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表題作十二支色恋草子 3

干伊正隆,十二支憑き,神使お休み処宮司
古万乃 胡太郎,猫憑き,古万乃神社跡取り

その他の収録作品

  • みんな幸せに暮らしましょう

あらすじ

巳が憑く月は、悪夢にうなされてしまう正隆。
巳の神使・篝に導かれて正隆の夢に入り込んだ胡太朗が見たものは!?
和風ファンタジーラブ完結!

作品情報

作品名
十二支色恋草子 3
著者
待緒イサミ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
シア・コミックス
シリーズ
十二支色恋草子
発売日
ISBN
9784403665585
4.6

(145)

(114)

萌々

(20)

(9)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
20
得点
678
評価数
145
平均
4.6 / 5
神率
78.6%

レビュー投稿数20

和風ファンタジーBL 3巻目

今巻では正隆が巳・午・未・猿に憑かれています。

正隆の過去が明らかになったり、婚約披露ダンスパーティーをすることになったり、花嫁行列をするとになったりと賑やかなお話でした。

正隆の孤独な過去が胡太朗の機転によって癒やされていって安心しました!
コマのお社が再建されて終わりという終わり方も綺麗でした。

シーモアは白抜き修正でした。
狼に取り憑かれた女性を助けるために正隆が女性の恋人のフリをしようとして、それを駄目だと拒絶する胡太朗が健気で可愛かったです。
しかも、発情期になって普段の胡太朗からは考えられないくらいえっちに積極的な姿が最高でした……!!

0

正隆の過去

3巻は正隆の過去編からお話が始まります。

巳憑きの月になって毎晩うなされる正隆。
どうしたら…と考える胡太朗くんに正隆が見ている悪夢がどんなモンか見せてあげようか?という巳の篝。
そして胡太朗くんは正隆の夢の中に入り…。

すっごく切なかったです。
心優しい正隆の過去がこんなに悲しいものとは…。
でも人を恨まずに優しい正隆が凄いなぁと思いながら読みました。
胡太朗くんのやさしさが身に染みる回でした。
正隆と猫ちゃんが仲直り?出来て良かったです。

正隆の過去だったり、正隆と胡太朗くんの喧嘩だったり
胡太朗くんの発情期だったり色々なお話がつまっていて
今回も一冊まるごととても読みごたえがありました。
そして幸せがいっぱいつまっており、
こちらも幸せな気持ちになれる最高の作品でした。

0

巳・午・未・申

ショタ正隆ちゃん可愛かったです。暗い過去みたいなのは無い方が自分得でしたが、致し方ない。今元気に生きてるから無問題。

三味線は猫皮(犬皮もある)らしいけど、コタくん弾くんですね…思念が弾かせてくれるって言ってるから猫的には名誉なのか?

申で一周して非常にまとまりよく終わりました。毎回その月の干支になぞらえつつ話を展開していかないといけないので、なかなか大変そう。待緒先生漫画作りうまいです。このあとまだ蜜月の章があると思うと嬉しい。"蜜月"なんてはっきり銘打ってくださって。

0

常に甘いので安心して読める

 2巻より正隆と胡太朗にぎゅっと焦点を絞って描かれていたような気がします。濡れ場の割合も多かったような。個人的には憑く動物が代わるたびに正隆が異なる影響を受けたり、十二支達の力を借りて外での出来事を解決したりする話が好きだったので、2巻の方が面白かったかなぁと思いました。でも、ひとまず大団円を迎えるにあたっては、やはり正隆の番として胡太朗が様々な場所で認められることが必要なので、この章の最終巻としては上手く纏めたすっきりする終わり方だったとも思います。新たに登場した狼も素敵だったので、また出番があるといいですね。

1

十二支勢ぞろいは圧巻!

現在は続編の1巻も出て、お話は続いていますが、3巻発売時には完結巻であり、正隆の内面にも触れられ、十二支が一堂に会すシーンは圧巻としか言いようがなく、シリーズの〆に相応しい3巻です!

