikudasai

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表題作本日中にお召し上がりください

樹 慎一郎,猫かぶりサラリーマン
春吉 太陽,実家の総菜屋,料理人

同時収録作品酒は飲むべし 飲まるるべし!

木村環,27歳〜37歳,龍悟と幼馴染
上田龍悟,27歳〜37歳,樹の会社の後輩

その他の収録作品

  • カバー下

あらすじ

性悪イケメンに気に入られてしまった…
ドラマCD化決定!

上田先輩と幼馴染・環の恋愛を描いたスピンオフも収録!

幼い頃から姉や先輩に虐げられてきた『いじめられっこエリート』の太陽は、笑顔のドS・樹さんに目をつけられてしまう…生粋のいじめっ子気質の樹さんに太陽が敵うわけもなく、揶揄われ、騙され、なじられて…ついには太陽自身も美味しくいただかれちゃって!? やさしい恋人が欲しい太陽の願いが叶う日はくるのか??

作品情報

作品名
本日中にお召し上がりください
著者
日塔てい 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
発売日
ISBN
9784864369794
3.8

(231)

(84)

萌々

(69)

(48)

中立

(15)

趣味じゃない

(15)

レビュー数
26
得点
855
評価数
231
平均
3.8 / 5
神率
36.4%

レビュー投稿数26

仮面笑顔とビクビク

実家のお惣菜屋を継ぐために地元に戻ってきた太陽とそのお店によく顔を出す樹のお話。
女ばかりの家庭で育った、とか
昔から先輩たちにイジメにも似たイジりをされてきた、とか。そういう過去があったにしても、ビクビクしすぎなんじゃ?と。
ある程度の年齢になったらその辺割り切らないと生きづらいだろうに…
なんて、全然関係ないところで心配になってしまったのでした。
樹と太陽カップルはなんだかんだ力関係が保たれているなと感じます。
痛がっているのにそのままえっちしちゃう樹の気持ちはわからないし、そんなことする人だってわかってるのに強く拒めない太陽の気持ちもわからない。
でもふたりはそれが正解なんだなと受け入れて読めばいいカップルに見えました。

太陽を好きだった先輩の龍悟と
親友の環のお話のほうはリアリティーあるなと思いました。
ガツガツした雄っぽい龍悟の受けは
色っぽさはなかったけど本能的な荒々しさが逆に良かったです。

0

代表作をもっともっと読みたかった…!!


同著者の作品三作を買っているので、もはや作家買いです。

代表作の「本日中にお召し上がりください」と、そのスピンオフ「酒は飲むべし 飲まるるべし!」の二作が収録されています。
割合はどちらも半分ずつでした。

【本日中にお召し上がりください】
このお話、とにかく受けが可愛い!
いわゆる小動物のような容姿での可愛らしさとは違うのですが、表情だったり行動だったり攻めからの愛され方が可愛い。
いじめられっ子オーラの受けは、ビクビクしていて先輩の上司である攻めに目を付けられます。

この攻めの体格が大きいのがまたいい!
受けは決して小柄ではないのですが、包容力があります。

最初は遊びで手を出されますが、攻めがだんだんと好きになっていくのが見どころ!!
程よくエロく、攻めからの愛もあって大満足!
じっくり読み込めてコスパ良し!

いいところで終わったので、もっと続きが読みたかった~!

【酒は飲むべし 飲まるるべし!】
「本日中に~」に出てきた、太陽に片思いをしていた先輩が受けに…。
友達以上恋人未満、体の関係ありの長髪×髭のカップル。

前編と後編に分かれていて、前編は「本日中に~」の続きで振られてたところからのお話。
後編では、いきなり10年後です。
前編「本日中に~」の二人も登場して良かったのです。

ただ、執着ものでもなく、私はあまり好みのお話ではなかったので、このお話だけだったら評価を下げて「萌え」でした。

というのも、代表作の「本日中に~」が好きすぎて…。
丸々一冊このお話だったら確実に「神」評価でした。
ですので総評としては、足して割って「萌え×2」です。

0

生ものです、お早めに。

不敵な笑みを浮かべ続ける攻め×不憫系疑心暗鬼わんこ受け

望んでいるのは優しい恋人。
その日出会った男も優しげな笑みを浮かべているが、Sの匂いがプンプンする。そんな男の元に何故かご飯を作りに行きそのまま頂かれてしまう太陽くん(受け)
なあなあから始まった2人のお話し。

太陽くん好き~!
不憫で可愛そうで男運がない!初めての男は家庭持ちな太陽君。笑顔がヘタなところも可愛い。グッと何かをこらえているような表情も好きです。口の減らない強気も良い!
表紙を見ても樹さんに頂かれそうで泣いてますね~!
裏表紙のあらすじを読むと「エリート系いじめられっこ」と書かれていたんですが、ごめんね太陽君。エリートって全然分からなかった!それくらい不憫と泣き顔のイメージが強いです。確かにお惣菜屋さんの跡取り息子ですがエリート・・・?

強引に抱かれる太陽君。泣きながら嫌がるのは最高でした。樹さんの無自覚嫉妬おせっせも興奮しました!
一度はセフレのような関係をやめようとする太陽君ですが、「付き合おうか」と言われ生まれて初めて優しいセックスを体験。常に優しさに飢えているので樹さんにちょっと朝ご飯を作ってもらえただけでコロンです。樹さんの糸に絡められていく太陽くんでした。
初デート回ではマイナス思考に陥り、樹さんを避けた結果簀巻。苦手なご奉仕も頑張ったのにごっくんをさせられやっぱり不憫。でもそこがいい!


