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原作既読。
2枚組で約120分のボリューム。
原作をじっくり丁寧に音声化されています。
また、CDオリジナルとして
・ローウェンが語るサイドストーリー
・特典小冊子「after story」の音声化
が加えられていました。
座裏屋さんから寄せられたコメントにも書いてあったのですが、
台詞を削ぎ、絵で表現されていた部分を、
ドラマCD化にあたってたくさんの台詞が加えられています。
レンを始めローウェンやシーナの人柄、マキの実家事情etc.
原作にはなかった情報が表現として加わり、よりVOIDの世界観が深まる内容でした。
キャストさん方々は世界観をイメージ通りに作りあげてくださり、
また、初回特典小冊子は最高にニヤニヤと萌え禿げ、
全てにおいて満足度の高いCDで聞き応えがありとても良かったです!
原作既読で世界観を把握してる状態で聞いているのでスルリと入り込めましたが、
未読で聞くと最初の取っ掛かりが分かりづらいかもしれません。
私は初めて原作を読んだ時に、硬質なストーリーを感じる出だしと官能的なエロスで難しい内容なのかな?とドキドキしてたのですが、読んでみると全体像は意外とシンプルなんです(﹡´◡`﹡ )
【攻めの死んだ恋人の遺伝子が組み込まれたヒューマノイド(受け)。刷り込み機能により、受けは純粋に攻めを慕います。最初は自分を裏切ったまま死んだ恋人と顔形がそっくりな受けを手酷く扱いますが、徐々に死んだ恋人の面影より目の前にいる受けと向き合うようになり、刷り込み機能ではなく受けの意思で愛して欲しいと願うようになりーーー。】といった内容。
いつまでも死んだ恋人に捕らわれて生きる攻めと、愛玩用に作られたヒューマノイドの純愛。
共に生活し、何度も体を重ね、心が変化していく素敵なお話です。
さて、音声の感想ですが、すごくすごく良かった(∩´///`∩)
配役が全てイメージぴったりの安定した作りで作品に入り込めました♪
マキ役の川原さん…っ!!
低音が気持ちよく響いてタイトルコール「VOID」の一言だけでゾクゾクっとしました!
前半のヤサグレてるマキの時はクールな低音がマキの酷薄さを一層浮かび上がらせて、
アラタを手酷く扱いながらの「レン…俺はいま、楽しくてしかたない」の一言がズシンと。
あまりの酷薄っぷりにお尻叩かれてる時のアラタの声が悲痛に聞こえて辛かった…(;ω;)
かーらーのー、弱さをさらけ出した時の線の細さが危うくて、
それが男の色気を引き出してて、すごく色っぽい!!!(^///^)
アラタ役の阿部さん。
可愛い&可愛い&可愛い。それしかない。
一心にマキを想い、マキから何されても受け止める健気さにキュン。
そして尻叩きの「ごめんなさい…!」の演技は可哀想で胸に刺さりました(;ω;)
レンとアラタの違いも明確に出てて、
小悪魔で含みのあるレン、純粋でまっすぐなアラタの演じ分けが流石です。
ローウェン役の宮本さん。
すごくいい味を出してました!
ゆるくて軽妙な話し方がすごく存在感を出されてます♪
オリジナルサイドストーリーでは軽妙な話し方の中で一瞬だけ見せる重さのある声がすごく良いっ!おちゃらけてるようで実は誰よりもマキ心配し、誰よりもマキの再出発を願ってたローウェンを見事に表現されていたように思いました(﹡´◡`﹡ )
(以下書き下ろし内容ザックリネタバレ)
◆bonus track1 ローウェン局長(8:49)
レンの事件の詳細、アラタを保護した経緯などがローウェン目線で語られてます。
アラタをマキに預けた行為はNGだったようですね( ;´Д`)
最初にレンの遺体を発見したのはローウェン。
偶然に偶然が重なってアラタを保護したのもローウェン。
事件の全てを見てきた男が、例え自分の地位が失脚する恐れがあっても、このまま見過ごしてはいけないという考えに至ったのが分かります。
ローウェンはどうしてもマキに前に進んで欲しかったんだろうな…。
飄々としててゆるい話し方の彼の真剣な想いを感じ取れてとても良かったです!
◆bonus track2 その後の二人(15:38)
特典小冊子の書き下ろし漫画+漫画には書かれていない本番までの音声化( ´͈ ᐜ `͈ )
珍しくマキに対して怒りを見せるアラタ。
マキはタジタジになってますw
マキの落ち度を許してもらう代わりに提示された条件とはーーなお話です。
アラタがプリプリ怒る声がとっても可愛いです!
アラタの強さが増しているww
で、ラブラブエッチな内容なのですが、
小冊子ではマキの反撃が始まるところで終わってたのが音声では最後まで…!
