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表題作家族になろうよ

千秋,サラリーマン
和馬,フリーイラストレーター

その他の収録作品

  • おまけ
  • あとがき

あらすじ

つきあって8年になる千秋と和馬。
ある日、彼らの元へ涙を流しながらやって来た幼なじみ・巴は言った。
「あゆをお願いっ…! 」
そうして、突然“パパ"になった彼らの生活は一変!
知識ゼロからの育児、仕事と両立する難しさ、邪魔される夜の営みetc…
あゆの存在は、2人の心と関係にも変化をもたらして…?

様々なかたちの“絆"を描く、愛に満ちたハートフル・ストーリー!

描き下ろしマンガ8P収録

作品情報

作品名
家族になろうよ
著者
倉橋トモ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
シリーズ
家族になろうよ
発売日
電子発売日
ISBN
9784801957398
4

(399)

(178)

萌々

(118)

(65)

中立

(21)

趣味じゃない

(17)

レビュー数
38
得点
1578
評価数
399
平均
4 / 5
神率
44.6%

レビュー投稿数38

ちあかずシリーズの第一作目

幼なじみのカプ、ちあかずシリーズの第一作目です。
時系列的には1番後、2人が社会人になってる時のお話です。

私は時系列順に、「いつか恋になるまで」からスタートして「明けても暮れても」を読んでいったから特に何の戸惑いもなく、説明も要らずで読み進められたけど、これが1作目と思うと、普通に2人が付き合ってて、巴は海外にいて、和馬は同居に踏み切れずにいて、みたいなところがアッサリと描かれてるので、そのへんは大丈夫なのかしらと、いらんお節介を感じてみたりしました。きっと大丈夫なのでしょう。

お話としては、海外を飛び回りたい巴の子を2人が預かることになり、今までの長い付き合いの中でも避けようとしていたことに踏み出すっていう話。
いつか〜、と明けても〜、からのこのお話を読むと、2人の成長というかあの時に悩んでいたことや心配していたことを2人でたくさん乗り越えてきて、お互いを思いやって、ふたりでこれからの未来を形作っていった感じが本当に良いなぁと。

結婚パーティー(じゃないけど)で2人のお母さんがしっかり背中を押してくれてたのもすごくよかったし、千秋のプロポーズも本当に本当に良かったなぁって思いました。2人らしくてすごくよかった。

この作品からスタートして、高校生編、大学生編へと繋がっていったと思うと、この最高のエンドにつながっていくという倉橋先生の構成力というか、伏線回収というか、描いていたストーリーが素晴らしすぎてとにかく何度も読み返したい神作だなぁと思わされます。だいすきです。

0

すみません。地雷でした。

いつか恋になるまで がTHE 爽やか アオハル DKと自分の萌えにピッタリ嵌まったのでこちらも購入。
エロは満足。
だけど、これは評価が別れますね。正直言うと、自分の地雷をガンガン踏んでしまった感覚。
あー、私BLに子供と女の人は駄目かもしれない。

これはファンタジーだと何度も分かってるけど、許可も取らずにほぼ強引に一歳の子を幼なじみカップルに預けるのだけは無理無理。理由も納得出来ない。今じゃ無くてもいいんじゃない?いくら家族同様と言っても流石に相手の迷惑も考えるべきだと。実際寝不足やら仕事に支障きたしてる訳だし。巴も先生の不幸で可哀想だとは思いますが…うーん。まぁ子どもも幸せそうだし良いのかな。もう少しやりようがあったような。逆に2人の好感度は爆上がりました。良く頑張ったね!
そこさえ乗り越えればとても良い作品だと思います。
もしこの作品が合わない方にも いつか恋になるまで は倉橋トモ先生の素晴らしい所が圧縮された様な作品なので是非読んで頂きたいです

2

心情複雜。。。。

哭包攻弱攻。。。雖然兩個人很好小朋友很可愛但是還是被創到了。。。。

0

問題外。

乳児~幼少期になるまでの5年間以上もの間、他人に自分の子供を預ける?
母親失格。
その時点で語るにも値せず。
ストーリー・絵がどうこう以前の問題。

7

立場によって見方が変わる

色々とモヤりどころの多い作品で、読むのがほぼ苦痛でした。倉橋先生の「いつか恋になるまで」「明けても暮れても」は続きが待ち遠しく楽しんで読んでいます。が!「家族になろうよ」だけは無理です。
神評価数が多いんですが、私は中立〜しゅみじゃない評価にしました。


千秋と和馬のBLを楽しみたいのに、子育てエピソードが濃すぎて楽しめなかったです。子どもを育てる過程でお互いの関係を見つめ直し前を向く(籍を入れる)…を目的とでもしたかったんでしょうか。2人の関係はとても良かったし、入籍したのも良かった。でも子育てエピソードがやり過ぎ。期間限定の経験ならまだアリですけど、なんかずっと千秋と和馬があゆみを預かって育てるみたいな感じで終わったので、ハァァ!!?でした。
家族同然の幼馴染の巴に無理やり押し付けられた突然の育児。なんですか、これ。

「いつか恋になるまで」の巴は好感持てましたけど、こちらの巴は……ナシです。というか理解不能です。倉橋先生の中での巴の人物像ってどうなってるんですか。あまりにも身勝手過ぎません?

母親に向いてないと分かっているなら、避妊しましょう。BL界でもゴムは必須です。
どうしても先生との子どもを育てたかったと思ったなら、子育てに責任持ちなよ。しかも子育ては千秋と和馬に丸投げであなたは何もしてないじゃん。たまに会って可愛がるだけ。
戦場の子どもたちが待ってるだと?戦場カメラマンは他にいるけど、あゆみの母親はあなた1人だけなんです。


なぜ和馬が自分の仕事をセーブしたり、チャンスを棒に振ることを考えなきゃならないの?いきなり、よろしくって子どもを置いていって、2人に子育ての慣らし期間があったわけでもないし、2人の生活リズムは狂いまくって、甘い時間も自由に持てないのに。その辺りの負担や制限を千秋と和馬に強いて、子どもの成長が1番変化する期間を近くで見ることもなく、すごく自分本位だなと思いました。
2人なら…と甘えちゃった。じゃないです!