同時収録「酒は飲むべし 飲まるるべし!」
表題作に登場した太陽君の先輩とその幼馴染カップルのお話し。
太陽君に失恋した先輩は幼馴染の優しさに触れお付き合いを始めることに。ここから10年愛と結果まで。
樹さんと太陽君もちょこっとでてきます。その首元にはおっ?丸くて光るものが・・・


絵柄が少年漫画系です。服装おしゃれ。細マッチョ。
泣き顔たくさん。
こちらの作品で日塔先生を知り気付いたら既存本全部購入してました。キャラや構成が好みです。間延び感がなく、程よくサクサク展開が進みつつ盛り上がりもあるので満足感が強いです。


「本日中にお召し上がりください」
バイ×ゲイ
本番 3
フェラ1
修正 白線
簀巻 2
体液描写有

「酒は飲むべし 飲まるるべし!」
バイ×バイ(先輩)ギザ歯
本番 2
修正 白線
体液描写有
体毛描写あり






0

ジャケ買い大正解。

小さいころから女ばっかりに囲まれて、虐げられて育った上に、学校の先輩にも盛大にイジられて、すっかり卑屈になってしまったお惣菜屋さんの太陽くん。

そんな太陽くんをいじめて面白がってたハズなのに、いつの間にか本気になっちゃった樹さん。

この樹さんのいじめ方が最初もうホントに酷い。ちょっと退くくらい酷い。
痛くてもぞんざいに扱ってても、気持ちよくしてあげてんだからいいでしょ?くらいに雑。

太陽くんにちょっかい出したきっかけも、可愛がってる部下(太陽くんの先輩)が気に入ってるからって横取り心理からだし。

仕事が忙しくて会社に食事のケータリングを頼んで、配達にきた太陽くんを無理やり手籠めにする。痛がって怖がって泣いてるのに止めない。理由は太陽くんが他の男と親しげにしていたから。どんだけ勝手やねん。

で、こんだけ酷い目に合ってるのに悲壮感が無いのは、ひとえに太陽くんのキャラクターのお陰です。

いじられ続けて苦手な先輩にも、胡散臭い笑顔でめちゃくちゃな扱いをする樹さんにも、キョドキョドびくびくメソメソしつつ、結構ズケズケ物を言うし、キレる所はキレる。

あんまり雑に扱われてキレた太陽くんに「俺は俺を対等に扱ってくれて、優しくしてくれる人を探すんだ!!」と泣き叫ばれて、そこでやっと「あれ?もしかして俺、本気でハマっちゃった?」とやっとこさ自覚する樹さん。

でも「ごめんなさい」の言葉もなく、別れる切れると言い募る太陽くんに「じゃ、つきあおうか?」だの「優しくしてあげるよ」だの、あくまで上から物を言う。

そんな樹さんに押し流されて、流されHからの手作り朝ごはんでコロリと落ちる太陽くん。優しくされ慣れてないと、こうなっちゃうんやね…

ただ、お付き合い成立してからは、それなりに大事にしてもらえるようになって、同時収録のスピンオフでは10年経っても仲良しカップルなようなので、これはこれで一つのカタチなのでしょう。


スピンオフは、太陽をずっといじってた(本人は可愛がってたつもり)先輩が、Hもするマブダチと恋仲になって、10年先までくっついてる話。

ちょっと個人的に気になったのですが、この先輩、幼馴染のマブダチさん相手では受なんですね。で、太陽くんともしくっついてた場合、どっちがどっち、なんでしょう…??
オタオタとひん剥かれた太陽くんに、先輩が乗っかっちゃう感じですかね…?

0

キャラが独特。キーワードはふわふわ

やっぱりどこか独特なんですよね。キャラが。

2編入っています。

表題作は、いじられキャラの太陽とできるリーマンの樹さん。
お惣菜やを切り盛りする太陽。女系家族の中でいじめられて育つ。はたまた、かわいがってくれる高校の先輩にもいつもいじられるばかり。ゲイでアルコとはカムアウト済み。
そこへやってきた、笑顔が嘘っぽいリーマン、樹さん。うさんくさくて怖そうとおびえる太陽くん。

案の定いいように頂かれてしまいます。最初は体だけだったけど、ここぞというところで言いたいことは言う太陽が、優しくしてくれる彼氏を探す!と切れると、焦った樹さんは優しい彼氏を演じるくらいにはすでに太陽にはまっていて、という展開。

結局、かっこいい樹さんと、かわいい太陽をお互い好きになったんだと思います。

が、かわいいんだけど、やっぱり太陽がかわいそうで(最初は特に遊ばれているだけなので)、ちょっと萌というのとは違った。

太陽の髪がふわふわなのと、樹さんがふわふわ卵料理が好きなので、イメージが”ふわふわ”でした。

もう1つは、太陽に片想いしていた先輩の話。幼なじみの環と常に一緒にいて、Hもする仲。でも恋人とは違う。
けれどある日突然好きになる(太陽にふられた日)。この辺の成り行きがちょっとついていけず。
でも、環との強い絆が、やがてかけがえのないパートナーになっていくのはよかった。

萌どころはあるのに、ちょっとすんなり受入れられない設定もあって、惜しい。

0

樹さんこのキャラデザで良かった

あー神です、好きです、なんでもっと早く読まなかったんだろう。

◾︎本日中にお召し上がりください
意地悪な樹(攻め)に怯える太陽(お惣菜屋さん)。
最初は太陽が可哀想で、でも大丈夫これはBL漫画よ絶対攻めのデレが来る!とひたすら樹のデレ待ちでした。
そのデレも少し予想と違うルートでの優し甘やかしエッチだったのでググッと心惹かれ、次は太陽がビクビクしなくなるのを待つターン。
結局本編中には太陽はビクビクしっぱなしでしたが、ご実家への突然のお付き合い報告という絶妙な俺様シチュがオチで大満足。地味に太陽の本名知ってたのかという驚き。
そう、本編中にはビクビクしか描かれないのです!が、同時収録のスピンオフ「酒は飲むべし〜」で樹が太陽をきちんと愛して幸せにしてるっていうのが、太陽の口から語られて、萌が振り切れましたね。「ちょーかっこよかった」樹が見たかったです日塔先生。あとがきでの貪欲な太陽くん情報はかなり嬉しかったです先生。

