千の花

千の花
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神9
  • 萌×23
  • 萌8
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
10
得点
81
評価数
20件
平均
4.1 / 5
神率
45%
著者
 
媒体
コミック
出版社
二見書房
シリーズ
Charade books comics(シャレードブックスコミックス二見書房)
発売日
価格
¥571(税抜)  ¥617(税込)
ISBN
9784576021959

あらすじ

画家の勇気と編集者の昇の恋人関係は継続中。勇気に見合い話が舞い込んできたり、昇にお気に入りの新人作家が現われたりと一方では相変わらずの喧々囂々ぶりだが、人の生き死にや出会いを経験することで、常に引き際を考えていた昇に心境の変化が生まれる。「70になったら籍でも入れようか」誤解と偶然がもたらした結婚式で、共白髪まで添い遂げることをついに誓い合った勇気と昇。運命でも約束でもなかった長い恋が結実する―。
シリーズ第2段、描き下ろしつき。
(カバーより転記)

表題作千の花

新進気鋭の画家・勇気
編集者・昇

その他の収録作品

  • ブラックボックス
  • 沈黙
  • (JUST LIKE)STARTING OVER
  • 退屈な読書

評価・レビューする

レビュー投稿数10

勇気の短髪、めっちゃかっこいい。

2巻も面白い~~~(・V・)

「ブラックボックス」
昇は、邦画の巨匠、篠田監督にインタビューすることになる。二万字のインタビューを取る為、あの手この手でセクハラ攻撃をかわす昇。最後の最後で救世主になるのは、なぜか何も知らない勇気なのだ。

インタビューのテープ起こしを自分でやらなきゃいけない昇に同情しました。有名なホモ映画を撮った某監督がなぜか脳裏をかすめたり。

「沈黙」
近所の老婦人から絵の修復を依頼された勇気は、その絵が生前人気画家だった杉田満の初期作品ではないかと疑いを持つ。タイミング悪く、絵の持主が亡くなってしまい、困った勇気は昇と共に探偵まがいな事を始める。友人に妻を寝取られ、人々から忘れられていく画家の存在を知った勇気は、ちょっと良いことをする。

勇気が意外と真面目に画家してんだなと見直しました。杉田の奥さんのように昇もいつか勇気の元を去ってしまうんでしょうか。そうならないよう、大切にしよう。

「(JUST LIKE)STARTING OVER」
勇気に見合いの話が来る。昇は勇気と別れた方がいいかとも考えるんだけど、勇気が描いた自分の絵を見続きて思い直す。

昇が情緒不安定です。「愛人でもいいしー」「一生一緒にいたい」「別れた」・・・ってたったの10ページで言ってること変わりすぎなんだけど。「どんな女にも渡さない」できゅんとした。頑張れ!

「退屈な読書」
勇気はアル◯スの少女ハイ◯にハマっている。一方、昇は期待の新人作家宇田川信の育成にハマっている。神戸の震災で母親を亡くした宇田川青年の心の傷は深くて・・・だけど、大人は仕事をしなくちゃいけない。

小学生の頃、図書館でハ◯ジのビデオを予約して一年後に予約ビデオが届きましたってはがきが届いた時の虚しさを思い出しました。いいよな、○イジ。30歳になっても見るかどうかは別として。

「千の花(前後編+エピローグ)」
勇気の父親が亡くなった。だけど、昇は何も聞かされていなかった。自己嫌悪に陥る昇とやる気の出ない勇気はなんとなく疎遠になる。宇田川と土屋嬢の結婚式の日、昇(土谷)が結婚すると勘違いした勇気がはさみを片手に式場に現れる!修羅場か、やばば!でも、最後は、結婚式に便乗(というか乗っ取り?)して結婚の誓いをしちゃうはた迷惑なゲイカップルでした。

勇気の短髪、めっちゃかっこいい。髪切ったら、図体が余計デカく見えます。宇田川が幸せになって良かった。結婚式の乗っ取りは、人生で一度はやってみたい。しかし、昇ってば、親にカミングアウトしちゃって、大丈夫なの。

依田さんのセンス、ホント好きです。時々、冗談キツくて心臓に悪いんですが。

1

真夜中をかけぬける2

 
前作同様、内容はギッシリな感じです。

当然二人ともしっかりとした大人なので
忙しくて会えないことも。
それでも少し距離を保ってイイ関係を続けている。
・・・と言った感じに見えるんだけど
実は、気持ちの中で寂しさやイライラと闘っていたり。

やさしげに見える昇が、結構激情型に見えて
意外な感じが面白い。

お互い執着してなさげで、大人な関係かと思っていたら
アイツしかダメ、とか刃物が出てきたりで
お互いものすご~く相手が大事だったり。。。

二人の感情の見え隠れが面白い作品。
 

0

節々に溢れるお互いの気持ち

何年も一緒にいるからこそ、情熱的な日々を超えたからこその二人の雰囲気。これが素敵に描かれています。むしろ淡白っぽくも見える二人なのに、ふとした瞬間に「この人のこんな所を好きになったのだ」と思い出す。そして、結局お互いのことを考えてる二人。いいなーって思います。本当に。お互いがどんな人間か(嫌な部分も含めて)分かっているから、二人だけの空気が流れているように感じます。それは会話の節々から伝わってくるのです。荒い口調だったり、言い回しだったり。通じ合ってると思わせます。

