ハンサムは嫌い。

ハンサムは嫌い。
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×21
  • 萌7
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
7
得点
36
評価数
13件
平均
3 / 5
神率
15.4%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
ムービック
シリーズ
GENKI NOVELS(ゲンキノベルズ・ムービック)
発売日
価格
¥857(税抜)  ¥926(税込)
ISBN
9784896015829

あらすじ

「覚悟しな、店長」色男には興味のない美容師の若葉は、どちらかというとショボイ男の世話を焼きたくなるタイプ。そんな若葉は、ハンサムだけどいいかげんなオーナーの真壁と事あるごとに対立していた。しかし新たな一面を知るうちに真壁のことが気になりだすが、想いは複雑に絡みあう…。「僕がなにをしてもここをおっ勃たせたりするなよ!」勢いそんなことを口走る2人の意地の張り合いは、まるで恋にも似て!?不器用な大人の恋の行方と結末は?

表題作ハンサムは嫌い。

真壁 美容室店長
由比 美容師

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レビュー投稿数7

ハンサムでも性格が駄目!

顔はいいのに性格が悪い攻め、てお話としては多い気がしますが、この作品も性格は最悪、でも顔がいいから女が放っておかない、ってタイプの男が出てきます。
真壁はハンサムだけど性格に難ありな美容院の店長。売り上げの伸びない店にチーフとして雇われた由比は美人で生真面目で気が強くてオマケにゲイ。
真壁の経営に対するいい加減な姿勢に何度も怒り、真壁が同性愛者差別をしていることもあり最初はうまくいきません。

この真壁がハンサムだということをすごくプッシュしてるのですが、人間としてこれはないんじゃないかというタイプで、どうも面白い話だと思えませんでした。いくらお話でも、性格の悪さは容姿が良くても補えるものでないのでは…と思ってしまう。

真壁は女たらしで節操がなく、でも女なんて大嫌いと思っています。
女を口説くのは嫌いなものを支配下に置きたがるタイプだから…らしいのですが。
「客の名簿は美人の分しか覚えられない」と言い、美人が来るとどう口説こうかカウンターで考え、ぱっとしない女性が来たら「ブスは美容院に来ても無駄」と言います。
…30歳過ぎた男が自分の店で自分の客に対して。…ちょっと続きこの人おかしいんじゃないかと思いました。個人的には女性の容姿をあざ笑う男なんて言語道断だ!て思います。

嘘がつけない真っ直ぐなタイプらしいのですが、この歳にしてはあまりにも責任感も体裁・思いやりという言葉のかけらもない子供っぽい性格だと思い、どう考えても1ミリもこの人に恋する理由がおもいつかないっ^^;
あげく、友人と由比が一緒にいるところを見るとこれだからゲイは、とか淫乱とか…由比に居候させてもらってるのにそれはあんまりじゃないですか。

お話としても、真壁がお店の経営に前向きになっていく構成なのですが、それがメインかと思えばわりと薄く、さらさらと終わってしまって、結局だからどうしたかったんだろう…という感じでした。
面白くなるかな~と期待している間に終わってしまった感じです。
本当に、途中までは真壁が上向きになっていく展開を期待したのですが、そこまででもなく…。

お互い悪いやつでないと思っているのは伝わってきて、仕事としては喧嘩をしてもうまくやっていけるかもと思うのですが、ではつきあってみようか、となるような恋愛感情的なものがよくわからなかったというか、萌えは個人的にはないかなぁと思いました。

由比も仕事にバカがつくくらい真っ直ぐなところや、よれよれなタイプが好きというところは面白いと感じたのですが、受けとしては1人で何でもできちゃうタイプなので、キャラとしては好きですが、受けとしては物足りなかったかも。

「ハンサムが嫌い」という由比の理由と、「同性愛者が嫌い」という真壁の理由もなんだか納得できなかったです。
特に真壁の、同性愛者の姉に女の子を取られたというトラウマと、女の子に節操がないという性癖と、でも女は大嫌いという一連がちょっとまとまってなくて、いまの真壁の状態をつくりあげているのに結局「??」という感じでした。

とにかく人を傷つける言葉を吐きまくる攻めが本当に好きなタイプじゃなく、苦手な話でした。

4

私もどちらかというとハンサムは嫌いかもw

インパクトのあるタイトルですねw
しかし、まったく嫌味を感じさせないのが榎田さんです!!