◾︎酒は飲むべし、飲まれるべし
スピンオフ元もスピンオフも最高ってすごくないですか。両方神です神。
偶発的と言ってもいい流れでスタートした環(攻め)と龍悟(太陽虐めてた先輩 樹の部下)の関係で、車内での環のあのセリフ、震えました。環がカッコ良すぎる。

1

どちらも不器用なのかも。

以前読んだ時は、ダメだー‼︎って思ってたんですよね。愛があるんだか無いんだか。精神的にもともかく、嫌がってるのに痛いのはダメ。絶対にダメ‼︎と。久々に読んだら、私が色々読んで研鑽を積んだからなのか。何なのか。そんなにダメでも無いなぁ…と。

樹さんは(表紙‼︎ 美しいですね♡)フェロモン噴き出しまくりのイケメンで、まぁ、元々Sっ気はあるんだろうけど、嗜虐心を煽る太陽くんの自分でも知らなかったドMであろうヘキを暴いているのかもしれないのだ。愛ゆえに。ただ、どうにもこうにもヤリ過ぎてしまうので、これはちょっと頂けない。だから泣きながら「別れる」と訴える太陽くんを前にして、この男はものすごく考えるのだ。…どうしたものか?と。ここ、煙草を燻らせて考えている様子、無駄にカッコいいです。太陽くんも「萌え要素追加してくるんじゃねー!」って、チョロくもほだされちゃってますし。
バーで太陽くんを放置プレイしていても、本物のイケメンが寄って来てるのを見たら、直ぐに引き剥がしたり。結構、彼なりに夢中で。彼なりに大事にしていて。独占欲も執着もあるのだ。

後半は太陽くんにちょっかいをかけていた幼馴染にして、先輩の龍悟の物語。太陽くんは龍悟にはずっと虐められている、と思っていたが、これは単純に好きな子虐めたいだけで。想いは通じず、片恋のまま終わる。(樹さんは気付いていて、さっさと太陽くんをかっさらったのだ。)その失恋を幼馴染の環に愚痴っていて…。いつもの様にセックスをする。そこに悲壮感は無い。友達同士の延長のまま、遊び、呑み、セックスする。そうして10年が経ち…、というさらに大人になった自分たちが選択する未来は…という、ちょっぴり重いテーマをもたらす、大人なストーリーになっていて。
同じく10年付き合ってさらに大人になった樹さんと太陽のその後も描かれていて、ちょっといいんですよね。樹さんはナイスミドルになっていらっしゃる。会社でもそれなりの立場になってるみたい。社会的には、結婚とか。子供とか。そういう選択肢もあったりする人生の中で。でも俺はお前を選ぶ。環のラスト周辺のセリフがグッと込み上げるものがあります。愛しているから、どんなあなたでも受け入れる、っていう覚悟。いつも側に居た親友であり、恋人でいた二人が例え別の道に進んだとしても、親友であり続けるよ、という覚悟。その覚悟に龍悟も応えます。

全員体格も良いので、エチも迫力あって、エッロエロなんですが、胸に刺さる物語でもあって。ホロロっと来ます。でもまぁ、表題作は虐められ過ぎなので、いくらヘキだと言われても…。樹さんのこの顔で、ドロドロに甘やかすストーリーも描いてみて欲しい。

0

やっぱり表題作かな?笑

レビューを見てみるとスピンオフの方が好き、という人が多い気がしますが、私的には表題作の方が良かったです。

元からS攻めが好きなのでそのせいかな、とは思うのですが、とにかく太陽くんがかわいい。流されやすいし、ちょろくてデレるところも、とにかくかわいい。また、優しくして欲しいと泣いてしまうところが乙女で可愛いなぁと思いました。

樹さんはもうとにかくSですね。
目が笑ってない。がちで。
でも優しくする、と言ったところの樹さんはとことん甘々だった気がします。

そしてスピンオフ。スピンオフは!短いながらもとても引き込まれるようなお話でよかったです。

4

樹が本編では苦手でしたが!

本日中にお召し上がりください
いじめられっこエリートの太陽に共感して辛くなりました。なぜなら私もだからです。
太陽の疑心暗鬼と被害妄想で理想の男の人との出会いを逃して来たかもってところはなるほど!と思いました。

樹は本当に太陽のことが好きなのかな?太陽が可哀想で萌えられません。乱暴でセフレ扱いで。
太陽の顔と食事と体の相性と嗜虐心を煽るところは気に入ってるみたいですが、樹のターンになって恋人を作ったって言い方!
太陽の性格を観察して逃がさないように家族にお付き合いの挨拶しちゃいます。本気度が今一つわかりません。

傲慢ないじめっこ攻めに振り回される気弱ないじめられっこ受けのカップルはついファンタジーだとわかっていても自分はあまり萌えません。やっぱり攻めに優しく溺愛してほしい。好みの問題ですね。
でも太陽はなんだかんだで樹を好きみたい。太陽がそれでいいならいいのかな。

酒は飲むべし飲まるるべし!
おお!樹と太陽カップルが10年後将来の約束して指輪もしてますね!樹ごめん、いいやつだ。仲良く続いてたんだね。会社でも指輪を堂々とはめて。良かった!愛があったんだね!

