身体の相性だけは、とびきりヨシ。リーマン×バーテンダーBL!

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表題作恋だ愛だはさておいて

岡崎 太一,27歳,リーマン
藤 仁成 ,22歳,バーテンダー

その他の収録作品

  • 描きおろし”あの夜のこと”
  • 描きおろし”休日”
  • あとがき
  • カバー下 撮影のウラガワ!

あらすじ

こいつとは今日限り――のハズだった。

岡崎太一は会社帰り、ベンチで寝ている男・藤を拾い、成り行きで体を重ねてします。
なかったことにしたいのに、藤の顔が好み&とにかくフェラが気持ちがよかったが為に、藤とのセフレ関係を抜け出せず…!?

ノンケなリーマン×ビッチなバーテンダーのエロティックBL!

作品情報

作品名
恋だ愛だはさておいて
著者
アマミヤ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
発売日
ISBN
9784040691756
4.1

(252)

(119)

萌々

(78)

(40)

中立

(4)

趣味じゃない

(11)

レビュー数
34
得点
1031
評価数
252
平均
4.1 / 5
神率
47.2%

レビュー投稿数34

人物描写が上手い

酔っ払った攻めが同じく酔っ払った受けを仕方なく拾い、なし崩し的にセフレになり、惹かれあっていく物語です。

攻めは疲れ気味のサラリーマン。
目の下にクマがあるほど疲れていて、忙しさと、面倒臭いというのがあって女性との関係はいつも長くは続かない。
ガラも悪く、普通にくたびれたサラリーマンだと思うのですが、なぜかかっこいいです。粗野で男らしい情けなさが可愛いく、絶妙な色気があります。

受けは美人なバーテンダー。
飄々としたタイプで、影があるように見えて案外あっけらかんともしている、しかしやっぱりどこかに「諦め」のにおいがするビッチなゲイです。
ただ、過去に傷ついても諦めきって湿っぽくなっているわけではなく、さりげなく強かで、しかも意外と健気なところがこちらも絶妙だと思います。

きちんと説明できているかわかりませんが、二人ともどこか捉えどころがないのに、今この時にも普通にどこかに存在しているような感じがします。
モノローグが少なく台詞も短めでも、表情やエピソードから、読者の中にしっかりと二人が構築されていきます。人物の描写がとても上手なのだなと思いました。

セフレから始まり、題名通り、恋だの愛だのは終始さておいている二人ですが、お互いを必要とし想い合っていることがわかります。
心のどこかにあった孤独を、二人で無理なくさりげなく埋めていく、とても素敵なお話だと思います。

読み終えて振り返ってみると、確かに心に響くものが残っているのに、テーマなんて感じさせずさらっと読めてしまうのは、やっぱりこの作者さんがとてもセンスが良く上手だからなのだろうなと思います。
これからの作品も読んでみたいと思いました。
期待しています。

16

受の笑顔にすごい引力があって、やられます…

購入したBL本の8割は一度読んだら二度とページを開かない私が、もう何度も読み返しています。個人的には、ここ30冊くらい読んだ中では一番の当たりです。

エロ度「エロエロ」で、受が水商売系ビッチのセフレもの。正直、なかなか手が出ない、という方もいると思います。でも、とりあえず公式サイトで1話目の最後まで試し読みしてみてほしい。あ、好きかも、という手応えを感じられる方もいると思うのです。

「深い」とか「泣ける」とかそういう類の話ではないし、軽く読めると言えば軽く読める内容ではあるのですが、純粋に、「上手い」し「面白い」漫画だと思います。これがデビューコミックスとは、末恐ろしい新人さんです。

まず、絵がいいです。冒頭のカラー口絵で、人体のデッサンがしっかりしてて絵の上手い人だなあ、と思いました。キャラの顔立ちにも、ぱっと見ただけでアマミヤさんの絵だなと分かる個性があって、私は特に、厚ぼったい瞼の描き方が好きです。

あと、ネームのセンスも洗練されています。モノローグ少なめ、ときに、場面転換で間にあったことがかなり大胆に端折られてたりしてるんですが、あんまりきっちり説明されすぎても、くどくて退屈なので、私にはちょうどよく、心地よく感じられました。

でも、この漫画で一番印象に残るのは、たぶん誰にとっても、受の藤くんの笑顔だと思います。各話の要所要所で、すっと差し込まれる、藤くんの笑顔がすごく効いてるんです。見ると無条件に、あー、可愛いなあ、と思わされてしまう。攻の太一がこの笑顔を向けられると、つい押し黙ってしまう気持ちが、読み手も痛いほど実感できるのです。

ぜひご一読ください。そして、面白かったという方は、作者さんのTwitterにも関連イラスト投稿されてますので、そちらもぜひどうぞ。続き、出ないかな……。

12

振り回されるツンデレノンケ最高

アマミヤさんの「ブルー!ブルー!ブルー!」にハマり、こちらも読みました。
こちらがデビューコミックとの事でオドロキ。
この作品もとーっても良かった!