こんなに放置して、子どもも普通に「ママ!」って嬉しそう迎えないですって。しかも千秋と和馬が結婚しても、引き続き彼らに子育て任せるってどういうこと?今回は1カ月いられるから良かったね〜じゃない!


……は〜〜嘆きしかないです。イライラしました。ファンタジーなんで甘くみようと思ったけど、あまりに現実離れし過ぎて許容出来なかったです。
私に子育て経験がなかったら、多分良いストーリーだなって思ったかもですが、経験ありなんで色々ツッコんじゃいました。


「家族になろうよ」が最初に刊行されていて、続編が高校生や大学・専門時代と時代が遡っています。ちょっとしたスターウォーズ状態です。
現時点では「明けても暮れても」が刊行されていて、2人の大学・専門時代のイチャイチャあまあまを読んで癒されています。願わくば、もう子育て時代に戻らないで欲しいです。気持ちが萎えます…。


千秋と和馬のお話は「家族になろうよシリーズ」のようですが、「いつか恋になるまでシリーズ」の方がしっくりくると思います。
子育てBLは基本的に好んで読みますが、これは受け付けなかったです。


5

あったか子育てBL


現在での発刊順と内訳はこちら。

「家族になろうよ」(恋人から家族になるまで。社会人編)
「いつか恋になるまで 上」(親友から恋人になるまで。中、高校生編)
「いつか恋になるまで 下」
「明けても暮れても -続 いつか恋になるまで-」(大学生編)

巻数表示がないのがややこしいですが、私はどれから読んでもいいと思います。

「家族になろうよ」は、付き合って8年後から始まるストーリー。
出会いと馴れ初めがショートカットされていますが、それでも読めるようになっているからすごい!

幼馴染の女の子が産んだ子供を預かることになった攻めと受け。
赤ちゃんから幼稚園までが一冊に描かれています。

子育てをしながら、二人のこの関係を完結させるのか悩む二人。
お互い好きなのに同棲や籍といった踏ん切りがつかず…。

それでも二人で協力しながら「パパ」をする姿がなんと微笑ましい…。
子供を産んで預けた女性がとても逞しいのも良かったです。

あとはなんといっても、子供の表情と描写がとにかくいい!
まったく違和感ないです。とても可愛い!

また、母親は海外で不在な中、「ママいないでしょ!」と言われた時に「うちにはママとパパとパパがいるの!皆より一人多いのいいでしょう!」と返した時には胸をズバンッと撃たれました。
本当にいい子なんです…。

普段は執着ものやドロッとしたものばかり読むので、こうした温かい家族ものもたまにはいいなぁ~と改めて思いました。

0

うーん。

設定や事の始まり、展開に納得出来なくてBLを楽しむどころじゃなかったです。子供を置いていった幼馴染の女性があまりにも無責任…。
レビュー数多くて高評価だったので読んでみましたが、特に好みのキャラもいなかったのでキャラでハマることもなく…。
結構な人気だったので続編で評価が変わるのかもとシリーズ全て読了済ですが私の中の評価は変わりませんでした。

8年付き合っているにも関わらず同棲していない二人。受けに拘りかポリシーがあって同棲していなかったのに、結局、子供の世話のため仕方なしに同棲。仕事や生活も子供の世話で振り回され、仕事のチャンスが巡ってきても子供の世話があるからと断っていたことがありそうな描写。
幼馴染の女性は自分のやりたいことの為、子供を他人に押し付けて自由にしているのに、彼らは何故こんなに振り回されているんだろう。この女性の彼らを尊重しない様が不快でBLを楽しむどころじゃなかったです。
ただ絵やマンガはとても上手で読みやすかったです。

発売順にシリーズ全てを読みましたが、最初に発売された本編が一番未来のお話で、後に発売されたものは前日譚、過去へ遡っているので、過去のお話から読んだ方が私の場合は良かったのかなぁなど思いました。

4

ほんわか

付き合って8年になる千秋と和馬。
一緒に暮らしたい千秋と一緒には住まないという和馬。
二人がもめていると1年ぶりに会う幼馴染の巴がやってきて
巴が妊娠していることを知る二人。

時は流れ巴は無事亜弓(娘)を出産するのですが
ある日「この子をお願い…!」と言い戦場に行く巴。
そうして、突然親になった和馬と千秋。
仕事と育児の両立が難しく苦悩する二人。
そんな中、「やっぱり一緒に住まない?」という千秋。
「亜弓のことを理由にするのは絶対に嫌だ」という和馬。
だけどとあることがきっかけで一緒に暮らすことにします。

一見、普通の形の家族じゃないかもしれないけど
私の目からみた彼らは紛れもなく家族でした。
お互いの事を思いあう様子やあゆの成長、
全てが温かくて大好きだなぁ…と思いました。
あゆの「私にはパパとパパとママがいるの。いいでしょ。」と言う姿に胸がギュッとしました。

あゆのお父さんと巴の話や千秋と和馬の昔の話、
沢山色々なお話が詰まっており読み応えばっちりでした。
素敵な作品でした。

1

家族とは

続編が出ているので改めて読み返しましたが…
こんなに子供が前面に押し出されているお話だったかな?と正直戸惑ってしまいました(汗)

千秋と和馬カップルと巴の絆は素晴らしいですし亜弓もとっても可愛い。
でもなんだろう、なんかもやっとする。
亜弓が自分たちを必要としていると思ったことであんなに拒んでいた同棲をあっさりはじめ、その後も親代わりを年単位でしているふたり。
とっても微笑ましいんだけど…うーん、このお話の中心は誰なの?という気持ちになってしまいました。

巴の行動が理解できない部分が大きいからなんですが…
千秋と和馬だけではなく、支えてくれるみんな含めて家族という意味で捉えたとしても、もやもやしました。

3

いつか恋になるまでの二人の未来編!