太陽に片思いしていた上田こと龍悟と長年の親友でありセフレの環。酔った勢いでいつものようにエッチした翌朝、龍悟が環を好きになってしまったかもしれないって。付き合ってみることに。
ノリノリで爆笑しながら進んでいきます。

そして10年後そろそろ結婚するか考えなければならない年頃に。龍悟は覚悟もできずモラトリアム状態?環に委ねますが環はちゃんと龍悟との将来を望んでいた!このくだりの環のセリフがグッときます。環はきちんと龍悟の事を考えてたんだ!そして龍悟次第って選ばせてくれますしもし別れても親友に戻ってくれるって、なんて龍悟に優しくて懐が広くて男前なの!

両カップルともおじいちゃんになっても仲良くいてほしいな。
カバー下も良かったです。樹が太陽に逃げられないように努力したり太陽が世話をしたのかな?とか龍悟と環がノリで結婚式挙げちゃう未来とか。

2

スピンオフがすごく好き

表題作とそのスピンオフの二つが収録されていて、表題作よりスピンオフのほうが好きです。

【本日中にお召し上がりください】
太陽(受け)は姉から、そして先輩からいじめ倒されたせいでビクビク、おどおどしちゃってるゲイ。
そんな太陽をいじめ甲斐があると見込んでロックオンしちゃった樹(攻め)のお話。

好きだからいじめたくなる…という愛ゆえのちょいSはめっちゃ萌えるし楽しめるけど、樹のいじめ方は猫が鼠を殺す前に弄んで遊んで楽しむ的ないじめ方なので、ちょっと引いてしまった…。
笑顔だけど目が笑ってなくて、何考えてるかわかりづらくて怖いし…。

そして太陽が樹からレイプまがいのことをされた末に「俺だって大事にされたい 俺ってなんでいつも相手次第の関係なんだろう…」とボロボロ泣くシーンが可哀想すぎます。
その後、太陽が「優しい恋人が欲しい」と逃げようとして、ようやく初めて優しく接してあげるんだけど、なんか裏がありそうで信用ならないままでした。

この話だけだったら多分、萌よりの中立くらいだったと思う。

でも、萌萌なのは次のスピンオフ【酒は飲むべし 飲まるるべし!】がとっても良かったから!
そこで樹と太陽の10年後が読めるんです。
美中年となった樹の左の薬指には指輪が、そしてテレッテレに幸せそうな太陽の口からその経緯がさらりと話されるのだけど、二人の関係がしっかりとした愛に変わって愛し愛されている様子が伺えて激萌えたー!!

スピンオフのカプのお話もとても良かった。
中高と太陽をいじめ倒していた(実は太陽が好きだった)先輩・龍悟と幼馴染・環というセフレ同士のお話。

太陽への失恋で突然、環が気になり出した龍悟。好きってほどでもないけど、試しに付き合ってみるかとお付き合いごっこを始めるんだけど、今の関係と恋人同士との違いやら、将来のこととか頭をよぎるけど、とりあえず楽しくやってきゃ当面はいいでしょと言い合う二人。

元々幼馴染で近所の悪ガキ同士のノリのまま大きくなった二人なんで、互いに余計な遠慮がないし、セックスもガンガン楽しもうぜ!って感じでそこがいいんです。モロ男同士って感じが。

それから10年後。
37歳になり、あれこれ将来を悩んで選択に迷う龍悟が、環にこれからどうしようかと聞くシーン。ここがすごく好き。
周りの騒音が一切シャットアウトされたかのような、唾を飲み込む音も聞こえてきそうな、息が詰まるような空間。そして環の口から吐き出される悲壮感溢れる決意。そしてハンドルを掴む環の手の描写。
最高でした。


電子化されるのに約一年かかったので、もっと早く読みたかったです…。
そして電子書籍には残念ながらカバー下は収録されていませんのでご注意を。








2

なんだかんだで、好きなんですね。

樹さんが太陽くんに対する、イジリが最初は太陽くん可愛そうだとか思っちゃったけど
どんどん、読んでみるとそれも愛情表現?みたいに思えてきました。
いじわるだけど、太陽くんのことをとても思ってて
スピンオフの方にでてくる指輪の話とか籍を入れるなど、太陽くんが不安にならないように約束する樹さんが太陽くん愛に溢れていて
とても、幸せでした。

個人的には、スピンオフの龍悟と環の方が好きで

樹さんと太陽くんのような、約束とかお付き合いからじゃなく体の関係から始まった二人。

約束とかなしに、一緒にいる龍悟と環の関係性にとても羨ましくなりました。
あっさりした二人だけど、なんだかんだ、言いつつお互いのこと大好きなんだと思いました!
どれだけ、歳をとっても二人にはいつまでも一緒にいて欲しいですね。

4人で温泉旅行とか行ってる姿が見てみたい。

2

大人の恋だ~っ。

表題作とスピンオフ。 スピンオフが凄くいいよ~っ。 学生時代から好きだった子を上司に取られてしまった龍悟。 おおっ、昔から腐れ縁でいる環相手に受け身ですか?! でも環相手ならアリです! 最初は酒の勢いで始まった2人ですが気がつけば37歳。 これから先の自分たちを考える2人。 軽トラの中、環の震えながらの告白にウルっときたよ~っ。 2人が指輪はめてるところ見たいなぁ。 表題作の方の10年後もいいな。 相変わらずおどおどしてそうな太陽ですが、ちゃんと上司に愛されてるよね。 

3

鬼畜スタートの将来に幸あれ!

