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表題作雲田はるこ原画集

あらすじ

「昭和元禄落語心中」や「舟を編む」コミカライズで知られる雲田はるこ初の原画集、ついに登場!

作品情報

作品名
雲田はるこ原画集
著者
雲田はるこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
大型本
発売日
ISBN
9784063650044
4

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

非BL作品の画集ですが

雲田ファンとして待望だった原画集。はじめに書いちゃうとBL作品は一切収録されてません。『昭和元禄落語心中』と『舟を編む』がメインになっています。そりゃそうか、『落語心中』や『舟を編む』しか読んだことのない方も買われるわけで、いきなりBLのイラストが掲載されてたらびっくりしちゃうもんね。

大きさはA4サイズ。ソフトカバーっていうのかな、表紙や背表紙が固い材質ではないのでめくりやすかったです。

背景はブラックで、着物を着た八雲師匠(だよね…?)が描かれてるのですが、これがまた色っぽいの!池ポチャしてて、濡れちゃってるんですよ~~。で、帯も良い。グレーの地にホワイトとブラックの文字。余計な文句はなくって、「雲田はるこ 初の原画集」の文句だけ。んんー、素敵です。

開くとまずA3サイズのカラーのポスターが。
大きいので二つ折りにされてるのが残念なほど素敵な絵柄でした。
片面は『落語心中』で、もう片面は『舟を編む』の絵柄でした。

イラストはほぼカラー。一部モノクロのイラストもありますが、これはきっとそもそもがモノクロだったり、あえてのモノクロなんではなかろうか。
前半半分くらいが『落語心中』のイラストで、1/4くらいが『舟を編む』。それに+αで雲田先生が挿絵だったり、イラストだったりで描かれたもののイラストが掲載されてました。個人的に雲田さんが描かれた落語家さんたちのイラストが好き。でした。

終盤に、この原画集のカバーイラストの「出来上がるまで」の過程が収録されているのですが、こういう風に描かれていくんだなあ、と思ったり、イラスト1枚描くのってこんなに大変なんだなあ、と思ったり。

あとがきで雲田さんが「BL作品の画集も出したい」と書かれていらっしゃるのが嬉しかった。ええ、ぜひぜひ!出してくださいね☆

4

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