いつか好きだと言って

itsuka sukida to itte

いつか好きだと言って
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
13
評価数
3件
平均
4.3 / 5
神率
66.7%
著者
 
媒体
コミック
出版社
芳文社
シリーズ
花音コミックス(コミック・芳文社)
発売日
価格
¥562(税抜)  
ISBN
9784832280021

あらすじ

河野は何故、俺を裏切ったのか?3年前、突然、失踪した河野は思いもよらぬ形で、俺の前に再び姿を現した。敵国の研究所員としてスクリーンに映し出された河野の瞳は、俺だけを見ていた…。告白できない二人の想いをせつなく描く愛の物語。
(裏表紙記載のあらすじより)

表題作いつか好きだと言って

パペットのトパーズ
パペットのプラチナ

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レビュー投稿数3

読めば読むほどせつない話

最初「パペットのお話」という情報しかなかったので、
お人形さん同士の可愛い、夢のおとぎ話ものかと思い、
いくら水城さんの作品とは言え、全然読みたいと思っていなかったのですが、
いやはや…そりゃそんな訳はありませんでした…。
泣けます…泣けました…。
何度読んでも泣ける作品です。
むしろたくさんの事が隠されてて、
2度目以降の方が泣けました…。
勿論、ネタバレなしでまずは読む事おすすめしますが。

と、言いながら、すみません。
以下ネタバレ含むレビューです。
やっぱりレビューを書きたいと思ったので書いてしまいます。
出来ればネタバレなしで読む事おすすめ致します(すみません)。

情報探査用人型ロボット(パペット)の研究で共に働いていた河野と千茅(ちがや)。
接触をする事であらゆる情報を読み取る事が出来るパペットを作っていた2人。

ある日、3年前に突然姿を消した河野が敵国の研究所員として千茅の前に現れます。
ミッションは、お互いが作ったパペットにインプットされたキーワードを読み取る事。
読み取った方が勝ち、読まれた方は負け(自爆)。
河野が作った続き「プラチナ」と千茅が作った「トパーズ」が、
計画された設定の中で出会い、
お互いを読み取ろうと接触の日々を過ごします。
パペットですから「スキ」という感情が解らない、
「カナシー」って気持ちも解らない。
でも「一緒にいたい」「触りたい」って気持ちは解る。
「抱きしめたい」って思う。
2人の中で理解不能の気持ちを抱えたまま日々を過ごす内に、
ある日キーワードが読み取られてしまう。

っという、簡単に言ってしまえば
こんなお話です。

が!
勿論!そんな事では終わりません!

他の方のレビューにもありましたが、
この作品、あまり多くは語られていません。
ただ、シーンだったり、言葉の端々に色々な事が隠されていて、
それが解る度に、心にズンズンと重くのしかかってきます。
パペット2人の話を軸に話は進んでいくのですが、
その2人の話だけでも充分せつないのですが、
その裏に隠された千茅と河野の話がなんとも言えず悲しくて。
千茅が見た夢のシーン…
せつなくて、せつなすぎて、キツイです。
何故あのシーンがあったのか。
何故河野は失踪したのか。
最後の河野は砂嵐となったモニターの横で千茅の事を想う姿が美しいです。

このタイトルの言葉、結局最後迄誰も言わないんですよね。
読み終わって、その事にも気付くと、
それもなんか心にズンっときてしまいました。
もぅ廃刊になってしまった作品との事、
もったいないです。
もし手に入れる事があったら是非読まれる事おすすめします。

1

言葉じゃない

アンドロイド同士の恋を描いた作品。今はもう廃盤になっていて手に入れるのはとても難しいんだけど…たまたま古本屋で見つけた時は胸が躍りました。

敵同士、そしてお互いにパペット。好きの意味さえ解らない二人がそれでも次第に惹かれ合っていく…

この作品には無言のページが多い。二人はお互いに好きという気持ちを言葉にして上手く伝えられないから。相手に触れたいと言う想いが何故なのか。それがやっと好きと言う場所に辿り着いた時、二人はどうしようもない運命の渦の中にいて。その運命を受け入れた二人の恋はある意味永遠になったのかもしれない。

でも、水城さんは僅かな希望も置いていってくれてます。その辺の裏の物語も見所のひとつです☆

1995年と言う事もあり絵も古いですがそれでも胸にズンと来るようなパワーを持ってる作品です。

2

二組のカップル

まるでロミオとジュリエット。
なんて言えばいいんだろう、水城せとなさんの作品は、心臓を抉られるような結末が多いです。この作品もその一つです。
言葉は少ないのに、心理が変化していく様子がひしひしと伝わってきて、でも、悲劇へと向かっていくしかないのが分かって。感情移入させるだけさせといて…。
絵が古くて最初顔の見分けしにくいのが欠点ですね。

1

この作品が収納されている本棚

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