「ろくでもない」が「いとしい」になってから――。

やたもも(2)

yatamomo

やたもも(2)
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神81
  • 萌×28
  • 萌1
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

6

レビュー数
8
得点
443
評価数
95件
平均
4.7 / 5
神率
85.3%
著者
 
媒体
コミック
出版社
竹書房
シリーズ
バンブーコミックス Qpaコレクション(コミック・竹書房)
発売日
価格
¥660(税抜)  ¥713(税込)
ISBN
9784801959200

あらすじ

生活能力ゼロ、ビッチでクズでろくでなしだったモモと
オカン系男子で人のいい絶倫青年、八田ちゃん。

おさまるところにおさまって一人暮らしを始めたモモの薄壁安アパートの部屋、
おはようからおやすみまで盛りっぱなしな八田ちゃんのせいで
騒音に迷惑して壁ドン(ときめかない方)を繰り出してくる
小説家志望の隣人・栗田を容赦なく巻き込んで新生活スタート。

栗田にやさしく接する八田ちゃんにもやもやするモモは、
初めて抱く感情に戸惑う中、生き別れの母が現れ衝撃の出生の秘密が明らかに!?

須田の歪んだ愛を描いたサイドストーリーも同時収録。

表題作やたもも(2)

八田 オカン系男子
モモ 生活能力ナシのビッチ

同時収録作品すもも

須田 モモの元飼い主
モモ

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レビュー投稿数8

誰か 誰か…

モモちゃんの過去と、隣人登場ではじめての感情が芽生えるおはなし。
モモちゃんは、昔から色々なことがあって、やりきれないことがあっても、笑って、笑って流してきてしまったから、自分は幸せだって思い込ませて。愛が足りなかったんです。人にあって当たり前の感情さえ欠落している。人間が歌う愛も怒りも、悲しみも、愛を受けてこそ無償で与えられるものなのに。
甘えたい 泣きたい 慰めてほしい
     誰か   誰か

              愛をくれ!
モモちゃんの本音なんです。でも、本当によかったなと思います。確かにろくでなしビッチかもしれないけれど、そのぶんたくさんのことをこらえてきたもの。それでも、愛をくれて、愛せる八田ちゃんに会えて、
        幸せなんだな…
今回は声をあげて泣いてしまいました…発売当日購入して、ずっと考えていました。はらだ先生さすがの人間ドラマだと思います。

1

萌え不足感が…

はらださんの作品でこんなに悲しい気持ちになるのは初めてです。BLというよりも悲しい物語…萌えを求めて購入したのですが、涙がぽろっと出てしまうお話、王道のBLが好きな人はちょっと無理かもしれませんが、ももの話として読めばとってもシンプルな親子愛が見えてくるお話でした。ちょっと萌え不足な時に読んだので中立にしてしまいましたがはらだ作品の新たな一面がみれたとっても素敵な作品でした。応募者全員サービスのプレゼント応募があるので締め切り日を忘れないようにしなきゃ!

1

モモの過去のお話

モモの母親が登場し、モモの過去が 初めて明らかになるお話です。
今までのお話の流れから「過去に何かあったのだろうな……」とは思っていましたが、実際作品の中で描かれていたモモの幼少期は僕の想像を遥かに超えた悲惨なものでした。
愛を受けられなかった子供が歪んだ大人になってしまう、とても胸が痛みました。

この巻ではモモの隣に住む「栗ちゃん」が登場します。
栗ちゃんが八田ちゃんとはまた違ったタイプの良い人で……
モモが普通の暮らしを送れるように、過去と向き合えるようにサポートしてくれます。

ネタバレは避けたいので、あまり多くは語りませんが……
2人にはこれから先もモモを見守っていてあげてもらいたい、そんな思いでいっぱいになりました。

1

ももの過去の話

今回はももの隣人の栗ちゃんや、ももの母親が出てきたりと新しい展開で、ももの過去は辛すぎてかわいそうで、子供の時に一番愛されたい母親からの愛を受けられずに育ったももが荒れた生活をしていたのも納得です。

八田ちゃんと出会えてやっと普通の人らしい生活を送れるようになったももですが、愛に飢えていたのですね。
本当に面倒見の良い八田ちゃんに出会えていなかったら今でもすさんだ生活を送ってそう。

ももの隣人の栗ちゃんも、ももの友達になってくれて出会いは最悪だったけど、やっぱり栗ちゃんも良い人で、ももは新しい出会いで変わっていけたのだと思えました。

母親との再会にも八田ちゃんと栗ちゃんついてきてくれて、和解できないにしても会おうと思ったのは二人がいてくれたからかな。

ももの母親はひどいけど、こうして会いに来たのは多少の愛情はあったのかもしれない。須田とももの母親の過去の出会いの話もあり、辛いけどとにかく八田ちゃんいい奴すぎてずっとそばにいてあげて欲しいです。

1

切ないけれど、温かい。

待望の『やたもも』の2巻。2巻と3巻と同時発売でした。今回も表紙が可愛い!2巻ではやたちゃんのオカンぶりがいかんなく発揮されている絵柄だったように思います。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。






1巻の終わりで、エチしているときに「ドン!」と壁を叩いてくる隣人がちょびっと出てきますが、2巻・3巻とこの隣人くんが重要なキーを握る人物でした。

壁をどんと叩くとか、ちょっとクレイジーな人だったらどうしようかなあと思いつつ読み始めましたが、この隣人・栗田くんがめっちゃいい人…。はらだ作品てあくの強い人が多い気がしますが、この栗田くんは掛け値なしの良い人でした。