樹さんの人のものが良く見える悪趣味と、容姿と体の相性のみのお互いに愛情0からスタートして、最終的には生涯の伴侶になるってんだから素晴らしいよ!
カバー下と同時収録のほうで太陽くんのデレが見れてホッとしました。じゃなきゃ太陽くんちょっとした事案の被害者 笑
しかしまあ攻めの樹さんの鬼畜雑扱いも酷ければ、受けの太陽くんのヘタレ怯えぶりも酷い。
両極すぎて作中で樹さんが「割れ鍋に綴じ蓋」と形容するのがぴったりでした。
日塔さんの作品って甘々になってからの絡みがないのが多い気がしますが、この本は甘々のその描写が多いです。美味しい。

3

 

めでたしめでたしのその後が描かれた(BLでは)珍しい作品
その分華やキラキラはなく、商店街が舞台で所帯じみています

キャラクターも、攻めは顔以外いいところがなく
受けはオドオド卑屈で挙動不審。脇役の姉は乱暴

ちゃんと中年に見える画力はすごいです

0

S攻めが堪能できた

初めて読んだ作家さんでした。表紙の樹さんのSっぽい流し目にやられてジャケ買いしちゃいました。

内容はみなさんすでに書かれているので、感想を。
鬼畜攻めとオドオドしている受けの表題作が一番萌えました。
樹さんは皆さん書かれているように確かに目が笑ってないしレイプまがいのことするしで、鬼畜と思う一面もあるのですが、それがむしろドSを読みたい気分の時にもってこいです。

受けの太陽くんのヒネた性格が意外と良くて、もう別れると駄々こねにくるシーンが面白かったです。
太陽くんは何度か流されてセックスするんですが、それがけっこうエロくてつゆだくなシーン満載で、で最後の方はむしろ太陽君がフィーバーしてたのが良かったな~w
作中ではあんまり攻め×受け同士の愛は感じられなかったけど、十年後も続いていたとのことで安心しました。

二作目は足元が不安定になるお話しでした。結婚とか離別とかちょくちょく不安定要素が出てきて、ハラハラしながら読みました。なんやかんやでハッピーエンドでよかったですが先輩がいつまでも黒髪ロン毛のことを真剣に考えてないのはヤキモキしたかな。
でもオラオラ受けでエロかったから買って良かったです。

2

表題作の方が好きです…

…さらっと読んだ程度ですが、スピンオフはそんなに萌えなかった(個人的に)

表題作の「本日中にお召し上がりください」、悪魔っぽいドS(一見人当たり良く優しい感じに猫被ってる)攻め×いじられキャラで不憫な受け(ゲイ)のお話でした。

猫がちょうどいいおもちゃ(ヒヨコとか?)を見つけて弄ぶって感じでした。
捕食者と獲物って感じで、ビクビクしている受けが可愛かったし、ちょい不憫…。
何やかんや獲物の受けが気に入ったようで無自覚に独占欲が出てきて、そっからしたたかに懐柔していきます。
なんだかんだ絆されて、チョロい受けがまた可愛かったです。可哀想にも思えますが(笑)
あまりS攻めが好きじゃないのですが、楽しめました!

内容的には物語の序盤ってとこでしょうか…、めでたく(?)付き合い始めてどうなるのかな〜とワクワクしていたら急にスピンオフが始まって、いきなり時間も10年後までぶっ飛んで…、

10年の間に表題作のカップルが指輪を交換しあっていたり、ラブラブなご様子で…。
10年の間に何があった!?て感じでした。そこが読みたかったな〜。

攻めのキャラは好きなんですが、情報量が少なすぎてイマイチ何考えてんだかよくわからないし…。
すっかり絆された受けに、やっと関心を持った(?)て所で終わってしまったので、そっから何であんなラブラブになってるのかよくわからん。
もうちょっと掘り下げてもよかったのにな〜と残念です。

2

スピンオフ推し、かも。

表題作と、そのスピンオフ作が収録されています。

「本日中にお召し上がりください」
表紙のイケメンが実は性格超ドSで、お惣菜屋のイジメられっ子をいいようにモノにして……
始まりは上手く家族からノせて部屋に呼び、わざと服に醤油をかけて風呂に入れ、ほぼいきなりレイプ的に繋がって。
自分勝手すぎる攻めと、オドオドしすぎの可哀想受けのCP。あんまり好みじゃないなぁ。
しかし終盤、なぜか受けを手放せない感じになっていく攻めの、ミイラ取りがミイラに〜的展開が微妙に笑える。『見えない首輪』をかけたつもりが、自分にもしっかりかかってた、という。

「酒は飲むべし飲まるるべし!」
「本日中に〜」の受け太陽の先輩、龍悟が主人公のスピンオフ。
太陽が上司の樹に奪われてしまい、失恋の龍悟。龍悟には幼馴染でセフレ関係の環がいるが、なぜか突然環にトキメキを感じ、付き合ってみる?的な軽い流れで早10年。
37にもなったし、どうするものか…
と思っていたら樹部長がしれ〜っと指輪を付け出した。だーれも突っ込めないんで太陽に聞いてみたら、2人は将来の約束もしていて…
遅すぎるお目覚めの時間。ここではそれまで心中が出てこない環がキーになってる。環は黙って待ってたんだね、なんの保証も未来もなかったのに。
こうなってみると樹x太陽組よりも先に籍入れそうですよね。めでたしめでたし。

カバー裏もぎーっしり!です。

2

攻めに期待し過ぎたかな?