うヒャー!エロい!最後まで嬉しいぃぃぃぃ(∩´///`∩)
翌朝のほのぼのした会話が幸せに溢れてて暖かいラストにジンワリしました。
1点だけ残念だったのは、
最中のパンパンとギシギシ音が時折邪魔に感じたこと…( ;´Д`)oh
原作既読です。
内容の方は詳しくレビューしてくださっているので感想です。
重複する部分もあると思いますが、音声化するにあたり沢山セリフや状況説明が足されているので、コミックス既読でも楽しめる内容です。
音声化にあたりコミックス未収録のエピソードが2つ追加されていて、アラタがマキのもとに来た経緯がローウェンによって補完されています。
もう一つはマキのもとに刷り込み解除後戻ってきたアラタとマキの関係が少し逆転していて、マキに怒るアラタがかわいいです。
キャストさまもマキの川原さん渋い低音でとっても素敵。前半の少々ゲスイ部分も後半甘々な部分もいい声で本当にぴったり。
アラタとレン二役の阿部さんはさすがです。純粋無垢なアラタとちょっと策士のレンをうまく演じ分けて下さってます。アラタの時は本当にかわいらしくって。
最初アラタに冷たく当たってたマキも一緒に過ごす時間が長くなるにつれかわいく愛しくなるのも納得です。
前半はマキがひどい仕打ちをするので、聴いていても辛くてもうやめてあげてと思うのですが、後半優しくなってからは甘々でアラタにたじたじなマキになってからは安心して聴いていられます。
効果音もちょうど良く重厚なVOIDの世界に浸れます。
エロも多めですが、前半は愛のないレンへの復讐のようなHなので辛そうで聴いているのもしんどいのですが、後半はちゃんとアラタを愛しているので甘々で幸せになれます。
マキの心の永久凍土が解けるまで長い時間かかりましたが、追加のエピソードを聴くと本当にマキのもとにヒューマノイドのアラタがやってきて良かったなと思えました。コミックスではローウェンあまり登場しませんでしたが彼がマキを思ってアラタをマキに託す経緯が素敵でした。
VOID 原作未読のままcdを聴きました。
大きなネタバレはしない程度に、この想いを言葉にしてみます。
受注生産の頃、商業に目を向けていなかったことが大変に悔やまれます。
電子書籍もオークションの出品価格にも臆してしまい、どうしようかなぁと思っていたので、先にcdを手にしました。
川原さん、阿部さんのお2人のcdは『イエスかノーか半分か』も持っているので、このお2人ならば!という安心感と好感、このお2人だから、ということで真新しいものへの期待感は薄かったと思います。
聴き始めは想像していたよりもずっと不穏でした。
だって葬儀の鐘の音から始まりますからね(なんとなくバイオハザード・アンブレラクロニクルズを思い出す)
どんなお話か知らなかったので、これから起こりそうな出来事にビクビクしながら聴きました。
川原さんの第一声は、まさに世界観と合致していました。座裏屋先生の洋の雰囲気。一声だけでグッと引き込まれました。
そして、ヒューマノイド・アラタに扮する阿部さんの、目覚めの声。
どうしてその言葉なのか、理解するのはしばらく後になりますが、cdを最後まで聴き終えてから、私はそのシーンを何度も聴いてしまいます。悲しくて、やりきれなくて、でも聴いてしまうんです。2人の始まりが再会でもあって、終わりでもあって、そういう複雑さを抱えた、とても大切な場面です。
途中まで聴いていて、すごく原作を読みたくなり、堪らなくなり、電子で漫画を購入しました。
cdを3回くらい聴いてから読んだので、内容は頭に入りきっていて、原作とcdの違いを細大見つけることができました。ハッキリ言って、cdと原作とではかなり印象が違います。しかしどちらも最高の出来としか言いようがないんです。
音での見せ場、絵での見せ場、全く違う個性を持ったVOIDが2つあるんです。
しかし共通して、悲しいのにどこか上品な空気感があります。座裏屋先生の芸術的な絵と、川原さん阿部さんの清涼な声とでちゃんと世界観を共有しているからだと思うのですが。
これってすごい…だって魅せ方が全然違ったし、例えばcdでは補足としての場面とセリフが多いので、キャラクターが何を考えているのかわかりやすく、断定的でした。しかし原作では、キャラクターの表情や台詞の荒さ、場面の動きや演出で、キャラクター達が何を考え、苦しんで、というこちら側の想像を掻き立てるような魅せ方。
またcdでは、絵の無い分をダイレクトに、愛して欲しいという思い、相手に対して堪らない気持ちが、心に突き刺さってくるのです。
熱くなってしまって、自分の残念な語彙力では伝えきれないのですが、ぜひ原作既読の方にこそ聴いて欲しいなと思いました。
またなにより、川原さんの声音の変化です。