3巻は、巳午未申の巻

巳の巻では、正隆の過去が明らかになります。
十二支の依り代である正隆と、猫憑きのコタが番になり、十二支と猫が縁を結んだ一大ニュースは神使に知れ渡り、お祝いの品が続々と届く。
猫から足跡の手紙が届くっていうのがかわいい!

でも蛇憑きの正隆は、体温調節がうまくいかなくて夢見も悪く、コタは蛇の篝の力をかりて正隆の夢に入って、正隆の過去を知る。
正隆は動物に憑かれることがわかると、実母からも毛嫌いされ、気味の悪い狂人のように隔離され、動物霊としか会話することがなかった。
シリーズ当初からコタに優しいけど、どこか浮世離れしていた正隆…
悲しい過去が原因でそうなってしまったんですね。

そして、今まで正隆に守られていたコタが、正隆の心残りを取り除こうと、正隆とずっと一緒にいたのに決裂してしまった猫を探し出して…
再会のシーンは泣かずには読めません。

そして物語は一転、午の巻。
馬憑きの正隆は雪青(馬)と、神使達へコタをお披露目するダンス披露パーティを計画中。それが派手嫌いなコタとコマにバレてしまって…

ここで二人はケンカというかすれ違いになるのだけど、ケンカしていても気配を消した正隆のことを心配しているコタがかわいかった!
そして「人との関わりが薄く欠落しているところがたくさんある…」と言う正隆に、「欠落なんてあるわけない」と言ってあげるコタ…
正隆の間に結んだ大きくて太い縁をこれからも大事にしていって欲しい。
(その後は、コタから誘い受けするものの、馬付き&縁結びでさらに絶倫力を身に付けた正隆から無理をさせられちゃうんですけどw)

未の巻は、山神の眷属・オオカミのクロが人間の娘を娶ろうとするのを阻止しようとする、正隆たちはサポート側のお話です。
そしてコタに発情期がきたのに、オオカミ対策で一日エッチを我慢しなくちゃいけなくて…といってもエッチなことは途中までしちゃってるんですが、それがカラダを知り尽くした夫婦の会話でこっぱずかしい!(そしてエロい!)
いざ解禁となった時の二人といったら!コタがそんな恥ずかしい台詞を???ってドキドキします。

申の巻は、神様と信奉している猿の蜜勝が「お披露目の花嫁行列をしないとはなにごとかー!」と怒っているのだけど、コタが花嫁行列を渋っている理由って言うのが、恋は盲目にもほどがあるわ!このラブラブバカップルが!ってもので…
笑っちゃうくらい微笑ましいです^^

そして蜜勝先導により、十二支を従えた花嫁行列!
行列中、十二支は動物の姿のまま、そして社で神様への報告の際は、十二支がヒト型になって正隆とコタを守るように囲んでいる。
よりどりみどり的に麗しいヒト型が並んだ様はまさに圧巻!
コマぶちぬきの絵は見応えアリです。

描き下ろしでは、猫神社が再建され、コマが神社に戻る「遷座祭」が執り行われます。
ここでも神式に正装した十二支たち(正隆も)がかっこいいんだ!

最終巻に相応しいキッチリした〆でしたが、新シリーズ「蜜月の章」へとお話は続きます。

動物面のかわいさも、人間のやさしい我慢も思いやりも、そして動物の要素が憑依しちゃってるエロさも、たっくさん見応えが詰まったシリーズで大好きです。
十二支にもスポットを当てて、続編はずーっと続いて欲しいです。

