猫屋敷先生と縁側の編集者

nekoyashikisensei to engawa no henshusha

猫屋敷先生と縁側の編集者
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神11
  • 萌×218
  • 萌7
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

65

レビュー数
6
得点
150
評価数
39件
平均
3.9 / 5
神率
28.2%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
キャラ文庫(小説・徳間書店)
発売日
価格
¥640(税抜)  
ISBN
9784199008658

あらすじ

華やかなファッション誌から、地味な文芸誌に突然の異動!?畑違いの職場で一からキャリアをやり直すことになった編集者の晶川。担当に任命されたのは、ベストセラー作家だけれど、超遅筆と評判の本屋敷平だ。足繁く通っても不遜な態度で、縁側で猫と居眠りしてばかり。この男から原稿を取り上げて部員を見返したい──!!ところがある夜、迷い込んだゲイバーで偶然、本屋敷と遭遇し…!?

表題作猫屋敷先生と縁側の編集者

本屋敷平(泰良),超遅筆のベストセラー作家,26歳
晶川夕麻,文芸誌に異動になった編集者,29歳

その他の収録作品

  • 猫屋敷先生は犬に嫉妬する
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数6

イラストがとても美麗


「猫屋敷先生と縁側の編集者」
「猫屋敷先生は犬に嫉妬する」
の二編でできています。

前半は本屋敷(攻め)が晶川(受け)に好きだと言うまで。
後半は晶川が本屋敷に好きだと言うまで。

あらすじは他の方が書かれてるので感想を。


私は主人公に感情移入して読むほうなので、痛いのは嫌いです。
なので、はっきり言って痛いだけの濡れ場は読みたくないです。今回の晶川は表題作が半分過ぎまで痛いのしかないので、読むの辛かった。大体、本屋敷がいくら初めてでも、女性としたことあるんだから、痛がってるかどうかくらいわからないのか~ってムカムカました。晶川が遊んでるって言う先入観とそれに乗った晶川の演技に騙されたにしても痛がってるか感じてるか位わかって欲しい。晶川が痛がってるってわかってからは優しくしてくれてるから、本当は自分本位な奴じゃないようですが、なんで気がつかないんだって疑問でした。一回だけならまだしもそんな何回も騙されるってどうなの?この痛い濡れ場の印象が強すぎて、本屋敷の甘い雰囲気や原稿をあげて晶川を待ってる犬のようなところとか萌えるところ一杯あったのに、萌え切れなかっ続きたように思います。

また、晶川が本屋敷を好きになった経緯もよくわからなかったです。優しく抱いてくれた時にはもう好きになってたし、それ以外でいいところって、猫好きで野良猫っていいながらも面倒見てあげてるところくらいなんだけど。こんな面倒な作家のどこがよかったのか?世話焼きだから面倒なひとがいいのかな。

後半は好きだと言われてもそれが信じられない晶川が本屋敷を好きなのを認めていながらなかなか言えなくて。編集者が一人倒れたせいで晶川の仕事が増えてちょっとすれ違ったりで、なかなか進まないもんだからちょっともだもだしました。ていうかお互い文章で飯食ってるんだからちゃんと不安とか話せばいいのに一人で悩んで不安になって、君はどいしたいんだって思ってしまいました。

後半に出てきた犬明先生は明るくて面倒見が良くて理想的な彼氏だと思ったんですが、話からするとそれで振られてきたくちのようでしたね。面倒くさい相手の方が恋人みつけやすいんだろうか。
犬明先生にも隠れた話があってうまくいったようなので、別に当て馬じゃなかったけどよかったです。

お仕事BLという感じかと思いましたが、それほど仕事仕事という感じではなかったので、痛い話をもっと減らして、もう少し2人が仕事してるところが読みたかったらよかったな。

笠井さんのイラストは相変わらず美麗でエロいくて素敵です。特に晶川は服を着てても顔や手がエロい。ずっと見ていても飽きない素敵な絵でした。笠井さんは私にとって地雷てんこ盛りの作品の挿絵を担当されてることがほとんどで表紙しか拝めないことの方が多いのでとても嬉しかったです。

