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表題作愛すべき男 2

藤堂慎、エリートサラリーマンで大企業の御曹司
有迫律、会長の孫として入社した新入社員

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あらすじ

誠実で御曹司。なのにフラれ続ける残念イケメン・藤堂が恋をしたのは、型破りの新人・有迫。
有迫に翻弄される藤堂の前に藤堂の元彼が現れ……!?

作品情報

作品名
愛すべき男 2
著者
富士山ひょうた 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
愛すべき男
発売日
ISBN
9784403665882
3.6

(18)

(4)

萌々

(6)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
63
評価数
18
平均
3.6 / 5
神率
22.2%

レビュー投稿数3

好き!

ん〜〜久々に好きな展開のストーリーでした♡
ノンケ受け大好物なんですが、有迫君は本当にノンケだった!ノンケ受けって設定でなってても、実際はあっさり落ちてしまう受けが多い中、有迫君は素晴らしかった。攻めや会社だと敬語なのに友達の前や考えてる時の言葉使いは今時の子な口調なのがめちゃめちゃ萌えた…。
一巻はモヤモヤ欲求不満で終わるけど、二巻でモヤモヤ解消されるからいいね!二巻万歳!

1

2巻まとめてのレビュー

2巻完結、レビューは1、2巻をまとめ読みしてのレビューになります。
カップリングはゲイ上司×ノンケ部下のサラリーマンもの。イケメンエリートの攻めが、会長の孫だという新人の世話係を押し付けられ…という展開のラブコメです。

新人受けは服装や髪型がまったく社会人の様相ではない常識なし。でも会長の孫なので下手に扱えば自分の首が飛ぶかも、という不良債権。
攻めは、世話を任されてしまったものは仕方ないので、まずは服装と社会人マナーから…としつけ直しているうちに懐かれます。イケメンエリートなのに惚れっぽいところがある攻め。懐かれるとうれしくて、ソッコーで受けを好きになってしまいます。

2冊のボリュームがある割に、ストーリー的には1冊の半分くらいで済んでしまいそうな内容。でもなかなかノンケ受けが落ちなかったり、ゲイ攻めが鈍くて受けのアピールに気づかなかったり、そういう展開は丁寧に描かれていたと思います。あと攻めのキャラクターがとても面白い。一言でいえば残念なイケメンで、そんな彼が幼なじみや周りに愛されている様子に何とも和みました。

絵もキャラクターもほのぼの可愛らしく、全体的にはなかなか良かったのですが、受けが会長の孫だということと、攻めも大企業の御曹司だという設定がほぼ立ち消えになっていたのが気になりました。受けの設定は、最初に攻めが世話を任される際にしか役立っていないし、2人が恋愛するにあたって何の弊害になるわけでもない。攻めの御曹司設定に至ってはキャラの役付けだけ。この程度なら、攻めは普通のエリート、受けが得意先の口利きで入った縁故入社くらいの設定でもよかった気がします。

1

可もなく不可もなく。

藤堂と武内のキスシーンを目撃したことから始まる2巻。
目撃したことで、同性を恋愛の対象にすることをリアルに感じ、モヤモヤし始める有迫。
そして藤堂は「今好きな人」の有迫を吹っ切って「元彼」の武内とよりを戻すのか。
一度は振られていると。
心が弱っている藤堂に、畳み掛けるような武内のあざとさが、いい感じで有迫に程よくプレッシャーを与えてくれます。
マイペースな有迫らしく波はありながらも、色々と支離滅裂になる感情を深く考えるようになり。
藤堂への態度は徐々に好意の質を変えていく。
藤堂の人となりに好感を持ちつつも、若干の物足りなさを感じてしまう残念さを、有迫の率直さが逃げ道を無くしていき。
プライベートアドレスの交換にはやっぱりときめいてしまいます。
ただ、話の上手さに満足度は高いのですが、シンプル過ぎて余韻に浸るほどのインパクトが なかったなと思ってしまいました。

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