3

第1章ひとまず完結‼︎「みんな幸せにくらしましょう」

正隆が神使御休み処の宮司になった経緯が描かれて行きます。彼の幼少期のトラウマと共に。ずっと寂しかったんだね。(正隆の少年時代のなかなかの美少年ぶりに萌え♡)
彼の優しい魂を慰めてくれる者こそが神使達である、十二支始めとする動物たちだったんだね。と、いう優しいお話し。
低体温の巳、華やかなサラブレッド感を漂わせる午、柔らかそうな金髪の未、ツンデレの申、と全員揃います。十二支の人間化による、花嫁道中は圧巻です。本当に正隆と胡太郎、結ばれて、皆に祝されて良かったね。それと。巻を追うごとにエチが増量していくのがビックリします‼︎可愛い表紙からは想像出来なかったよ!もうもう‼︎とてもエロス!(恒例の言葉攻めはチョイ少ないかな。そちらは2巻の方が…)
十二支のキャラクターがそれぞれ出番が公平では無い気がするので、それぞれの深掘りをもっと欲しいかも。続巻に大いに期待です!

0

圧巻の花嫁行列で涙腺崩壊必至

3巻まとめてのレビューで失礼します。

十二支憑きで神使お休み処の宮司・正隆と、落雷で社が焼かれて困っていた猫憑きの胡太郎。
待緒さんの描く動物が素晴らし過ぎて、動物好きにはたまらないシリーズでした。
1巻では酉から子まで、2巻では丑から辰まで、3巻では巳から申まで1話ずつ十二支すべてにスポットが当たって、それぞれの特徴や特技が生かされるようなエピソードなのが痺れます。
各月の大将となる干支の動物の性格や性質に左右される正隆の体質は、ベースは正隆なのに1話ごとに別の顔が見られて至福。
猫好きなのでコマとコタの可愛さには終始やられっぱなしでした。
苦手なえろすシーンもがっつりあるけれど、正隆とコタが心から愛し合っているのがすごく伝わってくるほのぼのとした日常がすごく好きです。

正隆と猫のエピソード(巳の巻)は涙なしには読めず、最後の花嫁行列(申の巻)では鳥肌が立ったと思ったら、計らずもぶわっと涙が勝手に溢れてきてしまいました。

その動物の持つイメージや性質に忠実な動物描写?神使描写も最高でした。
ちょっと高圧的でクールだけど責任感の強い曙(酉)
文字通り甘えんぼでやんちゃなわんこの爽助(戌)
乃木はご愁傷様だけど、猪突猛進そのままで頼れる兄貴分の楠(亥)
初代の陰謀を恥じてコマに詫びる姿が健気な仲能(なかよし・子)
のんびりおっとり力持ちな楓(丑)
孤高かと思いきや自分のパワーで周囲を傷付けてしまうことを怖がっていただけの優しい善博(寅)
うさぎの繁殖力の部分しかアピールされていなかった軽薄な詔(卯)
不慮の事故でコマの社を焼いてしまったものの、立場の上下に関係なく真摯に謝れる偉大な虹悦(辰)
過去の出来事のせいで正隆が繰り返し見る悪夢から救った、我関せずな態度と裏腹に実は優しい篝(巳)
イギリス紳士風でスマートな身のこなしの雪青(ゆきお・午)
見た目はギャル男っぽいけど、みんなを守るためなら天敵にも立ち向かう小波(羊)
形式を重んじるものの押し付けるのではなく、コタの気持ちに寄り添える蜜勝(申)
人になったときの見目麗しさも良かったです。

ただ気になることが。
完結となっていますが、前に雑誌で読んだ爽助のエピソードが収録されていないんですよね。
爽助に恋した動物(何だったか失念)がコタを攫って監禁するという話だったと思うのですが…。
イタチだ!
そうそう、イタチの話が入っていないので、4巻も出るのでしょうか!?
だとしたら楽しみです。

2

続きはないのか…

このシリーズは、作者さんの動物愛も伝わる、ほのぼの系と見せかけて、実はガッツリラブラブエロシーンも有る、萌えたぎれる作品なんですが、続きはないのか…

正隆の過去の悪夢の話も悲しかった…。

というか、正隆は本当に絶倫で、受けを溺愛し、一途なワンコ攻めで…。
素敵やん。

袴っていうのもこの作品の良い所なんですよ、神聖チックで。

相変わらず動物たちも可愛い。作者さん本当に優しい人なんやな~と思いました。
何気にシアコミックスは初めて読みましたが、ほんわかほのぼの系なのかな、ちょっと他の作品達が気になるゾ

