みんなにナイショでいちゃラブ同居!

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表題作僕のサーシャ

サーシャ(日本大好きなフランス人・カフェ店員)
理央(28歳・カフェオーナー)

その他の収録作品

  • サーシャと風邪
  • ボクのリオ

あらすじ

三軒長屋のど真ん中。古民家を改装した人気のカフェは、密かに女子に人気の2人がいる。
黒髪が美しい純和風な店長・理央と、住み込みで働くフランス人・サーシャだ。
実は二人は秘密の恋人同士で――!?
フランス人サーシャと日本人リオのいちゃラブな日本満喫story!

描きおろしマンガ「ボクのリオ」「サーシャの風邪」2本立て収録☆

作品情報

作品名
僕のサーシャ
著者
ナナイタカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
シリーズ
僕のサーシャ
発売日
ISBN
9784040692647
3.9

(55)

(16)

萌々

(25)

(10)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
214
評価数
55
平均
3.9 / 5
神率
29.1%

レビュー投稿数4

もっと甘くイチャイチャしても良かった

古民家を改装した人気カフェの店主・理央(受け)とそこにフランスからはるばる押しかけてきて、やがて恋人どうしになったフランス人サーシャ(攻め)という組み合わせ。
既にお付き合いしている同棲カプ、そして片方はフランス人ということで激甘・糖分100%を期待していましたがそこまでではなかったです。
というのも、二人がお付き合いしていることは理央の希望で秘密にしているので、せっかく一緒にカフェで働いていてもイチャイチャ禁止なんです。サーシャはイチャイチャしたがるのに理央が制止するんだけど、それでももうちょい隠れてイチャイチャして欲しかった。
理央がサーシャと恋人同士である事を隠している理由は、バレて好奇の視線に晒されて噂されてサーシャと一緒にいられなくなったら、カフェが出来なくなったらという恐怖からです。
その気持ちは判らなくはないのですが、周囲の人々がとても暖かい人々なのでもうちょっとその人たちを信じてもいい気がするし、サーシャに我慢を強いている姿が何だか可哀想で…。

サーシャの甘い言葉というのも、例えば朝起こした時に「さえずるにはまだ早いよ、小鳥ちゃん」とか「〜子猫ちゃん」みたいなやつで、ほぉ日本人では絶対に言わない台詞だなとは思うけど、その台詞を読んでてキュンキュン来るかといったら違うわけで。

サーシャは年上ワンコでベタベタしたいのに、理央が少しテンション低めの常識人といった感じでサーシャの甘い攻撃を、ぐっと来ながらも受け流して操縦している感じです。
私が求めていたのはお互いにイチャイチャしまくりのバカップルだったことに今更ながら気づいた次第で、バカップルのイチャイチャ話を読みたい人には物足りなく感じると思いますが、特に大きな波乱もなく穏やかな日常系BLとして読むには最適だと思います。

4

癒しBL

フルールの連載で読んでましたが、書き下ろし目当てで購入。
一冊まるごと表題作です。

長屋でカフェを営んでる理央とフランス人のサーシャの物語。
大きな事件も無く2人の日常が描かれてるんですが、ひたすら甘いです。
理央は温厚で甘やかし上手な美人さん。
サーシャはフランス人らしく常に理央に愛を囁くんですが、子供っぽい所もあり可愛い年上ワンコ(笑)
周囲には2人の仲を内緒にしているけどあのサーシャの懐きっぷり見たら、隣人のテルコさんじゃなくても気付きそうなもんです。

目当ての書き下ろしは二本。
「サーシャと風邪」
3話の後のお話で、風邪ひいたサーシャを理央が看病する内容です。
理央良い嫁…!

「ボクのリオ」
サーシャ目線で、サーシャが理央をいかに好きか〜な内容(笑)
こちらはエロ有りです。

全体的にほのぼのしてて癒されます。
ラブラブカップルのなんて事ない日常ですが、こちらまで優しい気持ちになれるお話でした。

3

ほのぼの、あまあま、ごちそうさま♪

フランス人のサーシャと、カフェオーナーの理央、一冊まるごと二人の話です。
物語のはじまりから二人は恋人同士で、一緒に暮らして、同じカフェで働く。
24時間ずっと一緒のほのぼのカップル。
二人の馴れ初め(恋人になるまで)は、電子単話『僕のサーシャ ~出会い編~』に詳しく描かれてます。

サーシャは感情をストレートにあらわす甘えたがり。
朝、理央が起こすと「囀るにはまだ早いよ。小鳥ちゃん。チュ」って…
フランス人だ!(偏見?)
その後、味噌汁が飲みたいだワガママ言い出して大っきな子供みたいなんだけど、理央はちゃーんとジャパニーズスタイルの朝食を用意してるんだな。
理央は人前ではイチャついちゃダメって、サーシャを制してばかりいるように見えて、実は甘やかしたいタイプで、サーシャもそれをわかっていて甘えてる。

サーシャがいっつも愛を囁いてるから、サーシャのほうが想ってるように見えるけど、理央だって本当はサーシャとイチャイチャしたいのを我慢してるんです!
休日前で浮かれてるサーシャに「働かざるもの食うべからず」なんて言ってるくせに、内心では「抱きつぶされたい」って思っちゃってる!
ギャップ萌えがかわいすぎる♪
(ちなみに理央はサーシャのあそこを甘やかすのも好きみたいです)

大きな問題は起こらず、最初から最後までほのぼの甘々してます。
唯一のすれ違いは、サーシャがお隣の花屋さんに二人の関係を話してしまって、周りに絶対にバレたくなかった理央が怒って閉じこもってしまったくらい。
理央は幼い頃に母を亡くし、二人で生きてきた父も死んで一人きり。だからゲイカップルだと周囲にバレて、カフェが続けられなくなって、サーシャと一緒に居られなくなることを怖がってる。
そんな理央に「恋人なんだからずっと一緒にいるでしょ」と言うサーシャ。
包容力ありそに見えて、逆切れして理央に甘えようとするのがやっぱりサーシャだ。
寂しがりやな理央にはサーシャくらいストレートすぎるほうが合ってる。

愛情いっぱいな甘えたがりと、寂しい甘やかしたがり、需要と供給がピッタリ合ってる二人。
綺麗な絵で語られるほのぼの、あまあまなストーリーに癒されました。

問題を起こさずに一冊話を続けるって、画力やキャラに魅力が無いと難しいと思うんです。作者さんに力量があるからこそ出来上がった一冊!
フルールで続編の連載が始まったのが嬉しいです。またほのぼの甘々な二人が見れる♪

3

ほのぼの、できればもっと甘さを!

ほのぼのの中に理央の寂しがりでどこか緊張感のあるお話ですかね。

サーシャが理央に甘えてイチャイチャしたがってて。イチャイチャしてあげなよ、もっと優しくしてあげなよ!と思ったら?

父子家庭で父を亡くした理央は一人ぼっちが怖くて甘やかしたがりで尽くすタイプで。
そんな理央のことをよ〜くわかってるサーシャの大きな愛情に、理央もっとイチャイチャ…以下略。な無限ループなんですが。

巻末にちゃんと理央の可愛いところがしっかり描いてあって良かったです。
でももっとサーシャを満たしてあげてほしいな。お店や家事やら忙しそうですね。

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