1

作家と編集の地味派手なお話

ファッション誌の編集さん受けが雑誌の休刊により文芸誌に異動、そこで問題児の人気作家攻めの担当になり…という作品。

受けの視点のお話で、受けはクォーターの美形ながら至って真面目な勤め人です。ノンケで女性モデルと付き合っていましたが、作品冒頭で破局を迎えフリー。
その受けがいきなり担当を任されたのは、大人気ながら3年ほどほとんど新作を書いていない小説家の攻め。猫だらけのお屋敷に住んでいる、受けより3歳年下の凛々しい系イケメンです。

スランプ中の人気作家から原稿を取ろうと奮闘する新人編集という、ありがちな展開ながら、受けのなかなかパンチの効いた性格や美貌、攻めの不遜ながらも年下の可愛げのある性格により個性的なお話に仕上がっていました。
初対面で美形すぎる受けをあなどって「tnkも乳首も真っ黒な遊び人だろう」的にからかった攻めに対し、速攻もろ肌脱いでピンク乳首を晒し「黒いですか?」と言い放つ受けが男前でした。そこで受けがマウントポジションを取れていたらすごく萌えたんだけど、以降も攻めの立場が強かったのがちょっと残念だったかな。
そこを含め、受けの印象がやや統一されていない感が続きありました。男前なのかヘタレなのか、恋愛的に真面目な設定なのにアホっぽいモデルと付き合っていたとか。そもそも恋愛的に真面目な人が、原稿を取るために枕も辞さず、慣れたゲイを装って攻めを籠絡しようとするかな、と思ってしまいました。元カノのモデルのくだりや、恋愛的に真面目な設定はいらなかった気がします。

でも、受けが慣れていると思ってガンガンやってた攻めが、誤解が解けたら優しく丁寧に受けを抱くようになるのは文句なしに萌えました。あと、年上の受けを尊重し、最初は名字に、関係が深まってからは名前に「さん」付けで呼んでるのがすごく可愛かった。不遜だけどワンコな年下攻めと、気の強い美人年上受けで、微笑ましい姉さん女房なカップリングでした。

笠井あゆみさんのイラストも大きかったです。地味寄りの現代もので、ファンタジックなヒラヒラ要素がまったくないお話なのに、イラストが華やかで楽しかった。
タイトルが固いのはちょっともったいなかったかも。

7

懐いた後は、構って構ってな 大型犬な攻め だと思う

小説家という単語に弱く&笠井先生の脱いでない健全な雰囲気(笑)な
表紙にひかれまくって、
砂原先生そんなに得意ではないにも関わらず 我慢できずget。
ほんわり嬉しくなるお話で、当たりました~嬉しいー♡
神に近い萌2でお願いします。
(激的要素が足りないかな と思うので神に至らず)

前半 charaさんに掲載されたもの。攻めさんが好きだ って言うまで。
後半 書下ろし の2編、受けさんが好きだって言うまで。
前半、後半ほぼ同量で330頁。
分厚いなあと思いましたが好きな設定だからか、飽きずに一気に読めました。
締め切りに追われる編集さんや先生方の心境なんかが真に迫ってたのも
理由の一つかも(笑)

先に笠井先生挿絵話。
カラー口絵は両面。
1P目は、5割以上肌色の二人重なる図+手前にじゃれあう至福の猫図♡肉球♡
うーん、公衆の場でも ぎりセーフかな・・・?手が危ないけどさ。

2P目は、疲れ果てて眠る攻めさんに ちゅ する受けさんの図。
エロティックじゃなくて、好きで好きでしょうがないって
気持ちがあふれた結果の ちゅ♡

中の絵は後半の続き絵がすき~ 4枚中最後の一枚がめっちゃ滴ってますが
他の3枚は全てエロ以外の絵で、耳掃除している絵がいちばん好き~!
萌~!!

お話で、ほんわり嬉しくなったのは、色々いったりきたりしながらも
二人してゆっくり関係を築いているように思ったから。

好きって言って とか 付き合ってるかどうかはっきりさせたがったりとか
お前ら高校生か! って感じ(笑)
寝てるかどうかで判断せーへんの??という突っ込みはさておき、
なんともはや不器用な二人で超可愛かったです。

特に攻めさん。もう可愛らしいったらありゃしない。
構って構って って色々電話してきたり拗ねてみたり、
犬っぽくもあり猫っぽくもあり、まーめんどくさい事この上ないけど、
一旦決めたら、受けさんが手のひらで転がすことは簡単だと思うわ!
頑張れ、受け!

