猫耳カレシの愛されレッスン

nekomimikareshi no aisare lesson

猫耳カレシの愛されレッスン
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×23
  • 萌5
  • 中立3
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
2
得点
30
評価数
14件
平均
2.6 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
幻冬舎ルチル文庫(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784344839359

あらすじ

生えているのをずっとナイショにしていた猫耳としっぽ。イケメンな香椎に見つかって触られて、すごく感じちゃったのはナゼ!?

表題作猫耳カレシの愛されレッスン

香椎綾人・広告会社社員・30才
丹野小鹿・イラストレーター・26才

その他の収録作品

  • 猫耳カレシのできるまで
  • あとがき

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レビュー投稿数2

ちょっとしたファンタジー+オカルト

イラストレーターの丹野小鹿(受け)は極度の人見知りです。なぜなら、高校生のある日猫耳しっぽが生えてしまったからです。驚いたりすると突然出そうになるので感情が波立たないように人と会わないように外出しないようになりました。
直接人とは接しないようにしていたのに、取引先の担当者の香椎(攻め)は言葉巧みで会うことになってしまいます。そして、気を付けていたのに、やけどしそうになった瞬間、恐れていた猫耳しっぽが生えてしまいます。が、香椎はそれに驚かないばかりか、お付き合いを前提に遊びに行こうと誘ってきます。

猫耳しっぽが突然出ても全く驚かないので、香椎は豪胆な人だなぁと最初思いました。実は香椎は小鹿が猫耳しっぽが生えると知っていたのです。
香椎は、大学受験のころまで知らなかったのですが、不義の子だったようで実の母親が早世したため父親の家族に引き取られて大きくなりました。可愛がってくれたのですが、なんとなく疎外感を感じていたようで、寂しくて自分だけのものを欲していました。

小鹿は香椎と付き合うようになってから、香椎が猫耳しっぽが出ても大丈夫なように守ってくれるので、外出できるようにな続きり、世界が広がっていきます。
小鹿の体質や香椎のことはネタバレしない方がいいと思うので避けますが、小鹿はその体質もあり、どんどん香椎に懐いていきます。香椎の家の子になってしましたいと思うほどに。が、自分は人間でペットになりたいわけではないと思いなおします。対等な恋人として付き合っていきたいと思うのです。
そして香椎もまた小鹿と対等に生きたいと思います。

ネタバレしないと要領を得ない表現しかできませんが、本来なら闇堕ち関係になる対になる2人が、対等な立場での関係を望む話でした。

妖のような存在やオカルト要素もあり、設定としては面白かったのですが、さらっと終わった感じで、設定や背景が説明不足なところが気になりました。猫耳しっぽが生える人間について知っていてそれを使った生業をしていると思われる男が出てきて話は動きます。この男が小鹿を所有しようと絡んでくるのですが、できればもう少しこの生業についてとか周辺についての説明があるとよかったと思いました。話の流れ的にはわからなくても終われたんですが、ちょっとずつひっかかってしまって、どうにも気になりました。

BL漫画家の小鹿の姉が小鹿にアドバイスしてくれるのですが、二人が無事くっついてからもう少し登場してほしかったな。きっと心配してたと思うんです。
そしてこの姉と小鹿の関係がとても良くて、高校生の時から締め切り近くなると手伝いをさせているのですが、引きこもりになった小鹿のことを心配し、でも腫れ物に触るような対応じゃなく今まで通りこき使い、独り立ちできるようにさりげなく手助けしてあげて、恋人が男だと知ったときは自分がBL漫画の手伝いさせてるせいかと心配して、怪我しないようにとグッズをくれたり、本当にいいお姉さんでした。そして小鹿が心を許している香椎に対しての会話でも丁寧な話し方なのに、お姉さんに対してはぞんざいでちょっと乱暴な話し方をしていて、猫耳しっぽのことは話せないにしても家族として本当に信頼しているんだなとわかる会話が二人の仲の良さがわかって嬉しくなりました。
きっとこういうところが小鹿の芯の強い性格だったり甘え上手なところだったりを形作り、二人が一緒に歩いて行く道を選べたんだと思いました。
対して、香椎はその生まれからかリア充で余裕があるように見えて、実は結構心が弱かったので、これから小鹿に寄り添って貰い幸せに暮らしていってほしいです。

1

タイトルに良い意味での偽りあり。

エロス増し増し、可愛いフワフワした猫耳モノ………で終わらなかった!!
上手い。一見すると甘い筋立てを 一転仄暗さに落とす絶妙のさじ加減。
攻の支配欲は血統のなせる技か、それとも愛情を永遠に留めておきたい故の願望か。
そういう暗いエロスがピリッとスパイスになっていて面白かったです。

0

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