愛した男は祖国を滅ぼした宿敵で!?

偽りの花嫁と真実の恋

itsuwari no hanayome to shinjitsu no koi

偽りの花嫁と真実の恋
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神8
  • 萌×25
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

46

レビュー数
3
得点
64
評価数
15件
平均
4.3 / 5
神率
53.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)
シリーズ
B-PRINCE文庫(小説・アスキー・メディアワークス)
発売日
価格
¥689(税抜)  
ISBN
9784048927147

あらすじ

出自を隠すため女装をし隠れ里に暮らす煌に、
敵国の太子の花嫁候補として皇城へ上がる命が下され!?

郭国に滅ぼされた煌陽国の最後の皇子・煌は、
その身分を隠すため女の姿で煌姫と名乗り
深い森の奥で育てられていた。
自国の再興を願い、隠れ里で力を蓄えていた矢先、
郭国の太子の花嫁候補として皇城に上がるよう命じられる。
奪われた玉璽を取り返す好機と考えた煌は、煌姫として登城するも、
そこで待っていた太子は、
幼い頃に出会い憧れ心惹かれた男・騎瑛で……。
性別も出自も偽る煌に、騎瑛は熱烈な求婚をしてくるのだが!?

表題作偽りの花嫁と真実の恋

騎瑛、郭国で皇位継承権第二位に位置する皇子
煌(煌姫)、女装で育てられた煌陽国の血を引く皇子

評価・レビューする

レビュー投稿数3

TLであるほうが自然なような…

大国に滅ぼされた国の皇族の血を引く受けと、それとは知らずに幼い頃に出会った大国の皇位継承権第二位の攻め、というカップリングです。

隠れた土地に村を作り、祖国の再建を悲願として暮らしている一族の皇子である受け。万一の敵襲に備え、幼い頃から女装をさせられています。
それが不服で仕方なかった8歳の頃、村の近辺で蛇に噛まれて絶体絶命のところを、避暑で近くを訪れていた12歳の攻めに見つけてもらい、村まで送ってもらったのが出会い。攻めは受けにとっては敵の皇子ですが、受けと同様に攻めも出自を隠していたため、敵同士とは知らず2人は仲良くなります。
8年後に再び村を訪れた攻めは、美しく強く成長した受けに結婚を申し込みます。でも男であり、皇子として祖国の再興を果たす宿命のある受けはもちろんそれを受けることができません。
その後攻めは国に帰り、やがて受けの元に敵国の皇子の妃選びの催しに参加するようにとの勅令が届きます。

敵同士とは知らず惹かれ合った幼い2人、求婚する攻めと性別を偽っている受け、というスリルと萌えがたっぷりのエンターテインメントな作品でした。攻めのお妃選びや、祖国の再建に必要続きな印を盗み出すミッションなども楽しく、ドキドキハラハラの展開がとても読みごたえがありました。
でも、なんと言うのでしょう、これはBLであるよりTLであるほうが自然な作品だったように思えました。受けが男だったことによるプラス要素が少ないのです。受け自身、何度も作中で「自分が女だったらどうだっただろうか」とか思っていて、読んでいるこっちも「女子だったらよかったのにね…」とか思ってしまう感じ。
エッチの時も、ずっと男の身体であることを卑下してばかりだし、最終的にも、受けが男に戻って攻めを支えていく展開にはならず、女性の妃として支えていく流れに。

いや、とっても面白いし素晴らしい作品だと思うんです。本も分厚いし、子供時代からみっちり書き込まれた意欲作です。でも、BL読んでて読者が「あー女子だったら良かったのにね」みたいに思っちゃう時点でアカン気が。

とはいえこれは個人的な意見なので、同作を読んで「受けが男でよかった」と思える方もたくさんいると思います。
評価をどう付けるか非常に悩んだのですが、BLとしての評価と考え、神から一段階下げました。
受け攻めはとてもいいキャラでした。特に攻めが男前で好きでした。

3

受けが女の子そのもの。。

これはもはやBLではなくて良いのでは。。と思うほど、受けが見た目可愛すぎで、どう見ても女の子でした。。
女性のフリをしているので仕方ないのですが、話し方も女の子っぽいのが大半なので、いまいち萌えられなかったです。
自分が男という葛藤はあるもの、女の子だったら良かったのにという思考回路になってしまうのはあまり好きではありません。
物語の肝になっているハズの皇族と豪族のくだりも取って付けたようで、残念ながら最後は流し読みになってしまいました。

2

中華風ロミジュリ

今はなき煌陽国最後の血筋である煌は、普段から女性の姿で隠れ里でひっそりと暮らしていた。それでも、子供の頃から剣術の修行は怠ることなく、いつか郭国が奪った玉璽を取り戻し自国が再興することを願っていた。
そんな煌の心には忘れられない人物がいる。それは幼き日、蛇に噛まれたところを助けてくれた瑛。いつかまた瑛が村を訪れるのを心待ちにしながら8年の歳月が経っていた。ようやく再会でき、瑛から求婚されるが煌はそれを断る。何故なら瑛は煌の正体を知らなかったからだった。そんなとき、煌に郭国第二太子の妃候補の話が舞い込んでくる。

敵対し合う国の後継ぎ同士が、真実の恋を貫くお話です。
受けの煌が、隠れ里に暮らしていたり、隠密作戦を企てたりしていたこともあり、どことなく山◯風太郎の甲賀◯法帖を彷彿とさせる展開でした。
瑛が一途に煌だけを求めている姿は素敵で男気溢れていました。守られるだけのお姫様じゃない煌も健気で好感が持てましたが、もう少し敵対する国の太子を愛してしまった葛藤とかがあれば良かったかなぁ、と思いました。どちらかといえば、国同士の蟠りより自分が女性ではないことの方を気にしていた印象なの続きで。
あと、私としては豪族との決着が意外とアッサリだったのに拍子抜けでした。瑛の実母をはじめ、瑛の親戚ザマァなシーンを見てすっきりしたかったです。

2

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