電子限定おまけ付
…ソフレは最近聞く言葉ですが、会社の上司部下の関係の瀬田・中村がおたがいにぬくもりを求め添い寝をしているうちに手放せなくなって、、というお話です。
セフレでもないソフレ・添い寝するだけの微妙な関係からはじまるのが純粋でかわいい!
目を覚ますたびに「?!?!」反応の瀬田が初々しくて上司ってことを忘れさせます笑
仕事でもプライベートでも嫌われるのが嫌で甘やかす瀬田が中村には気を許して自然体で過ごせる相性のよさがいい
居心地のよさを感じあっていた2人にある出来事が…!!!
目を覚ますと瀬田は背中に硬いモノが当たってることに気づきます。自然現象だと思うも起こしてしまうので逃げられません。すると中村の口から寝言が…!!その内容はなんと瀬田への告白だったのです!
以前女のソフレがいたけれど添い寝以上を求められて別れたことをきいていたので動揺します。
意識して上手く話せず中村を避けてしまい、遠距離恋愛中の彼女にも声を荒らげて散々な瀬田
そんな中、中村からソフレ解消を言い渡され、寂しくなり眠れない日々。ベットで1人中村のことを考えて自分を慰めてしまいます
耐えきれなくなって中村に泣きながら赤面で告白する瀬田がかわいい!!!!
これは理性がもたないぞ←
一度は断る中村も瀬田の頑張りに心を打たれ付き合うことに!!!!!
おめでとう二人とも〜!
ついに結ばれる!!
自分が上だと思い込んでいた瀬田が寝てるうちに開発されているとは…w
なにはともあれよかったね笑笑お幸せに〜
同時収録作の【ファーストバイト】が短いけど切なくてオススメ!とプッシュいただいてたので読んでみたら、はぁ…ほんとに切なかった。
佐倉というノンケに密かに恋したお弁当男子・加美のお話で「泣けるBL」が初出なだけあって、泣けます。
「一人分って難しい」「作り過ぎた」という加美の言い訳をまるっと信じて無邪気に食べ続けている佐倉と、それを特別な思いで見つめる加美。
ときどき登場する「俺はこの日のことを 一生わすれないでしょう」「この場に 友人として立っていられることが〜」といったですます調のモノローグ。
最初は何かなと思っていたのだけど、あれは佐倉の結婚式で友人代表として加美がスピーチした内容で、冒頭からの描写はスピーチ中に蘇った加美の思い出なんじゃないかな。
そういう視点でもう一度読み直すと、もうもう涙がぶわっと。どんな気持ちであの微笑みで壇上に立ってあのスピーチをしたんだろう…。
切なすぎるので、すぐに続編の「恋チン!」を読まれることをおすすめします。
【ソフレ部下】
ソフレを知らなかったけど、添い寝フレンドのことらしい。
お互いいい抱き枕として安眠に欠かせない存在となりつつあった上司と部下。なのに、ある日、うっかり聞こえてしまった部下の寝言。それを聞いて、え?俺のことが好き?!と動揺する上司。
恋愛感情を持たないからこそ成立するソフレ関係。
その寝言をきっかけに、やがてソフレ関係は解消してしまいます。
この部下は、好きな上司を抱き枕にしてるだけで満足しているどころか、重荷になるような恋人にはならなくていいと思ってて「恋人関係にはならなくていい」「性欲処理がしたいならフーゾクつきあう」だの言っちゃう…。
せっかく上司が自分のことを好きになってくれたのに「ムリしてほしくない」だの言っちゃうし、めんどくさい男…と思ってただけに、ようやく覚悟決めて震えながら告白するシーンは良かった。
ここで終われば良かったのに、上司の元カノが二人の仲を邪魔する第四話以降が微妙でした。
元カノは長期海外出張中に自分は浮気しておきながら、別れを突きつけられたら権力つかって公私混同したり、わざわざ中傷誹謗エアメールを寄越したりするような女。
声のみの出演なんだけど、それでも充分ウザい。
それに同時収録作の【ファーストバイト】の佐倉の婚約者がこれまた酷い…。
加美がゲイであることを知って、「きもちわるい。どんな下心で近づいたんだか」と言い放つうえに、加美をかばう佐倉に対して「なによ まさかアンタもホモなの!?も〜わかれるっ」と結婚式当日に言うようなやつなんです。
マジでひっぱたきたい…。
当て馬ならどんだけ捻くれてても気にしないんだけど、二人とも登場人物の元カノや婚約者なので、そういう女を選んだ=本性を見抜けない見る目のない男…と捉えざるえなくて、何か嫌…。
【ファーストバイト】は神。残りの二作品は萌くらいかな。
そして二人の女性キャラがほんとしゅみじゃないので、総合評価としては萌寄りの萌萌です。
部下×上司のリーマンものです。
タイトルのソフレというのは、添い寝フレンドの略との事。友人、他人同士で一時的な安らぎを求めて一緒に寝ることを言うそうです。私は全然知らなかったのですが、有名な言葉なんですかね? 時代の波に全然乗れてない…。何にせよ、設定としてとても面白くて興味があったので購入です!