あと、受けさんが痛がってることに気付いてからは 
めっちゃ優しくしてあげるところがすんごく嬉しかった~ナイス!

他のお姉さまもおっしゃっておられる通り、当て馬みたいに出てくる
小説家の先生が、気になるー絶対先生ネタを持ってるはず。
スピンオフ出てこないかなあ。

あーほんわり幸せな気分で終われる 適度な甘さのあるお話でした!

3

笠井さんの挿絵が神すぎる

甘々~なイメージのある砂原さんに、笠井さんの挿絵。甘いのかはたまたエロいのか、楽しみに待っていました。

内容はすでに書いてくださっているので感想を。





えっと。ごめんなさい。受けさんがどうにも好きになれなかった…。
ファッション誌から文芸誌に移動になった編集者・晶川さん。派手なビジュアルに相反して仕事もプライベートもいたってまじめ。なのだけれど、外見から派手に遊んでいると勘違いされることしばしば。

という設定は正直飽食気味。
でも、まあそれは良い。良いのだけれど、「まじめ」という設定ならば原稿を書かせるために作家にセックスさせるという枕営業はどうなのかな、と。
はじめはぐうたらで遅筆なことで有名な作家の泰良の完全なる勘違いから始まったことにせよ、晶川さんも原稿欲しさに自らの体で釣っていたのは間違いない事実なわけで。そこでまず躓いてしまった。

で、泰良とセックスはする関係は続いているのに、彼からの「付き合って」という希望には応えない。
応えないくせに、泰良と「アンリちゃん」との関係には嫉妬してみせたり、泰良自分に触れてこないと心配になったり。続き女々しいなあという感想しか出てこなかった。

一方の泰良はナイスガイでした。
遅筆だったり作品を書かなくなったのにはちゃんと理由があって。過去のトラウマというか因縁や、彼自身のゲイであるという性癖を含めてきちんと自分の力で克服している。
一見俺さまのように見えて、晶川さんに対しては従順でしっぽを振ってる様もなんとも可愛らしい。「本屋敷」という名前とネコをたくさん買っているところから「猫屋敷先生」と陰で呼ばれてはいるものの、実態は犬っぽいなあと思いつつ読み進めましたが、自分の興味のあることにだけ行動し、そうではないことに関しては素っ気ない態度を取るのはやっぱり猫っぽい。
私生活はともかく、人気・実力ともに兼ね備えた作家であり、イケメンなビジュアル、実はボンボンだったりと、スパダリさんなんです。

あと、個人的には犬明先生が非常に気になりました。ぜひともスピンオフを出していただきたい。

話の流れは悪くないですし、なんといってもネコちゃんたちが可愛い!
笠井さんの表紙も中の挿絵も美しすぎる。うん、笠井さんは着衣であってもにじみ出る色気が半端ない。
笠井さんは絵柄から耽美で切ないストーリーのほうがあってるんじゃないかと思ってましたが、こういう可愛らしいほのぼのな話にもぴったり。さすがだなと感心します。

が、いかんせん受けさんを好きになれず、話に入り込めなかったのが残念でした。

6

残念攻め×強気美人受け

気になっていた作品で、レビューを読んで購入決定。
レビューありがとうございます!!

内容は、もう詳しく書いて下さっているので、感想だけ。

設定自体は小説家×編集者で、身体と引き換えに原稿をもらう…と、こうありがちなんですが、なんといってもキャラクターが非常に魅力的なんです。

まず受けの晶川なんですが、サバサバした強気な美人。攻めとの初対面で、「乳首が真っ黒だろう」とヤジられ、その場でシャツを開いて乳首を見せるという、かなりの負けず嫌いなんですね。この時点で強気美人受けが大好きな私は、もう胸の真ん中をドスッと…!!
誤解となりゆきから、ノンケなのに攻めに魔性のゲイ認定されてしまうのですが、それを利用するというしたたかさも素敵なのです。

攻めの本屋敷は、傲慢な俺様タイプ。しかし、子どものように自分の気持ちに正直だったりと、ある意味純粋なのです。
受け視点で進みますが、攻めが受けに惹かれているな…というのが言動の端々で良く分かるのですね。
受けに憎まれ口を叩くくせに、目を合わせる事が出来なかったり、受けの乳首を凝視していたり。そして、今までは原稿をとりにくると続き煙たがっていたのに、「身体と引き換えに~」となった途端に、受けを出迎えに玄関までとんでくるという…。なんともその残念ぶりが、読んでいて微笑ましいのです。

