• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作キスもできなかった

相楽二三智,高校生
上原響・高校生

同時収録作品ボーダーライン交差点 初えっち‼︎

切嶋鷹哉・高校生
茅原・高校生

その他の収録作品

  • 「できなかった」のあとは
  • 君には言えない事
  • …何でもできます。(描き下ろし)
  • カバー下:表紙と裏表紙の間・あとがき(描き下ろし)

あらすじ

男子高生が住む「みかづち寮」。

今まで相手に困る事のなかった相楽(さがら)は、初めて失恋をした。
相手は副寮長──。寮に居づらくなり、
幼馴染みの響(ひびき)が住む別の寮に転がり込んだ。


しかし、響が眼鏡をかけると副寮長に似ている事に気付いた相楽は、
冗談交じりに「慰めてくれよ」と誘ったらまさかのOK。
響のエロい表情と体に夢中になるが、セックスの後、
本当は自分を好きだったと突然告白されてしまい…!?
傲慢イケメン×健気男子の身代わりラブ❤
描き下ろし付き❤

作品情報

作品名
キスもできなかった
著者
いさか十五郎 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
同居人のてのひらで
発売日
ISBN
9784832290198
3.7

(52)

(12)

萌々

(19)

(17)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
5
得点
190
評価数
52
平均
3.7 / 5
神率
23.1%

レビュー投稿数5

寮シリーズ第3弾♪

「同居人のてのひらで」「続きは朝まで」
に引き続いてのみかづち寮シリーズ3作目です!
個人的には前作のが可愛らしくて良かったので、今回も購入しました。

前作で振られた相楽×幼馴染・響の話と、
1作目で出てきたバイト三昧の後輩・切嶋×コミュ障の先輩・茅原のその後の2作でした〜。

副寮長に失恋した相楽は絶賛落ち込み中。それ励ましてるのが幼馴染の響。実はこの響は相楽のことが好きで…。
もう響が健気で。メガネや髪型を副寮長に寄せてみたりしてその行動がいじらしくて可愛い。(表紙の響はそれ仕様です)私は素のメガネなしでこっぱち響のが好きです( ¨̮ )
相楽を慰める流れでエッチなことをしてしまい、その時の響の真っ赤な顔が可愛い。
そんな可愛い顔をされたら相楽も気になってしまい…。

切嶋×茅原のほうは、なかなか手を出してこない切嶋にいつそうなるのかとドキドキ悶々とする茅原の初えちストーリー。でもその気配はなくて…。
こっちの2人も1巻ではそこまでいかずだったので、その後が知れて嬉しい限り。

読んでみたら思っていた以上に相楽×響にハマってしまいました。幼なじみのお互い気心しれてる感と新たな可愛さや愛おしさに止めらない感じが良かったー。むず可愛い感じがたまらなかったです(*´ `*)
どちらもエロありの多めな1冊な気がします。
電子もカバー下、裏表紙あり。シーモア特典1pありです。

1

学生寮が舞台のオムニバスシリーズ3作目

男子高の寮を舞台に繰り広げられるシリーズの3作目です。
表題作は、シリーズ2作目の『続きは朝まで』で恋に破れた攻めが、幼なじみ受けと結ばれる話、同時収録はシリーズ1作目『同居人のてのひらで』に収録されていた短編の続編になります。
表題作は前作などを読んでいなくても全然大丈夫ですが、同時収録作は『同居人のてのひらで』を読んでいないとキャラクターがよく分からないかも。まあエロ可愛らしいお話なので、分からなくても分からないなりに楽しく読めそうですけれど。

さて表題作。最近失恋した長身イケメンの攻めと、その幼なじみ受けのお話です。
攻めが失恋した経緯については『続きは朝まで』に載っています。今作はすでに恋に破れた後から始まります。
受けは以前から攻めが好きだったのですが、ずっと彼女がいた攻めに想いを告げる気はありませんでした。なのに攻めが別の男に片想いをし、失恋。男でもよかったんだという気持ちと、でも自分は対象じゃないんだという気持ちとで悩み中。
最近受けがメガネをかけるようになったのも、攻めの片想いしていた相手がメガネだったから、そこに少しでも寄せようという意図です。