BLとして上手くまとまってますし、何か自分もお参りする時、もっと考えてお参りしようとか思っちゃいました。

とにかく、色んな者たちに萌えたぎれるシリーズ
優しい気持ちになれます。







4

綺麗にまとまってます

巳・午・未・申の3巻、完結巻です。

巳では正隆の悲しい過去が分かります。
悪夢を見るほど心にひっかかりを残していた事が、胡太郎のおかげで解決に。
胡太郎の正隆を想う心にジーンときました。

午では婚約パーティーが原因で喧嘩、未で狼に憑かれた女性を祓うのと胡太郎の発情がかぶったりしましたが、2人の愛の力で解決。
胡太郎の発情のエロっぷりは脅威です!

最後の申は花嫁行列の話。
胡太郎が、十二支達に煽られて(?)正隆の良い所を挙げるところにキュンときました。
本っ当、ラブラブ…!
十二支達の行列、人型になった所で勢揃いする姿は圧巻です。

全巻通して、十二支のキャラをうまく使ってるな〜と感心してしまいます。
毎回、話と話の間にあるコマと十二支が絡んだイラストに和みました。
人型でビジュアル的に好きなのは曙、 キャラが好きなのは颯助ですが、ほかの皆も人型も霊体の動物も可愛く格好良かった〜。
3巻でうまくまとまっているんですが、まだその後を読みたくなる作品でした。

4

袴に襷って、いいね

十二支の動物それぞれの、性格や特色を生かして作られたお話。
人気のあるシリーズのようで気になっていたので、取りあえず1冊と思って購入してみたら第3巻だったという、、、あれ?
お話自体は主人公に、月替わりで十二支の動物(神使)たちが憑いて、主人公カップルの関係性が深まっていく展開なので、いきなり第3巻を読んでもストーリーの大筋は理解できるけど、やっぱりこの十二支達の形態が、人間体か動物体か、普段はどちらにあるのかが、作中でフレキシブル過ぎてちょっと混乱。
まあ、その辺のことは深く考えないことにして。
最後の花嫁行列の話とか、シリーズの最初からちゃんと読んでいれば、さぞや感動的であったのだろうな。
動物たちの絵が適度にリアルでかわいい。
全体としてはかわいくていい作品だと思うけど、エチシーンの分量が意外と多いのが評価の分かれ目。

1

エロと優しい気持ち堪能させてもらいました

 3巻もやっぱり登場する動物たちがかわいい。
1つ1つのお話も、もふもふあり、優しさあり。
正真正銘のココロもカラダもつながった恋人同士の2人の絆とかエロとか。
ともかく、いろんな萌要素てんこもりでした。

 まずは巳年。
へびですね。へびだけは、かわいいーって訳にはいきませんが、人型の篝はなんか色気のあるアヤシイ雰囲気のあるイケメンでした。
いつもにこにこしてて穏やかな正隆の過去が淋しいものだったとは。
毎年、雨の季節になると正隆はあの淋しい夢に見る過去に囚われていたのでしょうか。
今回、胡太郎がそれを癒してあげることができてよかった。
しかし、この回のえちシーン、めっちゃエロいと思ってしまいました。
エロいけど、優しさも感じるえちシーン。
みんなで寝てる姿に癒されるし、その場にいなくてその仲間に入れなかったそうすけに笑いました。

 次は午年。
伴侶のお披露目パーティーを計画をたてた正隆と人型である雪青。
スリーピースが似合う、英国風イケメン。でも、恋愛関係は苦手。
「2人のことを勝手に1人で決めないで」と言い募る胡太郎がカッコいいけどいじましくてかわいくて。
午憑きの体力持久力の前にぐったりしてる胡太郎とハートマーク飛ばしまくってる正隆のズレた会話にはふふってなります。