ラノベの作家を目指しているという栗田くん。
ひょっとして当て馬か…?と思いきや、そんな展開にはならずほっと一安心。
やたちゃんと仲良くなって、モモがちょびっとやきもち焼くシーンが!
めちゃ可愛い。
というか、きっとモモ本人は「焼きもちを焼いている」という自覚はないんじゃなかろうか。

そういう、「人として」持っていて当然の感情がモモには欠落している。

それがなぜなのか。
それが続き少しずつ見えてくる巻でした。

モモのお母さんの登場によって。

モモがまだお母さんと暮らしていた時。
過去の回想がちょびっと出てきますが、これがまたなんというか胸が悪くなる。
個人的に「親に売られる子」が地雷なのでちょっと斜め読みしてしまったほど。さすがはらださんというべきか、そういう描写が容赦ない。

母親と再会し、彼女に告げられた事実に打ちのめされたモモ。
過去に出会ったことがあるクズたちに再会したときのモモ。
どんなに悲しいことがあっても、蓮っ葉な態度で自分の気持ちを出さないモモにに、やたちゃんがかける言葉が胸に刺さる。

子どもの頃、母親に愛してほしくて、でも満たされなかった過去。
抱え続けた孤独を満たしてくれる人に巡り合うことができなかったモモだけれど。

モモは、やたちゃんと出会えたことで、人として再生してるんだなと思って思わず泣けた。

終盤に「すもも」の過去編が。
雑誌で読んだことがありましたが、これを読むと須田ちゃんが可哀想で。彼もまた、不器用で、モモに囚われた男だったんだな。

2巻では「モモの母ちゃん」という爆弾が落とされたところまで。

続きが超絶に気になるところで終わっているので、2巻3巻とまとめて購入することをお勧めします。

5

相変わらずな二人に♡

私は、はらだ先生の作品の中でやたももが一番好きです!

だからこそ、発売は楽しみにしていたのですが、トラウマになりそうな描写があったら…と2日程あらぬ心配をしてました…汗
やっぱり発売日に購入すれば良かった!笑 今では思っています!

ビッチなももと、おかんな八田ちゃん、相変わらずの二人が見れてとても嬉しかったです!
ももはビッチで可哀想と悲壮感が出過ぎる事が無く、ギリギリのところで愛着が沸く微妙なバランス!
はらだ先生は凄いですT^T

3

袖が濡れた。

気がついたら泣いてた、というくらいすーっと感動が胸いっぱいに広がりました。読む前は前巻のような、なんでも吹き飛ばしてくれるポジティブ!を予想していましたが、二巻では胸にぐっとくるお話になっていました。
ももが暗い過去を持っているというのは一巻でも分かっていましたが、その全容が明らかになります。その壮絶さには言葉を失いました。でも、それ以上に、ももはあえて明るく振る舞い強がって心を殺していたという事実が、なによりも心に残りました。それだけではなく、母親との過去も悲しく辛いもので、どっときました。だからこそ今のももなんだ、と思いました。
ここまでだと、まるで救いのないお話ですが大丈夫です。最終的にはハートフルです!上手く文章にできないのですが、本当に気がついたら泣いていました。これ泣く本だったんだ!?って後から気づきました。親子愛って?家族って?と考えさせられましたし、親子っていいな、と(3巻の内容も含めて)改めて思えました。
やたちゃんがももに温かい言葉をかけるシーンも本当に、胸が熱くなりました。やたちゃんにしかできないことですし、それによってももの心が氷解するのが、今までの全てが続き報われた気がして涙が止まりませんでした。
でも、(良い意味で)やっぱりハラダ先生でした。うわーって泣いたのですが、その後いきなり濡れ場突入で泣きながら笑ってました。楽しかったです。泣いて笑って楽しめる最高の一冊でした。

4

八田ちゃんの「いとしい」があふれてる

このシリーズに泣かされる日が来るとは思いませんでしたよ!!!
はらださんは今でこそ紙と電子をダブル買いしてしまうほど好きな作家様ですが、「やじるし」でドハマりするまでは「やたもも」の人気っぷりを少し斜に構えて見ていたところもあったくらいで・・・もーめっちゃ土下座したい!!

八田ちゃんの愛情にめっちゃ泣かされた2巻でした。
嫌な気持ちも悲しい気持ちもぜんぶ笑ってごまかすのが癖になってるモモに、八田ちゃんが注ぐクサいほど分かりやすいまっすぐな愛情は涙が出る。
そんな八田ちゃんにまっすぐ愛されて、嫌なことは嫌なことで悲しいことは悲しいことだとちゃんと認められるようになったモモにも涙が出る。

ちっちゃなモモがちっちゃな文字で吐き出す
「甘えたい
泣きたい
慰めてほしい
誰か
誰か
愛をくれ!」
涙が止まらなかったなぁ。

はらださんの作品には私いつも長めのレビューを書きがちだけど、この2巻はなんだかもう言葉として上手くまとまらない。
実際に読んで、泣いてと。
ただそれだけです。


【電子】レンタ版:修正○、カバー下○、裏表紙○、特約店ペーパー(1続きp)付き
※2巻と3巻のペーパーは同じものです。

2

この作品が収納されている本棚

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