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表題作CRIMSON PLAY

正木由里/「横浜・北辰会」五代目組長
東堂貴臣/由里と同棲中 高校教師

その他の収録作品

  • RED POISON
  • RED OPERATION
  • CRIMSON ROSE

あらすじ

何もかもわからなくなるぐらい……俺を、めちゃめちゃにして──芙緋人への忠誠を見せつけるかのように、攻撃を仕掛けてくる八葉。命がけの攻撃。そして、芙緋人の異常なまでの貴臣への執着……その内に秘めた計り知れぬ計画を前に気の抜けない日々を過ごすユリと貴臣は、不安を埋めるように互いの肌を求める。ユリと共に生きていくために芙緋人との決別を決意する貴臣、それを叶えるべく奔走するユリ。自ら芙緋人の元へ堕ちた宝の真意──闘いはそれぞれの想いを巻き込んで、さらに激しさを増す!怒濤の『CRIMSON』シリーズいよいよ決戦へ!!

作品情報

作品名
CRIMSON PLAY
著者
水月真兎 
イラスト
甲田イリヤ 
媒体
小説
出版社
リーフ出版
レーベル
リーフノベルズ
発売日
ISBN
9784434020605
3

(1)

(0)

萌々

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(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ラストで報われました

正木由里(「横浜・北辰会」五代目組長)×東堂貴臣(由里と同棲中 高校教師)

由里(ユリ)と貴臣が暮らす家が銃撃され犯人である芙緋人の側近・芙蓉を捕らえますが、芙蓉はクスリを使って「北辰会」の組員を操りユリを殺そうと企みます。
芙緋人たちの潜伏先について詳しい情報を持つ「小龍」の案内で乗り込むユリと貴臣でしたが、芙緋人がいると思われた場所には代わりに宝が待ち構えていて……

※この作品は由里×貴臣第1部「ERシリーズ」に続く、第2部「CRIMSONシリーズ」の4作目になります。

このシリーズもそろそろクライマックスが近いかも…と期待して読み始めたのですが、う~ん確かにそういう展開といえばそうなんですが、「ERシリーズ」のような盛り上がりには及ばずちょっと肩透かしをくってしまいました。

宝の裏切り行為のような謎の行動についても、なぜわざわざその展開にしなければならなかったのか!?疑問に思う程あっけなく解決してしまっていてこれも不満でした。どうせなら状況をもっと引っ掻き回してほしかったです(せっかくの妖艶キャラなんだから)。でも、芙緋人に抱かれてしまったことを気にして竜馬の元に戻れずユリと貴臣の家に居座る宝を、竜馬が迎えに来て「帰って来い…」と命令し抱きかかえて連れて行ってしまうシーンがラストにあって(私の中ではこの作品の1番の萌えシーンなんですが)、まぁそれにつながるための設定と思えば…と自分の中では折り合いをつけました。

正直[萌]か[中立]かで迷ったんですが、ラストでの竜馬の男っぷりと宝のうれしそうな様子が読めたということでちょっと控え目な[萌]ということで。

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