こちらの作品の方が出版は先ですが、
「いつか恋になるまで」の二人の未来編です。
付き合ってもう長い幼馴染の二人が、もう一人の幼馴染の女性から子供を預かります。

出版順としてこちらから読んでも問題ないですが、
私は「いつか恋になるまで」及びその続編の「明けても暮れても」を先に読み、学生時代を満喫した後、こちらの作品を読みました!
話が繋がっていて、先に学生時代を知ったうえで読んでいるのでだからこそ予想できる部分もあって、きゅんでした!

0

“恋人”から〝家族〟へ

タイトル通り、男同士のカップルと血の繋がらない子供が
少しずつ“家族”になってゆくお話です。

つきあい始めて8年の和馬と千秋はある日突然、
幼馴染の巴から娘の亜弓を預けられてしまいます。

予期せず一児の親になった二人が悩んだり、笑ったりしながら
亜弓の存在を通して“家族”になってゆきます。

まだ1歳ちょっとの我が子を人に預けて自分は海外へって無責任かよ
と思わないでもないですが、そこは巴と二人の信頼関係あってこそ
なんだろうな、と思うことにします。
だって、そうしないとこのストーリーが始まらないから!

亜弓は3人の子どもなんだと思います。
だって、生まれた瞬間から知っていて、赤ん坊の頃から育ててきて、
それって和馬と千秋にとってもほぼ自分の子ですよね。
残念ながら、二人の間に子供が生まれることはないけれど、
亜弓のおかげで親になれたことは二人にとっても思わぬ歓びでした。

BL作品なので子育ては添え物なのかと思いきや、
割と子育てに重きを置いたガチ子育てBLでした。

赤ん坊のときは夜泣きに脱走、幼稚園にあがればお弁当に送り迎えにetc.
ああ、めっちゃ大変…
育児とそれぞれ仕事も両立し、本当に立派です、二人とも。
巴はもう一生二人に頭上がらないぞ!

ときには意見のすれ違いからぶつかることもあるけれど、
育児や家事の押し付け合いとかマイナスな理由ではなく、
互いへの思いやりなどお惚気な理由なのでイヤな感じもしません。

亜弓が大きくになるにつれて二人の関係性も変化し、
少しずつ親の顔になってゆくのがひしひしと感じられました。
和馬なんか完全にオカン化していて、ママたちの中にも馴染みまくりです。
仕事の都合上、日中は和馬の担当部分が多いけれど、
幼稚園への送迎や帰宅後のお風呂など出来る範囲で積極的に
役目を果たす千秋はこんな旦那さんいいなぁ…と惚れそうになりました。

亜弓がやってきてからはめまぐるしさからおちおちイチャついてもおられず、
イチャラブ減な二人ですが、子どものいる生活ってこんなだよね。
毎度いいところで亜弓の夜泣きに邪魔されてしまうのに
くっ…と唇を噛み締めていたのは私だけではないはず。

ラストでは外面的にも“家族”となって幸せそうな和馬と千秋に、
この二人は家族であると同時に、永遠に恋人でもあり続けるんだろうなと
ニヤニヤしていました。
みんなに認めてもらえる関係って素敵ですね♡

続編では和馬と千秋の過去編が描かれますが、この先も見てみたいな。
幼稚園児にして既にモテモテな亜弓は今後もモテ人生を突き進むのでしょう。
あんなイケメン二人に育てられちゃ、そう簡単には動じなさそうですが(笑)

0

家族になれたのは良かったんだけど…

『明けても暮れても』を読んだのを機に、読みました。
『いつか恋になるまで』『明けても暮れても』『家族になろうよ』と時代に沿って読んだことになるので、もしかしたらこの読み方が正解なのでは⁉︎とか思ったのですが、やっぱり発売順に読んだ方が良かったかも知れません。
学生時代の和馬からすると、本作の和馬はヤンキー味がちょっと強い感じがして私の中で違和感がありました。

巴の子供を2人が預かる設定ですが、どうしてもモヤモヤしてしまいますね…。
漫画と分かっていても。
自分が赤ちゃんの時に友人カップルに何年も預けられたとしたら…ちょっと考えられませんよぉ。
千秋と和馬2人にも思いっきり迷惑かけてるし…高校時代の巴はそんな子じゃなかったのに。

千秋と和馬が周りに祝福されて家族になれたのは大変喜ばしい事で、手放しで私も2人を祝福したかった!
読む順番のせいもあるのかなぁ。
色々引っかかってしまいました。

7

タイトル通りの作品

可愛らしくて、シンプルなのに奥が深いお話

子供が出てくるお話は、あまり選ばないのですがこれは読んで良かったかな

王道展開で、ほっこりしながらもなかなか核心をつかれるとキリキリ痛いお話

カップルと女の子のお友達という組み合わせはよくあるし、その女の子に子供が出来て〜みたいなのもよくあるし、展開もほんとによくあるけど、そのよくあるの原形を作ったのはこのお話なのではないかというくらい、流れがしっくりきました

絵が綺麗で読みやすいお話でした

0

恋人になった2人のその後

「いつか恋になるまで」から来ました。
「家族になろうよ」だけだと巴と先生や家族の関係性など描写不足なところがあるので、スピンオフの「いつか恋になるまで」から読んだ方が感情移入しやすいのでは。

