コルセーア上

コルセーア上
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神8
  • 萌×22
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
5
得点
60
評価数
17件
平均
3.7 / 5
神率
47.1%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥855(税抜)  ¥923(税込)
ISBN
9784344803237

あらすじ

モレア海を制する海賊・プレヴェーサ。その参謀を務める美貌のカナーレは、視力を失った蒼い瞳の奥に凄惨な過去を秘めていた。ある日、ピサール帝国から使者が訪れたことで、自分の過去に周囲を巻き込む不安が募り、カナーレは下船を決意するが…。(ill:御園えりい)

表題作コルセーア上

プレヴェーサ艦隊司令官 アヤース・マリク(24)
プレヴェーサ作戦参謀 カナーレ(24)盲目の麗人

同時収録作品黎明

ピサール帝国司法長官 セサーム・ザイヤーン
盲目の暗殺者 カナーレ(15)

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数5

コルセーア

がっつり、BLファンタジー 長編物が読みたくてコルセーアの原作をまとめ買い。

コミックは読んだことあったけど、その時は長編物のBL小説を読み終える自信がなかった。

今、読んでみたらスイスイ読めてしまう。

2003年か、BLの歴史を感じました。コミックの完全版も出て描き下ろしあるなら読まなきゃ。

カナーレが無意識に膝を立ててセサームを受け入れる姿勢を取るけど、そこがね切なかった。カナーレは幼い頃からセックス強要されていて、体が覚えてるし…セサームを暗殺しなきゃいけないけど想いを寄せ始めてるし…もう、どうしようもないよね。その過去は。ああ、切ない。

4

外伝のために読み進めるべきか

10年以上前の作品ではありますが、ファンタジーの強みで古さはあまりありません。
個人的にはファンタジー物は苦手なのですが、他作家さんの海賊物でだいぶ慣れましたので、手を出してみました。
すごく有名な作品ですよね。
しかしタイトルのコルセーアが海賊の意味だとは。

********************
受けは、誰もが振り返る美貌を讃えながらも、幼少時に視力を失ったカナーレ。
八年前に頭領の娘に拾われ、現在はプレヴェーサの作戦参謀。

攻めは悪魔殺しの二つ名を持つ、海賊プレヴェーサの司令官アヤース。
カナーレと同じ24歳ながら、周囲から全幅の信頼を受ける海の男。
********************

海賊と言えば仲間は家族という印象があったのですが、八年共にいてもカナーレは余所者、得体の知れない者とされていて、まずそこが驚きです。
はっきり言って船員たちには毛嫌いされています。
まあ、カナーレ自身はそんなこと歯牙にもかけていませんが。
もっと深い地獄を知っていますからね。
前頭領のはからいで今では作戦参謀などになっておりますが、自分の過去にカナー続きレはいつまでここに留まっているつもりなのかと自問自答しています。
そしてとうとう姿を消す決断をし行動を起こした途端、カナーレへ逃げていた過去が襲ってきました。
そんなカナーレへプレヴェーサに留まる理由を、アヤースが与えてやる辺りがまあラブといえばラブですが、本筋がハードなのでもう少し甘くても良かったんだけど…
水壬さんの作品は痛い前提のような気がするので身構えていて良かったです。
もう、特に書き下ろしのSSがね、切ないー(涙
先生、やーめーてー!
もうもう、死んでしまった忘れられないくらいイイオトコなんて、出されても悶えるだけですよー。
しかも大好きなかなりの年の差!
なんで生きていてくれなかったのー(涙

今までファンタジーというだけで避けていましたが、面白い!面白いのです!
が!
なんでこんなに二人の名前が似てるのだー(涙
『○○ー○』という字面がカタカナなのも手伝って、何度も『あ、これ攻めか』と頭の中を整理しながら、気をつけながら読んでいたので、世界に完全には入り込めなかった…
すごい残念です。
しかも攻めがアヤースなんですよね。
純日本人のわたしにはアヤときたら女子(受け)!と刷り込まれているので、度々攻め受けの名前がごっちゃになっちゃう(涙
せめて受けの方の名前がアヤースなら…
巻数を読み進めれば慣れるのだろうかとも考えますが、もともとカタカナ名前を覚えるのが苦手なのも手伝って続刊まで手を出すのが躊躇われます(汗
でもねえ、良いところで終わっているんですよね。
カナーレのために囚われたあの子は助かるのか?うーん。
そして、『梟の眼~コルセーア外伝~』が年の差ですんごっっく気になるのですが、あと何冊本編を読めば外伝読んで理解できるくらいになるのかなあ。

2

ココナッツ

snowblackさま、早速のアドバイスありがとうございます。

そうなのですか、なにやらセサームについて色々あるのですね…気になる(゚o゚;;
まさか○○○る…

でも、カナーレ育っちゃったしなあとも思ってしまうんです。
あの、子供にハマる大人の構図がたまらなく良かったので。
せめてこの上巻でやめず、下巻も買ってみます!(まだそこまで?!)

外伝の方は受けさんに記憶がないのです。
まだ上巻では登場してないのかなあ。
せめて下巻で出てきて欲しいものです(^^;;

snowblack

ココナッツさま、こんばんは。

私はとある古本屋で、「コルセーア」というタイトルに導かれるようにしてこの作品と出会い、どっぷりと嵌りました。
何を隠そう、同人誌の総集編も持っております。

書き下ろしのSSって、セサーム様×少年カナーレですよね?
私は主役二人を脇においてピサール組(セサーム様達)ラブなのですが、是非是非この先を読み進めて下さいとしか申せません。
(これが一筋縄ではいかない展開なのです……!)