 んで、もふもふ最強の未年。
未に群がってるかわいいものたちの図はたまらなくかわいくて癒されます。
狼にマーキングされたお嬢さんを助けるお話ですが、2歳と年若い狼なんで、単純でかわいかったです。
この時胡太郎に発情期がきてて、問題解決してやっとの思いで突入したえちシーンは余裕ない二人がエロかった。

 最後、申年。
花嫁行列をしろ、とせっつく申の蜜勝。
やりたくない胡太郎のその理由が、花嫁行列をしたら正隆をどなたか神様が見初めてしまうかも、と言われて。
そんな事ない、と言う干支達に、こんなに優しくてかっこよくて、と正隆の好きなとこを言い募る胡太郎がかわいい。
そりゃー、なまあったかい目になっちゃうよね。
花嫁行列に入る前に、胡太郎とコタが2人してコツンと額を押し当てて笑ってる表情がとても幸せそうでかわいいなぁ。
花嫁行列は、干支バージョンも人型のイケメンバージョンも、見応えあっておぉー、です。

 本編ラストの2人でお供えのお料理を作ってる正隆の幸せそうな笑顔。書き下ろしのラスト、おしゃべりしながらしっかりつないだ手。
これからの2人の日常とか、何気ない当たり前の生活を想像できてこちらも幸せな気持ちのお裾分けをもらえました。
 それにしても、袴でのえちシーンっていうのは、なんというかいろいろとエロいですね。
たくさんのエロと癒しをありがとうございました。

7

そして1年が巡る

(2)と(3)の同時発売、ありがとうございます!
(3)は、巳・午・未・申、で一年が巡ります。

「巳の巻」
巳の巻、こうなるのか!
というのは、私が巳年生まれなんで、個人的に巳にどんなお話が来るのか楽しみだったんですよね。
思ってもみなかった正隆の悲しい過去話でしたか…
ヘビの情け深さ、コタが正隆の番として正隆の抱えていた哀しみを浄化してくれた事が、けむる雨と紫陽花の中に描かれて、美しいです。

「午の巻」
午の雪青は、洋装の紳士。
正隆とコタの婚約披露ダンスパーティを企画して、騒がしい事が苦手な猫族コマとコタを怒らせてしまう。喧嘩したけど、地固まるって感じで十二支と猫達による格調高くも和やかなお披露目会が実現しました。エロ宮司はよりどエロになってきました。

「未の巻」
ネコ達が群がるもふもふの小波は、人型だとなんとサーファー風?褐色イケメン!この予想を外してくるカンジ、いいですね!
お話は、山で狼に見初められた女性を、狼共々救うお話。プラス、コタに発情期がきてエロっ子になるお話。

「申の巻」
八百万の神々に顔の広い申の蜜勝が、花嫁行列を計画して。
やはり嫌がるコタですが、正隆に胡太朗くんは僕の伴侶だと叫んでまわりたい、という告白を受けて、白無垢のような羽織袴姿(カラーページではないのですが、絶対純白でしょう!)で十二支達を引き連れてのお目通り、荘厳でした……
動物姿でも人型でも、十二支はみな超絶素敵です!

「みんな幸せにくらしましょう」
ついにコマのお社の再建が成りました!感動の大団円です。

それぞれ個性的な十二支達と、月代わりで濃密なお付き合い。あっという間に一年が過ぎそう!
ほのぼのとエロの融合が最高の一作でした。3冊合わせて「神」評価出したいです。

5

10点満点の着地です!