恋愛より子育てに重点を置いてると感じたので、
恋愛ものを読みたい時は少し物足りないかな。
「家族になろうよ」が本題のはずなのに、「いつか恋になるまで」のオマケの後日談を読んでいるような気分でした。

親や保育園の人たちが暖かったり娘も良い子で
ほのぼのしててとても癒されました。
巴が2人に娘を預ける理由がふわっとしてるのが気になったし、
数ヶ月ならまだしも幼稚園通うまで預けっぱなしだったのはえっ!?と思ってしまいましたが、
「いつか恋になるまで」を読んだ後なので目を瞑ります。
「家族になろうよ」だけだったらもっと評価低かったかも。

2

子供良ければすべて良し

 倉橋先生作品の中では個人的に上位の作品になりました。メインの千秋と和馬の空気感が安定していて、穏やかで甘くて、とっても素敵なんです。親友としても恋人としても付き合いが十分に長く、仮にあゆが来なかったとしても既に家族のような距離感なんです。ちょっとヘタレ気味な千秋と、常にどんとした態度で構えている和馬。攻め受けのバランスも素晴らしく、終始微笑ましく思いながら読めた作品でした。

 2人に突如自分の子供を預け海外へ行ってしまった巴には賛否両論あるかもしれませんが、彼女にとっても2人は親を含め幼い頃から一緒に育った家族のようなものなのだと考えると、実家の祖父母に子供を預けて働きに出る親とそう変わらない感覚なんじゃないでしょうか。職場が危ないところなら尚更預けて正解かもしれません。帰ってきた時にはしっかりあゆの面倒も見ていますし、あゆの言う通り、親3人で子供を育てているという新しい家族の形に、私達はもっと寛容になってもいいのかも。BL面だけでなく、いろいろ考えさせてくれた作品でもあります。

1

家族になったよ

「いつか恋になるまで」を買った後にこちらの続編だと知り、読む前に買い足しました。

子供が出てくる作品が苦手で、嫁との死別だったり、離婚だったり、弟妹だったり、甥姪だったり、いろんなパターンがありますが、こちらは家族のように育った女友達(巴)の娘です。
最終的には納得できるように、というか主役2人(千秋×和馬)が望んだように描かれているので、巴が赤子の娘を置いていったことは美しく描かれています。が、やはりちょっと苦手です…この娘を堂々置いていく親というのは。

結構起きてることは重大なハプニングなのですが、波乱が少なく見えて優しくのんびり描かれています。倉橋先生の絵柄も寄与してか。
ハプニングもどちらかというとお子さん絡みで、恋愛的な危機は訪れないから穏やかに感じるのかも。
そんなこともあり自分の中では百合カプっぽい。2人とがパンツに生足で並んでるのとか、百合っぽいエッチさだった。

さぁ、高校編を読むぞ!!

0

再読しました

「いつか恋になるまで」が発売されたので再読しました。
理解が深まってさらに面白かったです。あゆちゃんの保育園で2人がパートナーとしてカミングアウトしていた事は、あの過去があるからなのだと思いました。
破天荒だと思っていた巴の行動には理由があったし、帰国してからの巴の個展とサプライズでの2人の婚約披露パーティーへの流れが繋がりました。
後書きに過去編を描きたいとあったので、すでにあたためてあったのだと知ることが出来ました。

お願いですから千秋の大学と和馬の専門学校のお話もお願いします!

0

いつか恋になった先

「いつか恋になるまで」が良かったので購入。
あの二人がその後どうなったのかの話の方が先に出ているって、なんか不思議。
でも、「いつか~」がなければ、多分この作品は読まなかったと思う。
BLに限らず、コミックに登場する幼児キャラそのものが、絵としての造形的にも、幼児が登場するようなストーリー展開全般的にも、あまり、好んで積極的には見たくないというか、なんというか、、、
基本、カバーイラストに幼児がいた時点で選択候補の順位で言うと下位になりがちなので、この本が新刊で出た時はスルーしたんだと思う。
しかし、「いつか~」に相当する前日談なしに、いきなりこれを連載したんだとしたら、ある意味、すごい。
その後、ちゃんと二人の始まりの話がしっかり描けてよかったですね。
私としては「いつか~」から読んで正解だったです。

3

雀影

セルフツッコミ
萌ひとつで察せられるかもだが、ぶっちゃけ、むしろ苦手な子育て物で、この作品中だけだと、苦手な女キャラ物だった。
「いつか~」でモブ顔の先生が結構いい役で登場していたから、想定内だったけど、いくらお話のメインは子育てする二人だったとしても、もうちょっと巴や先生の描写があっても良かったんじゃないかなとは思うよ。

高校時代の2人も、ぜひ読んでみましょう!

『いつか恋になるまで』を読んだので、再読です。
神評価を付けたまま未レビューだったので、
これを機に記します。
すっかり忘れていたのですが、
読んでいるうちに思い出してきました…

千秋と和馬の馴れ初め編、
『いつか恋になるまで』を読んでから読むと、
また違った目で2人を見る事ができます。
巴と先生の子のあゆも加わり、
まさに家族になっていく二人…というか、
もともときっと家族なんでしょうね。

改めて本作を読み、母親たちに認められた二人をみて、
感慨深いものを感じました。
きっとどちらから先に読んでいいのでしょう。
でも、読むならどちらも読んだ方がいいと思います。

8年も付き合った二人が、法的にも家族になり、
自分たちの親に認められていく姿を先に見てから馴れ初めを読むのもいいでしょう。
また、出会って恋に落ちて行く過程をじっくり知り、
それから家族になっていくのを見るのも良し。

とにかく、千秋と和馬がずっと一緒に居られれば、
それで良いのです。
そう思えるくらい、私は2人が大好きです!
それに、巴も(自由すぎるけど)あゆも、親族も、
みんなみんな大好きです。

ただ、先生が亡くなったというのだけが残念でした…
先生も大好きだったので(泣)

0

子育てもの好きな方は是非!

