猫はいつでも甘やかされる

猫はいつでも甘やかされる
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×28
  • 萌7
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
7
得点
60
評価数
18件
平均
3.4 / 5
神率
5.6%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
大洋図書
シリーズ
SHYノベルス(シャイノベルス・大洋図書)
発売日
価格
¥860(税抜)  ¥929(税込)
ISBN
9784813010005

あらすじ

根津にある高校で特別講師として生徒達に英会話を教えることになったシュウはそこで流しの着物を着た茶道の特別講師・春彦と出会う。初対面の時から春彦に居心地の悪さを感じつつも、とあることがきっかけで、シュウは春彦が住む放蕩長屋で一緒に暮らすことに…。

表題作猫はいつでも甘やかされる

きりりとした美男子と評判の茶道家元の息子・紺屋春彦
アメリカと日本とハーフの高校の特別講師・花邑シュウ

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レビュー投稿数7

春彦の花咲く

やはり主役が好きになれると萌もアップするというものです。
なので、前作でちょっと不足していた萌をここで充填できた気がします。

前作で振られた春彦がここで新たな出会いがあります。
金髪で顔はいいけど正確に難ありな日米ハーフの青年が登場。
日本人だった父親が浮気で母を悲しませたことや、好きだった人に人種的な悪口というか差別的な発言を耳にしてしまい日本嫌いになったハーフの青年シュウが来日し、春彦が茶道の特別授業を行っている高校に英語の講師としてやってくるが、高校生の甘ったれた幼さにますます日本嫌いに。

春彦はシュウが初対面から気になる相手だったらしくて、2丁目で酔ってからまれているところを助けて家に連れて来たり、生徒のノリの悪い授業についてアドバスしたりとなにかとかまってしまうんです。

シュウが嫌いな日本になじんでいくのと同じように、春彦に惹かれていく様子がよかったです。

好きな場面は、こぼした金平糖を拾っているシュウの口元についたお茶の緑に思わず欲情して口づけてしまう春彦。
カラーイラストにもなっているシーンなので、どんなシチュエーションなのかなと思いつつ読続きんでいました。

結末もすごくよかったです。
ラブラブです。
そしてまたここに戻ってきてねと言って送り出したい気分でした。

前作の二人も、痴話げんか的なものはあってもとりあえず浮気もせずうまくいっているようなのでよかったよかった。

1

萌えって難しい

身を引いた春彦が、幸せになれたスピンオフですが、これがまたねぇ…なんというか……。
春彦は以前にも増して良い男なのですよ。短髪に着流しで粋で色気があって大人で繊細で男前で自制心があって…褒めるとこいっぱいあってキリがないです。
そんな春は地元の商業高校の特別講師をしていて、そこに英会話の特別講師として、金髪碧眼の美しいハーフのシュウが赴任してきます。
大人手前の仔猫のようなシュウ。日本で働いているくせに夜な夜な遊んでいるお店では、外国人の遊び仲間に日本の悪口を言いまくり、片っ端から可愛い男の子を食い散らかしているという…。
春彦よりも実年齢も精神的にも下で、お坊ちゃま育ちのシュウなら、包容力のある春彦にぴったりだというのはわかるんです。
でも私は、こういう寂しがりで甘えたなツンデレさんなら、あえて年上のほうがしっくりきたような気がしてですね。立場的にも上で、普段は春彦にえらそうにツンケンしてる相手だったら、もっと萌えたなー、と。
いやもうこれは完全に自分の好みの問題ですね。

なにしろ今から10年ほど前の作品ですし、流行ってるブランドもバーバリーのブラック続きレーベルだとかね…懐かしいですね。唐突に結婚発表したショートカットの安室ちゃんを思い出しました(笑)
しかし、ここまで女子が出張るBLも珍しいんじゃないでしょうかね。そんなこともないのかな。榎田さんはそこが魅力でもあるんですよね。最終的には邪魔者のはずの女子がみんな可愛いと思えてしまうもの。

1

春彦のターン来た!

前作の「放蕩長屋の猫」で脇で当て馬でありながら、攻キャラより魅力的でまひろ、春彦にしろよーーと思いつつ読んでた彼のターンが来ましたですよ!

春彦の魅力は前作の段階でもかなり描かれてましたが、今回もまたこれがいい男なんだなー。
和装が似合う、そしてちょいと女言葉が入るんだけどオネエじゃなくてむしろ江戸時代の放蕩息子とかを思わせる粋な感じがたまらんのです。

そんな彼の恋のお相手は日本人とアメリカ人のハーフで、同じ高校で英会話を教える事になったシュウ〔受〕
彼は日本人の父とも折り合いが悪く、また日本人も日本も嫌いで最初の内は、生徒達もバカにしまくってちと鼻持ちならないヤツなんですが、春彦の下に来るとあら不思議、そんな所も妙に可愛く見えてくる。
半分日本人でありながら日本が嫌い、馬鹿な生徒も嫌い、そんなシュウが次第に日本に馴染み日本や生徒達を好きになって行くそんな過程が読んでいて気持ち良い。
シュウの友人ビルもきっぱり嫌な奴かと思っていたらそうでもなかったり。
最後の日本旅行に訪れた婦人からの視点での終わり方も綺麗な締め方でした。
ともかく春彦が粋ないい男で、次第に素直続きになっていくシュウも可愛い。

