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表題作息もできない放課後

ご主人様な生徒会長・遠見吉成
小犬系高校生・立花つかさ

あらすじ

篠稲穂、ルビー文庫初登場!!母を亡くした司は、豪邸で美形の兄と暮らすことに。しかし編入した名門高校で、傲慢な生徒会長・遠見に「恋人の真似をしてやってもいい」と言われ、半ばむりやりHな関係に。しかもそれを兄に知られてしまい…!?

作品情報

作品名
息もできない放課後
著者
篠稲穂 
イラスト
桐祐キヨイ 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
ISBN
9784044485016
2

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

小犬の恋愛!

 正直、本に書いてあるあらすじを読んだ時に、読もうかどうか迷ったのが、正直なところでした。
 だってこれではあんまりにも、生徒会長が猪突猛進のちょっと変な人みたい……(苦笑)

 実際、読んでみると、どちらかというとズレているのはつかさの兄の馨の方で、生徒会長は普段は無口だけれど、つかさがかわいくてしょうがないから「小犬」だなんだとからかうけれど、それ以外は大体、まともな人でした。
 で、馨との仲違いも馨が思い込みで暴走しがちだから、ある事件があって……という感じで、生徒会長の方はまとも。
 まぁ、バックボーンが物々しいので、気が気ではないのでしょうけれど……。

 話としては、母親を亡くし、父の家に引き取られたばかりのつかさは不安なまま、転校先の学校にやってきた。
 生活水準も何もかもが違う、環境におかれたつかさは生徒会長の前で泣いてしまう。
 そして、優しく慰められたつかさは、生徒会長と馨の仲が悪いことを知っても、会うのをやめられなくて……? というような感じのお話でした。

 つかさが一生懸命尻尾を振って生徒会長になついて、生徒会長もつかさのことをかわいく思ってるから、スキンシップしたり、それ以上のことをするのが止められない……と。
 まぁ、高校生ですからね。若いよね!

 あらすじにかいてあるほど、生徒会長はご主人様! というイメージではなかったです。
 かわいくて目が離せない子の所有権を主張しているだけの飼い主? 的感じですね。

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