幸せになりました〜
子供が出てくるお話大好きなので最高でした。
和馬が全裸であゆちゃん抱っこしてるとこのやりとり面白かったです。
全体的に幼馴染感というか長年一緒にいる雰囲気が素敵だなって感じました。だからこそのすれ違いもあったりして。
巴さんがかっこよくて女性として憧れます!重要人物ですね。この3人は巴さんが2人を上手い具合にとり持っている(仲悪いみたいな言い方になってしまいましたがラブラブですよ!)んだなあって感じでした。
和馬が涙脆いのも「その見た目で!?」って言うギャップがたまりません♡髪おろしてる時も好きです!おまけの女装は必見です!!!

1

周りが優しい

家族もので平和な話は読んでてほっこりします。周りの人たちの理解があって助けがあってこそだなって改めて思いました。

1

暖かい人達

丸ごと1冊表題作シリーズのお話です。
電子版で読みました。
表紙から分かりますが、小さな可愛い女の子が登場します。
ひょんなことからこの女の子(亜弓ちゃん)を預かることになったゲイカップルのお話です。
最初は亜弓ちゃんの母親が無責任に思われてそれが気になっていたのですが、お話が進むにつれみんなの育ってきた状況やお互いに対する信頼の篤さが分かってきて、なんとなく納得する気持ちも生まれました。
でもやっぱり亜弓ちゃんの一番可愛い時期を見れない母親は損をしてるな~と(笑)。
主人公2人はもう長年付き合っているカップルで、個人的にはちょっとヤンキーっぽい和馬がお気に入りでした。
外見に似合わない面も持ち合わせていてギャップ感強かったです。
2人の幼馴染の亜弓の母親やゲイ友の人達、2人の母親もみんな暖かい人達ばかりでほのぼのと心温まるお話でした。

1

顔面偏差値にあぐらかいてる地味な男×時代錯誤のマイルドヤンキー

ゲイの男二人が、幼なじみだった女の子の娘を育てていくというお話。
BLには珍しく女性が結構でてくるので、地雷な方は読まないことをオススメしますが、
まぁ、なんせ、その娘(あゆみちゃん)が可愛い!!

幼稚園に入り、物心つく頃、
同じクラスの女の子から、
「あゆみちゃんはへんだ」
「お母さんはいないけど、お父さんが二人いるなんて、おかしいもん」
と言われるシーン。
その後にあゆみちゃんが言った一言に感動しました。

何はともあれ、これはBL
ちゃんとそーゆーシーンもありますw
おまけページに、
【受け】和馬が、ネコだとバレてしまうところ。
【攻め】千秋がバレてしまった原因は和馬からヤらしいオーラ出てるのか?と心配する所に萌え発見。

1

かわいいいいいいい

「THE・倉橋トモ先生」という感じが、すごくて大好きです。優しい感じ、ふわふわしているんだけどそれだけではない感じ(語彙力)その雰囲気に飲み込まれて何回も読み直していました。なんか現実では明らかにあり得ないことが、結構おこったりしますが、二次元だし可愛いしBLだし許せるかってなりました。
私は、あゆちゃんが大好きでした。普通にちょーかわいい!でも巴譲りのカッコよさに感動しました。あゆちゃんはきっとかっこいいすばらしい大人になります(確信)やっぱり、千秋と和馬のからみも良かったです。二人ともすごくいい人だし、大好きだし、色々と楽しませてもらいました。

5

とても面白かったです

 今まで拝見してきた倉橋先生の作品の中では一番好きです。
 キャラ設定がブレることなく、最後まで押し切って描いたことがとてもよかったと思います。キャラ設定が少々特異かな・・とは思いますが、私自身は思い切った設定をそのまま突き通したところを評価したい気持ちです。
 気になる部分は、周囲の人たちの理解度が高すぎるかな、ということです。
 ゲイカップルへの理解もさることながら、血縁的にはなんの関係性もない若い男性ふたりが幼い子供の保護者としてごく普通に成立していたのが不思議に感じました。
 まあでもこの整合性を求めたら作品がかなり説明的なものになる可能性が高いので、この辺はさら~っと流してしまった方がいいのかも知れませんが・・・。
 あと、個人的に、倉橋先生のタッチが雰囲気変わったな~と感じましたが、もしかしたら今までは電子で読んでいたからかも知れません。電子と紙だと印象が変わる作家様なのかも知れませんね。

1

こういう形の子育て物は、難しい!

なんだろうなぁ……
この手のお話は、子供の境遇がネックだと思うのですが、
やはりどうしてもそこが引っかかる。
巴さんの気持ちも分からないではないが……
まぁ、千秋も和馬も彼女にとっては兄弟みたいなものなので、
託せるのはここだったのかも知れませんが……
でもその親の所の方が小さな子を預けるなら妥当な気も。

子供を使わずに、二人が家族になる、
というところが読みたかったかも。

でも、やはり読後感は悪くなく綺麗に纏まっていたかと。
出来ることならば、
学生時代の三人のつながりから、丁寧に描いて欲しかった。
そうすればもう少し抵抗なく巴の言動が受け止められたかも。

千秋と和馬がいきなり出来上がっちゃってるところから始まっているので、
思わず何かの続編かと、ここで確認してしまいましたよ!
それくらいの唐突感が!