これ読んで苔玉を作りたくなったんですがきっと枯らしちゃうんだろうなー。

1

猫、かわいい

金髪の美しい猫を、拾って手なずけるお話。

この、金髪美人猫と呼ばれているシュウが、実にわかりやすくかわいいツンデレさん。
ある事件をきっかけに、アメリカから父の国・日本へと逃げてきて、だれに対しても、背中の毛を逆立てて、緊張している状態。
そんなシュウに、春は高校の特別授業の講師同士という立場で出会います。
ある日、春は新宿二丁目の路地裏で、泥酔して、襲われそうになっていたシュウを見つけます。
シュウを自分の長屋に連れ帰り、シュウをかまっているうちに、空洞を抱えていた春の心に、猫好き魂がムクムクと。

なんだかとっても、甘甘で、デレデレなお話。
最初の第一声から、春の声は三木さんで、シュウの声がたっつんで脳内再生。
スピン元は未読ですが、むしろ、この作品だけを、甘甘なラブストーリーとして読んだのは正解だったかも。

0

スピンアウト

日米ハーフのシュウは色々あって日本が嫌いだ。
しかし皮肉なことに、彼は父親の命令で日本の高校で特別講師として生徒たちに英会話を教えることに。
大嫌いな場所しかも生徒たちはサル並……げんなりするシュウの前に現われたのは同じく特別講師で茶道師範の春彦だった。
妙に余裕のある態度に反感を感じるシュウだが、ある事情から彼の暮らす放蕩長屋にやっかいになることになり……

このお話は同じレーベルから出ている『放蕩長屋の猫』のスピンアウトです。
私は何も知らずにこっちを先に半分くらい読んだところで気づいたけれど、話的には何の問題もなく読めますのでご安心を。

日本嫌いだけど外面だけはいいツンデレハーフのシュウと、着流し姿で自分のことをあたしと呼ぶ茶道師範の春彦。
この春彦が格好良くてね。
普段飄々としてこの言葉使いなのに、いざというとき男言葉になった時のギャップと、彼の包容力にやられました。
対するシュウの甘えたいのに甘えられない不器用さやコンプレックスにもときめきます。
こういう寂しい人が満たされる話に弱いんだよなあと自己分析。

シュウの昔好きだった人の現婚約者という続きすごく微妙なポジションの沙織さんがものすごい大物でカッコイイです。
こういう女の子が素敵なのも榎田作品の魅力の一つかと。

2

春彦にも春が

自ら身を引き、恋人との間を取り持った春彦のお相手は、ハーフのシュウ。
実は日本や日本人が嫌いなんですが、とあることがあって日本へ逃げ出してきたんです。
春彦が特別講師をしている高校で、シュウも特別講師として英会話を教えることになったのです。
校内を案内してもらったときに、余裕で生徒をあしらう春彦に居心地の悪さを感じただけでなく、高校生の出来の悪さも相まって、悪口を言ったことが春彦に耳にも届くようになります。
そして、生徒を巻き込み騒動が起きます。
それを収拾するためと、シュウの父から頼まれ、放蕩長屋に同居することになったシュウ。

この辺からどんどんと春彦のことが気になり始めたシュウですが、まひろと春彦の仲を勘違いしたら、春彦はシュウにしっかり説明をするんです。
嫌いな日本へやって来て不安定なシュウの心も身体も安心させて、日本を自分の居場所として感じさせてやりたいと心から思う春彦でした。
その後、シュウは人が変わったようにやる気を見せます。おざなりにやっていた英会話の授業も、形式を変え生徒のやる気を出させたり、避けていた父親に連絡を入れてみたり。
お互いを気遣い、気続き持ちが豊かになったり成長したり。シュウは春彦と、とってもいい恋愛が出来てると思います。
シュウはまだ大学院で勉強中なので、近い将来アメリカへ帰らなくてはいけないわけですが、春彦がアメリカの大学でお茶を教える…と言う奥の手を出してきて無事解決。きっとアメリカでも、飄々としたキャラでお茶を教えたり、仲良い2人が見られるんだろうなぁ…と、想像しちゃいました。

2

春彦ふたたび

『放蕩長屋の猫』のスピンオフ作品です。
前作で私の涙を絞り取ってくれた春彦のお話。
長い片思いに苦しみ抜いてた春彦も、この作品でやっと幸せになれます。
なのに私ってば、『放蕩長屋~』の余韻を引きずりすぎて、「やっぱ春彦×まひろがイイ…」と思っちゃってますw前作読んだあと、もっと時間をあけてから読んだほうが良かったかも。

相手役はアメリカ人と日本人のハーフのシュウ。とある事情があって、日本を嫌っている。
シュウは特別講師として、高校に英会話を教えにきます。そこで、同じく特別講師として茶道を教えている春彦と出会う。
ああ、春彦カコイイ。
茶道の描写が懐かしかったです。私も七年間茶道をやってたんですが、ここまでちゃんと考えながらお茶たてたことなかったなァとか思ったりw

最後のエッチは萌えまくりました。

2

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