素晴らしいわあ、先生ナイスです!(偉そうにすいません)
ちゃんと十二支一巡して、ぴたっと着地!ナイスエンディング!!
他のお姉様がおっしゃっておられるとおり、もう一巡しても嬉しい♡けど
ここで終わるのも、とても潔くって好き!
萌2と一瞬悩んだけど、やっぱ神。

巳:篝(かがり)のお話では、正隆の過去話。
正隆の悲しかった状況が分かって、胸が痛みました。
十二支が正隆を大事にしていた理由の一つだったのかな。
感動の再会話もあります。
ヒト型篝はセクシー小悪魔系に見えて、素敵でした♡
あれなら巳でも夢に忍んでいただきたいわ♡
でも最後の頁のコマのように巻き付かれるのはちょっと・・・
見る分には可愛いけど(笑)

午:雪青(ゆきお)。英国貴族?みたいな人型。ダンス踊るし(笑)
ダンスパーティやると言われて恥ずかしがりのコタと喧嘩状態。
クマノ様(2巻で登場した亀爺さん)の御祈祷により仲直り~
ついでにエロ耐久度倍増(爆)

未:小波(こなみ)。
1巻で既にふっさんふっさん毛並みの威力 公開済(笑)
もうたまんないーお願い1回でいいから もふらせてーーーーーーー
毛並みという点においては、この子が№1!
よりにもよって 小波が大将月な時に、狼憑きの女の子が助けてもらいに。
実は未って強いらしく、それと2歳児狼だったこともあり、小波の勝ち~

トリは 申:蜜勝(みつまさ)。花嫁行列をせんなら認めん!と言い出す。
結局仲直りして、最後十二支を引き連れ、
八百万の神様方にお参りに行くシーンがもううっとり。
十二支がめっちゃかっこいい~ この見開きの頁は
きれーに1枚に絵がつながっていて、
これぞ電子本! やった!でかした!という気分(笑)

あーほんとに面白かった。モフ好きにはたまらん。
どの子も本当に可愛らしい。大好き。
あえて言うなら、やっぱりバカ犬が№1★
それと毎話、手を変え品を変え、エッチシーンがとっても滴ってるーので
モフ好き以外からも、嬉しく思ってもらえるんだろうなあ。
あー楽しかった。先生、本当にありがとうございました!!

3

癒しとラブととても満足です

動物たちとのもふもふ感

濃厚なえっちのドキドキ感、ゾクゾク感が一冊で味わえる
素晴らしい作品でした!!

一巻の最初の方ではいろんな動物が出てくるので戸惑ったのですが、途中からすっーと入ってきて感情移入出来ました。
動物の描写もとても自然で、リアリティがあるし、触ってて本当に気持ちが良さそう!もふもふ!笑
かと言って主役の二人を邪魔しない具合で登場してくれます!動物たちのふとしたポーズがなんか美しい!
人型になったときもそれぞれ個性があって見てて楽しいです^ ^
もう一周、12通りの展開のエロみたくなりました!

5

花〇め系がお好きな方に

十二支がみんないいキャラです
でも一つ、水生の生き物なのに辰の睫毛がバサバサなのが気になりましたw 

巻末の神職の階級の話、巻中に説明がなかったのでざっと調べてみました
特級>一級>二級上>二級>三級の5つに分かれていて
袴は上から、白地に白紋>くすんだ紫に紋>紫無地>浅葱の順のようです
そういえば紫に紋の袴はたまにニュースで見ますね
正服は特級は黒みたいです

3

もう一巡して頂きたいです!

ひゃーーナニコレ!!癒ししかない!!!
1巻は酉、戌、亥、子の巻で正隆と胡太朗の出会いと、猫と鼠の和解のストーリーがメインです。
2巻は丑、寅、卯、辰の巻で正隆と胡太朗が最後まで結ばれ、その後亀を助けたりします。(竜宮城には行かないよ)
3巻は巳、午、未、申の巻で正隆が猫好きとなったきっかけの猫と再会したり、狼を助けたり、最後の十二支が現れて行列つくったりで、めでたしめでたしとなっております。

十二支だから、私は最初てっきり受けが12股かけてんのかと思ってましたよ。んなわけないね。
大好きなもふもふがたくさん出て来て、とても優しい気持ちになれるストーリーです。
でも!Hは濃厚ですよ!
とくに私は巳の巻が好き。
ピュアで愛くるしいキャラクターと心温まる物語に、仕事で溜まったストレスが浄化されました。
読んで良かったです。レビューを書いて下さった皆様のおかげで素晴らしい本と出会えました。ありがとうございます。