押し付けられの子育てものは、なかなか難しいなと。
評価的には、引っかかるとこ多くて中立に近いのですが、
千秋と和馬のらぶらぶっぷりに癒されて「萌×1」で。

4

家族

壮大なハートフルなお話でした。内容が淡々と進むようでぎっしりです。

家族かあ。男同士のパートナーの場合ゴール的なよくでる問題ですよね。今作はそういう感じではないんですが。

幼なじみのつきあって8年になる千秋と和馬
そこへ同じく幼なじみの巴が一歳の赤子亜弓を頼むと現れます。
世界には自分を待ってる可哀想な子供達がたくさんいるからいかないと、だから亜弓の世話を頼むと。

この時点でえー!って思いましたがふたりがすんなり引き受けててんやわんやしながら協力して子育てします。幼稚園までのお話になるのかな?

亜弓の父親がわかり伝えられなかった事情や、亜弓を二人に預けた理由も明らかになっていきます。
確かに二人に預けるのが自然ですが、やっぱり自分の赤子を預けて世界の子供達を助けに行くのはどうかとひっかかります。

亜弓のおかげでやっと同居に至り、亜弓も入れて家族という関係を意識し出して、とうとう本当の家族になれました。巴と亜弓の親子は二人にとっても家族であり背中を押してくれた存在。

千秋のプロポーズの言葉もジーンときます。

二人のパパぶりもみていて心が暖まります。

1

何かの続編だったら良かったかも

倉橋さんの絵が好きなのですが、作品の内容は当たり外れが大きい気がします。
今回の作品は「倉橋ワールドに悪い人はいない」という読者の善意に悪い意味で頼った内容だなと思いました。

付き合って8年のゲイカップルにふたりの幼馴染の妊婦さん。
この妊婦さんが無事に出産して1年後、「世界には私を待ってる子供たちがいるの!」とまだ1歳の娘をゲイカップルに置いて行ってしまう…。

待てーい。1歳の娘はあなたが必要で、父親もじいばあもいない環境(この時点ではじいばあがいないことは明かされていませんが、この辺を汲み取るのが読者の善意…)ではあなただけが頼りなのですが…。
出産経験ナシ子育て経験ゼロで身内の1歳児のシッターをしたことがあります。本当に大変でした。お母さん的には「このくらいはオッケー」というラインが分からないので全部に神経質になるし、とにかく目が離せない。仕事がない時期だったので負担は千秋と和馬より断然軽かったはずなのに、最終的に育児ノイローゼになりました。
現実的ではないのです。育児経験のない男性に1歳児を預ける、しかも保育園に通う年齢になっても預けっぱなし。「家族同然」に育ったことは汲み取れるけれど、何の権利もない赤の他人にどこまでできるのか、社会がどこまでその子の保護者として認めてくれるのか。この辺りも現実問題はスルーで、「がんばっているゲイカップル」「いい子に育てたゲイカップル」と好意的な周囲に囲まれてほのぼのと毎日が過ぎていくのです。

後半になってやっと事情が明かされるのですが、亡くなった親友の娘(当時5歳)を引き取ることなく面倒をみてきた千秋と和馬の親への恩を、子供(千秋と和馬)に仇で返すみたいな感じに受け取れてしまいました。親もカップルとはいえ独身の息子たちが幼児を預かって育てることをさらっと受け入れてるんだよなあ。不思議。

この話、先に千秋と和馬、それに巴の幼少期からの話を出してほしかったです。そうしたら「あの千秋と和馬が!巴はほんとに巴らしいなあ」なんて温かく見守れた気がします。
何の前提もなく、3人の育った環境の説明も後半までない状態でこの作品を好意的に読めるのは「倉橋ワールド」という読者の持つ先入観のなせる技でしかなくて、この作品が初コミックという作者さんだったとしたら、もっとひどい評価になっていたのではないかな、と思ってしまいます。
あとがきで「学生時代の話も出せたら…」とありましたので、ぜひ!お待ちしています。

7

出来上がったゲイカップル+押し付けられた赤ん坊

二人の幼馴染ゲイカップルが同じく二人の幼馴染の戦場カメラマンの子どもを預かって育て家族になっていくお話しです。
あらすじはみなさん書いてくださっているので感想だけ。

高評価の中、私はあんまり好みじゃなかったです。

幼馴染がシングルで子供を産むから心配していたら、いきなり赤ん坊を押し付けられて、試行錯誤しながら育てていって、保育園で父親二人だとからかわれたりしても育てている娘が「お父さんが二人でいいでしょう」とちゃんと言い返してほっこりしたりする展開はやさしくて良かったです。最後に両方の親にも認められて養子縁組という名の結婚をするのも良かったです。

が、一番納得できないというか許せないと思うのが、生まれて間もない赤子を幼馴染とはいえ赤の他人に押し付けた母親がこの話の中ではこの二人が家族になるための救世主のような扱いを受けていることです。戦場の子どもたちが待ってるというのはわかりますし大事な使命だというのを否定はしませんが、自分の子どもを放っていくことを肯定する材料になるとは思いません。配偶者が面倒みるっていうならまだ夫婦で決めたことだしと納得できますが、言い方は悪いかもしれないけど一人で勝手に産んでおきながらやりたいことがあるからって、他人に丸投げって母親としてどんだけ無責任なのかと思います。赤ん坊は物じゃないんです。主人公二人が幼馴染で家族の様に接してきたとしても他人です。子供が小さいうちだけでも戦場に行かなくていい仕事をして、手が離れてから海外に行ったらいいんです。子どもはすぐに大きくなります。二人に子育てさせたいがため、子どもを無理矢理生んだ正当性を主張するために、二人にとっても恩師である先生の子にしたのような感じがしました。
この幼馴染の行動についてつらつら考えながら読んでしまって、どうも入り込むことができませんでした。
人間としてどうしようもない母親が出てくるのはBLではよくある展開ですが、物語の中からはじき出される人物ならそれでもいいのですが、この母親はそうじゃない。昔から二人を心配して相談相手にもなるようないい幼馴染のようなので余計に違和感を感じます。そして周りも彼女に苦言の一つも言わないのも変だと思いました。子育てさせたかったのだとしてももう少し違う設定はなかったものか。
そういったことをあまり気にしないなら、タイトル通り家族になるお話しで良いストーリーだったと思います。

