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表題作詩人は一日にして成らず

色々
愛田連童 詩人

あらすじ

敏感なカラダにウブ魂を宿す、売れない詩人のラブちゃんの裏稼業はスカウトマン。でも群がってくるのはラブの魂を汚す男達ばかりで…!?喰われ系詩人ラブちゃんの人生の上がりはどこに?受難アダルトラブ。

作品情報

作品名
詩人は一日にして成らず
著者
高口里純 
作画
高口里純 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
ISBN
9784832282728
2.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

詩人の卵が周りに流され生きていく様

わりと面白かったけど、これは特にストーリーに終わりがないタイプみたいですね。高口さんの作品の中では小難しくない方だと思うけど、こういうちゃんと終わりがない感じの話もよくありますね。

詩人の卵だけど、バイトでAV女優のスカウトをやってる、超イケメンな主人公。
超イケメンなのに自分ではその容姿を気に入ってないみたいで、隠すためにサングラスをしている。サングラス無しだと道行く人にチラチラ見られてしまって、それが恥ずかしいらしい。
AV女優のスカウトをやってるなんていうと、スレた人なのかと思ってたら、世間知らずの純な人で、その彼の容姿と素直さとか天然な素の良さが相手の心をつかむ。

顔はイケメンだけど、髪型はすきじゃない。
高口さんの作品にわりとよくでてくる感じのソバージュ。

AV女優のスカウト以外にも別れさせ屋とかヤクザ組長の娘のホスト遊びをやめさせるとかの仕事もさせられている。
最初の別れさせ屋の依頼で出てきた、恋人(男)がイケメンだったから、また出てくるのを期待したのに、その後どうなったのか全然出てこなかった。
相手に流されてHされちゃうのばかり。(女性相手もあり)
最後に誘われてたAV男優、若いのかと思ってたら最後に出てきた顔、あんまりかっこよくないしおじさんぽかった。

仕事を紹介してくれるボスみたいな人に、その容姿を活かせばもっと楽に生きられるだろうに、と思われているけど、ほんとにそうだと思った。
今彼がやってるようなちょっとヤバイ感じの仕事より、もっといい仕事がありそうなのに。詩人が本業だとしても。

こういう仕事、というか生き方をしている彼のある一時期を見せられた、という感じで、物語の最後で彼の何かがどうかなったりしない。
続きがあって、そして彼がどうなるのか、が見たかったけど、彼はずっとこのままってことなのかなぁ。

1

好きなんだけど

高口里純さんの漫画は好きです。ちょっとダークな世界を独特の粋なニュアンスで描くのが上手いと思う。BLにハマる前からちょくちょく読んでました。
ただ、ひとつの作品としてではなく、BLモノとして見ると、評価は下がると思う。
そういう意味での『中立』評価です。

主人公は売れない詩人でAV女優のスカウトマン。所属してる事務所の社長さんに、いろんなシゴトを押し付けられます。
彼には男を引き寄せるフェロモンがあるようで、いつもいつもそのシゴトの先々で、犯されてしまいます。ラブはないです。
絵とか雰囲気とかに騙されますが、これは『男惹き付けフェロモンを身にまとった純情詩人の受難』を描いたコメディだと思いますw

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