6

終わっちゃったの

これで終わりなのかな…私としてはもっとこの二人のお話を読んでいたいくらいです。

3巻では篝の話が一番好きで私の読んだBL作品の中で初めて泣きました。篝編最後の方のページ最高です。喜博の中で眠りたいです。
篝の人型もかっこいいです。この作品の人型はどの方もかっこいいですが(仲能は可愛いです)篝は蛇っぽい目をしたままの色気のようなものがありますね!!

そういえば正隆は十二支に関わらずずっと敬語攻めでした。2巻の善博が憑いている時も凛々しい男前のまま敬語攻めとは………1巻の時のヘタレ感どこにいったんでしょうか…笑
でも私はヘタレ感ある時の正隆も凛々しく男前の正隆も大好きです!!

まだ読んでいたい。
正隆と胡太朗はもうこのまま神様になっちゃいましょう!!!笑

11

優しい想いがあふれてます

『十二支色恋草子』の3巻目にして完結編。3巻で十二支を一巡した形ですが、これで完結ってちょっと寂しいですね。




3巻は正隆の過去のお話から。
いつも明るく十二支たちを厳しくも優しくまとめる正隆ですが、その彼にあんなに悲しい過去があったことにびっくりしました。
見えざるものが見えてしまう「憑き物憑き」の力を持っていた正隆。ゆえに隔離され、孤独な子ども時代を送っていた正隆。
そんな孤独を癒してくれた「猫」がいたのだけれど…。

今も忘れることのできない心の傷を、何とか癒してあげたいと奮闘する胡太郎の愛情と、十二支たちの正隆への信頼と思いがなんとも温かく優しかった。

「猫」と和解できた時のモフモフが…!激カワでした☆

最後の花嫁行列も良かった。
いつもは賑やかな十二支たちが二人を見送るシーンはきれいでした。

あと、胡太郎の発情シーンが!エロかったあ…。
いつもは正隆にあっという間に攻められる一方の胡太郎ですが、正隆もたじたじになるほどのエロさです。

全編通して、正隆と胡太郎の間に流れる愛情に満ち溢れ、また十二支たちのそれぞれの特性や掛け合いも面白い。そんな中で交わされる正隆×胡太郎のエチシーン。
ほっこりと、切なさと、エロさのバランスがとっても良くて読んでいてほっこりします。

まだまだ彼らの話が読みたかったです。
またどこかで彼らに会えることを願って。

8

幸せな未来が待ってる大団円!

十二支を交えた和風ファンタジー第3巻。
大・団・円でございます(﹡´◡`﹡ )

3巻の内容は濃かった印象。
切なさあり、喧嘩あり、大量モフモフあり。
もちろんラブ&エロスもたっぷり♡♡♡
締めくくりにふさわしい素敵な1冊でした。

今回活躍するのは…巳・午・未・申です(^^)


巳・篝さん登場。
夢の道案内が専売特許という巳。
受けはうなされる攻めの夢の中に入ると、そこには幼い頃の姿が…。
人には見えないモノが見えるというだけで
隔離され、人と話すこともなく、集まってくる動物だけが拠り所。
とりわけ一番側にいてくれたのが猫でした。

これを読んで1話目の言葉が思い返されます。
「神使憑き同士解り合えると思うんです」
「他の誰とも分かち合えない色んな気持ち」
「だから君と逢えて本当に嬉しい」

受けを好きになる過程がこの言葉に詰まってました。
「人」とわかり合うことは出来なくてずっと1人ぼっち。
攻めにとって「猫」は本当に特別な存在だった。
猫憑きの受けに惹かれ、入れ込むのは、運命かの様に至極当たり前だったと。

