禁断の感度

kindan no kando

禁断の感度
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神5
  • 萌×24
  • 萌2
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

19

レビュー数
2
得点
50
評価数
14件
平均
3.8 / 5
神率
35.7%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
竹書房
シリーズ
ラヴァーズ文庫(小説・竹書房)
発売日
価格
¥639(税抜)  ¥691(税込)
ISBN
9784801909830

あらすじ

ウェブデザイナーの矢野三冬は、過去のトラウマがきっかけで、過敏に反応してしまう自分の身体を持て余していた。その原因を作った父から逃げ出し、ひっそりと暮らしていたが、ある日、父と異母兄弟の元に連れ戻されてしまう。兄と弟に、父との関係を追及され、感じやすい体質を暴かれ、三冬は葛藤する。抱かれてはいけない男達に抱かれて、敏感な身体が心を裏切っていく―。

(「BOOK」データベースより)

表題作禁断の感度

一ノ塚政親・医師・40代後半、衛、颯介・大学生、理
矢野三冬・DPTデザイナー

評価・レビューする

レビュー投稿数2

冒頭から全力疾走な作品

安定!
表紙見て、5人?でしたが読んでいても、混乱する事もなく読めました。
(複数の攻めがでる話しでは、誰が誰なのか分からなくなる作品ありますよね)
今回の作品では、ハッキリとわかります。

そして、冒頭から全力疾走!始まります!
近親なので、シリアス?と思いましたがど~んとシリアス感(暗い)はさほど感じませんでした。

最後まで、一気に読めます!
そして、かわいそうとか、痛いとか無い。

だらだらと、長い説明文みたいなところもなく全てがラブ要素たっぷり(#^.^#)


1

エロいけど…

ラヴァーズ文庫で、西野さんで、この表紙。エロいんだろうなとは思ってましたが想像をはるかに超えるエロさでした。というかエチシーンがかなりの分量占めてます。

という事で内容を。すみません、ネタバレしてます。




主人公は三冬。表紙真ん中のほぼ全裸の彼です。
彼の母親は大きな総合病院の院長・政親の愛人。政親の自宅の敷地内に住まわせてもらっています。
愛人が正妻と同じ敷地内に住んでいるという一見異常な状態ですが、政親や政親の息子の衛・颯介兄弟は意に介していない状況。けれど正妻さんは思うところがあるようで。
そんなある日、三冬の母親が急死したことで状況は一変。
政親に寝室に連れ込まれ、そのまま抱かれてしまった三冬は…。

というお話。

と、ここまで書くと何やらシリアスムード満載かな、と思いきや、そんな雰囲気は一切なし。

三冬が実父に抱かれ性的に開眼してしまったこと。
実父、腹違いの兄弟たちが三冬に固執し、性行為をすることになんのタブーも感じていないこと。

が主な理由かと思われます。

この作品は5P。
三冬+実父、兄弟に、母方の従兄弟の理続き人が混ざります。
理人は従兄弟というだけではなく、学生時代からの親友であり、仕事仲間でもある。性的に奔放な政親親子とは異なり、この作品の中で唯一の常識人。けれど、彼もまた三冬に恋い焦がれてきたという過去を持つ。

4人の男たちに愛され、性的に追い詰められる三冬がメインに描かれたストーリーで、二輪挿しあり、尿道攻めあり、5Pありと濡れ場はかなり濃厚。

なんですが。

まあはっきり言っちゃうと、ただそれだけ、というか。

三冬がなぜそこまで固執されるのか、理由が分からない。
母親似の美形、だという事は読み取れても、彼の内面とか魅力とか、そういうものはすっぱり抜け落ちている。彼に感情移入できないのと、彼の魅力が分からないからかな、と思ったりしました。

そして攻め4人も。

ひたすらヤッてるだけなので、彼らのバックボーンやらそういうものはほぼほぼ見えてこない。三冬に固執した理由、お互い嫉妬せずに男4人で三冬を共有できる理由。そういうものに触れられていない。

なのでぶっちぎったエロは堪能できるものの、うん、読後に心に残るものがない、というか…。

政親さんが三冬にかける言葉で、

近親相姦がタブーなのは子どもができたときに問題になるから。
男同士の自分たちには関係ない。

という趣旨のセリフを言い切るシーンがありますが、それにもう~ん、というか納得できないというか。せめて近親相姦という事に対する禁忌な感情を彼らが抱いていたらなあ…。
反対に言うと、近親相姦が地雷な方でも、さほど嫌悪感なく読める作品なのかもしれません。

三冬を愛しているから抱きたい、というのは理人だけで、政親親子にそういう感情が見えてこなかったのも萎えた理由かも。

痛いことはされませんし、ひたすら快楽を与えられ続ける三冬なので、甘々なエロ満載の作品が読みたいと思ったときにはお勧めなのですが、個人的にはおなか一杯。

彼らの感情の機微がもう少し書き込まれていたら感想はまた違ったかな、と思います。

6

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