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表題作王子様の秘密の花園

鳳伽耶、17歳/草加飛竜、親友、16歳
標明日奈、高校1年生、16歳

あらすじ

標明日奈は高1で16歳。両親が海外赴任した直後、小火を出してしまい懐が寒い。折よく月給60万(!)のバイトを見つけ、面接で合格した。そこは小高い丘の上の、古城の如き洋館。彼の仕事は、館の主・17歳の鳳伽耶と親しくなること。勤務時間は夕方から翌朝。美しい“王子様”伽耶は、8年前階段から落ち、怪我は治ったがトラウマから歩けず、車椅子に乗る。両親は仕事で8年前に渡英したという。学校にも行けず住み込みの家庭教師から勉強を教わっている。館を仕切る住み込みの医師・御厨の怪しい言動や、親友・草加飛竜の「あれは幽霊館だ」という忠告も気にしなかった明日奈だが…。

作品情報

作品名
王子様の秘密の花園
著者
齋姫なおこ 
媒体
小説
出版社
小学館
レーベル
パレット文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784094212563
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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
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得点
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評価数
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神率
0%

レビュー投稿数1

幽霊館の真実

幽霊館と噂される洋館に住む美少年の話し相手として、アルバイトに行ったことから事件に巻き込まれる高校生・明日奈のお話です。

子供の頃の怪我が元で車椅子生活のため学校に行っていない薄幸の美少年・伽耶が、親に捨てられて主治医にエッチな調教をされてきたこと、二重人格でどちらの人格も明日奈に惹かれていくこと、事故で記憶を無くしていたのは大きな事件を目撃したこと、明日奈を狙う親友が伽耶と明日奈の仲を邪魔する…。
そんなてんこ盛りな設定はとっても好みだったんだけど、どれも中途半端な感じがして、設定が生かされていないようで残念でした。フェードアウトのような終わり方が物足りなかったです。

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