鈍い攻めと健気な受けで、攻めが受けの部屋に泊まりに来た時に「慰めてやろうか」的な展開に。本番はしませんが、そこでテンパった受けが攻めに告白し、攻めも意識するようになります。
自分と受けの気持ちをはっきりさせないままヤリたがる攻めにはムカつきましたが、可愛らしく切ないお話でした。


同時収録『ボーダーライン交差点 初えっち‼︎』。
シリーズ1作目の収録作だった『ボーダーライン交差点』の続編、本懐編になります。バイトばかりしている長身の後輩と、コミュ障のちびっこい先輩という、年下攻め体格差カプ。

想いが通じたはずなのにまったくえっちなことをしてくれない攻めに、焦れ焦れ不安な受け。欲求不満でムラムラしていましたが、寮生活が有限であることに気づき、頑張って自分からモーションを。
体格差カプが好きなので、それだけで萌えられました。あと、初めて同士のえっちが可愛くてモエモエしました。

1

お気に入りCP

「続きは朝まで」でお気に入りだった相楽救済のお話でした。

でもちょっと相楽の顔が変わってて、相楽はもっとイケメンだった筈なのに崩れていて残念でした。泣

でも本来の相楽の性格も分かったし、幼馴染みの響の長い片想いが実って良かった〜。
イケメンとモブ顔なんて最高じゃないですか!

そしてこの2人のキューピットが寮長だった事にニヤリとしました。

そしてもう一つのお話もお気に入りCPの切嶋と茅原で大興奮でした。
なかなか手を出して来ない切嶋に焦れた茅原が可愛かったしエッチでした。
茅原の告白の仕方に萌えまくりました!

0

前作が気になる

男子寮三冊目のシリーズものとは知らずに読みました。
わかるっちゃわかるし、それなりに楽しめたのですがやはりどうしても前作が読みたくて気になってしまいますね。

既にあらすじなどは他のレビュアーさんが書いてくださっているので、シリーズをこちらから読んだ私の感じたことを。

表題作は、最初こそ身代わりで慰めてくれ!なんて甘えてくる幼馴染みの相楽にムカついたりもしますがそれでも抱かれたい!そして、そこまでされて自分の気持ちを黙ってることに罪悪感を感じてしまう響のただただ健気な人柄にきゅんとします。しかも、相楽が好きだった先輩に少しでも自分を似せようと眼鏡までかけ、髪型も寄せていた響が眼鏡をやめ、前髪をあげたらかなりのイケてる男の子なのにびっくり!私なら断然こっちがタイプだわ。

他の人を思っていたことを知ってて、それでも体の関係から入ってしまった二人がすれ違う焦れったさや思いが通じてからの歯止めの効かない感じが男子高校生っぽくて良かったです。

同時収録の「ボーダーライン交差点 初えっち!!」の受けの小さい男の子は、もう少しふっくらさせて欲しかったです。いさかさんの描く男性の体が全体的に痩せ気味で、個人的にはあんまり萌えないんですよね。それでもまだ表題作の方は高校生っぽい体つきに見えるんですが、茅原くんは小さい上に脱ぐとあばら骨が浮きまくりでちょっと心配になっちゃいました。

0

前作を読んで評価がダウン

綺麗な表紙に惹かれて購入。
読んでみたら「副寮長」のことがよく分からなかったので、「続きは朝まで」も購入しました。

前回読んだときは「萌」という気持ちだったのに、前作と続けて読んだら相楽が余計に嫌なやつに思えてしまって「中立」になってしまいました。
前作ではすごくいい感じのイケメンだったんですね、相楽。
こちらだけ読んだときは何て自分勝手なやつなんだ!と思いつつも、何だかんだで上原に惚れているし、そういう自分勝手なやつを上原が好きなんだから仕方ないと思ったものです。
ただ前作のジェントル相楽を見てしまったら、その落差に愕然としました。

作者さんが自分勝手な攻めと、そんな攻めが好きすぎて仕方ない一途で健気な受けという構図がお好きなのでしょうか。前作とCPの力関係が似ている気がしました。

溺愛系攻め好きの方には向かない作品だと思います。
あと受けは過剰なツンデレだと興醒めですが、読者から見て魅力があまり分からない攻めに対してスキスキ全開でいかれてしまうと、「ちょっとはプライドを…」と思ってしまう方にもあまりおすすめできない作品でした。

同時収録はわんこな後輩とちびっこ先輩がかわいらしかったです。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP