愛に抱かれる夢をみる

身体だけでも手に入るなら──出版会社の副社長・都筑は、大学時代からずっと鬼塚が好きだった。──しかし、封印したはずの恋に転機が…。自社の面接会場で鬼塚と再会した都筑は、1つの採用条件を出す。それは「自分が望んだときは、いつでも自分を抱くこと」朝も昼も夜も、秘書となった鬼塚を自分に縛り付け、奔放な態度で振り回す都筑。エスカレートしていく淫らな欲望に、都筑は戸惑いながらも溺れていく。けれど鬼塚に告げられない本当の想いが、次第に都筑を苦しめ…そんな中、鬼塚と親しい女性の存在を知り──？