川原さんってこんな声が出る人なんだ、と終盤の場面で思いました。アラタに向けたあの、堪らないという声が、、、堪りません。素敵でした。BLのお仕事をして下さって、本当に有難いです。真新しいものへの期待、大いに覆すほどの情感たっぷりのお声でした…
ということでまたcdを聴きに行ってきます。大変な長文で申し訳ありません!お読み頂いた方、ありがとうございます。
原作が好きで購入しました。2枚組で原作を余すことなくたっぷり収録してくださっています。
阿部さんと川原さんということで安心のキャスティング。自分で想像していた声とは違いましたが、アラタとマキがそこにちゃんといました。
BGMはなく、必要最低限の効果音だけ。あとは声優さんたちの演技力のみで構成されていて、聴き終えてから、強気だなぁと思いました。けれど、強気に出るだけある完成度の高さです。めっちゃ引き込まれる。BGMがついている賑やかなCDも好きですが、この『VOID』に関しては省いて正解だったと思います。静かに集中して、その世界に浸れました。原作のエロさもしっかりと表現されていて……うん、エロいです。
受けの演技しか聴いたことのなかった川原さんの攻めの演技、良かったです。とても良かったです。受けの演技に惚れていましたが、攻めの演技にも惚れました。いわゆる攻め喘ぎが攻め吐息という感じで私の好みぴったり。わざとらしくなく自然で、真に迫っていて、エロかった……。ありがとうございます。
ローウェンが「永久凍土」と呼ぶ傷を心の奥に抱えている頃の冷たさと、アラタによって徐々にそれが溶かされて心を開いていく温かさとを自然な流れで表現してくださっています。溶かされていくことへの戸惑いや心を開いてからの不安までしっかりと表現されている。アラタがはっきりと「怖がり!」と責めていたし、通販特典CDのキャストトークで阿部さんが「乙女、ヒロインっぽい」と言っていましたが、マキは本当にその通りですよね(笑) だからこそ、アラタの真っ直ぐさや明るさと合うし、居心地が好く、一緒にいたいと思うようになったのでしょう。レンの記憶や遺伝子を一部受け継いではいるけれど、別人のアラタだから。
阿部さんの受けも相変わらずのエロさです。今作ではアラタとレンという2役でしたが、時々レンが登場する度に、レンも阿部さんが演じているのだと思うけれど、もしかして違っていたりして……と気になって調べてみてしまう程、アラタとレンを見事に演じ分けていらっしゃいました。レンは一瞬しか登場しないのに、艶やかさがしっかりとあって印象的でした。明るく元気なアラタとの対比が良かったです。
アラタについては、刷り込み機能が設定されている間と解除されてから以降との間にも演技に違いがあるように感じました。解除前も明るく元気でしたが、解除されてからは更に元気ですっきりとした印象を受けます。マキはそれを「ますます強くなって勝てる気がしない」と評していました。この一言にもアラタとマキの幸せな雰囲気を感じられて嬉しいです。
原作では自分で想像するしかなかった前半のマキと後半のマキ、アラタとレン、それぞれの違いを声でしっかりと表現して届けてくださった皆様に感謝です。ありがとうございます。
初回限定小冊子の内容もとても良かったです。番外編のラブラブなアラタとマキが読めたことはもちろん、座裏屋さんのインタビューを読めたことがとても嬉しかったです。
番外編が2作も収録されていて、大満足なCDです。
原作未読ですが混乱することなく楽しめました。
人口生命体モノのBLは昔から弱いみたいです。
Hybrid child、500年の営み、最近ではショートケーキの苺にはさわらないででも泣かされました。
作り物でありながら人のような感情を持ちあるいは人以上に健気で一途な彼らが人と接していく中で戸惑ったりぶつかり合いながら成長する姿に涙を誘われます。
みんな優しくて一途で切ないんですよ。
マキは亡き恋人レンが本当は容姿が似ているマキの既婚の兄に片思いしていたことを知ります。
意図せずとはいえ愛する人のために命を捧げることになってしまってから問いただすことも身を引くことも突き放すことも、そして心変わりさせることも不可能なのですから酷すぎすし悲しすぎる。
そしてレンの遺伝子や記憶が埋め込まれたヒューマノイドのアラタが起動して最初の言葉から、最後の最後に愛される罪悪感とマキを愛したかった想いが深い記憶に残ったように思えていっそうレンが哀れに思いました。
アラタに出会ってレンにされた仕打ちを思い出し仕返しのようにアラタに酷いことするマキ。7年間に積み積もった感情のやり場を失くして先に進めずどうしようもなかった想いを吐き出したという場面は執拗でもう許してあげてと言いたくなります。
日々共に暮らしていくうちに気持ちの整理ができてレンとは違う別人格であることがわかってきたとき、徐々にアラタに惹かれていくことに戸惑いつつ最後は観念するマキさんの心の動きが焦ったく一途に慕うアラタに胸が痛くなりました。
ラブラブで甘々でエロエロです。