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おまえの手じゃないとイッた気しねえ
求めていたリバ…!
セックスは出来る、でもまだ受け身は覚悟が出来てない…
という相手に、ネコは不得手のタチ寄りな攻め(?)が
受け身でもいいと抱かれるところ最高すぎです
好きな相手の指が自分の中に入っている事を『夢みたい』と言う様とか
ベッドで寝顔を静かに見つめている所なんかもう…
ああ本当に好きなんだな…ってじーんと心にしみて萌えました
そんな攻め(?)に
ノンケ(といいつつ抜きあいっこはしてましたがw)がじわじわほだされて
本気の好き(恋愛感情)になっていく流れがすごく自然で、可愛いです
二人ともとんでもない美人とか、完全無欠のスパダリとかではないですが
惹かれ合うのが分かる魅力的なキャラで
なんかもう…いいなぁ…って言葉しか出てこないです
冗談言い合ったりふざけたりもするけど
二人とも思いやりがあって相手に対して真剣なんですよね
オヤジ一歩手前(20歳ぐらいの方からなら既に完全なオヤジだと思いますが)
の年齢だけど二人とも可愛くてたまらないです
このまま五年後も十年後もその先も二人で幸せでいてほしい
素敵な作品をありがとうございました
この地味なおっさん二人のカバーイラストに、「恋の足音が聞こえる」なんていうロマンティックなタイトルのミスマッチ。
言っちゃあ悪いが表紙を見ただけじゃ、華もエロスもあまり感じられないこの本を今になって買ったのは、「リバ」の一言が目に入ったから。
腐れ縁の同級生とようやく結ばれる大人の恋。
一方は相手にずっと恋しているのだけれど、その恋を告げるよりは友達として近くにずっといることを選んで、
一方は友情以外の言葉が二人の間に存在するとは想像もしていない、例え性的な接触があったとしても、それがどんな感情を持って行われているか深く考えたこともない。
そんな二人が歩み寄っていく。
ここで無理矢理自分を受け入れさせるんじゃなくて、まず自分が相手がどこまで来れるかを受け入れてっていう所がすごくツボ。
攻めポジションを争ってじたばたするコメディも好きだけど、こうやって本来はタチでもまず自分が受け入れて、相手の感情が追いつくのを待つお話はウルっとする。
リバを求めて辿り着いた漫画。
個人的な好みは役割の固定しない流動的なリバなので読む前に期待していた関係性とは違ったのだけど、とても素敵な物語でした。
大人の真摯で誠実な恋模様。
10代の情熱と行動力で突き進む恋愛物語も良いけれど、抑えて秘めていた恋心が大人(30代)で成就する様がピュアな雰囲気を醸し出していて読了後は温かな気持ちになりました。
高校生のときから続けていた抜き合い。
それは性への好奇心であり、自慰の延長。大人になってもそうしたことを続けていたのは習慣であり単なるボディタッチ。
そんな風に思っていたのはノンケの義明だけで、ひっそり恋心を隠していたのはゲイの修。
ある日、修がゲイであることを偶然知ってしまったことから関係性に変化が起こります。
修はゲイであることを義明に知られることをずっと恐れて「親友」ポジションで側に居たけれど、義明は修がゲイだと知っても全く態度を変えず普段通りに向き合います。
このリアクションは修にとって想定外であり、それと共に拒否されなかった事実にとても心救われます。
そこで(いっそのこと?)修は義明を口説く方向に軌道修正。
口説かれてもフラットに接し続ける義明は偏見がなくていいなぁ、と私の中で好感度急上昇!
修は「バレて引かれないなら押すしかないだろ? 嫌なら振ってくれ そしたらおまえの前から消えるしさ」と。
そんな風に言われて義明はものすごく思い悩みますが、修を切ることなど到底考えられず・・・。
そして義明は考え抜いた上で、心が追い付くかわからないけどセックスしたいと申し出ます。
ただし、義明は受ける側は踏ん切りつかないからタチを望み、修はネコは苦手だけれどその役割を受け入れます。
この辺りのやり取りがものすごくリアルで納得の流れでした。
抜き合いをしていた間柄といえ、いきなり受け入れる側はハードルが高いのは頷けます。
そして、修はいつもは攻めだけど義明の気持ちを最優先にして受けを担う健気さ。
その後、心がもっと近付いて本当の意味で想いが通じあったときセックスの立場が逆転します。
それも義明の方から「・・・逆でいいぞ」と言い出す様子が堪らなくよい!
一冊を通して丁寧に描かれた物語は大きな事件があるわけではなく、あくまで二人の関係性の変遷を読者に見せてくれました。
純度の高い大人の恋愛は、時に若い子のそれより初々しさを感じられるものなのだな、と。
最ッ高でした!リバ好きにはたまらない一冊です。もう、一日でも早く出会いたかった…。もっともっと評価されるべき!!
高校からの腐れ縁が続く35歳のおじさん達のお話。
二人の身体の繋がりは、最初、タチ寄りのゲイである義明が、ノンケの修の気持ちを組んで、ウケに回ります。この絡み、私はとても好きです。
「逆はあまり得意じゃないんだよなあ」と言いながら、修を受け入れる義明の深くて大きな愛が最高に格好いいです。慣れないので上手く感じることができず少し無理をしている義明と、それに気づいて義明を気持ちよくしようとする修。上手く言えませんが、男同士だからこそって感じでグッとくるシーンでした。
女役に抵抗があった義明が「今日、逆でいいぞ」と、自ら受け入れることを選び、二人は心から結ばれます。
この作品は、身体の繋がりの変化の描写がとても上手く、二人が互いを思いやり、一歩ずつ関係を深めていくのが印象的でした。
幼なじみリーマンふたりのアダルトかと思えば青い恋模様……。
高校時代に好奇心で抜きあいっこしてからウン十年、同級生たちは結婚したりハゲたりしている中で腐れ縁のように挿入なしの抜きあいをするのが当たり前のふたり。
どちらもモテる男のようで、ドライな関係性でアダルトなお付き合い?と思いきや、片方はそんなことをしてきたのに好きかわからないとか言うし、もう片方は青春時代の抜きあいをきっかけに恋をしてゲイになっていまでも片想い…なんて高校生か?というピュアぶり。いや、しっかり脱童貞はしてるんだけど、精神的にピュアすぎだろ…
この作品の私的萌えポイントはやっぱりリバです。きちんと男(ちょっとおっさん)として描かれている画風に惹かれて購入して、すっかりゲイの方が攻めだと疑わなかったのですが、まさかの初挿入が受け!イイ!
そのあとノンケが心を決めてリバーシブルに。
エロはドロドロ汁っ気があるわけではないけど、表情が大人の色気を感じます。
ピュアな大人二人の青いラブストーリーでした。