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表題作ジェラシー・ゲーム

降矢匡史、加賀谷産業の新規事業開発室勤務,27才
氷見貴之,冷たく傲慢な美貌の主任,27才

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  • あとがき

あらすじ

加賀谷産業の新規事業開発室に籍を置く降矢匡史は、冷たく傲慢な美貌の上司・氷見貴之が気に入らず衝突してばかりいた。
だが偶然、氷見と営業の平良克久の不倫現場を見てしまった時、自分が氷見に理想を持っていたのだと気づく。
誰にも支配されず、誰をも愛さない存在であってほしかったのだと―。
降矢は自分を失望させた氷見に、秘密を守る代わり躰を差し出せと要求する。
部下に犯されるという屈辱的な関係を、氷見は受け入れた。
それが、甘く淫らなゲームの始まりだった―。
究極のタクティカル・ラブ。

作品情報

作品名
ジェラシー・ゲーム
著者
河野葵 
イラスト
亜樹良のりかず 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルスHYPER
発売日
ISBN
9784883028368
2.3

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
6
評価数
3
平均
2.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ゲームの勝利者

初読み作家さんです。
物語のほとんどは攻め様視点で描かれています。
舞台もほとんど会社のオフィスで、主な登場人物は同じ会社に勤めるサラリーマン。
同い年の美しく優秀な上司の氷見が気に入らず、いつか蹴落としてやると思っている部下の降矢が偶然氷見の秘密を知って…という始まりです。

実は途中まではあまり好きなお話ではありませんでした(汗)。
攻め様の異常な程の執着は嫌いではありませんが、それがなぜなのかが分かるまでかなり時間がかかり、ラブ度がそれ程高く感じられませんでした。
でも氷見視点になってからこのお話の真髄が明かされてからは面白いと感じました。
氷見がクールすぎて感情が全く読めないので、それまでは結構痛い展開に感じられるのですが、予想していなかった展開にこの作品の見方が180度変わりました。
亜樹良さんの絵柄は私が知っている絵柄よりほっそりした印象でしたが、特に降矢は男らしくて格好良かったです。

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