(JUST LIKE)STARTING OVER内の昇さんの言葉で、涙が溢れました。この人、勇気のことが好きなんだって。陳腐な表現で恥ずかしいですが。
この千の花は二人の恋愛が一つ区切られたんだと思います。これからまた違う形に変わっていく始まりの話でした。

二人共大人だし、二度目のお付き合いだし、だから付き合ってからを描いてもエロばっかりになっていないし、仕事や恋愛以外の私生活も描かれていて素敵なんです。
ヨリサエさんは素敵だなあ…いつもビターチョコみたいな作品を読ませてくれます。

1

これはよい夫夫もの?

ちょっと変人で浮気性の年下攻めと、ややツンデレの年上受けですが、関係が深まってきて、どんどん男の夫婦状態に……(苦笑)

でも依田さんの作風なのか、地に足が付いた大人のロマンスというよりも、どこか飄々とした、浮世離れしたかんじがあります。
そこが好きなんですが。

1

大人の選択

昇は大人なので、寝技も使えば、セクハラもかわす。
狡いところも、臆病なところも。
勇気も、そんな昇を、閉じこめておきたいと思い、
重くなりすぎてもと遠慮したりも。

この本、何度読んでも、好きすぎて、泣いてしまって、
なかなか感想がまとめられない。

昇にザクロの実を食べさせたいと思っている勇気。

70になったら、籍でもいれよっか

そっちも雨、降ってる?

いっしょになろうか、とりあえず1年とか

2

職場にいるかも

男同士でずっと続けていく事をきちんと描いてくれて嬉しい。

恋愛してその先。
結婚などがないその先が見えていて、
ファンタジーを通り越したその先の希望を描いてくれている。

渋い作品。
でも人生の節目節目で読み返すことになるような、
私を支える作品です。

2

大号泣した作品です

依田作品のなかで、この作品が一番好きです。好きすぎてレビュー書く筆がぜんぜん進まないぐらい好き。
『真夜中を駆け抜ける』の続編です。
出来上がっちゃったカップルの話ってあんまり好きじゃないのに、この作品だけは、なんか別格で好きだった。
付き合ったのちの切なさを、ライバルというライバルを出現させることなしに、ここまで上手く表現できることにも驚きました。
何度も泣きました。泣きながら笑いました。
この二人が永遠に幸せでありますように。

こんな深い『誓います』を他に知らない。

3

恋が愛に変わる

勇気×昇シリーズ完結編(ですよね?)
読者が一番望んでいたというか、最高の形のラストだったと思います。

シリーズ中、引き際を考える物分かりがよすぎな昇が歯がゆく、不憫でしたが。
勇気を誰にも渡したくないとハッキリ自覚し、二人が幸せになる為に動き出した姿と、
そんな昇をしっかり受け止める昇に胸が熱くなります。
幸せになって欲しい二人でした。

余談ですが。
ロッテンマイヤーさん独身説には大納得です。

2

二人が家族になる過程

画家と編集者のシリーズ第2弾。
この巻で描かれるのは、二人が家族になろうとする過程である。
仕事が充実する一方、親や親戚に結婚のことを問われたり、周囲の者が結婚したり、近しい者の死に遭遇したりすることで、否応なく自分の身の振り方を考えさせられる30がらみという時期が丁寧に描かれている。

表題作『千の花』の終盤、出席した知人の結婚式のチャペルの最後列で、他の参列客には知られることなく牧師の言葉に誓いを立てる二人の姿には、いつもどおりの雑な言葉を交わしているにもかかわらず、新郎新婦同様、いやそれ以上の決意が感じられるのである(唯一彼らを目撃してしまった牧師は気の毒なほどに動揺しているが…)。

続巻が待たれるが、はて、いつになることやら。

0

「真夜中を駆けぬける」の続編です。

学生時代に少し付き合っていた事のある昇と、画家と編集者として再会した勇気。
再び付き合い始める二人の、大人の事情で色々問題起こしたり、などたばたの2巻目です。

勇気は、都心から少し離れた一軒家に一人で住んでいるのですが、昇にも是非ここへ越してきて欲しい。
そう何度も言うのですが、昇の方としてはふんぎりがつかない。
昇は仕事場が都心にあるので通うのが大変だし、家族や世間への体裁もある。
大人だからこそ、決断が難しい事もありますよね。
仕事上の付き合いの相手に嫉妬したり、家族の問題があったり、とちょっと難しい感じの2巻目ですが、最後はちょっとほろりときたりしました。

1

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