ていさんは絵が好みなので欠かさず購入しています。
じとっとしたねちっこそうな攻めとビクビク系受けです。
ただ攻めの見た目にねちっこさを期待し過ぎてしまったので、すごい変態行為とかもなくエッチは意外とあっさり??普通め??でした。
でも攻めに怯えながらも快楽に弱い受け設定がドンピシャな方にはオススメです。

痛そうな描写が途中あるもこの方のエロはつゆだくだったりするのであまり痛く感じず。
受けが後から痛かったと攻めを責めているセリフで「そんなに痛かったのね〜」と思いました(笑)

スピンオフの先輩の話も何だか歳月を重ねたゲイカップルの趣があって良かったです。
何となく1番近い相手とずっと繋がってて、生涯も共にしちゃうみたいな。
ある意味理想系なのかな、と思いました。
そして話の中に表題作カップルが絡んでるのでその後なども垣間見えて、幸せにやってるんだなぁ〜、良かったねぇ〜となりました(笑)

4

表紙のインパクトは◎


笑顔のドSイケオジ・樹 × ビクビクいじめられっ子気質・太陽 が表題、+27歳編と37歳編が描かれるスピンオフな幼馴染みものが収録されていました。

ということで おおー!イケオジ攻め!わぁい!笑 と表紙も良しということで購入したのですが。
んー……。今までのていさん作品の中ではいちばんキュンキュン/ギューンとしなかったような…。ロマンティック展開が控えめだったからかな? 激情というか、駆け引きが少なかったように感じます。
カタい絵でもトロ顔に魅力を感じるのですが…
その駆け引きが出たのが受けの太陽の、俺だって大事にされたい
俺って何でいつも相手次第の関係なんだろう…
かーらーの、攻め・樹に告げに→「別れたい…っ!」
「俺はちゃんと俺を対等に扱ってくれて 優しくしてくれる人探すんだよ!」のところ。言え言え!って思いました(笑) もー太陽が樹に無理矢理(しかも痛く)したこと謝ってくれないって言い出してからそういえばとハッとして、謝れよ!って……; 結局謝ってなかった気がするしね。そういうのちゃんと謝る件あるともう少し好きになれるのだけど…ずっと受けちゃん太陽も(そういう性質なのだろうけど)ビクビクオドオドしたままだし攻めの樹も妬くのはいいけど〜〜という。
太陽が改めて樹を見直して好きになっていく段階で、もう少しスキンシップみたいなものがあったらよかったなぁ。
あと、受けちゃんがよしとしない痛いことはダメ…

スピンオフの方は、37歳までずるずる関係を引きずっててどうしよう〜な話ではあったけどやっぱりどこか大人でした。落ち着いた話だった。
「もし お前が女を選ぶなら責めねぇし尊重するけど
…もし 叶うなら
俺はお前と この先の約束をしたい」

このスピンオフで引き込まれたのは、この本音。

3

やっぱり笑顔を好きになってください

笑顔のドS・樹さんが怖いですね。他の人は騙せても苛められ慣れている太陽だけは早くからその本性を見抜いていましたね。なのに、まんまと転がされて。
最初は好きとかじゃなくて、単に好みと言うだけでセフレにされている太陽が可哀想で、樹さんを好きになれませんでしたが、太陽が優しくしてくれる人探すんだーとぎゃあぎゃあ騒いでからの優しくしてますアピールが良かったですねー。いやぁ、言ってみるもんだね。

皆さんに評判の良い先輩カップル、突然好きになってしまって、そこからお互い今更ながらデートが恥ずかしいとか、言ってることもやってることも中学生男子みたいで微笑ましかったですね。ただ、ひとつだけ細かいとこですが、龍ちゃんの笑うとギザギザになっている歯が、なんか下品な感じで萌えませんでした。やんちゃな感じを出すためにわざとなのかな。

1

ぎゃふんv

攻の目が怖くて結局最後までなれることがなかったです(;´∀`)
怖いというか、気持ち悪いというか、なんというかw
うじうじな受にも萌がイマヒトツ。
綺麗な身体と、男の子っぽい見た目はすごく好みなんだけどなー。

おいといて。
家族からも、周囲からもいじられっこな受。
おかげでちょっとしたことにもビクビク。
優しい恋人がほしいゲイ。
そんな最中、無理やり手籠めにされてさらにおどおど。
優しい恋人がほしいと泣いてから、攻が優しくなり
うっかりほだされてーなお話なのであります。
末永くな関係に至った二人は「お幸せにー」なのですが、やっぱり萌は薄め。

後半は、前半戦、おどおどな受をいじってた先輩。
好きな子ほど~というやつですな。
どちらかといえば、こっちの方が好きです。
抱かれる心地よさをしってから~と幼馴染と身体を重ねる関係に。
太陽に失恋してから~が描かれたお話なのであります。
まさかの先輩受w
なんだろうな、エロスというよりは、等身大なぶつかり合いがすごく好き。
恋愛的な意味で意識したことがなかった相手に、キュンな瞬間がまたいい。
10年経って将来を考えて、出した結論にうっかり泣けた。

6

先輩CPに全部持ってかれました

初読みの作家さまでしたが表紙が可愛すぎて思わず購入。内容はすでに書いてくださっているので感想を。

表題作『本日中にお召し上がりください』
ドS性悪イケメン×いじめられっ子、というCP。
ドSも性悪も嫌いじゃないんですが、樹さんの性悪さが個人的に高すぎてちょっと萎え萎えで読み始めました。

初めて関係を持ったときって、アレってレ〇プになるんじゃないかな…。はじめから樹さんが太陽のことが好きで好きでどうしても手に入れたかった、という流れならまだ許せるのですが、樹さん、はじめはちょびっと気になっていた太陽にちょっかい出すくらいの気持ちでしたよね。なので太陽が気の毒で。

太陽の方も樹さんのことが好きだったわけでもないのに、快楽から流されていっちゃっただけのような気が。

お互いに相手に惚れていった過程が分かりづらく、ちょっと感情移入しづらかった。個人的に「好きな子ほどいじめちゃう」という攻めキャラが好きじゃないので、余計にツボに入らなかったのかな、と思います。

ただ樹さんは超絶イケメンだし、太陽がエロ可愛い!太陽くんは基本ネガティブなのでちょっと優しくされるとコロッとほだされちゃう、素直で可愛らしい子でした。

『酒は飲むべし 飲まるるべし!』
『本日中に~』の太陽の先輩のお話。こういうリンクしているお話って好きなのでテンション上がりました。

幼馴染で、ついでにセックスもする関係の環と龍悟。若かった頃は自分の気持ち優先で行動できていたのに、大人になって結婚とか、子どもとか、そういう先のことを考えなくてはならなくなって…。

