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表題作朝日のあたる家 Ⅴ

森田透,GSグループ元メンバー,男娼でジゴロ,34
今西良,GSグループのボーカリスト

あらすじ

「朝日のあたる家」いよいよ完結編登場!ふたりだけの逃避行を続ける透と良。他に誰もいない世界で、睦みあい、話をし、眠る。その繰り返しのうちに、全てに倦み果てていた良に変化が現れる。逃避行の結末は、そしてこの究極の愛の行方は…!?堂々の完結編

作品情報

作品名
朝日のあたる家 Ⅴ
著者
栗本薫 
イラスト
石原理 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
ISBN
9784044124212
4.3

(3)

(1)

萌々

(2)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
13
評価数
3
平均
4.3 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数1

愛の軌跡

いろいろな思い入れのある栗本薫先生。
グインサーガ、魔界水滸伝等

朝日のあたる家はBLという言葉がひろまってなかったころから追いかけて
いったんは捨てたんだけれども

再びBLに舞い戻ってきたので…
トピで完結してると知ったので
10年ぶりに手にとって読みました。

文章はなんか冗漫なんですよね
主人公の独白と、第三者視点の語りが多すぎて
それになれると最後のカタルシスは感じられますね。



注意ここから結末のネタばれです


ずっと良は死んじゃうと思っていたのですが
生きる道を選んだんだと読後はすがすがしくなりました。

ところが、続編の「ムーンリバー」
で奈落の底におとされてしまいました。
多分もうちょっと生きていたら救いのある続きが読めたのかな
57歳の死って早すぎる。

ご冥福をお祈り申し上げます。

4

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