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あらすじ

自分を信じてくれるやつが一人でもいるって、なんて心強いんだろう――。
太陽のように明るくお調子者で、誰にでも好かれる小学生だった瀬浦利久が、高校生になりある出来事をきっかけに心を閉ざし、引きこもりニート・灰庭瞬との出会いによって初めての恋を知り、成長していく――。
一人の少年が大人になるまでを、彼を取り巻く様々な恋心とともに優しく繊細に描く、オムニバス形式連作!

光、瞬く間(1) 38ページ
光、瞬く間(2) 35ページ
光、瞬く間(3) 35ページ
光、瞬く間(4) 35ページ
光、瞬く間(5) 33ページ
光、瞬く間(6) 37ページ

作品情報

作品名
光、瞬く間
著者
佐藤千鳥 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
arca comics
電子発売日
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

第二話以降、コレジャナイ感が強い…。

一話から四話まで読んだ感想です。

利久が主人公です。
第一話は彼が小学生の頃のお話で、みかという中学生の孤独な少年との出会いを描いています。
みかは両親に捨てられ、ヤクザの組長をやってる祖父に引き取られて以来、人から遠巻きにされて孤独に生きる少年です。
そんな内気で孤独に過ごすみかと心通じ合っていく利久の様子が描かれていて、これがメインカプかと思いきや違うのです…。
第二話は利久がいきなり高校三年生になっており、みかと二人の同級生、三人グループのお話です。三人いつも仲良しこよしだと思ってたら、実は友達二人は付き合っていて二人のキスを目撃してしまったみかは疎外感を感じて仲違いになり心を閉ざしてしまう。

オムニバスとはなってるけど、基本、利久がお話の中心にいます。
第一話で登場した繊細な少年・みかは第二話以降も登場するのですが、みかは第一話でみせた内気でナイーブなところが全く無くなってしまっていて、あっけらかんとした普通の兄ちゃんになっちゃってる…。みかに何があった?
なぜ性格が激変してしまったのか、はっきり言ってそっちのほうが気になります。
私は第一話の利久とみかという組み合わせが好きで、彼らがそれぞれどう関わって大きくなっていくのかというのを読みたかったので、第二話以降コレジャナイ感がものすごく強い…。

オムニバスは人物の描きわけが出来ていないと読んでいて疲れるのですが、残念ながら顔の描きわけが甘くて髪型と髪の毛の色位でしか見分けがつかないうえに、一話目と二話目で七年くらい時間の隔たりがあるせいか、髪の毛の色も黒髪から白髪へと変わってしまっているので、第二話を読み始めたら、誰これ!?状態に陥るでしょう…。

第四話まで無料で読めて、第五話は有料なのですが、利久があまり魅力的に感じられないので(小学生のときの第一話の利久は明るくて素直で良かったけど、高校生になってからの利久が主体性もなく、こんな理由で心閉ざすなよ…と実にガキ臭いので)ごめんなさい、お金を払って続きを読みたい!という気分にはなれなかったです。利久×みかのお話だったら読みたかった。

限りなく中立に近い萌で。

4

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