おだやかに強い腕

odayaka ni tsuyoi ude

おだやかに強い腕
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
4
評価数
1件
平均
4 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
集英社
シリーズ
コバルト文庫(小説・集英社)
発売日
価格
¥419(税抜)  ¥453(税込)
ISBN
9784086001083

あらすじ

暁にメンズファッション誌の仕事が入った。以前、恋人の本山が現役時代にモデルを務めた仕事だ。そのときのビデオを見た暁はプレッシャーを覚え、撮影終了まで本山と距離を置く決意をするが…。

表題作おだやかに強い腕

本山秀範 マネージャー&元カリスマモデル
石井暁 大学生&モデル

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レビュー投稿数1

心のさまよい成長編。甘さに胸がキュン♡優しい気持ちが詰まってます!

シリーズ第3巻。

暁のモデル業も2年目に突入。
やっとらしく仕事をこなせる様になった矢先、大きな仕事の依頼か入ってきます。
それが、暁を最初に撮ってくれたカメラマン•白田の依頼。
しかも、5年前にも特集が組まれ、その時のモデルは本山。

見るつもりのなかった、当時の本山のビデオを偶然目にして落ち込む暁。

改めて、本山という偉大な壁にあたってしまう暁。
そこに、今の自分を比べてしまいショックを受けて、どんどんナーバスになってしまいます。
今までも、落ち込む暁と、それを見守る本山が描かれてきましたけど、今回は、今までの中でも1番プレッシャーかつ責任感に見舞われる暁。

暁にとって本山は、目標でもあり、ライバルでもあり、好きな人でもあり…常に自分の前をいく存在。
本山と同じ位置に立って認めてもらいたいと思ってます。

でも本山は、自分が暁の後ろにいるつもりなんです。
今まで自分が感じたことのない愛しい気持ちや、好きでたまらない感情を教えてくれた暁。
暁がモデルとしても、人としても、どんな風に成長していくのか見守っていきたいと思っている本山。
だからこ続きそ、暁の後ろから、暁が見つめる方向を一緒に感じていきたいと思っているんです。

でも今回の問題は、穏やかなカップルにはいつもより大波でした。
暁は仕事に影響を出したくないし、今回は本山に甘えたくない理由からしばらくの間距離をおきたいと伝えます。
そんな暁の言葉に、自分の存在が、暁にプレッシャーをかけていることを歯痒くも思いながら、見守る姿勢を崩さず、暁の気持ちを尊重する本山。
でも、内心は心配で、自分の方が暁切れになりそうで、おたおたする本山が見ていて可愛すぎる大人(笑)

そんな中で、男前な女社長さんの言葉に惚れちゃいます。
本山との関係が公然の秘密になっていることを知る暁には、タイミングも悪いし、酷なんですけど(笑)
第三者として本山に忠告する言葉はガツンと胸にきます。
でも、社長の言葉通り、プレッシャーをはねのけ、見事昇華させた暁は…やっぱり強かったんです!

耽美編の暁の危険で誘惑的な美しい背中と、表情の写真をぜひ見てみたいなと思わされます。
本山は自分だけが知っておきたかった暁の表情だったんですけど…暁の大成功を見れば、社長と一緒でご愁傷様って感じでした(笑)

そしてこの写真をとった、カメラマンの白田さんがまたいいんです。
彼の私生活も気になったりするんですけど…⁉︎
何より、暁が本山といる時が1番いい表情をすると見抜いて、シャッターを切る演出が楽しかったです。
この写真が1番見たかったかも!
写真を見るたびに、気恥ずかしいけど嬉しく思える…いつも強く優しい腕で抱きしめてくやる、この世で一番愛おしい人との写真を♡

あとがきにもありますけど、エッチシーンより、飲みのシーンが多いボーイズラブ(笑)
でも、エロが薄くても、全体のバランスもですけど、エッチシーンだけに重視しない良さを感じさせてくれる作品なので気にならないんです。

本山一筋の暁と、暁一筋の本山。
こんな風に、お互いに言葉にしなくても、尊重しあい、心の奥底でちゃんと繋がっている2人は、とても心地よい気持ちにさせてくれるから好きです。
それが言動の節々で感じられるから、逆にその甘さがよくて癒してくれる2人でもあります。
相手のことを、カラダ全身から溢れんばかりに伝わってくる愛おしい気持ち、慈しむ気持ち…キスをして、ただ、抱きしめあいながらベットで一夜を過ごす2人の甘さは格別です。
こういうドキドキな萌シーンもあるんだなあ…と初めて気づかせてくれた作品でもありました。

普通の大学生がモデルとして、どんどんカリスマ性を見出していくシンデレラストーリー。
そして、恋も右往左往しながらも信頼しあい順風満帆。
きれいごとすぎる、実際ありえないおとぎ話ではあるんですけど(笑)
この作品を読んでいると、不思議と自分も成長している気持ちにもなって、勇気も湧いてくるし、心が優しい気持で一杯になれます。
そんな夢物語ではあるんですけど、辛い時や、元気が足らない時に読む事をオススメしたい作品です。

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