友達でもあり、幼馴染でもあり、セフレでもある。なんか、すんごい「男同士」というのが前面に出てていい意味で非常に男らしいCPでした。んでんで、この二人のセックスシーンがこれまたカッコよかった。関係も対等だし体つきはしっかり「男」っていう感じだし。

表題作よりもこちらのお話の方が個人的にはツボでした。
二人ともチャラいようで、自分の欲求のままに生きているようで、でも相手のことが大好きで、自分のことより相手を大事に思ってて。
ゲイであるという葛藤を共に乗り越えた彼ら。これから10年、20年と、ずっと一緒に生きていくであろうこの二人にエールを送りたくなりました。

あ、そうそう『本日中に~』の太陽くん、ちゃんと樹さんに大切にしてもらってるようで安心しました☆

5

2組のカプのスピンオフ

スピンオフが2作収録されています。

表題作『本日中にお召し上がりください』。
実家の惣菜屋を手伝っている太陽(受け)。昔から姉たちや乱暴な先輩に虐げられ続け、めっきりいじられ属性になってしまった。
惣菜屋を手伝い始めてからも、昔意地悪をされていた先輩が客としてやってくる。しかも先輩と一緒にくる先輩の上司・樹(攻め)までもがドSオーラを垂れ流していて…。


いじめられっ子気質が根っから染みついている受けと、笑顔なのに目が笑っていないドSいじめっ子のサラリーマン攻めというカップリングです。
ソフトないじめっ子&いじめられっ子な感じかと思ったら、かなりガチな感じでした。身体的な加虐はほぼありませんが、とにかく攻めが根性悪です。ムカつきます。
受けは幼少期からのいじめられ経験で、ビクビクオドオドが身についているキャラ。特に身体の関係ができたあたり、まるで攻めの受けに対する愛が感じられないので、何様だよ! みたいな気分になりました。攻めの言動にいちいち怯えてる受けが可哀想で、萌えにくかったです。
でも、受けがちょっと反旗を翻し、それを引き止めようとする自分にうろたえる攻めの姿を見て、初めて萌えました。いい攻めザマァ展開というにはちょっとザマァ度が足りませんでしたが、赤面している姿が可愛く、いい萌えでした。
そして、この攻めと受けが、このあとのスピンオフ作品に脇役として出てきたのですが、末長く仲良くしているのがとてもうれしかった。


『酒は飲むべし飲まるるべし!』
上記カプの受けにちょっかいを出していた先輩が主役のスピンオフです。先輩が受け、その中学時代からの友人であり、長年セフレ関係にある同い年の長髪男子が攻め。
受けは攻めとセフレ関係にありながら、『本日中にお召し上がりください』の受けのことを密かに好きだったキャラ。好きゆえにいじめてしまい、思いっきり怯えられた挙句、上司に掻っさらわれちゃった不器用な人です。
失恋決定後、セフレ攻めに身体で慰めてもらったとき、それまでまったく意識していなかった攻めのことが気になりはじめます。

別の男に片想いしている受けを攻めは好きだったのかな、と思っていたのですが、フツーにセフレでした。そんな2人がお互いに意識しはじめ、なんかちょっとそれらしいデートなんかしてみる? みたいな勢いになるのが可愛い。
中学時代からの友人で、大学でセフレ関係になり、現在27歳同士。長年の友人関係が恋愛に移行するときのドキドキとかぎこちなさって文句なしに萌えてしまいます。

そのまた10年後のお話も載っていました。37歳になった2人です。個人的に超好みの年齢で、私得。
今後自分たちの関係をどうしたらいいんだろう、と悩む受けが『本日中にお召し上がりください』の受けや攻めに相談する展開もとても良かったです。そちらの攻めの美中年っぷりに激萌えしました。

3

もうね、

表紙が好きだー、関係性が伝わって来て素敵です。

発売めっちゃ楽しみにしていたし、日塔さんの作品もれなく好きなので、もう最初から読むのもったいなくてチビチビ読み進めてました…

主人公の、攻めを怖がってるくせにズケズケ物言うところ好きだし、優しくしてもらったときの「あ、堕ちた」って瞬間、最高!嫌いだったセックス求めちゃうの最っ高!!!翌朝の可愛さよ…
攻めの「君の男なんだから」ってセリフも萌えますわーぁぁ

攻めがお付き合い報告した時の受けの先輩の表情で不穏な感じしましたがスピンオフでは案外さっぱり切り替わってましたね 笑
正直二話でいきなり10年後に飛んだとき、現実的な展開になって違和感というかモヤっとしてしまったんですが、読んだ後はそんなん忘れてしまうほど感動…!確かめ合って約束しあって、10年経てやっとここからなんですよね…良い…。本編の2人の愛の深さも垣間見れて良かったぁ!

そしてなによりもことみちゃんがかわいい!!
もうあれは一番かわいい!!笑

14

性悪イケメンがロックオンしちゃった…。

もう5冊目のコミックスですか!早っ!

今回の表紙はイケメンがカッコいい(^//^)
裏や折り返しにすごく美味しそうな料理の絵があってお腹減る。
今までの中で一番好きな表紙です。

で。ほのぼのしたタイトルですが、内容はほのぼのしていなかったw
表紙イラストのイメージのまま意地悪そうな攻めにアタフタな主人公のお話です。
性悪イケメンにロックオンされた受け〜スピンの10年愛ととても面白かった!