美人なカリスマ美容師の若葉はゲイで
しかも好みのタイプときたら
うだつが上がらないような、人が好さそうな男。
いくら顔が良くてもガタイが良くても
店長の自覚がまるで無し、お客様第一の心も持ち合わせていない、
女ったらしなのに女が嫌い、おまけにホモフォビアが強すぎる真壁なんて
どう転んでも好きになんかならないはずだったのに…。

第一印象から最悪な者同士のお話、大好きなんです!!
これからどう気持ちが変わっていくのかとわくわくしすぎてw
ただ、今回の攻めの真壁がすっごく嫌な奴で腹が立ちましたわ……。
やる気もなし、思いやりもなし、適当こいてて呆れます!!
それでも、友人で元同僚の園田は真壁が心底の悪人でないのを知っていて
真壁といまだに飲んだりする唯一の相手。
後からいい感じのスパイスになってくれる園田、
真壁と真逆ですごく良い奴でしたw

ムカつくだけの真壁でしたが、
徐々に若葉の仕事に対する熱意とお客様への愛情に心を動かされて
自分自身も変わっていく続き努力を…。
あー、こういうのホント好き。

口を開けば喧嘩になる会話も笑えました!
真壁「人の下半身を暴走族みたいに言うな」
若葉「似たようなもんだ。あいつらも改造マフラーばかり立派じゃないか」
真壁「俺のマフラーは改造なんかしてない!シリコンだの真珠だのも入れてない!」
若葉「誰もそこまで言ってないだろ。バカか?あんた」
真壁「……」
とかね!!

あと、BL要素だけじゃなくて、相変わらず脇がいい味出し過ぎです!!
自分に自信が無さすぎるお客様の可憐を素敵に変身させてあげようと
美容室のスタッフが協力して、若葉の友人である、
オカマでドラァグクイーンのエメラルド・珠子(本名・玉助w)のステージを見せたり、珠子から堂々としたウォーキングを指導してもらったり。
やりとりも面白いのですが
うっかりじーんと感動してしまったんです。珠子のポリシーに。
「誰があたしを嫌っても、あたしがあたしを認めてりゃいいっていう覚悟」や
「自分を愛さない人間に、他人は愛せないわッ!」。
ここで泣いた私はおかしいかもしれないし、珠子みたいにはなれないけど
すっごく勇気づけられた気がしました!!
オカマさんと仲良くなりたいと改めて思いました。

そうそう、あんなに嫌な奴だった真壁がそうなってしまったのは
コンプレックスが根深かった為でした。
そんな真壁の意外な優しさをちょいちょい見せられるし、
更にゲイ嫌いの真壁の失礼すぎる発言に対して若葉は腹を立て
大胆にもフ○ラしてお互いのを擦りあわせるというマネまでして…。

アルコールによって気持ちが軽くなって
あれこれ話すところも、その流れでとうとう体を重ねてしまうのも
非常に好みすぎる…!!!

とにかく若葉が魅力的すぎて、真壁にはもったいないとまで思いましたw
真壁が最初本当にムカついたんですが良い方に変わってくれたし!
人間って悪い方にはどんどん簡単に流されるけど
良い方にはなかなか変われないので許せてしまいました☆

榎田さんのお書きになる女性キャラは(オカマもw)本当に小気味よいし
今まで嫌な気持ちにさせられた事がありません。
それも榎田さんが大好きな理由でもあります。

何回も読み返しましたが、先を知っていても飽きがこない!!
神です!!!

3

「ハンサム」とは

面白いですね。
美容院に勤めていらっしゃる方なら事情がわかるのではないか。
一つの美容院を経営していく話。
オーナーで店長が「ハンサム」です。(死語)
題名になっているほどですから とてもハンサムです。
顔だけですが。
性格は俺様で ろくでなし。
このハンサムが巻き起こすとんでもない事の数々。
なんだか笑っちゃったなあ。
いわば ハンサムのお店の成長日記です。
ハンサムのくせに 何もできないギャップがもう!
これからもがんばってお店をよくしていってね。