低体温で悪夢を見やすい巳憑き。
十二支が見守り、皆で囲んで温める姿に涙腺が緩みました。

で。巳のねちっこいエッチも良かったですw

午・雪青さん登場。
スーツが似合う紳士キャラだー(∩´///`∩)
午憑きの攻めはちょっぴり突っ走り気味。
ラブラブカップルの深刻な喧嘩は(スパイス的に)萌えますな。

巳憑きで過去を知った上で「欠落してる」なんて言葉はツライ(´•̥ ω •̥` )
それを否定する受けの言葉にジンワリ。
仲直りエッチはたっぷり甘くて良き良き(﹡´◡`﹡ )

モフモフたっぷり未・小波さん登場。
未のモフモフに埋もれてお昼寝する受けや動物たちの姿が眼福!!
モフモフ好きには堪らない〜私もここに埋もれたい〜〜!!

陽だまりの様な未さんと対峙することになるのは、真っ黒な毛並みの狼さん。
乱暴は嫌いと言いながら強い♪

この回で受けは発情ニャンコに変身。
フェロモンムンムンでウヒャー(///Д///)人(///Д///)
匂いが強すぎて十二支達に弄られてるのが面白かったです。

締めは申・蜜勝さん。
知恵のあるお猿さん?言葉に賢さがチラチラ。
十二支憑きと番うことになったからには
花嫁行列をやるべき・やりたくないで一悶着。

花嫁行列は神々しい光が放たれてました。画面から。
12人揃って攻めと受けと猫を囲み、大勢の動物たちから祝福をうけ、
厳かな雰囲気にキリッとした大団円の締めくくりを感じました。


1話1テーマで12話分。
十二支に纏わる絡みを入れて、最後まで綺麗にまとめあげられ。
動物の絵が素晴らしく、十二支がしっかり描き分けされ、キャライメージが崩れることなく。
絵もお話もエロも全て満たされました。
幸せな気分になれる作品です+゚。*(*´∀`*)*。゚+

〜蛇足〜
3冊で綺麗にまとまってるけど、もっと見たーい!
十二支同士の恋愛ってナシでしょうかね??
イケメン揃いの人型がワチャワチャしてるの見ると腐心がくすぐられるゾ…。
12人揃ったのを見ると鳥さんのビジュアルが好みだ!!
寅さんもカッコいい。
兎さんの軽快なトークも好き。
犬さんのワンコさも良い。
あああ、みんな良いとこあって言い出したらキリがない…。

7

大感激の最終巻

もうひたすら大好きすぎます!
一巻を読んでから続きが楽しみで仕方なかったこちらの作品は当巻で完結…なんとも寂しい。
もっと正隆×コタちゃん、十二支みんなの活躍を見守りたいですぞ。

毎月十二支が宮司正隆に憑く設定なのですが、どちらの十二支も自分のイメージにぴったりで毎話ほんとに感動しまくりでした。
それにあわせて正隆の気質や雰囲気が変わったりで描きわけが素晴らしいです。
可愛いらしいやら美形、朗らか、ミステリアス、その他諸々、その魅力を余すことない神使様達に萌えまくりです。
そして極めつけはもふもふ~もう最高でございます。
新たな仲間も増えてコマも人形をとれるようになったし、正隆×コタちゃんの仲も更に深まったしでお話も更にヒートアップ!
正隆×コタちゃん、本当にお互いを想い合っていてその健気さに涙が出そうになります。
コタちゃんのデレっぷりは鼻血ものでした。
正隆×コタちゃん、コマ、十二支のみんながすごく仲が良くて、一致団結して万事解決してしまうところに強く心を打たれますね。
花嫁行列のシーンは十二支の本来の姿、在りかたを垣間見たような気がして、あまりの神々しさに感動して目頭が熱くなるのを感じました。
この先も、正隆とコタちゃんは十二支達やコマのタッグに見守られながら幸せな日々を送るんでしょうね。

こちらの作品に出会えて本当によかったです。
またどこかでみんなのお話を読めたらいいな。
作者さまに大きな感謝を。

13

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