日塔さんおなじみのアホっ子受けですが、
今作では+α『ネガティブ・不憫(?)受け』要素が加わり。
笑顔やオドオドした顔がちょっこりブサなんだけど
珍獣的な愛嬌があって可愛いですヾ(*´∀`*)ノ

受け・太陽はネガティブ思考ゆえに人を見る目がなくて
最終的に変なのに捕まるという…。
攻め・樹からの雑な扱いでチョコチョコ傷ついてるのが可哀想。
逃げ方も躱し方も知らないから真っ当に受け止めちゃうんですよね…。

「俺だって大事にされたい」

と言って泣いてる姿はウルっときました。
優しさに飢えてる子なので見てて切ない(;ω;)

んで甘え方も知らないから、ギューっとしがみつくのが精一杯で。
樹から抱きしめ返してもらっただけで幸せそうに涙をこぼすのが
すっごく可愛かったです(∩´///`∩)

攻め・樹はイケメンで猫かぶりな意地悪さん。
太陽が傷ついてるのを楽しそうに観察してるクソ野郎ヽ(#`Д´)ノオコ!
太陽の性格を理解して虐めてるからフォローしてますが。
お願いだからもっと優しくしてあげてー!!

スピンの方で10年後の2人がチラリ。
樹は太陽を大切に想ってて。
不安を取り除いてあげてて。
始まりは「なんとなく」だっただけにギャップに萌えた〜。
樹が愛情を持って接してる姿が見られて良かったです。


◆酒は飲むべし、飲まるるべし。

表題作で当て馬ポジで太陽に片思いしてた龍悟のスピンオフ。
トンビに油揚げをさらわれてしまった不憫なお人ですw

でも自業自得なんですよね。
彼女が居たり男のセフレがいたり。
虐げ慣れしてる太陽を弄って遊んで伝わるわけがない…。
優しくしてあげれば良かったのにね。

そんな失恋の反省点を生かせなかった ゆるーい龍悟。
今度は幼馴染と「恋愛ごっこ」という遊びを開始。

幼馴染との気心知れた関係と相性のいい体で特に別れる理由もなく。
遊びで始めた「恋愛ごっこ」も気付けば10年が経ち…。
ようやく真剣に恋愛を考え始める龍悟。遅っ!

龍悟の性格だと有耶無耶で逃げるかと思いきや

「俺たち、これからどうしようか」

と真剣な顔で投げかけるのがカッコよかった!!
んで、その質問に対する攻め・環の返答が〜〜〜!!(;ω;)
震える手と見えない表情に泣かされたわ…。

スピンの方もすっごく良かった。
10年分の重みのようなものが伝わって、
長年言葉にしてこなかったストレートな想いにキュンキュンする。
言葉にするって大事ですね(∩;///;∩)

(余談ですが、環の仕事は酒屋の跡継ぎで上半身の筋肉が///
裏表紙の立ち姿が萌え体型で眼福でした!)

評価は神よりの萌え×2です。
日塔さんの作品は萌えツボにガッツリで今回も楽しかったです。

【追記】
神評価に変更。
読めば読むほどハマる+゚。*(*´∀`*)*。゚+

6

スピンオフの大人カップルの方が好み

表題作と、そのスピンオフの2作です。表題作はラブコメディ、スピンオフはちょっとアダルトで臆病な大人の恋愛です。


「本日中にお召し上がりください」
一見好青年なのに、受けに対してはドS振りを発揮する腹黒執着攻めと、そんな攻めにロックオンされたいじめられっこ体質の受けです。ジワジワと外堀から埋められ、いいように騙されてパクッと食われちゃう…という展開。

受けは幼少期から姉や先輩に虐げられて来た、生粋のいじめられっ子体質です。姉や先輩、そして攻めの前ではやたらビクビクしているんですね。そんなんだからいじめられちゃうんじゃん!と思いつつも、臆病な小動物っぽい所がかわいくて、ついつい攻めがちょっかいを出したくなるのが理解出来てしまう…。
攻めはドS。好青年の仮面をかぶりながら、受けにだけはその腹黒な本性を見せてます。受けに興味を持ったのも、共通の知り合いである先輩が受けの事を好きだから。人の欲しがってるモノが欲しくなる…という、かなりの性格の悪さです。受けは掌でいいように転がされ、騙されて美味しくいただかれてしまうのですね。

萌え所としては、二人のやりとり。ビクついていて、やたら嗜虐心をそそる受けと、その受けを言葉でいたぶる攻め。受けがかわいそうなのですが、涙目になっていたり青ざめたりしているその表情が可愛すぎる…!
更に、そんな受けをいいように操っていたつもりの攻めが、いつの間にか逆にハマってしまった…というのが萌えるんです。二人の性格上、そうなっても攻めがまだまだ上手なんですが。まさに割れ鍋に綴じ蓋という感じで、とてもお似合いの二人なんですね。
ちょっと納得がいかなかったのが、攻めの愛が足りない…。受けに執着している感じはあるのですが、執着攻めはもっと溢れんばかりの愛着を受けに持っていてくれないと…! イマイチそのあたりが感じられないのが残念でした。

「酒は飲むべし 飲まるるべし」
表題作で受けをいじめていた先輩(受け)が主役のスピンオフです。いじめていたのは好きだったからで、二人が結ばれた為に失恋してしまった…という所からスタート。セフレでもある親友に散々愚痴をこぼして慰めてもらってます。そして事後の朝、何だか急に好きになったから試しに付き合ってみよう…となります。
元々親友で、セックスもしている二人なので、距離の近さや遠慮の無い関係が萌え所。絡みの時の誘い文句もストレートだし、お互い照れたり…とかが無く、積極的なエッチも見所です。

そんな関係のまま十年経ち、30も後半に入って大人故の悩みを持ち…と話は深みを増していきます。男同士だと、将来は不安が多いのですね。これからを静かに問いかけるシーンには胸を打たれます。攻めの覚悟が切ない…。そして、受けの答えが素敵です。
スピンオフですが、個人的にこちらの方が好みでした。

7

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