また、付き合って長いカップルな上、家族になることに主眼が置かれているため2人があんまり甘くない。絡みも少ないしあっても邪魔されるし、私には物足りなかったです。

絵がすきな作家さんなので残念でした。
 

13

親に捨てられた子供を育てていると感じる。

倉橋さんの絵が好きで、「ぴんくとまめしば」以外全部持ってます。
原画展にも行きました。

でも・・・・いつも消化不良な感じを感じてしまうんです。

話に厚みがなくて、なんだか解せない感が残る。
でもどうしても新刊が気になって買ってしまう。
悪循環なのはわかっているけど絵が好きすぎる。


「ゲイカップルに子どもを育てさせたい」

今回はこれがしたかったんでしょう。ただそれだけ。
片方が育てていて、最終的に同居して育てましょ!というだけ。

はっきり言って「あゆ」は捨てられた子です。
普通、悲恋の末に授かった子を、戦場カメラマンという仕事の為に捨てないだろ。
女性で戦場カメラマンで見目麗しくて…BLはファンタジーってわかってるんだけど、
そんな女性いたら、発展途上国で生きてけるわけない。
そもそも悲恋部分がサラッと描かれすぎて悲恋感が薄い。

メインカプとあゆママは3人幼馴染で、どうしてメインカプがくっついたのかも薄い。
ここでひと悶着あって、別の人にあゆママが持ってかれちゃって~・・・とかなら話に起伏がありそうなんですがこの作家さんの特徴として伏線、情報ほっぽりっぱなしなんですよね。

是非、原作者さんのある話を描かせてあげてください。
残念が過ぎる。

16

おとぎ話ですが

同性カップルが里親として認められた…というニュースを聞いて、この作品を思い出しました。

幼馴染同士のゲイカップルが同じく幼馴染のシングルマザーの子供を育てるという疑似家族のお話です。ちょっとしたすれ違いやトラブルはあるのですが、この世界では子供の保育園の先生やお互いの親などの周囲の人々も割とすんなりとこの関係を受け入れてくれています。…現実にはなかなかこうはいかないよ! とは思うのですが、こういういろいろな形の家族がナチュラルに受け入れられている社会はひとつの理想の世界ですよね。こんな優しい世界が実現するといいのになぁ。

子供を幼馴染に託して旅立ってしまう母親は一見無責任で、BL世界にありがちな「ひどい描かれ方をしている女性」なのかと最初思いましたが、そういう行動に出た理由らしきものもふんわりですが描かれて、嫌な感じになるところをうまく回避していました。

主人公カップルはかわいらしく、子供のあゆちゃんもとってもかわいいです。彼らの過去やこれからのエピソードも見てみたいですね。

1

ほのぼの子育てBLもの

子育てものやハートフルストーリーが好きな私は子育てものと聞き、買わずにはいられないと思い購入しました。

幼馴染みカップルが幼馴染みの娘のあゆを預かり一緒に成長し生活していくというストーリー。

受けの和馬は見た目はヤンキーっぽいのに主婦力が高く、攻めの千秋がヘタレという点も私的には萌えのポイントでした。また、絵も可愛くあゆちゃんかわいい!


幼馴染みの子供(ワケがあり預かる形に)のあゆと暮らし、家族として過ごしていく姿が本当にほのぼのでありとても感動する作品でした。


是非、続編描いてほしい作品です!
また、興味ある人は読んでみて欲しいです!

2

映画化されそう

表紙の雰囲気そのままのほのぼのとしたBLでした。既にカップルだし、親も知っていたりするので男同士と言うことで悶々と悩むところはほとんどありません。

唯一、赤ちゃんをほったらかして戦場に仕事に行くと言う巴がちょっと無責任すぎるでしょ?!とムカッとしましたが、読み進めるにしたがって三人の絆や、暮らすと言うことがこうじゃなきゃ正解じゃないなんてないんだなと分かりました。

最後の方は号泣で、感動の嵐!これ、絶対映画になりそうだー。

3

表紙がかわいい

ゲイで幼馴染なカップルの子育て奮闘記。
すでにカップルということもあり、
ラブの部分はどちらかといえば弱め。
なのですが、子煩悩な親バカっぷりも可愛く
なにより絵柄が好きなのでとても癒される(*´▽`*)くふ。
父と母として~というよりも、
等身大の二人と女児が家族として~な雰囲気がすごく良い。

お母さんはお亡くなりなものだと思っていたので(読む前)
ま、よかったです。形はどーあれ。

ふたりの学生時代の話。
いかにしてカップリングされたのか。
そこ!私も読みたいです!!
ぐぅぐぅです。首を長くして待ちたいと思います。

6

こういう子育てBLもあるんだなぁ・・・

作者買いです。
でも実は、最初の1,2ページを読んだ時点では、う~ん、このカップル好きになれないかも・・・と思ってしまったんです。今思うととんだ早合点、バカバカ私・・・という感じなのですが、長く付き合ってるのに一緒に住むのを拒否する和馬の態度を見て、勝手に、遊び人系のダメ男な攻め様と、健気な受け様カップルのお話・・・と思い込んでしまったからなのです。その手のカップルが苦手だったので、う・・・と思ってしまったのでした。
でも、実際には、攻め様と思っていた和馬はまさかの受け様だし(しかも遊び人でもダメ男でもなかった・・・)、なによりも2人が幼なじみだったという(幼馴染み・・・は、個人的には激萌え設定の一つ)ことも分かり、一気にこのカップルが好きになりました。

