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表題作木犀荘に棲む永遠(2)

水上明哉/大学生で木犀荘の管理人/20才
純名一平/明哉をライバル視してた大学生/18才

その他の収録作品

  • ファイト!!
  • 第3章 夏の海
  • ばっさりやってよ
  • 太陽と青い月
  • 第4章 鳥かご
  • 夢の終わり
  • SO BLUE
  • 私がオバさんになっても
  • エピローグ

あらすじ

一平は明哉とどちらが女にもてるかを争っていたハズなのに、明哉の世話をしている自分が不思議でならない。二人はお互いの気持ちがライバル心だけじゃないことに気づき_。

作品情報

作品名
木犀荘に棲む永遠(2)
著者
五百香ノエル 
イラスト
高久尚子 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
アイス文庫
発売日
ISBN
9784775500774
2.5

(2)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

プリンスの魅力爆発編

前編後編1,2巻で完結の作品の完結編です。
前作で二人はすんなりくっつくのかと思っていたら
やはりその前にひと波乱、そしてその後も波乱でした。
攻め様の父親とヘタレオヤジの住人の奥様が暗躍してます。
その罠とも知らずに木犀荘の住人と受け様、そして暗躍する
若手の女の子、自称攻め様の婚約者の皆で攻め様の祖母の
別荘に夏のバカンスへ行くのですが、そこで受け様は
攻め様にキスされ好きだと・・・でも受け様は攻め様が
オヤジを好きな事を知っているのでまともに受け入れない
そんな中で受け様がオヤジと間違われ拉致されてしまう。
交換条件は木犀荘の権利書、攻め様は初めて欲しいと
真剣に望んだ受け様を取り返す為に住人を無視して
権利書と引き換えに受け様を連れ戻し、再度気持ちを伝え
関係を結ぶが、権利書の事を知った受け様は怒り
攻め様を木犀荘から追い出して、木犀荘を守ると誓う
いつの間にか攻め様と受け様の立場は逆転してるんです。
攻め様は受け様を取り戻す為に父親に頭を下げ権利書を
奪い返すのですがその条件はヘタレオヤジを奥さんへ
帰す事と、木犀荘の名義を攻め様の父親にして攻め様が
実家に戻る事だったのです。
結局は木犀荘のいざこざの住人も元鞘に治まるんですよね。
木犀荘の住人に振り回されていた攻め様なんです。
そして二人は恋人同士になりますが・・・・
ここで受け様大活躍するんです、もって生まれた美貌を生かし
まずは攻め様の父親を懐柔するんです。
かなり腹黒な見事な手際でした、攻め様はこの為にいつも
父親に嫉妬するようになります(笑)
前作のそっけなさが嘘のように甘々になるんです。
そして住人達も攻め様を頼っていたのが嘘のように受け様
シンパになってます、やはりプリンスだったのです。
オンボロだけど温かさが漂う素敵な木犀荘の仲間たちの話です。



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