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表題作王子様との約束

伊東悠正、高校2年生
藤森芳流、同級生

あらすじ

芳流には絶対にヒミツにしなくてはならないことがある。それは学校の王子様的存在である悠正のお嫁さんになってしまったことだ。お嫁さんの芳流は悠正に望まれればどこででもエッチをしなくてはならない。学校やお風呂の中も例外じゃなくて…。なんとか今の関係を変えたいと思う芳流だけど!?

作品情報

作品名
王子様との約束
著者
滝宮しのぶ 
イラスト
明森びびか 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
HONEYアイスノベルズ
発売日
ISBN
9784872789430
3

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

意表をついた展開に驚きました

高校2年生の、幼馴染み同士の王道学園モノかと思ったら、意表をついた展開になってて面白かったです。

16歳の時に、学園で王子様と呼ばれるイケメンの悠正と、幼い頃からの約束でお嫁さんになった芳流。
お嫁さんは、旦那さんに望まれればエッチを断れなくて。だからか、学校でも家でも結構エッチしてます(苦笑)。でも、悠正は愛の言葉を口にするけど、芳流の方は約束だからと義務感が強くて。そのせいか、読んでいると悠正が可哀想になります。
1年以上もそんな関係で、本当に芳流に愛情がないのかと疑問に思っていたら、それには理由があって…。

ある事件をキッカケに、同じことを繰り返したくないと、そのことにまつわる記憶を催眠術で封印していたのです。だから、悠正に対する想いも忘れてしまっていて。
4年前に記憶を封印するまでの2人は、甘々な恋人同士だったのに。

自分たちのことと自分への想いをすっかり忘れた芳流に、悠正の4年間を考えると切なくて胸が痛くて仕方がなかったです。それは芳流も同じで、記憶を戻してからの今までの4年間を取り戻すような熱い告白と、愛情いっぱいのエッチにキュンとなりました。
まさかの記憶喪失モノと、高校生の純愛が堪能できて、萌え萌えに近い萌え評価です。

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