「ソフレ部下」
仕事や恋人との関係でストレス過多の瀬田(受け)。部下で抱き枕オタクの中村(攻め)に、ソフレ関係を提案されて…という展開です。
ほのぼのコメディ路線で読みやすいのですが、二人の気持ちがしっかり掘り下げてあり読み応えがありました。
なんと言っても、個人的に設定がどストライクなのです。
人が良すぎて周りに気を遣い過ぎ、ストレスを溜め込んでいるのに、攻めに対してのみ心を許して言いたい放題の受け。部下なのにふてぶてしく、実は執着系の攻め。(意外とムッツリ)
この二人で、ストレス解消と癒しの為に添い寝フレンドになって…という流れですが、実は攻めは前から受けの事が好きで…というのが美味しい。更に抱き枕代わりに、攻めが受けをギュウギュウ抱き締めながら寝ているので、ついつい体が反応しちゃうのですね。そりゃ、好き人を抱きしめて寝てれば、反応もしちゃうよね…とニマニマしちゃいます。当然受けはその事に気付き、ドギマギと攻めを意識し始めるという…。
ここから涼しい顔をしていた攻めの、意外な執着ぶりや臆病な部分が分かったり、受けの男前な所が分かってきて非常に萌えるのです。
恋人として付き合う事で、重荷になるのを恐れて離れようとする攻め。そんな攻めに直球でぶつかって行く受け。結局の所、お互いに一緒じゃないと眠れないんですね。
あと、個人的に萌えたのが二人の日常でしょうか。攻めが受けの頭を拭いてあげたり、早く寝ようと、攻めが自分の隣をポンポン! ほのぼのする…。
更にヒットだったのが、自分が抱くつもりだったのに、逆に押し倒されてしまった受けでしょうか。男は初めての為、勢いを付けようとお酒を飲んで臨んだ所、朦朧としている間にお尻を開発されちゃっていたんですね。意識がハッキリしたままエッチに臨み、自分が下で更に開発されていたと知った時の受けの驚愕ぶりに非常に萌えました( ´艸`) 涙目になってる所が可愛すぎて…!
描き下ろしでの、受けの元カノに嫉妬して、ちょっとダークな部分を見せてくれる攻めというのもまた萌えました!
「ファーストバイト」
結婚式でお互いにケーキを食べさせるやつですね。主役二人(受け攻め不明)がお弁当のオカズを食べさせ合ったシーンが重要な意味を持ちます。
短編なのですが、すごくいい話でした。職場の同僚同士の、ゲイからノンケへの片思いものです。ハッピーエンドではないのですが、すごく切なくてしんみりくる、余韻があるラストです。これだけ雰囲気が違うのですが、「泣けるBL」に掲載された作品との事。16ページと短いのに、心を持っていかれました(つд`)
「片っ端からぜんぶ愛」
『片っ端からぜんぶ恋』の続編。その後の二人の初エッチ編です。なかなかエッチに進めなくて、イライラしている攻めが笑えます。待望の初エッチは生クリームプレイでした。
本棚整理に伴う読み直し中です。
この作品を読むのは3回目になります。
3回読んでなお印象も感想も変わらない、深読みしないで読める作品です。
表題作+短編が2つ収録されています。
表題作は周囲によく思われたくてNOと言えず、その分ストレスをためこんでしまう瀬田と、入社2年目の部下・中村の話です。
出来の悪い部下のフォロー、上司の頼みはすべて引き受けて、連日の深夜残業。時差を計算しながら海外赴任中の恋人には毎日欠かさず電話をする。書き出しているだけでも息が詰まりそうです。
休息や癒しって本当に大事って思いますね。
中村の寝言とある現象によって瀬田だけが妙に意識してしまうことから関係が変化していくのですが、中村目線でも1話くらい読みたかった。絶対瀬田目線より萌えそうです。
海外赴任の元カノは何と言うか、すごい公私混同で本当に仕事ができるのか心配になってしまう。そもそもなれそめが気になる…。NOと言えなくて、酔わされて押し切られてそうな気がします。
同時収録1つ目は工事現場で働く明るくて誰とでも仲良くなれる男と、引っ込み思案でコミュ障なゲイ。お弁当のおかずを交換するうちに仲良くなれて、心を開こうとした瞬間に結婚の話をされるショック。
最後のページの新郎の涙の意味が気になる、短いけれど心に響く作品です。
もう1つは既刊の「片っ端からぜんぶ恋」という作品の続編のようですが、未読なので一瞬戸惑ってしまいました。
こういうプレイのシーンがメインという短編はたぶん「あのCPが!」と思えた方が楽しめると思うので、気になる方はそちらもいかがでしょうか。未読+プレイシーンがメインは苦手なわたしは何とも、うーんという感想しか出てこず。
表題作は軽く読める作品ですが、目の下のクマがひどい辺りは読んでいる方までフラフラしそうなくらい、寝られない苦しさと感情面の戸惑いが伝わってくるので、疲れているときに読むのはおすすめしません。
休日にゆったりとどうぞ。
ソフレってなに?
……から入ってしまった私ですが、
なるほど、なるほど、なるほどねと、初めてその言葉を理解。
そこから始まってしまった関係を、一歩踏み出すのは難しいよね。
と、紆余曲折してしまう、ちょっと切ないお話。
素直になれない二人が、もどかしくも愛おしいv
そして何より、同録の短編が切なすぎる!
なんか他の全部持ってっちゃった感じで、
ぎゅんぎゅんさせられてしまいました(涙)
でも、なんかちゃんと加美さんの単行本あるみたいで!
もう速攻買いに行かなきゃ‼︎‼︎
……と、購買欲をあおられて、つい「萌×2」!