左巻きのベイビー

hidarimaki no baby

左巻きのベイビー
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
12
評価数
3件
平均
4 / 5
神率
33.3%
著者
 
媒体
コミック
出版社
芳文社
シリーズ
花音コミックス(コミック・芳文社)
発売日
価格
¥562(税抜)  ¥607(税込)
ISBN
9784832282193

あらすじ

一番なついてた可愛い後輩とこんなことになるなんて、昨夜のオレはどうなっていたんだ?体育会系サラリーマンがすべてを忘れて溺れこんでゆく感動的ラブストーリー『左巻きのベイビー』ほか、語シスコのビビッド&セクシャルなラブワールド。

表題作左巻きのベイビー

蓮見 真面目体育会系の先輩社員
高野 新入社員

同時収録作品ワンオフラバーズ / 強く抱いてキスをした

森村嵩史(28) メカニック
秋吉恭介 高校生・ヤクザの組長の息子

同時収録作品湯の町エレジー

「譲」 リストラされた男
「基」 売り専

同時収録作品思うつぼ八

桜太 健康ランドの従業員
倉木詢(19) 大学生・居酒屋バイト

同時収録作品バランス

洋高(侑己人と同中卒)、侑己人(広匡の義理の兄)
菅井広匡 高校生

その他の収録作品

  • 小松原くんと秋吉くんの青春 目次
  • あとがきTime

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レビュー投稿数2

このラブを読むべし

家の積み本より発掘しました。
よくぞこんな凄い作品を買っていたぜ我ながらセンスいいじゃないの!
だが、何故今まで読まずに放っといたんだ…自分で自分を殴りたいっす。

「ワンオフラバーズ」
ヤクザの組長のバカ息子恭介と、車の修理工サン嵩史との出会い編。
ワンオフってのはクルマの特注のカスタムパーツの事。シスコさんタイトル秀逸です。いつだって恋の相手ってのは取り替えのきかない一点物だ。色んな真理のようなモノが詰まったハナシ。

「左巻きのベイビー」
はずみで社内のビッチ(♂)と寝ちゃって、それを後悔してる正論男。後悔してグルグル悩んで、自分の中の自分でも知らない感情が噴き出してくる。そんな激情を受け止めるのがそのビッチ男だった。自己変容の事を恋と呼ぶのか、恋に落ちるから自己が変容していくのか…

「湯の町エレジー」
読んでて辛くなるような、たった5日間の逃避行。漂う心中の気配。
ただ、この男はもう一度元の場所に立ち戻る。そして元と同じ生活を送る。心の一部は元には戻れずに…『不実に生きることを望んだ』から。
「スメルズライク〜」の「桐野」がここにもいる…

続き思うつぼ八」
ギャグテイスト。
酔うと見境無く誰とでもヤる倉木。そのせいでヤっといて忘れてた友人の松井から嫌がらせストーカーされるお話。誠実に生きましょう。

「バランス」
シリアス。
はじめは友人とのHのはずだった。だが真相は…歪んだ愛それとも透明すぎる愛だったのかも。自分を間に挟んだ異母兄弟(いやもう一段階濃い)との3P関係。トラウマにはさせず、あっさり過去話にするところがシスコ様の流儀なのでしょうか。

「強く抱いてキスをした」
嵩史x恭介の続編。
恭介は嵩史にベタ惚れで、子供の頃から自分に足りなかったのは「愛」なんじゃね?と思いはじめる。でも、嵩史は嵩史流の愛をくれるのだ。テレる。

「あとがきTime」
ネームをFAXで編集部に送ったはずが誤送信!というお話。爆笑。

2

​ すべてが「カタルシスコ」になる

​ 語シスコ先生はデビュー作の『LOVE&CATASTROPHES』の頃から、その作風が私にとってはBLともJUNEとも違う、あえて言えば『カタルシスコ』という個別なカテゴリーに属するのです。個性的、それに尽きます。

・『ワンオフラバーズ 』『 強く抱いてキスをした』
 ヤクザの組長のバカ息子の恭介(15歳)と、メカ屋の大人、嵩史(28歳)。バカでチャライ高校生と、大人の組み合わせはカタル先生のお得意の設定ですが、今回の大人キャラの嵩史が一番カッコいいと思います!「余裕のある大人」この感じは初めてだな~。余裕振りが何ともいえずよかった。最初から生意気でギャンギャンうるさい恭介にも、説教することも突き放すこともせず淡々と普通に接する大人っぽさが全然嫌味じゃなくてとても自然。上になって見返したいと恭介が奮闘するのだけど、そこでの交わし方もうまいんです。これは惚れちゃうよっ!
 お風呂での初Hは“初めて好きな人とするSEX”で、恭介にとって世界が変わってしまうほどハッピーな出来事で、翌朝「ラブリー!!」とぴょんぴょん跳ねる子供っぽい姿がとっても可愛いです。「朝から元気だな」って煙草続きをふかす嵩史もよかった(*゚∀゚*)イイネ!!
 恭介はバカだけど自分の事をとてもよくわかっている子で、愛に飢えています。嵩史は結局一度も好きとか愛してるとかは口にしないけれど、それ以上に恭介への愛情が、行動や言葉の端々から溢れているのが、本当にさりげなく描かれていて、それがとても好ましい。
 この二人の続きが『左巻きのベイビ―』の文庫版に収録なのですね。カタル先生の作品は文庫版だと目が辛いので買わなかったのですが、やっぱり読みたいな。電子での取り扱いもあるようですが、文庫版ではなくこちらのバージョンでした。残念。

・『左巻きのベイビー』
 正しく生きてきた体育会系サラリーマンの蓮見が、左巻きの後輩.高野と出会うことで人生が豊かになるお話。左巻きって俗語は「頭の回転が鈍い」って意味だけど、ここでは蓮見にとって「イカレテル」って意味合いだと思う。

・『湯の町エレジー』
 文芸的な作品。リストラされた中年と15歳の少年の出会いと別れ。大人の純情と不実な心、不思議な少年との数日が幻のように描かれた作品。

・『思うつぼ八』
 ストーカーを軸にしたドタバタコメディ。どのキャラも「Theカタルシスコ」って感じだけど、ストーカーの松井の不思議っプリが一番それっぽくて笑った。

・『バランス』
 数ある3P作品の中で、これは最高に好きな作品です。
腹ちがいで母親同士は姉妹という兄弟と、彼らを繋ぐ義理の弟。昼ドラみたいな設定もカタル先生が描くと、刹那的な青春映画を見ているような気分になる。大人になった彼らを見てみたいけれど、ここで終わるのが良いのだと思う。

2

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