このカップルが自分たちの関係を互いの親は勿論、周囲にも隠さず、且つ認めてもらっているので、その点に関しては大波乱もなく(ちょっとした波乱はある)、ほのぼの安心して読めました。ほのぼのとはいえ、感動系の涙はちょくちょく出ました。
あと、もしかしたら、巴が子どもを返せ・・・とか言ってきて一悶着あったらどうしよう・・・とか、当初は不安もあったのですが、それも杞憂でした。むしろ巴の潔さと、またその巴の性格を受け継いだあゆ、逞しくて素敵です。

また、子どもには2人の関係は内緒ということもなく、いちゃいちゃを見られて慌てるというお約束展開もなかったのですが(私的にはそのお約束展開が好きではあるんですが・・・)、こういう子育てBLもあるんだなぁ・・・と新鮮に感じました。

2人の馴れ初めのお話も描きたい・・・と作者様があとがきに書かれていたので、是非!!!描いていただきたいです。

5

是非読んでほしい作品です。

久しぶりにBLコミックを買いました。
レビュー投稿日にニュースアプリから設定を見てすぐ買いに行きました。
まだ1回しか読んでませんが感動しました。
私は男性ですがエロ要素もソフトでとても読みやすくストーリーも良かったです。

内容は伏せますが、是非皆さんに読んで頂きたいです。
もし続編があるなら飛び込んで買いに行きます。
ほのぼのしてて読んですごく癒やされました。

13

仲良しゲイカップルと女児

ややヘタレ気味なサラリーマンと、ソフトヤンキーな在宅インテリアデザイナーという組み合わせのゲイカップルが、幼なじみの女性の乳児を育てることになり…というお話です。
カップリングはサラリーマン×インテリアデザイナー。

最初にあらすじを読んだ時点では、男2人に乳児を預ける母親にドン引きだったのですが、その印象は早々になくなりました。母親はちょっと大雑把すぎるだろう、という気はするもののとてもいいキャラだったし、何しろ女児がとってもいい子で可愛い。乳児のときに預けられ、すでに幼稚園児になっているのですが、BLのちみっこにありがちな健気タイプの子供ではなく、かと言ってオマセさんタイプでもなく、フラットな印象の子供。しっかりしているけれど悲壮感はなく、子供っぽさはあるけれど精神的に成熟していて、受け攻めのことも自分を放置して外国を飛び回っている母親のことも揺るぎなく大好き。こういうBLのちみっこはレアだなぁと思いました。

受け攻めカップルもとても良かったです。
幼なじみで、元々出来上がっているカップル。どちらかと言えば受けのほうがハイスペックで、ちみっこが幼稚園に行くようになっても先生や園児のお母さんたちとの交流もソツなくこなし、キャラ弁作りは職人技だったり刺繍までこなす人。ヤンキーでそれほど愛想も良くないのに、誰からも好かれ信頼される人。
それに比べると攻めは不器用だし、性格もヘタレなワンコ気質。でも愛情深く優しく、受けとちみっこをひたすら愛していて、いざという時はとても頼りになる人。
元々仲の良い、周りからも周知されている2人が、女児の存在のおかげでより強い絆で結ばれるのに萌えました。

そんな仲良しカップルですが、ちょろっと出てきた高校時代の青さや悩みなども大変萌える感じでした。あとがきによると、2人のなれそめ的なお話も書けたらな、ということでしたので、もし出たら買いたいです。

5

幼馴染カップルの絆

最初は子育てモノか…と、二の足踏みつつ。
お試し読みの誘惑には敵いませんでしたw

タイトル通り、血の繋がりのない個々の集まりが少しずつ家族になっていく過程が描かれているゲイカップルの子育て物語です。突然託された子供の育児を通して、パートナーとしての絆も深めていき、個人的には子供主体のファミリー一色でなく きちんとBL感もあったように思います。楽しく読了できました(﹡´◡`﹡ )


赤子を友達に託す女性に違和感がありましたが少しずつ理由が明らかになっていきます。

攻めと受けと幼い頃からずっと一緒だった。
攻めと受けがゲイで悩んでた時期も横で見守ってきた。
回想やモノローグを通じて垣間見る3人の信頼関係。

読み進めるごとに『無責任な母親』という印象は薄くなっていきました。
また、子供の存在が皆を繋ぎ、周囲の人も含め優しさの連鎖に癒されました。


表紙でヤンキー見える方が受けですv
ヤンチャな見た目に反して主婦力バッチリ!

攻めは優しい見た目通りのヘタレ気味な攻めです。
でもココぞ!の時は頼もしい一面が良し◎

幼馴染で分かりあってるカップルゆえに安定感があって。
互いが精神的な支えになってる姿って良いですねぇ。
一方だけが寄っかかるのでなく、言葉にしなくても伝わる。
幼い頃からずっと一緒だからこそ作り上げられてる関係に萌えます(∩´///`∩)

そこに新たに加わった子供・あゆちゃん。
子供ながらに母親譲りの芯の強さと、2人が育てた優しさ。
とっても可愛くて描かれていてほのぼの(﹡´◡`﹡ )

家族になる過程を優しい視点で描かれてるので
ちょこちょこ差し込まれる過去のシコリ?が気になりました。

攻めは家族に反対されてる?
あゆの父親と攻め受けの間にあるエピソードとは?
攻め受けが幼馴染からカップルになるキッカケは?

どれもやんわり触れてるだけなので気になります。
続編への伏線になるのかなぁ…。
バックボーンを知った方がより楽しめると思うので
学生時代のお話を楽しみに待ってます!ヾ(*´∀`*)ノ

8

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