1

質の良いラブコメ

かなり古い榎田さんですが、いっや~さくさくさくーっと楽しかったです。
2002年当時にはイケメンって言葉なかったかなあ。
ハンサムか…いや、最近でもハンサムスーツって映画あったよね。
ハンサムにはまったくもってして興味のないカリスマ美容師(こっちのほうが死語か)の若葉は、どちらかというとうだつの上がらない感じのショボイ男が好みのタイプ。ゲイだということも公表済。
そんな若葉が、ハンサムだけが取り柄の女ったらしな美容院オーナーの真壁の店で働くことになる。
最初のうちはなにかと対立していた二人だが、ひょんなことから真壁が若葉の住居にしばらく居候することになり、女たらしのくせに女嫌いだったり、ゲイを嫌っているわけでもなさそうな真壁に、若葉は興味を抱く…

二人ともに不器用ですよ。自分に素直になれなかったり、気持ちに気づくのも遅かったりで、恋愛における普遍的なストーリーなんだけど、やっぱうまい作家さんの作品だと面白いんだね~。という感心が。
シリーズものも楽しいけど、1冊で一気に読めるこういった作品ってやっぱいいなあ。
女嫌いで女ったらしってなんだそりゃと思ってたけど、トラウ続きマの原因に納得です。
登場人物もれなくキャラが立ってるけど邪魔じゃないし、この程よさが絶妙!
良いラブコメ読めて幸せな気持ち~であります。

1

色々な方向から楽しめるBL

カリスマ美容師の若葉はさえない男が好みという少し変わった趣味のゲイ。
最近移動になった美容院のオーナーの真壁は顔はいいけどやる気がなくて女好き。
好みもタイプも違う二人はことある事に反発するが……

美容院のダメ店長が更正する話であり、魔性のゲイがまったく好みじゃない男と恋に落ちる話であり、美容院を舞台にした職業モノであり……いろんな側面から楽しめる作品でした。
状況とか周りの人物が丁寧に描かれているからすごく安心して読めて、面白いです。
若葉の友人でオカマの玉助さんいい味出してるわー。
メイン二人の視点だけじゃなくて、時々他の人の視点がはいるのだけれど、その中でも自分に自信のない女の子、可憐のパートが面白かった。
ラブだけじゃなくて、物語として楽しめるBLだと思います。さすがの榎田さんクオリティです。

2

この攻めは嫌い。

ハンサムでもてもてなのに女嫌いで、女癖が悪い男。
会社も辞め、母親の経営する美容室チェーンのうちの1つを与えられ
カットもシャンプーも薬剤の調合も顧客管理もできないくせに店長をしているんですよ。
ろくに美容室についてわかってもいないし
わかろうともしていないドラ息子の店長を
カリスマ美容師(死語)でゲイのチーフが鍛えていくお話。

正直、いい歳した男が母親にここまでお膳立てされないと
仕事への熱意とかやりがいを見つけられないっていうのが
自分的にアウトで、本当にこの攻めがキライですw

物語は、女嫌いの女たらしのドラ息子と
ハンサム嫌いの男たらしのゲイが
それぞれの苦手意識の根本を理解して
よくよく考えてみれば、ふたりとも食わず嫌いだったね☆って
お話なんですよね。
うまく辻褄は合うんだけど、萌えっていう感覚とは違うおもしろさだと思う。

1

おもろい

いやー、榎田尤利さんの小説、やっぱり面白いなー。10ページに1回はクックックッと肩揺らして笑いながら読んでた気がします。
主役の一人はゲイ嫌いの女たらしのノンケです。どうやったら男に惚れるねん!みたいなタイプが男に惚れてしまうという楽しさをたっぷり味わいました。
相手役は美貌の美容師。彼も遊び人です。嫌いなタイプはハンサム。
お互いにお互いがまったく趣味ではない状況ですね。

ノンケの店長(攻め)は、仕事にまったくやる気がないんです。
そこに美貌の美容師(受け)がやってくる。彼はやる気まんまんで、お店を改造していく。
またたくまに犬猿の仲になる二人。
そんな二人が少しずつ心を通わせていきます。

美貌の美容師がスーパー誘い受けというのもツボにきました。
なにせ最初のエッチは逆レイプ。
キレた受けが、攻めに頭突きくらわせたうえ、『覚悟しな店長。いいか、勃起させんなよ?』とフェラするシーン最高でした。

面白いよ面白すぎるよ榎田尤利さん。

2

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