『梟の眼』は、それだけ読んで読めなくはないですが(このカプもかなり好きです)、やはり世界観が分からないと??という部分があって勿体ないので、ガッツリ嵌って読み進められることを期待致します。


CDから入っても原作から入ってもどちらも楽しい。

CDからハマってしまった「コルセーア」、原作も大変素晴らしいです。
CDでもドラマ性や壮大なスケールはがっちり感じられるのですが、原作ではCDとはまた違う楽しみがあります。

スケール感の違いをわかりやすく言うと、
ドラマCDでは地中海沿岸の一部→原作では地中海から北アフリカまでまるまるそっくり。
ぐらいの感じ。
旗艦のベル・エイメと、総司令官アヤースが艦長をつとめるブードゥーズの違いもよくわかるし、艦艇のディテールなどから、なぜカナーレがあれほどまでにシロッコやほかの船員から疎まれているのかも伝わってきます。アヤースの個室よりカナーレの部屋のほうが豪華でデカいんですよ!なにこの待遇の違いって話になりかねないじゃないですか。
また、武骨で不遜なアヤースがカナーレにどう惹かれていくのかも、克明に追っていけます。ドラマのほうはカナーレ視点よりなんですが、原作ではアヤースの視点もところどころ語られていて、なるほど、そうだったのか!と合点がいくところも多々あります。

眼からウロコだったのは、ブードゥーズの名前の由来。
ドラマCDでは「ブゥードゥー教が由来?」(ゾンビはブゥ続きードゥー教からきているらしい)と思っていたんですが、違うんですよ!!!
いやぁー水壬先生のネーミングって説得力があって、先生の教養の深さが垣間見えます。
カナーレの出自、ドービニエ家は南フランスっぽい名前だし、カナーレって名前はイタリアっぽい。いや、カヌレ・ド・ボルドー(ボルドー地方のお菓子)が語源?
一方、アヤースはオランダとか北欧風だがマリクという姓がなんかケルトっぽい。

シロッコは北アフリカから吹き付ける熱風のことだし、レティウスはいかにもギリシャ風な名前、一方、ピサール帝国の方々は、思いっきり中東系名前がいっぱい出てきます。とまぁ名前から想像する風貌や性格がものすごく楽しい!!!

原作からスタートした人はぜひ、ドラマCDをお聞きになってみて!
またドラマCDから入った人も原作をひも解いてほしいです。

3

「コルセーア」ってそういう意味だったのか!

先にCDを聞いているので大体の話の流れはわかっているし、それをなぞる様な気持ちで読み始めたのですが…。
うわ、面白いじゃないの!!
音声化と文章化の情報量の違いなのかもしれませんが、CDよりもすごく面白く感じられました。
CDを先に聞いているのでCDとの比較になってしまいますが、CDだとつい聞き流してしまいがちな地名とか細かい人名(脇役)とかまで文字群となるとそれなりに頭に入ってくるというか。
そして、何よりCDではカナーレ視点で物語が進んでいたのに対し、小説は3人称で進んでいくのでそれぞれの気持ちの移り変わりなんかがわかって。
アヤースがカナーレに興味を持っていく様子もCDではそう語られていなかったように思うのですが、小説だとがすごく感じられました。
CDを先に聞いているので音声が全部ついてくるのも楽しい限り。
物語は下巻に続きますが、CDと小説ではまた違った楽しみ方ができるのだと改めて感じました。

「黎明」
カナーレがセサームのところに至るまでのお話。
セサームと過ごすことになって少しずつ馴染んで。
少しずつ惹かれて。
けれど、そうなればなるほど自分がセ続きサームを裏切っているという気持ちも強くなって。
セサーム×カナーレなシーンもしっかりあって、なんか得した気分でしたv
これもちょっと音声で聞いてみたいなー。
もちろん、脳内変換しつつ読みましたが。

で。
タイトルの「コルセーア」
お話の冒頭の方で「海賊」に「コルセーア」とルビがふられていてなんか目から鱗でした!
やっぱ文字で見ないとわからないこともあるものですね。

3

すごい設定!

最初に読んだときは「主人公の設定に無理があるのではないかい?」と思ったのですが、いやいやどうして!
主人公カナーレ……容姿端麗、盲目、碧眼、銀髪、沈着冷静、頭脳明晰、剣の腕も一流、海賊の統領補佐で参謀、元殺し屋、そして受け。
「そんなの、ありえるかーーっ!」って、思いますよね、フツーは。
でもね、これが全部ありえるんですよ~、フフフ(笑)
そしてアヤース(攻)の強引なセックスの前では、随分しおらしくなるところがいいですよ。
ほんと、小気味いいくらい、この設定が活かされているストーリーです。

この海賊達は大海原を航海する話ではなく、政治的策略に巻き込まれたり、国同士の小競り合いに巻き込まれたり、とにかく忙しい海賊達なんです。
あまり血なまぐさくないファンタジーな海賊。
この巻が気に入られたのなら、シリーズ全巻読破される事をオススメします!

9

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