恋人との関係を丁寧に築けないノンケ太一と、貞操観念緩めのバーテン藤のお話でした。
身体の関係から始まるのですが、藤のエロ可愛いさにグイグイ押されて振り回される太一が楽しい←
なんやかんやで絆されていくの堪らんでした♪
男なんかあり得ねぇって言ってるノンケが、色っぽい受けに夢中になっちゃうの好きだ。

切れ痔を真に受けてお薬買ってるの可愛かったし、「コイツ渡せないです」にはキュンときたー。

エロもシチュエーション様々で、藤はエロいし太一もがっついてるのが良かったです。
擬音多めだけど、イヤじゃなかったの何でだろう。

after storyがあるようなので、そちらも読みます!

6

2人の関係が素敵な作品

この方の作品すごく好きです‼︎
このお話も、なさそうでありそうな作品ですけど、独特の雰囲気があってとても面白い‼︎
読後のすごく気持ちいい作品です
ちゃんとエロくて、けど愛もあって、気持ちの描写が秀逸です

攻めが、自分の自惚れを恥ずかしく思うとこや、ついつい流されちゃうところがとても可愛い‼︎
けど、ちゃんとはたらく男の色気はあってそのバランスが最高です
受けはちゃんと自分の魅力わかってると思いきや自信なくて試しちゃうところが可愛い‼︎

とにかく、この2人のバランスが絶妙でした

5

さておいた結果

爽やかで甘くてエロくて、すっごく素敵な作品でした!!
購入して本当に良かったです(^^)

過去の恋愛にトラウマを持つ藤(受)が、なぜ太一(攻)と一線を置いて体だけの関係を保とうとしたのか、それこそが藤の"本気"だったんだなって思いました。初めて太一と会ったとき、今までと同じヤツだと思っていたのに、自分(藤)と向き合ってくれた。抱きしめてくれた太一の体温が温かくて、心地よかった。"こうしてくれたらいいな"と思っていることを、太一はしてくれていた気がします。傷つきたくないから距離を置いたはずなのに、太一の気持ちを試してみたくなったのは、ただ太一の事が好きだったからだと思います。藤サイドで読むと、太一への愛おしさは、辛くて心地よくて複雑に感じました。両思いになってからの描き下ろしは、太一に甘える物凄く可愛らしい藤を拝めますよー(//∇//)

ずっと仕事ばかりで彼女に振られ続けた太一は、自身で、言葉や愛情が足りなかったって理解しています。だからこそ、一緒にいて、あえて最初から一線を置いて接する"体だけの関係"に違和感を感じ、それが藤への愛情に繋がったんじゃないかと思います。藤に試されたはずなのに、そのきっかけが、太一を後押ししてくれたと思ったら、むしろ有り難かったですよね!!"コイツ渡せないです"そう言って柳(藤の友達で藤と同じくネコ)から自分を奪っていこうとする太一…藤は嬉しかっただろうなぁ(^^)メシくらい誘っていいだろ…体ばっかり求めあっていたからこそ、こういうのって物凄く嬉しいですよね(*´ω`*)無自覚だと思いますが笑、太一はとにかく行動が嬉しくなるほどこちらをキュンキュンさせてくれます♫

あぁ好きだわぁーで読み終わって満足感に浸りまくりました(//∇//)アマミヤ先生の描かれるキャラクターは表情が細かくて豊かで、好きにならずにはいられません!!太一も藤も柳も、みんなすっごく素敵で大好きな3人(^^)すっかりアマミヤ先生にハマりまくりです!!オススメですので、ぜひ読んでいただきたいです!!

恋だ愛だとさておいた結果、1番大切なものを手に入れる事が出来た2人…うらやましく思えました(^^)

4

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