更に萌え所としては、濃厚なエロ。最初のうちは原稿をもらう為に、ゲイでもない受けが攻めとエッチをするという事で、かなり受けが辛そう(物理的に)で、読んでいるこっちとしても辛いのですが…。攻めは受けを抱くことに夢中でガツガツしてますしね。
しかし、心が通じ合い始めてからのエッチが、ほんと甘々で萌えるのです。今までガツガツしていた攻めが受けを思いやり、受けは快感に翻弄されるという…。
そしてエッチの時に、「好き」だと言わせようとする攻めと、意地っぱりで頑なに言おうとしない受け…というのもかなり萌える…。

あとですね、出てくる猫とワンコがかなりかわいいです。攻めが猫をたくさん飼っているのですが、もう表紙の帯の下の猫が悶絶する程かわいい…! これ、表紙だけで猫が7匹も描かれているんですよ!!
更に当て馬の飼っているゴールデンレトリバー。私もこの子に見つめられたい…。

内容としてはよくある感じで、ちょっとした波乱はあれど大きな事件がある訳でもなく、主役二人の恋愛模様が追ってあるだけなんですが…。とにかく主役二人から当て馬、更に同僚の編集部員という脇役まで、とても魅力的なんですね。このキャラの魅力で、大変楽しく読めました!!

*すみません!! 猫7匹じゃなくて、8匹でした!

3

年下作家と美人編集のほのぼのラブストーリー

あらすじ:
ファッション誌から文芸誌に異動になった編集者・晶川(受け)は、3歳年下のベストセラー作家・本屋敷(攻め)の担当に。
超遅筆で、ここ数年何も本を出していない本屋敷。
晶川が何度訪ねても、自宅の縁側で猫と居眠りしてばかりで…

晶川は日本人離れした美人ですが、ズバズバ物を言う性格が災いして最近彼女に振られたばかり。
初対面の本屋敷に「乳首が黒そう」とからかわれたらその場で上半身を脱いで見せる等、かなり強気な人物です。
仕事熱心で、興味のなかった文芸作品もちゃんと読んで勉強する真面目さも。
ワガママ作家に振り回されるばかりではなく、年上らしい落ち着きと気の強さで主導権を握っているところが良いなと思いました。

本屋敷は俺様でマイペースな性格ながら、晶川に乳首を見せられて動揺する等、可愛い一面も。
偉そうな割に、年上の晶川に対してずっと「さん」付けだったり、
昔自分に執筆を勧めてくれた人物が筆を折ったことをずっと気にかけていたりと、
意外と律儀で情にアツいところもあり、憎めない人物です。

そんな本屋敷に手を焼く晶川はある夜、そうとは知らず入ったゲイバ続きーで、本屋敷に遭遇。
自分がゲイなのか確信がもてないと言う本屋敷は、晶川をゲイと勘違いし、自分と寝てみることを提案。
晶川は原稿を条件にこの提案に乗り…
という展開です。

晶川がサバサバした性格なので、ゲイじゃないのに原稿欲しさに男に抱かれるなんて…等とウジウジ悩む場面はなし。
むしろ、意外と優しい本屋敷にちょっと好意を持ち、原稿も貰えて万事順調というほのぼのハッピーな展開です。

本屋敷の元片想い相手(男)の件で一悶着あるも、大した事件には至らず、表題作はほのぼのした雰囲気のまま終了。

続く同時収録作は、Hはしているもののまだ正式に恋人になっていない二人の後日談で、こちらもまたほのぼのした内容です。
晶川に「好き」と言ってほしい本屋敷のワンコっぷりや嫉妬深さが可愛く、
晶川は晶川で、年上らしく本屋敷をリードしているけど実は結構彼にメロメロ。
二人の可愛さを堪能できる後日談でした。

全体的に平和すぎて若干物足りなさはあるものの、二人のキャラが立っていて楽しく読める一冊。
笠井あゆみさんの挿絵もとても素敵で、特に晶川は表紙イラストの楚々とした印象と性格とにギャップがあって面白かったです。

萌×2寄りです☆

8

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