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表題作大人のためのラブドール

二階堂誠一・人形好き・大学1年
小谷和希・大学1年

あらすじ

優しいけどHの時はちょっといじわるな恋人・誠一と、夏休みを利用して彼の別荘に避暑に行くことになった和希。
恋人になれてはじめての夏を一緒にすごせる!とうかれていた和希だったけど、そこには幼い頃の誠一の唯一の友達だったという美しいお人形たちが二人を待っていた。
久しぶりに会えたお人形たちの世話ばかりやく誠一に、なんとか振り向いてもらおうと、和希は自分もお人形のようなヒラヒラの服を着て、誠一だけの人形になることにした。
「人形」としてのHはすごく刺激的で、すっかりはまってしまった二人だったのだが。

作品情報

作品名
大人のためのラブドール
著者
由比まき 
イラスト
すがはら竜 
媒体
小説
出版社
茜新社
レーベル
オヴィスノベルズ
発売日
ISBN
9784871825313
2

(1)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

人形プレイはアリだけど

大学入学後いきなり誠一(攻め)に熱烈なアプローチを受け恋人同士になった和希(受け)。夏休みに二人だけで誠一の別荘に旅行に行きますが、そこには誠一が幼い頃可愛がっていたお人形が。自分も人形のような恰好をして気を引こうとする和希に喜ぶ誠一。

ちょっとマニアックなおバカラブコメと思っていたんですが、松宮という誠一の過去を知るなにやら不穏な人物の登場で一気にこの平和おバカな世界観がうすら寒いものになりました・・。
この松宮、BL界でも上位に位置する変態でした。昔人形を使って誠一に性的虐待をしていて、今も誠一に執着しています。
その誠一も物語の最後では松宮に性的な方法で復讐するんですがこれもまた普通じゃないっていうか・・。

私も攻めと受けのお人形プレイまでは萌えられたんだけどなぁ。最後あたりは無理でした(笑)

誠一のセリフが9割ぐらいああなんて可愛いんだ・大好きだよ・最高だ僕の和希・・、みたいな感じなのもなんか怖い。あんなことされていたトラウマは簡単に消えないはず・・まだ変な裏があるだろって感じさせます。

とはいえこの作者さんの作品はこういった雰囲気のものが多いですよね(^_^;)好みがわかれると思います。

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